バカと姫路弟の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス

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相談

しばらくしてお姉ちゃんが俺の首をつかんで走っていたのを気づくと謝ってくれた。うん・・・正直、人間って首とか絞まる以前に中を浮く経験したのは初めてだった・・・そんな姉は家出るときの公憤が落ち着いたのか、恐る恐ると俺の方を見て・・・

 

「総ちゃん・・・話があります」

 

普段優しいお姉ちゃんが珍しく真剣な顔で俺の方に振り向いて話した・・・。これは相当真面目な話だと思い俺は・・・

 

「とりあえず、近くの公園で話さない?お姉ちゃん」

 

とりあえずこの場では話せる内容ではないのなら公園で話した方がいいと思い提案すると頷いて移動してくれた

 

「・・・何かあったの?お姉ちゃん・・・」

 

「総ちゃん・・・さっきお父さんに言われたのですが・・・」

 

「うん。父さんに?」

 

「はい。・・・私を転校させると」

 

「・・・・は?」

 

俺はお姉ちゃんの突然の話に固まった・・・。それはどう言うことだ・・・?

 

「Fクラスがあまりにも悪いのと勉強環境としてもよくないからだと」

 

「何でお姉ちゃんだけ・・・あぁ大体わかった」

 

「え、なんですか?」

 

「あぁ、お姉ちゃんが気にしなくって大丈夫たよ(父さんは昔からお姉ちゃんに甘かったからなー。Fクラスの環境が不味いとか噂で聞いたから転校させようと考えてるのか?)」

 

どちらにしても、父さんはお姉ちゃんを転校させようと考えてるのは確かだろう・・・。ってあれ?弟の俺は心配されていない?

 

「総ちゃん、なんかすごく負のオーラ出てますけど・・・?」

 

「え?ごめん・・・とりあえず父さんはお姉ちゃんを転校させる考えだったから怒ったわけ?」

 

「いいえ、私が一番怒ったのはあの人は何も知らないのにFクラスの人をバカな人の集まりと勝手に判断していたことです」

 

・・・・お姉ちゃん、ごめんなさい。Fクラスは確かにバカな集団だと俺も思うよ・・・

 

「総司と瑞希?」

 

公園で会話していた俺達を呼んだのは・・・

 

「島姉?」

 

「美波ちゃん、どうしたのですか?」

 

「どうしたのはウチの台詞よ。公園で深刻そうに二人で話し合いして・・・ウチで良ければ相談乗ってあげるよ?」

 

「(どうしましょう?この事情を他の人には知られたくないのですが・・・)」

 

「(お姉ちゃん、島姉なら何かいいアイデア出してくれるかもしれないからはなそう?)」

 

「(・・・わかりました)あの・・美波ちゃんに相談があります」

 

「いいわよ」

 

島姉なら何かいいアイデアを出してくれるのではないか?って言う話にお姉ちゃんは悩んだ末相談を乗ることに決めた

 

お姉ちゃんは話した・・・。自分が転校する可能性があることもお父さんに見返したいことも・・・島姉は目をそらすことなくおとろいてはいたが真剣に聞いてくれた。そして、話を聞き終えた後は島姉が少し考えていた

 

「そう・・・瑞希が転校する恐れがあるのね。でもまだ確定ではないと・・・」

 

「はい」

 

「そっか・・・。その前にひとつ確認したいけど、総司は転校する可能性はないの?」

 

「俺はないと思いますよ。俺らの父さんはお姉ちゃんにものすごく甘いから、その対応で俺はほっといても大丈夫だろうと思われるから俺の転校の話はないんじゃない?」

 

「それはそれでなんとも言えないわね・・・」

 

俺たちの話を聞き終えた島姉は頭を抱えながらどうしたものかと考えていた。すると、お姉ちゃんが島姉にお願いしていた

 

「あの・・・この件は明久君には内緒してください。できれば、他の人にも余計な心配かけたくないので・・・」

 

「瑞希・・・わかったわ。それとお父さんに見返す方法はあるのはあるわ」

 

「本当ですか?!」

 

「えぇ」

 

お姉ちゃんがこの件は他の人に知られたくないという話に島姉は少しだけ考えるそぶり見せていたが了承してアイデアがあるの話すとお姉ちゃんが嬉しそうな顔していた

 

「ウチの知恵だけど・・・清涼祭があるのしってるよね?」

 

「はい」

 

「その、清涼祭で召喚大会があったと思うのだけど、その大会でウチと瑞希で出場してお父さんに見返さない?」

 

「なるほどね。Fクラス同士で出ていっていい成績を納めたら父さんに納得してもらえると」

 

「えぇ、どうかしら?」

 

「賛成です!!私と美波ちゃんでいい成績を納めてお父さんを見返しましょう!」

 

あれ、俺とお姉ちゃんで出て見返すのは無しなの?と心の中で思っていると島姉が耳打ちしてきた

 

「身内ではなくFクラスの知り合いがでた方が好印象が持てるとおもうから」

 

「なるほど。確かにね・・・」

 

島姉の理由に俺は納得した。本当にこういうところがしっかりしているから俺は島田とは言わずに敢えて島姉と呼ぶことにしたんだよ

 

その後は、お姉ちゃんと島姉と俺で今後をどうするかを話していた。しかし・・・お姉ちゃんの件はどう頑張っても俺とか島姉とかでは限界だ・・・

 

「あのバカ二人に頼むのがいいかも知れねぇな・・・」

 

俺は頭に思い浮かんだのは小学生の問題も解けない奴ととある代表に猛アタックしかけられている不憫な代表を思い浮かんだ

 

とりあえずは家帰って俺ができることを考えないとな・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

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