《とある橋の下》
「んぅ……」
そこで白髪の少女は眠っていた。ホームレスのようだがやけに服が綺麗な為酒を飲みすぎて酔い潰れたように見えなくもないだろう、しかしねごとはなく、安らかな寝息を立てている為酔いつぶれたわけでもないだろう。その少女は橋桁に頭をぶつけると頭を抑えながら目を覚ました。
「くぅっ……痛い…」
「おねーさん!おはよー!」
「うん、おはよう。」
近所の子供らしき少年がやって来て笑顔で挨拶されれば彼女も笑顔で手を振る。
「んぅ…今日は電池組のライブか…何も無いと良いけどなぁ…」
彼女は近くに置いている髑髏の仮面をつけてその場を去った。
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夜、まなはテレビのニュースを見て潤華に連絡を入れた。
「まなちゃん、どうしたの?」
「潤姉さん!これ見て!」
まなのスマホの画面に映っていたのは電池組のライブ会場でライブの参加者が全員連絡が取れなくなっているというニュースだった。
「……これは…」
潤華は口笛を吹くと鴉が潤華の肩に乗った。
「翼鳳にこのニュースの事を伝えて、現地集合!」
『苦ァ都苦螺奈☆』
鴉は謎のノイズを発すると飛翔した。潤華はそれを見届けてからライブ会場へと向かった。
「鬼太郎!」
「まな?それにこの前の…」
「どうも〜♪」
潤華と鬼太郎達が自己紹介を終えると鬼太郎からどうやって入るか悩んでいるという話があった。
「それなら任せて。」
潤華は空間に扉を出現させて鬼太郎達を放り込んで自らも中に入ってから扉を閉めた。扉の先にあったのはドームの中だった。そしてそこの中にいたのは大きな僧服を着た一つ目の妖怪。
「…………見上げ入道…」
まな達は突然後ろから声が聞こえれば振り返る。そこには全身黒ずくめの服に赤い髪をした青年が腕を組みながら煙草を吸っていた。
「彼は私の幼馴染の
「
ライブ会場では見上げ入道が鬼太郎たちとは全く違う方向を向いていた。そこには白髪を揺らしている少女が銃を構えていた。
「おい!そこの人間!危ないぞ!」
翼鳳が注意を促すもその少女は鬼太郎達を見て嫌そうな顔をして胸ポケットに入っている紙に何かを書き込んでその紙を銃弾に詰め込んだかと思えばまなに向けて撃った。その銃弾はそのまままなの後ろの壁にめりこんだ。
「きゃっ!?」
「危なっ!?」
まなと潤華は思わず尻餅をついた。その銃弾は真っ二つに割れ、中から点と線が書かれていた。
『・・- -・--・ -・-・- ・- ・-・-・- --・-・ ・・ -・・- -・ ・・ ・-・・ ・・・ ・-・・ -・--- --・ ・-・ -・-・- ・- 』
「これは…何?」
まなは全く分かっていない様子で頭を傾げた。
「モールス信号ね。翼鳳、読める?」
「…『うるさい、じゃまだからかえりなさい。』と書いてある。」
翼鳳はいとも簡単にモールス信号をよみといた
『苦ァ都苦螺奈☆』
→「わかりました!」