いよいよ、召喚戦争が開始した
俺は試験日に受けていないから実質0点だし、お姉ちゃんも退席したから0点だ。とりあえず、お姉ちゃんはすべての科目を受けることにして俺は2科目から3科目受けることにした
「お姉ちゃん俺は先に上がると思うけど、わかってるね?」
「はい。私がキーマンですからね」
「うん、じゃあ・・・やりますか!」
丁度高橋先生が入ってきたので俺は意識をそちらに向けた。明久たち俺たちが来るまでミスったら許さんからな・・・
明久side
僕らFクラスは遂にDクラスとの戦が始まった
今現在前線にいるのは秀吉率いる先行部隊でそことFクラスの間あたりに僕が部隊長の中堅部隊が配置されて、全員初陣とだけあって気合が入っている
「吉井!木下たちがDクラスの連中と渡り廊下で交戦状態に入ったわよ!」
島田さんがポニーテールを揺らしながら駆けてくる・・・しかし、何かが足りない・・・顔はいいし見た目もいいけど何だろう・・・
「ああ、胸か!」
「アンタらの指を折るわ。小指から順に、全部綺麗に」
なんか、キレられた・・・
おかしいな?口を出してないはずなのに何か怒ってる・・・とにかく話題をそらさないと!
「そ、それよりホラ、試召戦争に集中しないと!」
僕は島田さんから意識をそちらに背けるようにそちらに見ると・・・
「さぁ来い!この負け犬が!」
あれー?おかしいな?僕らのFクラスの一人の仲間が西村先生に捕まっているような気がするんだけど・・・?
「て、鉄人!?嫌だ!補習室は嫌なんだっ!」
「黙れ!捕虜は全員この戦闘が終わるまで補習室で特別抗議だ!終戦まで何時間かかるかわからんが、たっぷりと指導してやるからな」
「た、頼む!見逃してくれ!あんな拷問耐え切れる気がしない!」
Fクラスの敗戦した一人が必死に鉄人にいうが、鉄人は聞く耳持たず掴んでいた
「拷問?そんなことはしない。これは立派な教育だ。補習が終わる頃には趣味が勉強、尊敬するのは二宮金二郎、といった理想的な生徒に仕立て上げてやろう」
「お、鬼だ!誰か、助けっ──イヤァァ──(バタン、ガチャ)」
・・・・・よし!!
「島田さん、中堅部隊全員に通達」
「ん、なに?作戦?何て伝えんの?」
島田さんは僕の言葉に聞く耳持ってくれた・・
「うん・・・それは・・」
「それは・・・?」
「総員退避、と伝えてほしい!」
「この意気地無し!」
ブスッ!と島田さんの攻撃が僕に直撃した
「いたぁぁぁぁぁ!!?目が目がーー!!」
「目を覚ましなさい、この馬鹿!アンタは部隊長でしょう!臆病風に吹かれてどうするのよ!」
うぅ・・・島田さんが何かいってるけど、その前に目がいたい・・・
「いい、吉井?ウチらの役割は木下の前線部隊の援護でしょう?アイツらが戦闘で消耗した点数を補給する間、ウチらが前線を維持する。その重要な役割を担っているウチらが逃げ出したりしたら、アイツらは補給ができないじゃない」
「!そうだった・・・たしかにそうだね!ごめん・・・。僕が間違っていたよ。補習室を恐れずにこの戦闘に勝利することだけを考えよう!!」
「ええ。それに、そこまで心配することもないわ。個別戦闘は弱いかもしれないけれど、これは戦争なんだから多対一で戦えば良いのよ」
「そうだね。よし、やるぞ!確かにこれは戦争なんだ!点数では負けているが、やり方次第では勝てる可能性は充分にあるはずだ!」
「うん。その意気よ、吉井!」
僕らがやる気を出してると一人の仲間が報告しに来た
「島田、前線部隊が後退を開始したぞ!」
「総員退避よ。吉井、総員退避で問題ないわね?」
「よし、逃げよう。僕らには荷が重すぎた」
「えぇ、私たちは精一杯頑張ったよ」
僕達はFクラスに向かって方向転換すると、振り返った先には本陣(Fクラス)に配置されているはずのクラスメイトの山崎君がいた
「あれ?どうしたの?」
「代表より伝令があります」
メモを見ながら山崎君が告げる。
「雄二から?」
「はい。『逃げたら・・・コロス』っといっていました」
「全員突撃ぃぃぃ!!」
僕達は戦場に向かって全力ダッシュをしていた。すると、後ろから全力で走ってくる音が聞こえたので振り向くと・・・
全速力で走っている総司がいた
「総司!?」
試験受けていたはずの総司が来た
総司side
俺は三科目を受け終えて急いで明久たちの方に合流したのだ。元々作戦が早まったからたいして変わらないがな
「まだ生きてるか?明久」
「なんとかね!雄二の鬼指令のお陰で突撃することになったのだけどね!」
「Dクラスの出尾!Fクラスの姫路総司に化学を挑む」
走ってきた俺に妨害するように立ちふさがってきた。へぇ・・・この俺に挑むからには・・・
「俺を楽しませてくれよ・・・?挑むからにはな!!」
「なんか黒いオーラ出てるが!?えぇい!やってやる!!」
「「サモン!!!」」
化学
Fクラス
姫路総司 130点
VS
Dクラス
出尾 割 100点
俺の召喚獣は某真選組の服装で刀を抜いて構えていた。やべ・・・なんか敵を切るのが楽しみだ・・・
「三十点差があるのか!?くそ!」
「ふっ!」
俺(召喚獣)は刀を奴の攻撃をさばいていた。こいつは槍の召喚獣だが・・・なかなか俺には刺さっていないから煽った
「もっと攻撃をしっかりしろよ?」
「くそ!!」
「ほらほら・・・っとあら?」
「(!隙があった!)もらったーーー!」
敵は俺が空いてる隙を気づいて攻撃してきた。攻撃しかけた敵は俺を完全に討ち取ったと思ったのか笑顔だった
「勝った!!」
バキっ!
「・・・へ?」
「残念・・・」
俺は敵の槍をきれいに切り込むと向こうは固まっていたその隙を逃さない俺は・・・
「おわりだ」
「うそぉぉ!?」
化学
Fクラス
姫路総司 130点 WIN
VS
Dクラス
出尾 割 0点
俺は刀を鞘に納めると奴の召喚獣は消滅した。因みに俺がそいつに刺した止めはというと・・・
「な・・・なぜ・・・なぜ!最後の止めがお尻なんだ!?」
「・・・・そのほうが面白いと思ったからだ。勝ったと思った瞬間に相手の絶望は・・・中々楽しかったぜ?」
「こ、こいつ!ドSだよ!?」
何言ってやがる?戦いにドS何てだしてないし、ドSの意味調べてこい。間違えたら・・・・分かってるな?
「戦死者は補習だー!!」
どこから出てきたのか西村・・・鉄人先生が出てきたのだ。この人は本当に速いよな・・・
「鉄人!?嫌だ!補習室は嫌なんだ!」
「黙れ!貴様も勉強の素晴らしさを教えてやる!来い、負け犬!」
「鬼だ!誰か助けッいやぁアアア・・・・」
その様子を見てきた敵味方関係なく固まっていたいた。まぁあの光景は固まるし地獄だが・・・
「次はどいつが俺の餌になりたい?たっぶりと鉄人の補習の餌食にしてやるかな?あっ、明久達も逃亡したら・・・・切腹とおもえよな」
「「「「「こいつ怖い!」」」」」
「止まるなぁぁぁ!全員突撃だーー!!!」
俺の言葉と明久の言葉でFクラス全員死に物狂いでDクラスに攻め混んだ・・・
さて・・・まだまだ作戦実行するまで時間はかかるな・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!それと総司の元は銀魂の沖田総悟をモデルにして書いてます!
またプロフィールをのせますがこれからも代々敷くお願いします!