脳内会議の結果、元々シリアスへ向かっていくようこの小説を書いていたつもりですが、私の力不足を思い知ったので、頭をからっぽにして読めるような内容へシフトすることになりました。そのために、1話と2話でなんか主人公が結構負のオーラ出してたと思うんですけど、そこら辺をなくして大幅に書き換えようと思います。というか主人公の性格も結構変わります。安心してください。基本的に陰キャです。内容編集したらまた前書きで報告するんで見てください。
「オイ、テメェ生徒指導だったんじゃねェのかよ」
なんか前話とおんなじ流れなような気がするぜぇ・・・違うことと言えばまだ助かる状況であったか絶体絶命かだ。
いや待てィ!今は氷川と協力関係のハズ!コイツが助け舟を出してくれるにちげぇねぇ!
「せんせー、この男子4人、すっごい怪しいよ」
は?4人だと?ひーふーみー・・・いや、A男とその取り巻きは2人だから、怪しい男は3人・・・・・
「引っかかっちゃったねー。あたしがいかにも怪しそうなキミを放っておくと思う?」
俺も頭数に入ってるのかよォォォォォォ!
「だましやがったな・・・」
「カマかけに引っかからなかったのはすごいと思ったんだよ?でもあと一歩あたしには届かなかったね」
クソったれ・・・このまま生徒指導のおっさんに叱られればその過程で俺の正体もバレるだろう。そうすれば俺の手で百合を守れなかったばかりか明日から学校での立ち位置が・・・!
考えろ・・・俺がこの場をスムーズに去れる方法を・・・!
「オイ!答えろよ!テメェは生徒指導じゃねぇのかよ!」
A男が叫ぶ!ついでに取り巻きも叫ぶ!うるせぇ!
「テメェ・・・さては俺に氷川さん取られたくなくてこんな真似しやがったな・・?」
どうしたらそこまで考えが吹っ飛んでいくんだろうか。恋とは誠盲目なものね・・・
だが、ここで終わる俺ではない。俺がここ最近何をしていたかはもう皆さんご存知の通り、羽女と花女を言ったり来たりする生活だ。効率的にこの二カ所を回るために、俺はこの辺の地理を徹底的に研究し尽くしたのだ。
俺はその場を一目散に駆け出し、自分の自転車が置いてある場所へと向かう。もしもの時のために自宅から自転車で来て正解だったぜ・・・!
あばよ羽女。今回は俺の不戦勝だ!
「オイコラッ!!!待ちやがれェ!テメェだけ逃げるんじゃねェ!」
後ろからA男が叫ぶ声が聞こえるが、まぁお前はたっぷり絞られとけ。百合に手を出すならそれ相応のリスクがあるということを思い知るがいい。
「一人行っちまったなぁ」
本物の生徒指導がつぶやく。
「まぁせんせー、とりあえずこの三人どうにかしといて。あの男は大丈夫だから」
「まぁお前がそう言うなら・・・」
ただ一人。氷川だけはタダでは彼を返さなかった。
去り際、彼の自転車に付いている自転車駐車許可シールを見逃さなかったのだ。
「羽丘北高校ね・・・覚えたからね。ストーカー君」
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俺は家へ無事たどり着いた。少々無茶をしたが、まぁいいだろう。
しかし氷川日菜め。天才と言われるだけのことはある。すべて俺を嵌めるところまで計算済みだったとは。
だが。逆にやる気が湧いてきやがったぜ・・・・こうなりゃもう意地だ。何が何でも俺は百合カップルを守り通して見せるぜ。
俺は明日からの計画を立てながら、眠りにつくのであった。
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「おねーちゃん、例のストーカーのことなんだけど」
「あら、もう見当がついたのかしら。流石日菜ね」
こう話すのは、天才の姉、努力の天才氷川紗夜である。
「ううん。ごめんね。正体が完全に分かったわけじゃないんだけど、通っている高校が分かったんだ」
「そう。それでも大したものよ」
「でもね、結構おもしろそうな人だったんだー」
「・・・なんだか妬けるわね」
「だいじょうぶ!私の一番はずーっとおねーちゃんだよ!」
「私もよ。日菜」
この二人、デキている。それゆえに自分たちにつきまとう男という悪はなんとしても排除するのだ。
果たして、負け犬はどこまで正体を隠し通し、尚且つこの二人を守り抜けるのか?
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ー朝か。昨日も計画を練っているうちに眠ってしまったようだ。
今日は行かなければいけないことがある。
眠い目を擦りながら、その「行かなければならない場所」の住所をスマートフォンで調べる。
行かなければならない場所とは、とあるバンドウーマンの実家である「喫茶店」だ・・・
スマホの画面には、この地域にある商店街にて営業している珈琲店の名前が映し出されていた。
次からはあのバンドが登場するはずです。