俺が教室に戻ったあとの数分後に死体まみれの明久が島田に引きずられて戻ってきた。しかし、どういう原理か明久は少ししてから回復していたのを驚いたのはここだけの話だ
そして、俺は先程ムッツリーニからきいた情報を雄二と明久にも話していた
「先程、ムッツリーニから聞いた情報だがCクラスが試召戦争の用意を始めているそうだ。恐らくだが狙いはAクラスではないと俺は考える」
「えぇ!?それってもしかってCクラスがFクラスに攻撃しかけると言うこと?!」
「そうなると今のクラスは厳しいな。まぁ、弱ったところを攻めるのは闘いにおいての常道手段だろうが・・雄二どうする?」
「そうだな・・・。Cクラスと協定を結ぶか、Dクラスを攻め込ませるぞと脅せば俺たちに攻め込む気もなくなるだろ」
向こうはFクラスが勝つと思っていないがとりあえず使わない手はないな。そうと決まった雄二は指示を出した
「今からCクラスに行くが秀吉はここのFクラスで待ってくれ。お前の顔を見られると万が一の場合にやろうとしている作戦に支障があるからな」
「ふむ・・よくわからんが、雄二がそう言うのであれば従おう」
「あれ?吉井たち今からどこに行くの?」
俺たちがこれからCクラスに行くとなると、島田が俺たちを呼び止めた
「島田と須川、近藤。ちょうど良いところに来た。Cクラスまで付き合ってくれないか?」
「んー、別にいいけど?」
「ああ、俺も大丈夫だ」
「俺もいいぜ」
こうして3人加わった合計7人でCクラスに乗り込むことにした。なんか悪い予感がするが・・・とりあえず行くか
Cクラスの目の前につくCクラスの教室の扉を開けて雄二がそこにいる全員に告げる
「Fクラス代表の坂本雄二だ。このクラスの代表は?」
「私だけどなにかしら?」
「ん?確かバレー部の期待のホープ小山友香だったよな?」
「あら・・・あなたに私の名前を覚えて貰ってるのは光栄だわ。姫路総司」
俺はそいつをみるなり、見覚えがあったので名前を言うと向こうは強気な態度で俺に言い返した
「で、Fクラスの代表さんはなにしに来たのかしら?」
「あぁ、俺たちがCクラスに来た用件は不可侵条約を結びたい」
「不可侵条約ねぇ・・どうしようかしらね、根本君?」
小山は振り返り教室の奥にいる人たちに声をかけた。 するとそこにはあの野郎がいた
「必要ないから当然却下。それにしても酷いじゃないかFクラスの皆さん。協定を破るなんて・・試召戦争に関する行為を一切禁止したよな?先に協定を破ったのはソッチだからな?これはお互い様、だよな!」
あの野郎がそう言って手を挙げると同時にその取り巻きが動き出して、その後ろには先ほどまで戦場にいた長谷川先生の姿があった
初めから嵌めるつもりだったんだろうな
「長谷川先生!Bクラス芳野が召喚を──」
「「させるか!Fクラス須川(近藤)が受けて立つ!試獣召喚(サモン)!」
Bクラスが雄二に攻撃を仕掛ける前に、須川と近藤が俺達の盾となった
「あまりにも良いタイミングでできたな?初めからはめるつもりだったんだろ?卑根」
「人聞きの悪いことを言うなぁ・・・チビ」
「僕らは協定違反なんてしていない!これはCクラスとFクラスの──」
「無駄だ明久!あいつらは条文の『試召戦争に関する行為』を盾にしらを切るに決まっている!だからここは逃げるぞ!」
「まぁそんなとこだね」
あの野郎が勝ち誇った顔で俺らの方にみていった
「戦いだから卑怯とは言わねぇよ」
「へぇ」
「だが、テメェが俺らFクラスに負けたときどんな屈辱でも受けてもらおうか」
「は!Fクラスごときに負けるとは思えないが良いだろう」
俺は奴に確認込めて聞くと、鼻で笑いながら小馬鹿にしたようにいってきた。この屈辱は必ず仕返しにしてやる・・・
俺らは全力で逃げていると、お姉ちゃんが途中でしんどそうだったので俺は心配しながら聞いた
「お姉ちゃん大丈夫?」
「あ、あの、さ、先に・・・行って、ください・・・」
辛そうな顔で俺たちにそんなこと言ったのだ。このままではお姉ちゃんが・・・
「総司!」
「なんだ?明久」
「ここは僕が引き受けるから総司達は姫路さんたちを連れて逃げてくれ!!」
明久はその場に立ち止まり振り向いて俺らに頼み事をした
「よ、吉井君、私の事は・・気に・・しないで」
「わかった。ここはお前に任せる」
「・・・・・・(ピタッ)」
俺も残ろうか?といわんばかりに聞いてたいたが、明久が止めた
「いや、ムッツリーニも逃げてほしい。明日はムッリーニが戦争の鍵を握るから!それに島田さんが残ってるのだからこれ以上は人員避けられない!」
「・・・・・・(グッ)」
ムッリーニは明久に親指を立てて走り去って行った
「なら、ウチものこるわ。向こうが来るのは数学だからね」
「島田さん・・・ありがとう!心強いよ」
「明久!本当に俺は残らなくって良いのか?」
「うん!この場は二人に任せてほしい!」
「わかった。お姉ちゃん、少しごめんね?」
「え?きゃっ!」
俺は明久の意思を確認すると、あいつの覚悟は受け止めたので俺はお姉ちゃんをお姫様だっこした
「総ちゃん・・・」
「・・・たまには弟を頼ってよね。お姉ちゃん」
「はい・・・」
俺はお姉ちゃんをお姫様だっこしながら全速力で逃げた。明久の心配もしてるのわかった俺は安心させるようにいった
「大丈夫だよ。明久は普段はあれだけど、伊達に観察処分になったやつなのだから帰ってくるよ」
「・・・わかりました。総ちゃんが信頼してるように私も吉井君達を信じます」
俺の言葉にお姉ちゃんは優しく微笑みながら頷いてくれた。そうしてる間にもFクラスにつきお姉ちゃんや雄二と俺と秀吉、ムッツリーニで待っているとー
「あー、疲れたー!」
「よ、吉井君!無事だったんですね!」
教室の戸を開けるとお姉ちゃんが明久の所に駆け寄ってきた
「このくらいなんとも・・いだぁっ!」
明久が話しける直前で島田が踵で明久のつま先を踏んでいた
「し、島田さん。僕が何か悪いことでも・・・」
「島田さん・・・?(キッ!)」
「い、いや・・美波」
あれ、俺らが離れている間になんかなかが進展来たのか?この二人は・・
「お、戻ったか。お疲れさん」
「無事じゃったようじゃな」
雄二と秀吉が明久達にいたわっていると、島田が思い出したように俺の方に来ていった
「総司も私の下の名前で呼びなさいよ?」
「なんで?」
「ほら、姉の瑞希は私を美波といっているからあんたもいってほしい」
んー、まぁそこまで言うなら・・・
「なら、島田とかはあれだし、お姉ちゃんと仲も良いから島姉でいい?」
「あ、何か良い響き。それいいわ!」
「なら改めてよろしく。島姉」
「えぇ!!」
「こうなったらC組も敵だ!ただこのままいけばこっちが連戦でしんどいが、作戦はすでに出来上がってる!作戦は明日開始だ!!」
「わかった」
とにかくあのやろうにこのまま負けるのは屈辱だ・・・覚悟しとけよ?卑根・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!!次回もよろしくお願いします!!