バカと姫路弟の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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ランチタイム Ⅲ

あの後、お姉ちゃんが戻ってきたときに俺が横になってる姿を見て慌てていたみたいだが、明久が「総司は眠たくなったから昼寝してるんだよ」とごまかしてくれたお陰で大事にならんですんだ・・・

 

「全く!吉井達が先食べたお陰でウチは結局食べれなかったじゃない!!」

 

因みに俺もあのあと起きて島田や雄二が買って持ってきてくれたお茶を沢山飲んでいた。因みにお茶には殺菌成分が含まれているらしいので俺はまだしも秀吉は沢山飲んでいた・・・

 

「まぁまぁ、落ち着きな。また今度の機械に楽しみをとってくれたら更に美味しいと思うから」

 

「はぁ・・・ま、いいわ。坂本、次の目標の事で聞きたいのだけどいい?」

 

「次の目標?・・・あぁ、試召戦争のか?」

 

「うん、次の相手はAクラスではなくBクラスなの?」

 

「あぁ、そうだ」

 

「なんども聞いてるけど目標はAクラスじゃないの?ウチはそこが気になる」

 

島田の質問に明久も頷いていたが、その質問された雄二の表情は神妙な面持ちになる

 

「今の力ではあんまりよくないってことか?」

 

「まぁ、総司の言葉もある意味あってるがな・・・。はっきりいうと今のFクラスの戦力では戦力じゃAクラスには勝てやしない・・・」

 

「じゃあ、Aクラスの戦いは諦めてBクラスに変更ということ?」

 

「いいや、そんなことはない。Aクラスをやる」

 

「雄二、さっきといってることが違うじゃないか」

 

俺の考えに雄二は否定することなく、はっきりと答えると島田と明久は納得いかず、雄二の答えに疑問を持っていた

 

「俺の考えだが、クラス単位では勝てないと思うから一騎打ちに持ち込むつもりだ」

 

「「「「??」」」」

 

「どういうことだ?雄二」

 

「今から訳を説明するが、総司に質問だ。試召戦争で下位クラスが負けた場合の設備はどうなるか知っているよな?」

 

「あぁ。まぁ明久で分かりやすく言うなら、Bクラスが負けた場合はCクラスの設備に落とされる。これは明久でもわかるだろ」

 

「あ、そ、そうだね!うん」

 

こいつ絶対にわかっていなかったな・・・。まぁ、明久が珍回答するのはもう慣れたから大丈夫

 

「なら、今度は明久に質問だ。上位クラスが負けた場合はどうなる?」

 

「そんなの決まってるよ!悔しい!」

 

「ムッツリーニ、ペンチ。それか総司。新しい道具をくれ」

 

「総司のはなしでしょ!?そして、ペンチって明らかに僕の爪切りいらずにする気か!?」

 

「吉井くん。相手クラスと設備が入れ替えられちゃうんですよ」

 

「つまり、うちに負けたクラスは最低の設備と入れ替えられるわけね」

 

「ああ。島田の言う通り、そのシステムを利用して交渉をする」

 

雄二の“交渉する〝の言葉にお姉ちゃんは復唱するように聞き返していた

 

「交渉ですか・・・・?」

 

「お姉ちゃん、雄二が言いたいのはBクラスを倒せば設備を入れ替えない代わりにAクラスへと攻め込むように交渉するわけ。つまり、Aクラスに脅しをかけるわけ」

 

「そうだ。それをネタにAクラスと交渉する時に『Bクラスとの勝負直後に攻め込むぞ』といった具合でな」

 

「じゃが、いくらなんでも問題はあると思うのじゃが・・・体力としては辛いし面倒じゃが、Aクラスとしては一騎打ちよりも試召戦争の方が確実であるのは確かじゃからな」

 

「でも、雄二。よく考えてみたら一騎打ちで勝てるの?こちらに姫路さんがいるということは既に知れ渡っているけど・・・」

 

お?明久にしては珍しく頭を使ったな。だが、確かにお姉ちゃんの存在はばれていると思う

 

「まぁ、そこは心配するな。まずは俺達FクラスはBクラスを倒す事だけ考えるぞ」

 

「ふーん?まぁ考えがあるねらいいけど・・・」

 

雄二の言葉に質問した島田は納得したため引き下がった。まぁ、普段はあれだが雄二は頭の回転が速いから勝つための作戦は頭にいれてるのだろう

 

「でだ・・・明久、ここからがお前に本題だ」 

 

「何?」 

 

「今日のテストが終わったらBクラスに行って宣戦布告して来い。時間は明日の正午からだ」 

 

「断る!!」

 

明久が雄二の言葉を聞いた瞬間、怖い顔になって詰めていた

 

「簡単にいうけど、雄二には入った時の疎外感と痛みがわからないから平気で頼めるんだ!お前が行けバカ雄二!!」 

 

「俺にメリットないだろうが」

 

「じゃあ、僕になんのメリットがあるのさ!?」

 

「メリットならある」

 

「え?」

 

「「俺らが傷つかないのとおまえの傷つく姿が見られる。一石二鳥だろ?」 

 

「貴様らの血の色は何色だ・・・!」

 

「そんなのはどうでも良いとして、多分このままでもこいつは駄々こねるのは確実だぞ?」

 

「どうでもよくない!!」

 

明久のツッコミはスルーして俺は雄二に質問を振ると雄二が仕方ないと言う顔して明久に提案した

 

「ならコイントスで決めるのはどうだ?」

 

「え?雄二がいくの?」

 

「アホか。俺がコイントスを投げるからお前は表か裏か決めろ」

 

「つまり、明久が雄二の投げたコイントスを表か裏か当てたら良いというわけか?」

 

「そうだ。そこで明久が当てれなかったらお前はBクラスに宣戦布告しに行く」

 

「もし僕が当てたら・・・?」

 

「そのときは総司が行くだろう?」

 

「ん?別に俺は構わない」

 

「(日頃の総司の恨みを返すチャンス!)なら僕は受けるよ!」

 

明久は自分が当てた場合は代わりに俺がいくとなったらやる気出していた。まぁあいつ駆け引き弱いからあんまり俺は自分の心配してない

 

「なら、はじめるぞ!」

 

ピンッ!

 

パチッ!

 

「さぁ、明久・・・表か裏かどっちだ?」

 

「表!!」

 

「・・本当に良いのか?実は裏だったりしたらどうする?」

 

「(くぅ!雄二が嵌めようとして心理戦を仕掛けている・・・信じるべきか?信じないべきか?しかし・・・・)よし!表で!!」

 

明久の力強い言葉に雄二は悪い顔をしていたのは俺は見逃さなかった。雄二はゆっくりと手のひらを明久に見えるようにオープンすると・・・

 

「う・・・ら・・だと!?」

 

「だからいったのにな。表でいいのか?裏の方がいいと警告していたのにな」

 

「決まりだ。行って来い」

 

「嫌だ!!絶対に嫌だ!!」 

 

「Dクラスの時みたいになるの心配してるのか?俺の目を見ろ!嘘ついてるか?」

 

「うん、雄二のは嘘の塊しかない」

 

「お?遂に明久が雄二を疑ったな」

 

「心配するな。なにせBクラスは美少年が好きなクラスだぞ」

 

「それなら、確かに大丈夫だね」

 

やっぱり疑いはこいつ浅いやつだ。心が純粋・・とまではいかないも信じる心が強いんだな

 

「あーでもお前不細工だからな・・・」

 

「なっ!?失礼だな!どう見ても365度の美少年じゃないか!?」

 

「5度多いぞ」

 

「実質5度じゃな」

 

「・・・同じ意見」

 

「正しい答えは360度。小学生でも間違えないぞ」

 

上から雄二、秀吉、ムッツリーニ、そして俺が言うと明久が涙目になり怒っていた

 

「・・・・みんな嫌いだ!!!!」

 

「とにかく頼むぞ」

 

「畜生ーーーー!」

 

涙を溢しながら全速力で明久はここを走り去った。そう言えば、あのやろうが代表だったな・・・

 

 

時は休み時間が終わり、午後のテストも終わった時のことだ・・・

 

「貴様らに・・・言い訳を聞こうか・・・!!」

 

Bクラスに宣戦布告に行った明久は暴行にあったのか、千切れかけた袖を手で押さえながら帰ってきたが、まぁ見事にボロボロにされたね・・・

 

「ふ・・・予想通りだ」

 

「くきぃー!殺す!殺し切るーっ!」

 

「落ち着け」

 

雄二の一撃のパンチが明久の鳩尾を攻撃したのがあまりに効いたのか苦しんでいた

 

「あ、総ちゃん。今日は帰り一人で帰ってくれませんか?私はあとで帰りますから」

 

「ん?わかった」

 

俺はお姉ちゃんの頼みに断ることなく先に帰ることにした

 

「先に帰ってるぞ。明日も午前中はテストなんだから、あんまり寝てるんじゃないぞ」

 

「うぅ・・・痛い」

 

「んじゃ、また明日な?」

 

俺たちは明久を置いて帰ることにしたのとお姉ちゃんの頼みで先に帰ることにした。お姉ちゃん大丈夫かな・・・

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

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