バカと姫路弟の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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Aクラス後の放課後

俺は現在私服で駅前についてゆっくりしていた。因みに霧島紫桜さんに俺との連絡交換せがまれたから教えた

 

「しかし、雄二の奴が負けたお陰で鉄人の補修は嫌だな・・・・」

 

「仕方ないでしょ?貴方達は私達に戦争挑んで負けたのだから」

 

「それを言われたら何も言い返せない・・・。あー・・・」

 

「どうしたの?」

 

「いや・・・、結構可愛らしい服を着ているな~って思った」

 

「かわっ、べべつに!貴方に誉められて嬉しい訳じゃないから!!」

 

「・・・何で俺と目を合わせないんだよ・・・まぁいい」

 

俺は何で霧島紫桜さんが俺に罵倒されたのかはよくわからないが、そこはおいとこう

 

「で・・・?俺と話ってなんだ?」

 

「えぇ。貴方・・・私のことを本当に覚えていないの?」

 

「・・・多分、今日が初対面のはずたが?違うのか?」

 

「そう・・・。なら、これを言えば思い出すかしら・・・三年前の貴方が一人の女の子を助けてくれたことを」

 

「三年前・・・?・・・は?!」

 

俺は霧島紫桜さんの言葉に気になり考えると俺は霧島紫桜さんを見て驚いた

 

「思い出した?」

 

「いやいや、まてまて。三年前の子だとした今と物凄く違うだろ」

 

「そうね。貴方の言う通り三年前の私は今みたいな性格ではなかったわ・・・。でもあのとき以降は私は変わったわ」

 

「そうか・・・」

 

俺たちがしんみりと昔のことを話してると、この空気を変えるバカの声が聞こえた

 

「僕の食費があぁぁぁぁ!?!!」

 

「・・・この声、貴方のクラスの人間じゃないの?」

 

「あぁ・・・」

 

俺は霧島紫桜さんの問いにあきれて答えると、霧島紫桜さんはその声に気になるそぶり見せていたのでとりあえずあのバカの方にいくことになった

 

「うるさい!バカ!」

 

「いたぁぁぁ!?」

 

「飛び蹴り!?」

 

俺はとりあえず、バカに思い切り飛び蹴りすると霧島紫桜さんが驚いたように突っ込みいれていた

 

「誰だ!?僕の頭に飛び蹴りしたのはぁ!?」

 

「俺だよ・・・」

 

「総司!?なんでここにいるの!?」

 

「それはこちらの台詞だ。なに大きく叫んでいる?」

 

俺はこのバカに何であんなことを叫んだのかきくと明久は疲れた顔して説明していた

 

「あぁ、食費がピンチなんだ」

 

「あぁ、なるほどな・・・」

 

「ところであの人はたしかAクラスの人だよね?」

 

「あぁ、この人は」

 

「私のことは自分で自己紹介します。初めまして、Aクラスの霧島翔子の妹の霧島紫桜といいます」

 

「あぁご丁寧に・・・ーってえぇ!?霧島さんの妹!?」

 

「はい」

 

明久は霧島紫桜さんの言葉に反応遅れて大声あげていた。すると、お姉ちゃんや島姉がいつの間にか来ていて自己紹介していた

 

「ウチはFクラスの島田美波よ」

 

「私は姫路瑞希です!よろしくお願いします」

 

「私のことは紫桜ってよんで?姉さんと同じ呼び方だとわからなくなるから皆には下の名前で呼んでもらっているから」

 

女の子は仲良くなるの速いな・・・。そう思っていると聞きなれた声がしたので振り返った

 

「お前らはいいよな・・・まだ自由があるのだから・・・」

 

「ん、その声は雄二か・・・・は?」

 

「なんでここにい・・・る・・・の?」

 

振り返ると、霧島さんと大昔の手錠をかけられた雄二がいた。こいつは・・・

 

「写メとるチャンスだ!」

 

「取るな!?そして、やめろ!」

 

「あ、まだ言い返す元気は残ってる・・・」

 

「ったく・・そもそもそんな古い手錠はさすがの俺もできないぞ」

 

「総司・・・お前の木刀でこの手錠を切ってくれ・・・じゃないと俺は・・・」

 

「精神的に来てるね」

 

「まぁ、何があったかは触れないでおこう。それと切るのは・・・断る」

 

俺はいつもよりもやつれて虚ろな目の雄二を見てさすがに今は追い討ちかわいそうだと思いやめておいた。すると、霧島さんが雄二に映画の事を聞いてきた

 

「・・・・雄二は何みたい?」

 

「それを聞いて・・・俺の希望は叶えられるのか・・・・?」

 

「・・・・・じゃあ、『愛の黙示録―完全版―』」 

 

「おい、それ4時間もするやつだろ!あと聞いた意味はないのか!?」

 

「・・・ない。そして2回見る」 

 

「1日の半分も座ってられるか!!帰らせてもらう!!」 

 

「・・・・・・嫌なら、寝てても良い」 

 

「それは気絶って言う―ぎゃぁぁぁ!?」

 

 「・・・・・・学生2枚2回分」 

 

「はい。学生1枚気を失った学生1枚、無駄に2回分ですね」 

 

「「・・・・・・」」 

 

あまりのやり取りに俺と明久はなんとも言えず固まっていた。だが、対照的にお姉ちゃんや島姉は目をキラキラしていた

 

「姉さんやりすぎです・・・」

 

「・・・明久、今日は映画付き合うし奢るからこのお返しはきちんとしてくれよ」

 

「うん・・・ありがとう。総司」

 

俺と明久なんとも言えない気持ちで連れていかれた雄二を見届けた。さすがに今回だけは同情する・・・ 

 

耐えてくれ・・・代表

 

ーーイギャァァァア

 

あいつの死の叫びが聞こえた気がした・・・。尚、そのあとは明久達と5人で楽しく過ごしたのはここだけの話と霧島紫桜さんから下の名前で呼び捨てすることになったのはここだけの話だ・・・

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします

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