バカと姫路弟の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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Bクラス終戦

明久の召喚獣であの野郎は油断したお陰でムッツリーニの奇襲は成功した。これによってムッツリーニの奇襲により卑根を倒し、Bクラス戦は終結した。そんな俺は明久に労りの言葉をかけた

 

「うぅ・・・痛いよう痛いよう・・・・」

 

「全く・・・ずいぶんと思いきった行動してくれたな。これ・・上に怒られないか?」

 

「たしかにのぅ・・・。しかし、お主らしい作戦じゃったな」

 

「でしょ!?もっと誉めて・・・いだだだ!」

 

「ほら動くな。いくら、何割かは召喚獣が負担をしてくれるもののフィードバックで素手で鉄筋コンクリートを砕いたのだからかなり痛いだろ(ギュッ!)」 

 

「いたぁぁい!」

 

俺は痛めている明久の拳に力強く包帯を巻くと明久は余りの痛さで声をあげていた

 

「これでもう大丈夫だろ。まぁ今日は無理するな」

 

「うぅ、ありがとう総司・・・」

 

「・・・礼を言うのはこっちだ・・・お姉ちゃんのために戦ってくれてありがとう・・・」

 

「え?総司いまなんていった?」

 

「なんも言ってねぇよ。とりあえずあの野郎に屈辱を返しにいくか・・・ククク、覚悟しとけ・・・」

 

「「うわ・・・総司の顔がめちゃくちゃ悪い顔に・・・」」

 

明久に聞こえない声でお礼を言うと明久は??となっていたがスルーしていた。そして俺はこれから起こる事を生き生きと向かう事をと伝えると二人とも引いていた

 

「さて敗戦者は・・・と、いたいた」

 

Bクラスの代表は正座で床に座り込んでおりさっきまでの強気が嘘のようだ。そんなあいつの様子を見た俺は雄二に質問した

 

「お前の考えそうなことは大体わかってるからここは俺に任せてくれないか?雄二」

 

「お、おう・・・」

 

雄二がなんか俺の顔を見て引いていたが今は関係ない。俺は負け犬の根本に近づいて聞いた

 

「さてと、ずいぶんと俺らに偉そうにいったわりには負けたな。見下していたクラスにしかも嫌いな俺とかにも負けた気分はどうだ?ん?」

 

「ぐぐっ・・・」

 

「本来なら設備を明け渡してもらいお前らに素敵な卓袱台をプレゼントするところだが特別に免除してやらんでもない」

 

「「「何!?」」」

 

「ッちょっと総司!?」

 

俺の言葉に辺りはざわつき明久は俺に抗議するような声をあげていたので雄二が落ち着いて明久に話した

 

「落ち着け。俺でも総司と同じ交渉をするしそもそも俺らの目標はなんだ?」

 

「あっ、Aクラスを倒すのが目標だったよね」

 

「そうだ。そもそも俺たちFクラスの目標はAクラスだろ?ならここは総司に任せな」

 

雄二が周りを落ち着かしたお陰で俺は次の話を進めようとすると根本が苦々しく聞いてきた

 

「・・・条件はなんだ」 

 

「条件?それはお前だよ・・・根本」

 

「俺だと・・・?」

 

「あぁ。てめぇは前々から散々好き勝手やっていたしな。それに今回てめぇはしてはいけないことをしたんだから拒否権はない」

 

「くっ・・・」

 

俺の言葉に根本は悔しそうに歯軋りしていたが俺は気にすることなく話を続けた

 

「そんな卑根をはじめとするBクラスに雄二から特別チャンスがくれる」

 

「・・・何?」

 

「あぁ、総司の言う通りお前らBクラスにはチャンスを与えるからよく聞け。Aクラスに試召戦争の準備ができていると宣言してくれば、今回の設備の件は見逃してやる。ただし宣戦布告ではなく戦争の意志と準備があるだけ伝えるんだ」 

 

「それだけで良いのか・・・?」

 

「あぁ、Bクラス代表がこの格好でさっきの言ったとおりにしてくれたら見逃そう」 

 

そういって雄二は紙袋からさっきまで秀吉が着ていたこの学校の女子制服を取り出した

 

「なんだと!?!?」

 

「この格好でAクラスに宣言してこい」

 

「ふざけるな!?この俺がふざけた格好を・・「「「「「Bクラス全員で必ず実行しよう!」」」」」 ーーおまえら裏切るのか!?」

 

「任せて必ずやらせるから!」 

 

「それだけで教室を守れるならやらないては無いな!!」 

「何で俺がこんな格好をしないといけないんだ!?・・・(ポンッ)・・・え?」

 

俺は根本にあるものを聞かせるように近づいて肩を叩いた

 

ピッ!

 

『戦いだから卑怯とは言わねぇよ』

『へぇ』

『だが、テメェが俺らFクラスに負けたときどんな屈辱でも受けてもらおうか』

『は!Fクラスごときに負けるとは思えないが良いだろう』

 

・・・ポチッ

 

「さて、皆さん。これを聞いたらわかると思うがこいつは俺らに負けた場合、どんな屈辱でも受けるといってますよね?」

 

「あぁぁ・・・」

 

根本はこの音声を聞き、真っ青になっていたが残念ながら俺は優しくない・・・

 

「さ・・・負けたのだから着替えろよ」

 

「くっ!!!(ダッ!!)」

 

「あ、にげた!!」

 

根本が耐えきれず逃げる選択をとったが俺は明久を落ち着かせて指示出した

 

「安心しな。Bクラスのメンバー!てめぇらの代表をとらえろ!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

「よ、寄るな!変態ぐふぅっ!」 

 

「とりあえず黙らせました」 

 

「お、おう・・・」 

 

「Nice。そのまま徹底的にやつをやれ」

 

「はっ!!」

 

俺の指示にそいつは敬礼して逃げようとしていた根本をしっかりと着替えさせ始めた

 

「あ、あった!」

 

「・・明久、あったのならさっさと動け。まだ教室にいるはずだから」

 

「え、うん」

 

明久は探していたものが見つかると俺はすぐに明久に言うとあいつは戸惑いながらも急いでBクラスから出ていった

 

「・・・お姉ちゃんの事・・助けてくれてありがとう。明久・・・」

 

俺はあいつに聞こえないように小さく呟いた・・。今回はあいつに助けられた・・・

 

暫くしてから根本は根本は女子の制服姿という大変不名誉な格好で宣戦布告の意図を伝えた後、撮影会を開いた。これは俺の指示であいつのダメージを徹底的におわすために判断したことだ・・

 

 

さて残すはAクラスだな・・・




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