ドラゴンボール~最強の地球人~   作:ダーク・キメラ

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第2話 決勝戦!相手は恐るべきアックマン!

こうして4つの試合が終わった…

 

 

「ううぅ…」

 

「まあ、そう落ち込むな」

 

「あっさり負けちまうなんて…」

 

「仕方ないんだ…女と対峙するならこういう覚悟をしなければならないんだ」

 

マークは初戦敗退した。

あいつの腕は悪くなかった。だが初戦の相手、ブーコリン選手は女性であり、マークが攻撃すると悲鳴を上げてくるのだ。

マークが彼女に手を出すと観客がブーイングを起こし、つい手を出せなくなってしまったわけだ。

更に彼女は思春期男子を刺激する仕草でマークを油断させ、その隙を突かれて敗北したわけだ。

そして勝利した彼女はべーと舌を出していた。つまり全て演技、お前はまんまとぶりっ子な罠に引っかかったわけだ

 

「安心しろ、敵は取ってやる。大会が終わったら敗北をバネに鍛え直すんだな」

 

あ、ついでに言うとドッグバイト選手とミスター・マニック選手が敗退した

 

 

【準決勝】

 

コウテツvsブーコリン

ドン・カーツvsアックマン

 

 

 

『それでは準決勝を開始します!先ずはコウテツ選手!』

 

「フッ…」

 

『そしてブーコリン選手!』

 

「ウフッ♡」

 

 

彼女は俺にハートマークを投げてきたようだがそんなもんを受ける気はない。

 

 

『それでは試合開始!』

 

「はっ!」

 

「とやっ!」

 

俺はブーコリン選手をチョップした。

 

「いたーい!」

 

「……でやっ!」

 

彼女のぶりっ子を無視して蹴とばす。

 

「ううっ…」

 

「言っとが俺にぶりっ子は通用しないぞ。武道を舐めてんじゃねえよ、闘うなら本気で来るんだな。」

 

「チッ……」

『ああっと、ブーコリン選手!表情が変わりました』

「おらあああぁ!!」

『ああっと、ブーコリン選手、凄い蹴りだぁ!』

 

彼女は体を側転させ飛び掛かってくる。あんな演技せずとも普通に闘える様だ。彼女は連続の蹴りを繰り広げてくるが、俺にはその軌道が読める。

 

『どうやらコウテツ選手は何とか避けられているようです!』

「はっ!」

 

俺は足元を蹴り、彼女のバランスを崩す。

 

「フッ!」

 

俺は彼女が倒れる方へと腕を伸ばし、丁度直撃する。

 

「うっ!」

 

当たり所が悪かったのか彼女は気絶した。

俺は彼女をゆっくり地面に下した。

 

「……」

『決まったぁ!コウテツ選手、彼女の猛攻を崩し攻撃を決めたぁ!ブーコリン選手、ダウン!1…2…3…4…』

 

にしても今回の試合、あまり手応えないな…

 

『勝者!コウテツ選手だぁ!14歳にして初参加でこの強さ!期待の新人だあぁ!』

 

でも、次の相手は優勝経験のあるアックマン……興味があるな。

 

「や、やったな、コウテツ!」

「この試合が終わったら特訓しろよ」

「お、おう…」

 

「ほお、中々期待できそうな新人じゃねえか」

 

悪魔のような姿をした背の高い男が俺を見ていた。こいつがアックマンだ。

 

「アックマンさん、時間です」

「あ、今来ます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『勝者、アックマン選手!』

 

 

俺の読み通り、アックマンが決勝進出になった。

 

「さて、やるか!」

「頑張れよ、コウテツ」

 

俺は舞台へと踏み入れた。

 

「「ワー!ワー!」」

『それでは決勝戦!先ずはコウテツ選手!彼は初参加ですが14歳にして決勝戦に登りつめるほどの実力です!将来に期待せざるを得ません!』

「……」

『続いてアックマン選手!彼は過去に2回も大会優勝がある武道家です!今回も優勝を奪っていくのか!それともコウテツ選手が勝つか!どうなっていくのでしょう!』

「お前、まだ若い様だが中々の腕があると見た」

「それはどうも」

 

俺はお辞儀をした。キャラじゃないけど俺の流派のマナーだからな。

 

『それでは……始め!』

 

試合を始めたと同時に俺は駆け出す!

 

「ふっ」

 

アックマンはそれを読んでいたかのように素早い動きで躱す。

 

「てやあぁ!!」

 

俺はジャブを繰り返す!しかしアックマンは簡単に受け止める!

 

『コウテツ選手!ジャブの動きが速い!しかしアックマン選手も優勝経験あるだけにそれを全て受け止めています!』

 

しかしそこから…

 

「せいっ!」

 

俺は回し蹴りをする!

 

「甘い!」

 

それもアックマンは受け止めたようだ…

 

「どうやら大会優勝者だけはあるな…」

 

「お前も中々やるじゃねえか……(なんだ、このガキの力は……蹴りも拳も尋常じゃねえ……世の中にはまだこんなに強い奴がいるのか……面白い!)次は俺の番だ!でやああぁ!」

 

「!」

 

アックマンも攻めに入る!動きが速い!だが……見える!

 

「オララララララララ!!」

「っ……!」

『あっと!アックマン選手も負けじとジャブをするがコウテツ選手、それを全て躱しています!』

「ふっ!」

「あ」

 

隙を見せると腕をつかまれた。

 

「へへっ…」

 

これは…

 

『アックマン選手、掴んだ隙に場外へ投げ始めた!』

「あぶねっ!」

 

投げられる前に体を捻らせた

 

「……っと!」

 

体を捻らせたおかげで投げの軌道を場内に抑えることができた。

 

「投げられる前に体を動かしたか」

 

「へへへ…丁度道場の相手に飽きていたところだ。あんたなら楽しませてくれそうだ」

「優勝経験のある奴にいい度胸じゃねえか…(こいつ……まだ本気じゃねえ!)」

 

お互いに攻めに入る!

 

「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!」

「とーらららららら!」

『攻めては防ぎ、攻めては避け、攻めては攻め!お互いに激しい攻防を繰り返しています!私の目では追えません!』

「うおおおおぉ……悪魔の舞!」

 

アックマンの動きが変則的になった!

ステップが独自になり、蹴りと拳が読みにくくしているのか…

 

「ぐおっ…!」

 

何発かはくらったが…

 

「てやああぁ!!」

『決まったかああぁ!』

「……」

『なんと、コウテツ選手、受け止めたあぁ!!』

「何!?」

「へっ、今度は俺の番だ…行くぞ!」

 

俺は…激しく変則的な動きを披露した!

 

「!?この動きは…」

「行くぞ……コウテツ式悪魔の舞!!」

「ぐっ……まさか真似をするとは……」

 

だが唯の真似じゃない…ここに俺の工夫を加える!

その動きはアックマンの手数を上回り、そして……

 

「とああぁ!」

「ぐぉ!」

「行くぞ!必殺……鋼鉄拳!!」

 

腕に気を集中し……それで一気に殴る!

 

「ぐおおおぉ!!」

『あー!アックマン選手、場外へアウト!』

 

俺の勝ちだ……

 

 

 

 

 

 

 

『なんと、あのアックマン選手が敗北しました!優勝は……コウテツ選手だー!!』

「「わー!わー!」」

「ふう…」

「チッ……まさか俺が負けるとはな」

「あんた、中々いい試合だったぜ。まさか俺の技をまねするとはな…」

「ああ、いい技だったから真似させてもらったぜ」

 

こうして俺は大会を優勝した。

 

「コウテツ……お前、優勝おめでとう!」

「マークか。ま、武道会優勝もあくまで通過点に過ぎない。俺はもっと強くなる」

 

 

 

 

つづく




アックマン
かつて天下一武道会を2回優勝した経験がある。
身体能力も高いが対象の悪の心を増幅させて爆発させるという「アクマイト光線」という必殺技がある。
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