バカと姫路弟の召喚獣   作:絆と愛に飢えるシリアス
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しあわせとかいて死合わせになりかける

俺は現在葉月ちゃんが噂をきいたと思われる目的の場所に着いたが、目の前には震えている雄二とそんな雄二を説得している明久がいた

 

「・・・・何してるの?」

 

「あ、総司!雄二を説得するの手伝ってよ!!ここまで来て、引き返そうとするのだよ!?」

 

「頼む!!総司!Aクラスだけは・・・勘弁してくれ!」

 

俺達は現在Aクラスが出店している【メイド喫茶 『ご主人様とお呼び!】のところについたが、雄二はAクラスだとわかった途端にあのような対応をとっていた

 

「そっか。ここって坂本の大好きな霧島さんのいるクラスだもんね」

 

「坂本君。女の子から逃げ回るなんてダメですよ?」

 

「雄二、これは敵情視察なんだ。決して趣味じゃないんだから」

 

「・・・(パシャパシャ!)」

 

「「・・・何してる?ムッツリーニ」」

 

「・・・人違い」

 

俺と明久に生江を呼ばれたムッツリーニが必死にしてしていたが、島姉が呆れながら質問していた

 

「どこからどう見ても土屋でしょうが。アンタは何してるの?」

 

「・・・敵情視察」

 

「敵情視察と言うが世の中ではそれは盗撮という。・・・ムッツリーニあんたは犯罪ーー」

 

「そうだよ。盗撮とか、そんなことしたら撮られる女の子が可哀想だと―」

 

「・・・一枚100円。」

 

「二ダース買おう―――可哀想だと思わないのかい?」

 

「仕方ねぇ、あんたは無実だ。・・俺はなんも見ていなかった」

 

「いや、総司盗撮は犯罪だろ。そして、明久普通に注文してるぞ」

 

は!流れでスルーしてしまった!

 

「・・・そろそろ当番だから戻る」

 

明久に写真を渡し、教室の方に去っていった。結局あいつは何しにいったんだ?

 

 

「まったく、ムッツリーニにも困ったもんだね」

 

「吉井君、その写真はどうするつもりなんですか?」

 

「もちろん処分するに決まってるじゃないか。それよりそろそろお店に入ろう?もうすごくお腹がへっちゃったよ」

 

「あ、そうですね。入りましょうか」

 

バレバレの演技の明久を信じるお姉ちゃんは心が広いというか優しすぎる・・・そのまま綺麗なお姉ちゃんでいてください・・・

 

「うんうん。早く敵情視察も済ませないとって、写ってるのは男の足ばかりじゃないか畜生!」

 

「やっぱり見てるじゃないですかっ!」

 

「ご、ごめんなひゃい!くひをひっぱらないで!そおし!?あしがーー」

 

お姉ちゃんが頬をつねり、俺は明久に毛を抜くような感じで一本一本抜いた。お姉ちゃんに、嘘をついたのだから毛を抜かれるぐらいの覚悟しときな

 

「島田も明久をお仕置きしなくっていいのか?」

 

「アキのお仕置きは瑞希と総司に任せるわ。それよりも入るわよ。お邪魔しまーす」

 

俺やお姉ちゃんも明久のお仕置きが終わり、中には入ると・・・

 

「・・お帰りなさいませ、お嬢様」

 

「お帰りなさいませ、お嬢様」

 

出迎えたのはメイド服を着た霧島姉妹だった。お仕置き終わった俺らも流れではいったら

 

「それじゃ、僕らも」

 

「はい。失礼します」

 

「お姉さん、きれ~!」

 

「失礼しまーす」

 

「・・お帰りなさいませ、ご主人様にお嬢様」

 

「お帰りなさいご主人様にお嬢様・・・って、えぇ!?///ま、また貴方が来たの!?」

 

霧島姉妹は先程の島姉と同じ対応で出迎えてくれたが、霧島紫桜さんは俺が来るなりまた来たの!?っていうのはやめてくれ・・・少し傷つく・・

 

「・・・チッ」

 

「お帰りなさいませ、ご主人様にお嬢様。今夜は帰らせません、ダーリン」

 

ようやく観念した雄二は教室には入ると、霧島翔子さんはちょっとアレンジして出迎えた。その出迎えにお姉ちゃん達は目を輝かしていたが葉月ちゃんは流石にそういう知識は知らないでおってほしい

 

 

「「お席にご案内します」」

 

霧島翔子さんと霧島紫桜さんが歩き出したので、俺達もその後ろに続く。席に着いた俺は周囲を見るとAクラスの広い教室は客で一杯だった

 

「・・では、メニューをどうぞ」

 

霧島翔子さんが装丁のメニューを渡してくるので俺らはそれを見てメニューが決まったのて注文した

 

「では、メニューをどうぞ」 

 

「ウチはふわふわシフォンケーキを」 

 

「あ、私もそれでいいです」 

 

「葉月もー!」 

 

「それじゃ僕は水で、付け合わせに塩があればうれしいかな」 

 

俺は明久の注文をスルーしてメニューをみたのを頼んだ

 

「なら、俺はホットケーキで頼みます」

 

「なら、俺は・・・」

 

「・・・御注文を繰り返します。」 

 

霧島翔子さんが遮るように声を出す。

 

「・・・シフォンケーキが3つ、ホットケーキが1つ、 水1つメイドとの婚姻届が1つ特別システムが1つ、以上でよろしいでしょうか?」 

 

「全然よろしくねぇぞっ!?」

 

注文してない(食べ物ですらない)メニューが混入し動揺した叫び声をあげる雄二だが、俺は気になり、霧島紫桜さんに質問した

 

「特別システムは雄二に?」

 

「い、いえ、それはお楽しみにしてください」

 

「・・・では食器をご用意します」

 

島姉、お姉ちゃん、葉月、の元にはフォークが、明久の前には塩が雄二の前には実印と朱肉が用意された。俺はなにも用意されていなかったのは少し気になる・・・

 

「・・では、メイドとの新婚生活を想像しながらお待ち下さい」

 

「失礼いたします」

 

霧島姉妹は優雅にお辞儀してキッチンへ歩いていった後、雄二は珍しく顔色を悪くしてうつむいていた

 

「そういえば葉月ちゃんの言ってた場所ってここで良かったのか?」

 

本題を思いだした俺は情報源の葉月ちゃんに話を聞いてみた

 

「うんっ。ここで嫌な感じのお兄さん二人がおっきな声でお話してたの!」

 

「嫌な感じのお兄さん・・・二人ね・・」

 

なんとなくどんなやつかは想像つくが、もしこれが当たりならどうしてくれよう・・・そう思った矢先に入ってきた音が聞こえた

 

「おかえりなさいませ、ご主人様」

 

「おう。二人だ。中央付近の席は空いてるか?」

 

「あ、あの人達だよ。さっき大きな声で『中華喫茶は汚い』って言ってたの」

 

声の主は予想通り常夏コンビだった。さっきもこの辺で聞いたという事は通ってるようだな。・・・こりゃ、土方さんや近藤さんに知らせておくか

 

「それにしてもこの喫茶店は綺麗でいいな!」

 

「そうだな。さっきいった2-Fの中華喫茶は酷かったからな!」

 

「テーブルが腐った箱だし虫も沸いてたもんな!」

 

人の多い喫茶店の中央でわざわざ大声で叫びあう。なるほどな・・悪評が広がるのも当然だ。その時、明久が一人連中を睨みつけながら立ち上がる

 

「待ちな。明久」

 

「雄二、どうして止めるのさ!あの連中を早く止めないと!」

 

「落ち着け。こんなところで殴り倒せば、悪評は更に広まるぞ」

 

「それに、いまは我慢しろ。あの野郎らには必ず最大の屈辱与えてやるから」

 

「けど、だからってこのまま指をくわえて見えいるなんて」

 

明久の言い分もわかるが今は手を出しては言い訳ではない

 

「やるなら頭を使えということだ。おーい、翔子ぉー!」

 

「・・なに?」

 

雄二に呼ばれた瞬間に霧島登場。常に雄二の近くにいたんじゃないかと思うぐらいの速度だった

 

「姉さんを呼んでどうしたの?雄二君」

 

自身の姉が呼ばれて不思議そうに何かあったかと思い妹の紫桜さんもこっちに来た

 

「あの連中がここに来たのは初めてか?」

 

「・・・さっき出て行ってまた入ってきた。話の内容もさっきと変わらない。ずっと同じようなことを言ってる」

 

「あの人達しつこすぎて、私は大嫌い」

 

霧島姉妹は顔を歪めている。二人にとっても迷惑な客のようだ

 

「そうか・・よし。とりあえず、メイド服を貸してくれ」

 

「・・わかった」

 

霧島翔子さんの返事も迷いが無かった。やっぱお似合いの二人なんだ・・・・?

 

「き、霧島さん!?こんなところで脱ぎ始めちゃダメですっ!」

 

「そうよ!ここにはケダモノが沢山いるのよ!?」

 

「わぁ~。お姉さん、胸大きいです~」

 

 

その場で着ているメイド服を脱ごうとした霧島翔子さんをお姉ちゃんと島姉が止める。俺は目をそらそうとすると・・

 

「あ、貴方は絶対に見たらダメよ!!姉さんの体を!!」

 

「ぐぼぉ!?」

 

霧島紫桜さんは俺の首をしっかりと押さえ込みながら俺の顔は霧島紫桜さんの胸にめり込んだ

 

・・・普通の男なら喜ぶが、俺は自分の体が小さいこともあり、思い切り胸が顔に入り込んで息がしにくい!!

 

「そ、総ちゃんがしにかけてますぅ!?」

 

「紫桜さん!?総司がそのままだと窒息するわよ!?」

 

「は!?い、いけません!!姉さんの体を見られないようにと思い、体張って止めたのに私は何てことをしてしまった!?」

 

その後、騒ぎはお姉ちゃん達の手によって止められた 

 

・・・・女性に怒るほど俺は鬼じゃないが・・これは死にかけた・・・




ここまで読んでいただきありがとうございます!これからも宜しくお願いいたします

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