明久たちを逃がして数十分たった現在、俺たちは不良どもを壊滅させてひれ伏していた姿に満足していた
「「「「喧嘩売ってすいませんでしたあぁぁ!」」」」
「てめぇらもう2度と俺の大切な人達に手を出さないと約束するか?」
「「「「「します!します!」」」」」
「ならいいや。・・・あ、その前に・・・」
「「「「??」」」」
「とどめさしてやらぁ」
「「「「「っちょっとまって?!許してくれるのでは!?」」」」」
俺は許すと言う言葉に不良どもは安心した息を吐くが俺は止めをはすべくそういうと、不良どもは立ち上がって抗議していたが・・・
「約束は確かに言ったが俺は止めは刺さないと入った覚えはねぇ。覚悟しな・・・・はぁぁぁぁぁ・・・!!」
「「「「にげろぉぉ!」」」」
「(カッ!)くたばれ!クズ龍閃!!!」
「「「「それ別の作品ーーー!?!くぼぉおぉ!!!」」」」
俺はやつらに俺の得意技でお見舞いしてやると、あいつらはきれいに吹っ飛び、尚且つパンツ一丁になっていた
「・・・本当にお前は男には徹底的に心を潰すときはいい笑顔でやるな・・・」
雄二がその光景を見てそう呟いていたことだけは伝えておこう・・・
そんなこんなで俺らは無事に学園の方に戻り、俺は雄二と少しの間わかれて土方さんと近藤さんに報告しにいった。これでめでたし、めでたし・・・
「なわけねぇだろぉぉぉぉ!!!」
近藤さんが俺の報告を聞いて大きな声で突っ込み入れてきた。隣にいる土方さんは震えながらマヨネーズライターをとりだして真っ青な顔になっていた
「誘拐されただけじゃなく、お前は大ケガおってこちらはビックリしてるのに何でお前はあっけらかんにはなすの!?!」
「近藤さん、大丈夫ですよ。俺の頭は血まみれ一杯でふらふらしていますから」
「そうかそうか・・・じゃないでしょうがぁぁ!?!!総司、すぐに保健室にいきなさい!!?」
「近藤さん、保健室にいくのは俺ではなく土方さんですよ。年中タバコしか吸わずに挙げ句の果てにはライターもマヨネーズにしてる完全なマヨネーズニコチン中毒ですよ」
「その病名事態悪意あるだろうがぁぁぉぉ!!!なに?!お前俺をなめてるの!?」
「違いますよ。近藤さんと土方さん・・・」
「「違う??」」
近藤さんと土方さんは声をハモりながら俺の方に怪訝に見ていた。そして、俺は一呼吸おいて二人に聞こえるように堂々と宣言した
「俺がなめているのは・・・土方さんだけですよ!!!」
「そうかそうか・・・この俺を嘗めてるのか・・・ならてめぇの頭をより血まみれにさせてやろうか!?あぁ!?」
「落ち着け~ぇ!?トシおちつけぇぇ!!」
「離してくれ!近藤さん!!この野郎には一回真剣で切ってやるぅぅぅ!!」
「おぉ、土方さんが遂に真剣で切ると言いましたねー。俺もそうしますよ」
「総司も総司で挑発するなぁ!!あぁもう!!」
ーーゴッッン!!!
「「いってぇぇぇ!?!」」
「二人ともいい加減にしろ!全く・・・」
近藤さんは殴った拳を構えながら呆れてため息をついた。俺はいたくなった頭をさすりながら文句いった
「近藤さん、俺の頭がこれよりもひどくなったらどうするのですか?」
「安心しろ。Fクラスの吉井明久よりはましだ。それよりも、今回の件はわかった。学園長にきちんと今回の件報告しとく」
「お願いします」
「ふぅ・・・それより、総司。お前はそろそろ外で保健室行け」
土方さんがタバコを吸い終わったのか、俺に向かってそういうと俺は拒否しょうと一言言おうと・・
「言っとくがお前が断るのは目に見えていたから・・・」
「(ガシャン)・・・え?」
「霧島妹がお前を保健室につれていくことにした」
俺は振り返ると見覚えのある手錠を俺にかけて無言の紫桜さんがそこにたっていた
「・・・この怪我人を連れていきます」
「あれ?おかしいな・・・何か物凄い怒っているのが見えるのだけど・・・あの、手錠をはずしてくれませんか?」
「・・・・」
「っちょ!?近藤さん!助けてください!」
「保健室空いてるから好きに使え」
「っちょ!?土方さんは?」
「あー、紫桜・・・こいつはSだから思いきりやっても心配ないぞ」
「わかりました」
「わかりましたじゃないでしょ!?!!後Sだからこそ打たれ弱いの!!ガラスの剣なの!たたた助けろ土方コノヤロー!!」
「さようならー。ドS総司」
「土方ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
あの野郎すごい腹立つぐらいの笑顔で俺を見送りやがった!!いつか土方覚えてやがれ!!!!
ーー保健室ーー
俺は現在保健室の先生はおらず、紫桜さんに頭の包帯を巻いてもらっているが無言で過ごしていた
「「・・・・」」
き、気まずい・・。彼女に心の傷の心配したいが、正直いま触れていい話ではない・・・
「・・・ごめんなさい・・・」
「ん?」
紫桜さんが震えた声で俺の頭を優しく撫でた。そして、紫桜さんの顔を見ると泣きそうな顔でこちらを見ていた
「ごめんなさい・・・私が捕まらなかったらあなたはこんな怪我することも・・あのときもあなたは傷だらけになりながらも浚われた私を助けてくれたのね」
「・・・・」
「本当にごめんな「はいストップ」ーーえ」
「紫桜さんが泣くことはないし、これは俺がきちんと警戒しとけば君やお姉ちゃん達に怖い思いする事はなかったのにな・・・ごめんな?」
「っ」
「もう我慢しなくっていいから、泣きたいなら思いきり泣きな・・・。俺はなにも見ていないから・・・」
「ッッツ、・・・っ!ぁぁぁ!!!」
「・・・・」
俺は黙って紫桜さんから背を向けて顔を見ないように壁を見ていた。お姉ちゃんの方も大丈夫かな・・・・
とにかく、いまは泣き止ますのが優先だ。誰も見ていないからたくさん泣いていい・・・
本当にすまない・・・怖い思いをさせて・・・
俺は心の中で何度も何度も謝罪を繰り返していた・・・
久々の投稿です!!何だかんだで読んでくれている人がいるのは作者的にも嬉しいです!
これからもよろしくお願いします!