白騎士物語 StrikerS   作:新たなる愚者

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第11話 仲直り

 先程の戦闘訓練の一件から、食堂に向かったクロード達は、食事をとっていた・・・

 

 「・・・・」

 

 モグモグ・・・・

 

 「・・・・」

 

 モグモグ・・・・

 

 その中で、黙々と食事を続ける二人がいた・・・

 

 「ねえねえ、エリオ・・・」

 

 スバルが、エリオに話しかける。

 

 「どうしましたか?」

 

 二人とも小さな声で話し合う。

 

 「クロードさんとフェイト執務官、何かあったの?」

 

 「えっと、ですね・・・」

 

 エリオは、経緯をスバルに話す。テーブルを囲んでいるキャロとティアナもそれを聞いていた。

 

 「えっ?エリオ、クロードさんと戦闘訓練したの?」

 

 「スバルさん、声が大きいです・・・」

 

 「あっ、ごめん」

 

 少しシュンとなるスバル

 

 「エリオくん」

 

 「どうしたの?キャロ」

 

 「でも、どうして無傷なの?」

 

 キャロがかなり疑問の表情をしてエリオに問いかけると、ティアもそれに賛同する。

 

 「そうそう、エリオ、クロードさんの『白騎士』とやって、よく無傷で済んだわねぇ・・・」

 

 「いえ、クロードさんとは、武器だけでしましたよ・・・それに僕自身も虫の息でしたから」

 

 にこやかに笑いながら、エリオが説明する。

 

 「虫の息って、あんた全然元気じゃないの」

 

 「いえ、その時は、クロードさんの持っていた薬で治してもらいました」

 

 『薬?』

 

 3人が声を揃えて問いかける。

 

 「はい、薬です。小さな小瓶に入ってる、緑色の光る薬なんですけど、それを飲んだ瞬間に、体中の傷と魔力が一気に回復しました」

 

 エリオが答えると驚きの表情を見せる三人であった・・・

 

 

 

 「・・・・」

 

 モグモグ・・・

 

 「・・・・」

 

 モグモグ・・・

 

 黙々と食事を取る2人、それを見ながら苦笑いを浮かべるはやて、なのは、リイン。

 

 「えっ、えっと・・・フェイトちゃん?」

 

 「どっ!どうしたの?なのは」

 

 フェイトは、明らかに動揺していた。

 

 「い、いや、なんでもない・・・」

 

 「そ、そう・・・」

 

 その緊張に耐えられなかったのか、クロードが口を開く。

 

 「フェイト」

 

 「ひゃいっ!」

 

 いきなりのクロードの問いかけに驚くフェイト。

 

 「さっきは・・・その・・・悪ぃな・・・」

 

 その言葉を聞いてフェイトが気まずそうに答える。

 

 「う、うん・・・私こそ、ごめんね・・・」

 

 『・・・・』

 

 またしても訪れる静寂・・・

 

 「あのな、クロード君」

 

 その静寂を破ってはやてがクロードに話しかける。

 

 「どうした?はやて」

 

 「クロード君にええ情報と、悪いかもしれない情報があるんやけど・・・」

 

 「悪い方から頼む」

 

 クロードが望むとはやてが頷く。

 

 「わかった、悪い情報なんやけど・・・クロード君の身柄を引き渡せ言う人が、居るんよ・・・」

 

 「俺を?」

 

 『クロードくん(さん)を?』

 

 なのは、フェイト、リインが声を揃える。

 

 「そうや、何でも、クロード君を機動六課の新メンバーやと思っとる人が居るんよ」

 

 「クロードくんが!?」

 

 「新メンバー!?」

 

 「ですか!?」

 

 「俺が!?」

 

 驚きの声を上げる4人!

 

 「ほんで、その疑いを持った人が・・・」

 

 『レジアス中将』

 

 なのはとフェイトが声を揃える。

 

 「その通りや!」

 

 「レジアス中将?」

 

 「ああ、クロードくんは、知らないんだね。レジアス中将って人は、管理局・地上本部に所属している、防衛長官って役職の人なんだけど・・・普段は、平和の立役者なんて呼ばれてるけど、裏では少し悪い噂が絶えない人なんだよね・・・」

 

 「犯罪者ID・AG-X-99631-R963264475523-30 公式罪状・XAR117-24 法官吏による不法行為 ここまでの支持を受けた犯罪者は、過去稀に見る人だと聞いてる」

 

 なのはとフェイトがクロードに説明する。

 

 「なるほどね・・・何処の世界にもいけ好かないヤツはいると・・・」

 

 「クロードさんの世界にもこんな人が居るですか?」

 

 リインがクロードに問いかける。

 

 「ああ、いるぜ・・・それも、裏がありすぎて腹が真っ黒なヤツが一人な」

 

 「真っ黒な人?」

 

 「ああ、俺がいた王国の相談役をしている。グリーニ相談役ってヤツなんだけどな、どうも裏では、何かを手引きしている噂が絶えないんだよな」

 

 「なるほどなぁ~クロード君の世界にも、そんな人がおるんやな」

 

 五人でそんな話をしていると、クロードが次の話を聞く。

 

 「それで、いい話ってのは?」

 

 それを聞いたはやてが少し嬉しそうな顔をする。

 

 「よぞ聞いてくれましたっ!何と、クロード君の世界側の人達が見つかりました!」

 

 『!!!!』

 

 その話を聞いた四人が目を一気に見開いた!

 

 「本当なのっ!?はやてちゃん!」

 

 「見つかったって、何処で?」

 

 「凄いです!」

 

 「確かなのか!」

 

 「うん、確かみたい、クロノ君からの報告があったんよ」

 

 「なるほど・・・それで、そのクロノってヤツが見つけてくれたのか?」

 

 「うん、ほんでな、クロノ君の話では、後5日ほどしたら手続きが終わるから、5日後にクロードくんも合流できるらしい」

 

 「そうか・・・うん、とてもいい話だ・・・」

 

 クロードは、噛み締めるように繰り返す。

 

 (マリナ様とミウ様は、無事だったか・・・よかった・・・)

 

 「それで、その船には、どれだけの人が乗っているんだ?」

 

 クロードが問いかけるとはやてが答える。

 

 「う~ん、そのあたりのことは、まだ聴いてないんやけど・・・そうだ!クロノ君が明後日ここに来るらしいんよ、その時に聞いたらどやろうか?」

 

 「ふむ、で、そのクロノってヤツは、どんなヤツなんだ?」

 

 おもむろにクロードが聞くとフェイトが答える。

 

 「クロノ提督、本名は、クロノ・ハラオウン・・・現在は、XV級艦船「クラウディア」艦長、及び執務官の階級も持っている。って言うのが、管理局での紹介文だね」

 

 フェイトが誇らしく語っているのを聞いて、クロードがなにかに気づく。

 

 「ん?ハラオウン? それって確か・・・」

 

 フェイトの方を見やる。

 

 「そうだよ、私のハラオウンって姓と同じだよ」

 

 「それじゃあ、その、クロノってヤツは、お前の兄弟か?」

 

 「うん、そうだね」

 

 フェイトがにこやかに答える。

 

 「へぇ~兄弟揃って同じとこで働いてるのか?」

 

 「うん、そうなるね」

 

 『フフッ・・・』

 

 そんな話をしていると、なのはとはやて、リインが声を揃えて笑う。

 

 「?・・・どうしたんだ?三人とも」

 

 クロードが問いかける。

 

 「いやな・・・さっきまで、いい雰囲気とは言えなかった二人が、今度は、おかしそうに話してるんよ」

 

 「そうだよ、それを見てたらなんとなく・・・」

 

 「ですね」

 

 それを聞いたフェイトが顔を赤くする。

 

 「・・・・」

 

 「いや、さっきは、その、俺が確かに悪かったと思うし、フェイトもそんなつもりだったわけではないと思うからであってだな・・・」

 

 そんな話をしていると、フェイトが、疑問に思うとこがあった。

 

 「そういえば、クロードくんは、エリオの練習に付き合ってくれてるって言うけど、どうしてなの?」

 

 「ああ、そのことか・・・」

 

 そんな話をしていると、となりのテーブルにいたエリオ達が、聞きつける。

 

 「何でも、昔クロードさんの大切な人に何かあったとか・・・」

 

 スバルが話すと、それを聞いたクロードがエリオを軽く睨む。

 

 「エリオ・・・」

 

 「すいませんっ!なんだか、話の流れで・・・」

 

 「まあ、いいか・・・」

 

 クロードがあきらめの表情を出す。

 

 「それで、それで?・・・」

 

 なのはが、はやし立てるとエリオ達が、周りに集まってくる。

 

 「分かったよ・・・十年前の事だ・・・」

 

 

 

 

 当時まだ、俺が7歳くらいだったけな、その時に俺の居た国にある国のお嬢さんが遊びに来た・・・

 

 「クロード様!お久しぶりですっ!」

 

 小さなクロードの前にいるのは、青く長い髪を綺麗にまとめた白いドレスの少女・・・

 

 「おう!久しぶりだな、マリナ!」

 

 当時幼かった俺達は、興味本位で迷いの森へと遊びに行った。

 

 「クロード様!見てください」

 

 花の輪を頭にかぶって喜ぶマリナ。花畑で、マリナと共に舞踏会の真似などをして、踊ってみたり、優雅におじぎしてみたりとまさに子供の遊びだった・・・だが、その迷いの森でのこと・・・

 

 「クロード様!見てください!」

 

 マリナがクロードの前にまた、花の輪をかぶって出てくる。すると、クロードは、マリナの前で優雅にお辞儀をして見せる。

 

 「ひめさま、俺と一曲・・・・」

 

 「フフ・・・いいですわ・・・」

 

 クロードとマリナが、優雅に大人達の真似をして花畑を踊っていると・・・突然!大きな物音とともにモンスターの咆哮が鳴り響く!

 

 ドガァァァァンッ!・・・グオォォォォォッ!

 

 「キャッ!」

 

 「な、何だっ!」

 

 ドシン・・・ドシンッ!

 

 クロードとマリナの前に出てきたのは、森の番人とも名高いトレントだった・・・

 

 バッ!

 

 クロードは、そばにあった木の棒を手にとってマリナを後ろに下がらせる。

 

 「マリナ!・・・後ろに下がるんだ!」

 

 「は、はいっ!」

 

 ウオォォォォォオオッ!

 

 トレントがあたりを見回してクロード達を見つけた瞬間、こちらに向かって大きく腕を振り下ろす!幸い、その腕はクロード達を捉えず、近くの地面を捉えたが、それでも、クロード達子供を吹き飛ばすには、十分な威力を持っていた。

 

 ドガァァァァンッ!

 

 「うわぁっ!」

 

 「キャァァァッ!」

 

 一瞬、意識を失いかけたクロードが、すぐさま立ち直す!

 

 「クッ!マリナ!」

 

 あたりを見回すクロード・・・すると、クロードから約10メートルほど離れているところにマリナが横たわっていた。

 

 「マリナッ!」

 

 クロードがマリナのとこまで掛けて行き、マリナを抱き上げる。

 

 「マリナ!マリナ!」

 

 「うっ!・・・くっ!」

 

 ヌル・・・

 

 謎の感触を感じたクロードがマリナを抱き抱えていた手を見ると・・・

 

 「なっ!」

 

 そこには、真紅に染まり上がった自分の手があった。

 

 「マリナ!・・・マリナ!しっかりしろっ!」

 

 「ク・・ロード・・・様」

 

 そのまま意識を手放すマリナ・・・

 

 「マリナ!マリナ!マリナ!」

 

 その後、俺は気絶して、近くを巡回していたシンカ兵に救われ、マリナは、一命を取り留めたが、その背中には、大きな傷跡が残った・・・俺は、それを悔いて、親父達に鍛錬を仕込んでもらった・・・

 

 

 

 「まあ、こんなとこかな」

 

 クロードが、話し終えると緊張の眼差しを緩める六課メンバー・・・

 

 「そんなことがあったからかな・・・強くなろうとするエリオを見たら、なんだか・・・な」

 

 『・・・・』

 

 「ま、まあ、なんだ・・・こんな辛気くせぇ話じゃなくて、もっと楽しい話でもしようぜ!」

 

 クロードが空気を変えようとするが、中々変わらないものである。

 

 「クロード君・・・」

 

 フェイトが、後悔の表情でうつむく・・・

 

 「い、いや、そんな顔するなよ・・・」

 

 その時、昼休みの終了ベルが鳴る。

 

 「さ、さあ皆、休み時間は終わりや、訓練しよか」

 

 『は、はい』

 

 そのまま、食堂を出て行く六課メンバー・・・だが、クロードとフェイトだけは、食堂に残っていた・・・

 

 「な、なあ、フェイト」

 

 「へっ!な、何?クロード君」

 

 「エリオの事なんだが・・・」

 

 「う、うん・・・」

 

 「あいつ自身も強くなろうとしてるんだ。だから、このまま黙って見てろとは、言わない・・・だが、決めたのはあいつだ・・・もう少し様子見で我慢出来ないか?」

 

 クロードに言われて考え出すフェイト・・・・

 

 「分かった・・・だけどエリオには、皆でやる訓練にもちゃんと参加してもらわないと、皆に心配だけはかけないようにお願い」

 

 フェイトがウィンクしながらクロードに伝える。

 

 「分かった、だけど俺自身は、手加減する気は無しだからな」

 

 「うん、それだけお願い」

 

 「おう!それじゃあ・・・」

 

 「訓練、行こうか」

 

 そのまま、クロードとフェイトは、食堂を出て行った・・・

 

 

 

 「レダムよ・・・例の計画はどうなっておる」

 

 暗い空間に冷たい声が響き渡る・・・

 

 「はっ!我々の元には、ガジェットドローンが約1000機ジェイルからの輸送は、すでに完了しております」

 

 「そうか・・・騎士たちは・・・」

 

 「レナード一行は、向こう側の者たちとの接触を果たし、先のレナードの息子における一件に接触しつつあります」

 

 その報告を聞いたヴェーラは、顎に手を当て少し思案する。

 

 「なるほど・・・フンッ・・・レダムよ、少しジェイルと話がしたい」

 

 「はっ!」

 

 レダムが答えると、自分の頭よりも少し上に手をかざすレダム・・・

 

 ヒィィン

 

 レダムとヴェーラの目前に巨大なモニターが投影される。

 

 『おやおや、ヴェーラ陛下、ご機嫌麗しく・・・』

 

 モニターに写ったジェイルが恭しくヴェーラに挨拶する。

 

 「ジェイルよ・・・お前の技術と我が技術の融合とやらを以前に言っておったな、どういう事なのだ・・・」

 

 ヴェーラが問いかけると、ジェイルが応答する。

 

 『よくぞ聞いてくれました。では、説明いたします・・・・』

 

 暗闇の中で淡々と説明しだすジェイル、それを面白そうな顔をして聞き入るヴェーラ・・・

 

 「フフフフッ・・・なるほど、お前の計画・・・面白そうだ」

 

 『ありがとうございます・・・陛下』

 

 「成功は、するのだな?」

 

 『はい、すでに実験も終了しており、確実かと・・・』

 

 「なるほど、なればお前の計画、次の報告を心待ちにしておるぞ・・・」

 

 『わかりました、では・・・これで・・・』

 

 「うむ、良い結果を待っておるぞ」

 

 通信が切れる。

 

 「陛下、よろしかったのですか?あのような者にカードを渡すなど」

 

 「よいではないか、私も向こう側の技術とやらを見てみたいものぞ」

 

 ヴェーラが薄ら笑いを見せる。

 

 「だが、レダムよ」

 

 「はっ!」

 

 「常に奴の監視を怠るなよ」

 

 「はい、承知しております」

 

 「フフフ・・・我が計画も着々と進みつつあるな」

 

 そのまま席を立ち、暗闇に消え行くヴェーラに、深々と頭を下げながら見送るレダムであった・・・

 

 

 

 「よし!今日はここまでだな」

 

 すっかり日の落ちた機動六課の庭でクロードの訓練終了の言葉が発される。

 

 「は、はいっ!・・・あ・・・りがとう・・・ございましたっ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」

 

 当然目の前には、ぼろ布に昇華されたエリオが横たわっている・・・

 

 「ほい!飲んどけよ」

 

 クロードは、横たわったエリオの目の前に小瓶を2つ置く。

 

 「は、はいっ!・・・がはっ!・・・ごほっ!」

 

 「ハハハ!そんなにキツイか?」

 

 エリオにおどけながらクロードが問いかける。

 

 「い、いえ・・・まだ・・・いけます・・よ」

 

 一生懸命声を振り絞りながら答えるエリオ。

 

 「無理すんな、ほら・・・」

 

 地面に置いた小瓶を手にとって、エリオに飲ませる。

 

 パァァァァッ!

 

 エリオの体が発光して、エリオの体に魔力と体力が戻る。

 

 「ありがとうございます、クロードさん」

 

 体力が戻り、立ち上がってクロードに礼をするエリオ。

 

 「ガキがんな事気にすんな」

 

 ガシガシ・・・

 

 エリオの頭を強く撫でながらクロードが答える。

 

 「わわっ!クロードさんっ!」

 

 「ははっ!悪ィ悪ィ」

 

 エリオの頭から手をどける。

 

 「クロードさん、今日はありがとうございましたっ!」

 

 「おう!じゃあ、今日は体をしっかり休めとけ」

 

 「はいっ!失礼します!」

 

 「ああ、おやすみ」

 

 そのまま、去っていくエリオ・・・

 

 「見てたんだろ?出てこいよ・・・」

 

 暗くなった木の影に向かってクロードがつぶやくと・・・

 

 『えへへへへ・・・・』

 

 なのは、フェイト、はやて、リインが出てくる。

 

 「揃いに揃って・・・どうして普通に見ないんだ?」

 

 クロードが呆れながら問いかけると・・・

 

 「私たちが見とったら、エリオがし辛いかなと思ってな」

 

 はやてが答えると、クロードがさらに呆れる。

 

 「あのな、誰かに見られて恥ずかしい練習なんてやってねえよ」

 

 もっともな回答にぐぅの音も出ないなのは達・・・

 

 「それにしてもクロードくんは、容赦がないよね」

 

 なのはが今の練習を見た感想を恐る恐る問いかける。

 

 「ん?そうか?俺の時は、これの比じゃなかったぜ」

 

 クロードが平然と答える。

 

 「ひ、比じゃないって・・・」

 

 「ハ、アハハハ・・・・」

 

 「凄いですね」

 

 「これの比じゃないって、どんなことをしてたの?」

 

 試しにフェイトが聞いてみる。

 

 「そうだな・・・基本的に、ダメージは自然治癒を待つだろ・・・それに、休むときは、常に魔物が居る外で野宿・・・あ、勿論、俺がギリで勝てる奴らがうごめいてるとこな。あとは・・・」

 

 幼少の頃の過酷すぎる訓練風景を淡々と語るクロード

 

 「よく死ななかったね・・・」

 

 なのはの感想に皆同意したのだった・・・

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