鬼太郎は猫娘とともにまなと話をしていた。
「…………まな、ありがとう。調べておくよ。」
「うん!」
鬼太郎と猫娘が捜索をしていると一つの現場の前で白髪の少女が空を見上げていた。
「あれは…………」
「ん…あぁ…ちゃんちゃんこのお兄さんと猫女か…」
「あんたねぇっ…」
猫娘は文句を言おうとしたがその雰囲気を見て口を噤んだ。その少女はあたりが暗い雰囲気で腕には手首をかっ切ろうとしたのか刃物の跡が付いていた。
「…………猫娘よ。覚えておきなさい。」
「…猫娘ね…わかった…」
「…………腕…大丈夫なの…?」
「…………きにしないで。」
白髪の少女はフラフラと歩いて去っていけば鬼太郎と猫娘は視線を合わせてその少女の心配をしつつ調査を進めた。
しばらくすると猫娘にマナから連絡が入り、鬼太郎たちは急いでその場に向かい、妖怪城をみていた。
「…………猫娘…」
「あら…白髪の…」
白髪の少女は突然現れれば銃を持ったままそこにしゃがみ込んだ。
「…人間以外は皆殺しにする。もう躊躇はしない。」
「…やめておけ、妖怪退治は僕の役目だ。それに今の君は精神的に危険だ。」
「…もう…躊躇しないと言ったろう?」
「…………猫娘、もしもの時は彼女を連れて逃げろ。」
「わかったわ。」
鬼太郎はそういうと妖怪城に潜入した。
鬼太郎はたんたん坊と、猫娘と砂かけ婆は二口女と、一反木綿はかまいたちと戦っていたが何度も蘇るたんたん坊達に苦戦を強いられていた。それに途中参加した邪神によってさらに苦戦を強いられていた。
「…私は…もう躊躇しない…貴方も殺す。」
白髪の少女はそう呟けば銃を乱射した。しばらくすると邪神は不利だと感じたのか撤退していた。
「…………」
少女は工作を施して妖怪城の地下に入ればそこには黒い花の巻きついた柱が13本あった。
「ごめんなさい…ごめんなさいっ…」
そこには緑を基調とした服装の少女がへたり込んでおり、黒い花はその少女から生えていた。
「ごめんなさい…せめて三日…三日だけは見逃して下さい…お願いします…」
「…………貴女の願いなんて知ったことじゃないわ。消え失せなさい。それか死ね。」
「…………」
黒い花の少女は弱々しく立ち上がり、妖怪城を去った。
暫く経ち、鬼太郎たちがたんたん坊を始末し終えればマナの無事も確認でき、一同は安堵した。
「そういえば途中で逃げてる妖怪いたけどあれは…?」
「あと三日だけでも見逃して欲しいって言うから追い返したわ。」
「いい判断だ。妖怪によっては弱ってて、というのもいるらしいからね。」
こうして鬼太郎達は無事に妖怪城にかったのであった