Aクラスとの決戦時刻が迫る中、俺達は先程の交渉での確認の意味も込めてクラスに説明していた
「Aクラスとの交渉した結果を話すが心してよく聞け。交渉した末、俺を含む五人がFクラス代表として戦うことになったが当然向こうも五人が出てくる」
「「「ふむふむ」」」
「そして、向こうからの最大の譲歩として5回勝負の内三回はこちらが科目を決めることができる」
「「「「おぉ!?」」」」
「何としてもこのチャンスを逃すわけにはいかんよな!?そこでFクラスを代表として出てもらうのは候補として名前を言う!」
「「「(わくわく)」」」
雄二が上手いこと周りの士気を高めるようにタイミングを見計らって名前をあげた
「俺は当然として後の四人で出てもらう候補人物は・・・吉井明久!姫路姉弟!そして!ムッツリーニだ!!」
「「「「おぉぉぉ!?!」」」」
「明久が出てもらうのは観察処分としての実力だ。姫路姉弟は言わずもだ。そして、ムッツリーニはあの科目で勝ってもらい・・」
「雄二が勝って・・・」
「「「「システムデスクだ!!」」」」
「さぁ、いくぞ!Aクラスを倒しに!」
「「「「おぉぉぉぉぉ!!」」」」
雄二の言葉にFクラスの仲間は最高の士気で盛り上がっていた。さて・・・科目の選択も慎重に考えないとな・・・
これが数分前の出来事・・・そして俺たちはAクラスの中で待機しており説明が始まった
「今回のこの戦争での立ち会いは私が担当します。今からAクラス対Fクラスの召喚戦争を始めますが、両クラスとも、準備は宜しいですか?」
今回の立会いの教師はお互いに指定する科目で戦う事になるので、全科目の承認権限を持つ高橋先生が担当してくれることになった
「問題ない」
「・・・・いつでも行けます」
「それでは、第1回戦を始めます。両クラスの1人目は前に出てきて下さい」
高橋先生が第一回戦の合図を出したので俺達の先発と向こうの先発が誰なのか・・・
「最初は私がいくわ。科目はランダムにお願いします」
「木下優子が出てきたか・・・科目はランダムにか・・よし、明久お前の出番だ!」
「えぇ、僕!?」
「あぁ、向こうの科目はランダムでくるんだろ?なら、ここはお前が出番だろ・・・俺はお前を信じてる」
「雄二・・・仕方ない。僕に本気出せと言うことだね?」
・・・・やっぱりこのバカは雄二がなんのためにお前をここで出したのか分かっていないようだな。単純に切り捨てたということだ
つまり・・・
「吉井君、あなた・・・まさか!」
「見せてあげるよ・・・僕の本気を!」
「「サモン!!」」
数学
Aクラス
木下優子376点
VS
Fクラス
吉井明久69点
結果は火を見るより明らかだ・・・。しかし、雄二は切り捨てる考えもあると同時に明久を選んだのは訳がある
「期待外れね・・・一瞬で終わらせてあげる!」
「ほっ!!」
「え!?(交わした?!)」
確かに明久はバカだし、点数も悲惨だ・・・だけどあいつの肩書きは【観察処分者】とはいえ、だてに教師の雑用をしてない
何故なら・・・
「そいやぁ!!」
「しまっ!」
ーーザシュッ!
数学
Aクラス
木下優子370点
VS
Fクラス
吉井明久69点
「「「「おぉ!?」」」」
「何故なら・・・あいつはやるときはやる男だからな」
回りは木下優子相手に綺麗に点数削ったことに驚いていたが俺はそんなに驚いてなかった。負けるかもしれないが、あいつがはじめから勝負捨てるために明久を選ぶと俺は思えない
「さぁ!勝たせてもらうよ!」
「・・・なるほどね。点数はあれだけど楽しめそうね」
木下優子さんは明久の前向きな姿勢に微かに微笑んでいたのは俺は見逃さなかった
勝てよ?明久・・・
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