バランドール号・応接間・・・・ここには、はやてを筆頭とする機動六課とシズナを筆頭とするバランドール国が顔をあわせていた。
「そんなに固くならないで、ゆっくりしてくださいね」
「は、はい・・・・」
シズナがいまだガチガチの六課メンバーに言ってみるが、当然はやて達は緊張がほぐれるはずも無かった。そこで、シズナが空気を変えるべく、全員の自己紹介から始めようと提案を出す。
「では、まず自己紹介から始めませんか?」
シズナがはやてに向かって優しく言うと、はやて達も少し安心したのか、表情が少しだけ柔らかくなる。
「わ、分かりました。私は、八神はやてと言います。階級は二等陸佐、現在居るここ、機動六課の部隊長をやってます」
そう言うと丁寧に自己紹介を終えたはやては、なのは達に向く。
「こちらの二人は、私の部隊の分隊長達です」
はやてが言い終えると、なのはたちも続く。
「高町なのはです。階級は一等空尉で、スターズ分隊の隊長と戦技教導官をしています。よろしくお願いします」
更にフェイトが続く・・・
「私はフェイト・T・ハラオウンと言います。階級は一等空尉、ライトニング分隊の隊長と執務官をしています。よろしくおねがいします」
隊長陣の自己紹介が終わると、続いてシグナム達が自己紹介をはじめる。
「あたしはヴィータだ。階級は三等空尉、なのは隊長の部隊・スターズ分隊の副隊長と戦闘教官をやっている。よろしく」
「シグナムです。階級は二等空尉、先のテスタロッサ率いるライトニング分隊の副隊長をしています」
そして、先程からはやての隣を飛んでいたリインが出てくる。
「私の名前はリインフォース・ツヴァイです。階級は空曹長で主に部隊長・副隊長の補佐と前線管理をしてますです。よろしくです」
続いて、擬人化したザフィーラが現れる。
「ザフィーラだ。階級は無いが、要人警護や部隊の警護を担当している」
「シャマルです。私も階級はありませんが、主に六課全体の体調管理を任されている主任医務官を任されています。よろしくおねがいしますね」
そして、スターズ・ライトニングの隊員達が自己紹介をする・・・まずはスターズのスバルが一歩前に出る。
「スターズ分隊・フロントアタッカー、スバル・ナカジマ二等陸士です!よろしくお願いします!」
続いて、ティアが前に出る。
「スターズ分隊・センターガード、ティアナ・ランスター二等陸士です。よろしくお願いします」
スターズが終わると、ライトニングのエリオが前に出る。
「ライトニング分隊・ガードウィング、エリオ・モンディアル三等陸士です。よろしくお願いします」
最後に、キャロが自己紹介をする。
「ら、ライトニング分隊・フルバックのキャロ・ル・ルシエ三等陸士です・・・よろしくお願いします」
緊張しながらも最後までキャロが言い終えると、シズナも自己紹介をはじめる。
「ご丁寧にどうも。私はバランドール王国・現国王のシズナ・ディ・バランドールと申します。どうぞ、シズナとお呼びください」
そして、シズナの隣に座るマリナが口を開く。
「私はバランドール王国・王女のマリナ・ディ・バランドールです。マリナとお呼びください」
シズナ・マリナの自己紹介が終わると、レナード達の番が回る。
「俺は、シンカ王国・国王のレナード・ディ・シンカだ、今回はクロードがお世話になったみたいだな、ありがとう」
レナードの名を聞くとなのはが何かを思い出した様な顔になる。
「?、どうかしたのかい?」
「あっ、いえ・・・間違いだとすいませんが・・・もしかして、クロード君の・・・」
「そうだよ、俺がクロードの父親だ」
レナードの話を聞くと、衝撃を受けたような顔になる六課一同。
「そ、それじゃまさか、クロードくんは・・・」
「まあ、まさかと思うかもしれないけど、王子よ」
ユウリが答える。
「「「ほ、本当ですか!?」」」
衝撃の事実に、驚きを隠せない隊長陣。
「フフッ、本当よ・・・証拠に私がクロードの母親、シンカ王国・王妃、ユウリ・ディ・シンカよ。よろしくね」
笑いながら自己紹介を済ますユウリに先ほどの事実で衝撃を受け、口の開かない六課をよそに、シーザーが自己紹介をする。
「俺は、自由都市グリード領主のシーザー・ディ・グリードだ・・・それにしても羨ましいねクロードのやつ!こんな可愛いこぢゃん!・・・・」
ゴスッ!と異音がすると、シーザーが腹を抱えて膝をつく。
「悪いな、このバカはいつもこの調子でな・・・失礼、私はこのバカの妻で、カーラ・ディ・グリードだ。よろしく頼む」
「カ・・・カーラ、オマエ・・・」
うずくまりながら、カーラを恨めしそうに見つめるシーザーを無視して、明るく自己紹介を済ますカーラ。そんなカーラたちを苦笑いで見ながら、ミウが自己紹介をする。
「私は、フォーリア公国・大公、ミウ・ディ・フォーリアともうします。どうぞ、よろしくお願いします」
(ね、ねえ、はやてちゃん、フェイトちゃん・・・)
ミウの自己紹介が終わると、なのはが念話ではやてとフェイトに話しかける。
(ん?どうしたんや?)
(どうしたの?)
(上手く言えないけど、ミウさん?何処かであった気がしない?)
なのはの話を聞くとはやてとフェイトも共感する。
(なのはも?私もだよ・・・なんだか懐かしい感じが・・・・)
(それ、ウチもや・・・だけど、何処でやったかが思い出せんのや)
う~んと三人で悩んでいると、全員の自己紹介が終わったのに気づくはやて達・・・
「「「!・・・す、すいません・・・・」」」
三人は赤くなってうつむくのだった・・・
ビュゥゥゥゥゥン!
機動六課海側・・・バランドール号の停泊している遙か彼方の海上をミサイルのように黒い飛行物体が高速で近づきつつあった・・・
「ギガース・甲壱式改、ターゲットまで、現在7万・・・」
ウーノの声が部屋に響く・・・目の前にある巨大なモニターには現在の位置と速度が羅列していた。
「分かった・・・そのままの速度を維持しながら、カードからの魔力の変動値を常にモニタリングしろ」
「はい」
ウーノがコンソールを操作すると、モニターにデータグラフが示される。
「素晴らしい・・・アレだけの質量でこれだけの魔力が生まれようとは・・・」
モニターに記されたデータグラフは、すべてが振り切れ、計測不能の文字をたたき出していた。
「ですが、良いのでしょうか・・・先日出来上がった機体を彼らに明かすとは・・・」
「フフ・・・記念すべき一号機は彼らへの贈り物だ・・・ウーノ、これは一種のゲームだ」
「ゲーム?」
「そうだ、私と彼らの技術の差を私の理論で打ち破る・・・・これほど滑稽なものはこの世にはありはしない」
言い終えると、モニターが赤く光る。
「ギガース・甲壱改、ターゲットに接触まで、30秒前」
「フフッ、それでは始めようか!最高のゲームの始まりだッ!」
「・・・・では、クロード君の力はアノ騎士一つでは無いと・・・」
はやて達は、レナードの話に衝撃を受けていた・・・
「そうだよ、あいつの力は俺の『白騎士』シーザーの『竜騎士』カーラの『黒騎士』そして・・・先刻話した、カーラのお兄さん・・・グラーゼルが所有していた『太陽王』・・・この4つのアークを身に宿して生まれたんだ・・・」
はやて達には想像の斜め上を行く話のため、未だに信じれずというような顔をしていた・・・
「それにしても驚きました!まだお若いのにそんな大役をなさってらっしゃるとは・・・」
シズナが感心するように言うと、はやて達も謙遜しつつ、なのはが先ほどの事を聞いて見ることにした。
「ア、アハハ・・・それより、ちょっと気になることがあるのですが・・・」
「気になること?・・・どうしましたか?」
「先ほど皆さんがクロード君の事を『将軍』と呼んでたように聞こえたのですが・・・」
六課メンバーもそのことについては、疑問を抱いていたようで全員その話に感心を向ける。
「はい?・・・もしかして、クロードから知らされていませんでしたか?」
シズナが不思議そうな顔をして問いかけると、なのはたちも不思議そうな顔をする。
「お恥ずかしながら、クロードくんからは、まだ・・・・」
それを聞くと、マリナが「やっぱり」と言わんばかりに小さく笑う。
「ユウリ、あなたはどう思う?」
シズナが横に座っているユウリに問いかけると
「ハァ~・・・・もう一度あの子に自分の立場と言うものをわからせないといけないのかしら・・・」
頭を抱えそうな勢いでユウリが呟く。そして、シズナが再び六課メンバーに顔を向けると、クロードの事を話しだす。
「まず、クロードのことに関しましては、わが国における重要な役割を担ってもらっています」
「重要な役割?」
「はい、クロードが担う役割とは『バランドール王国・近衛騎士団団長及びバランドール王国騎士団団長、クロード・ディ・シンカ将軍』です」
『・・・・・・・』
僅かな時間の沈黙が六課メンバーを支配する・・・・
『えーーーーっ!』
クロードの真実を聞いて驚く機動六課一同!
「驚いたでしょ!・・・・あの子は自分の事をあまり周りに話したがらないの・・・だからあの子の友達も、皆この話をすると全く聞かされてない子が多いのよね・・・」
実際、シンカにいた頃のクロードは、なぜか城下に友だちが多く、幼少の頃から何度か城からの脱走事件を起こしていた時に作ったと思われる友達は、現在確認されているものでも、約46人・・・そして、全員が全員クロードの事を知らなかったと言う・・・
「まあ、実際のあの子の性格を知ってる人は、大体そんな反応を示す人と絶対に何かの間違いだっ!ていう人に別れるのよね~」
ユウリが笑いながら話す・・・そこで、エリオがあたりを見回し出した。
「?・・・どうされましたか?」
マリナがその様子に気づいて問いかける。
「は、はい・・・先程から、クロードさんの姿が見えないと思いまして・・・」
「そういえば・・・確かに・・・」
マリナも先程から姿が見えないのは気づいていたが、すぐに戻って来ると思い、そのままにしていたが、さすがに帰りが遅い・・・
ガチャン・・・・
その時、部屋の大扉が開かれる・・・
「遅くなりました・・・・」
クロードの声がすると、全員は大扉の方に顔を向ける・・・そして六課一同言葉を失う・・・
白金に輝く鎧・・・『アスヴァルアーマー』を身につけ、腰には『騎士王の剣』を携えたクロードがそこにいた・・・
コツ・・・コツ・・・カシャン
クロードがシズナの元まで歩み寄り、膝をついて傅く
「陛下、只今戻りました・・・」
「面を上げてください」
「はっ・・・」
クロードが立ち上がり、はやて達の方を向く・・・
「これが俺の正体だ。改めて自己紹介・・・俺は、バランドール王国・騎士団団長そして近衛騎士団団長、クロード・ディ・シンカだ、階級は将軍。改めてよろしく頼む」
普段のクロードからは想像ができない変わり様に六課の全員が息を呑む。
『・・・・・・』
「それで?・・・・なんか反応はねーのかよ・・・・」
クロードはおどけるようにはやて達に向かうが、はやて達は今までのクロードに見慣れているためか、今眼の前に居るクロードが別人のように見えていた。
「ほ、本当にクロード君?」
試すようになのはが問いかける。
「オイ、第一声がそれか?さすがに傷つくぞ!」
「せやけど、うちらにも一言言っとってくれても良かったんやないの?」
「そういうなって、俺にも色々と事情があるんだからよ・・・ん!?」
その時だった。突然クロードが何かに気づいたように眉をひそめた。
「どうかされましたか?」
シズナがクロードに問いかけると突然クロードが声を荒げる!
「陛下!すぐに全員を安全なとこまでっ!」
突然のことに全員が固まる。
「ま、待ってください!どうしたのですかクロード」
「何かが来ます!早く!」
クロードが言い終えると同時に艦内に非常警報が鳴らされる!
ジリリリリリリリッ!
『へ、陛下!』
応接間の水晶にロッコが映しだされ、慌てた様子でシズナを呼ぶ!
「どうしました!」
『正体不明の物体が本艦に向かって高速で接近中です!』
「わかりました!皆さんこちらです!」
シズナは全員を連れて艦橋へと向かうが、クロードは別方向へと向かった。
ガチャン!
甲板への扉を開けると、すぐに全方位が見える位置に立つクロード・・・しばらく周りを見渡すと一点に集中する!
「そこだ!<アイシクルエッジ!>」
クロードが唱えると無数の氷の刃が現れ、その一点に向かって高速で飛んでゆく!
シュッ!・・・・ズガンッ!
グアァァァァッ!
はるか向こうの遠空から響く巨大な咆哮で着弾を確認するクロード
「しゃっ!命中!」
ザバァァンッ!
軽くクロードがガッツポーズをすると、向こうの海が大きな水柱を上げ、ギガース甲壱改が沈む・・・
グアァァァァッ!
「飛行物体撃ち落されましたっ!」
リトの報告を受け、シズナが頷く。
「分かりました・・・警戒態勢を維持してください」
「ハッ!」
シズナが指示を出すと同時にクロードが、甲板から戻ってくる。
ガチャッ!
「陛下、相手は・・・」
「まだ沈黙しています」
「分かりました・・・ロッコ艦長」
「はい?どうしましたか将軍」
「先程俺が撃ち落としたヤツを拡大できますか?」
「はい!今映します!」
ロッコが水晶に手を置き、器用に操作すると先程の映像が流れ、真正面で捉えたところで止め、拡大する。
「なっ!」
「こ、これは、ギガース・・・・なのか?」
映しだされたギガース壱改を初めて見るクロード、そのあまりの異形さに言葉を失う・・・
「少なくとも、形はギガースのそれに酷似しているな」
「ああ、確かに・・・甲壱式に近い形をしている・・・新種か?」
カーラとシーザーの分析から、敵と認めたシズナがクロードに向く・・・
「では、クロード将軍・・・」
「はっ!」
答えると、はやて達に向くクロード・・・
「アレは、俺が処理してもいいのか?」
「へ?」
クロードの問の意味がわからないはやて。
「いや、今回は前回と違って国同士が立ち会ってる場だからな、両者の同意が無いと俺は動けねーんだよ・・・」
「分かった・・・少し待ってな・・・」
そう言ってはやてが手をかざすと、小さなディスプレイが出てくる。
『どうしました?はやて』
ディスプレイに映ったのは、長い金髪の女性だった・・・
「はやて、この人は?」
クロードが尋ねる。
「ああ、この人は、うちら機動六課直属の上司であり、うちの友達でもある、カリムや」
はやてが軽く紹介すると、カリムが答える。
『はじめまして、カリム・グラシアです。管理局での階級は少将、どうぞよろしくお願いします・・・クロード将軍』
「ああ、よろしく・・・って、俺の事知ってんのか?」
『はい、一応あなたに関する資料は、全部目を通させてもらいました』
「なるほどな・・・案外俺の情報って、ダダ漏れなのか?」
『いえいえ、私も六課の上官ですから、それくらいのことは・・・』
カリムの説明にクロードが納得すると、はやてが交代する。
「カリム、ちょっとええか・・・」
『交戦許可ですね、こちらでもモニタリングしていましたので・・・分かりました、交戦を許可します』
カリムの返答が帰ると、はやてがクロードに向く。
「と言うわけや、うちら機動六課はクロード君に交戦許可を出します」
はやてが許可を出すと、シズナが指令を出す。
「・・・では、クロード将軍」
「はっ!」
片膝をついて傅く。
「これより、交戦許可を出します。直ちに行動に移してください!」
「はッ!」
バッ!と立つと、前方に向き直り一息置く・・・すると、クロードの周りの空気が一気に変わる!
「全兵士に発令!これより我らは、敵殲滅に全力を注ぐ!全兵士は直ちに第一種戦闘配置!」
クロードが活を入れるようにヴォイスの魔法で指令を出すと、船全体を震わせる様な声と足音が響き渡る!
ウオオオォォォォォォッ!!!
「全兵士配置につきました!」
ロッコがクロードに報告すると、クロードが間髪入れずに次の指示を出す!
「右舷全砲門!開けぇっ!」
ガコンッ!
まるでバランドール号が、クロードの手足のように反応し、クロードの指示を忠実に実行する!
「右舷アンチマジックバリアポイント解除!」
リトの報告がクロードの耳に入るが、クロードはそこで黙りこむ・・・
「将軍!ご命令を!」
ロッコがクロードに攻撃命令を求めるが、クロードは「待て」と小さく呟くように言うと、敵の落ちた地点を凝視する・・・
「・・・・来る!」
クロードの一言を皮切りに、リトからの緊急報告が発せられる!
「不明体、活動を再開しましたッ!」
グオォォォォォッ!
それまで無音状態だった遠海から、クロードたちを震わせるように発せられる咆哮と、巨大な水柱を上げながら海上に浮上するギガース甲壱改!そのままクロード達バランドール号めがけ、一気に突っ込んで行く!
ビュゥゥゥゥゥン!
「来るぞッ!全門・・・撃てェっ!」
ドドドドドオォォォォォォンッ!
クロードの合図で右舷の全砲門が一斉に発射される!
ビュゥゥゥゥゥン!
一斉に発射された砲弾が吸い込まれるようにギガース甲壱改へと向かう・・・だが!
グオォォォォォッ!・・・ブゥンッ!・ドオォォォォォォンッ!!!!
ギガース壱改が片腕に持った剣を横薙ぎに一振りすると、全砲弾がギガース甲壱改の目前ですべて爆ぜる!
「何だとッ!」
クロードが驚いていると、ギガース甲壱改が剣をさらに振るうと鋭く大きな斬撃が飛ばされる!
「ッ!!ヤバいっ!」
ブゥンッ!・・・・ドオォォォォォンッ!
ギガースの放った斬撃がバランドール号にぶち当たる!
「うわっ!」
ドサンッ!!!
衝撃でバランドール号が大きく揺れ、全員が踏ん張れずに倒れる!
「皆さん!大丈夫ですかっ!」
シズナが急いで全員の安否を確かめる。
「私達は大丈夫です!」
なのはが答える。
「こっちも大丈夫だ!」
レナードも立ち上がりながら答える。
「ロッコ艦長!兵たちは!?」
「おまちください!リト副艦長!被害を!」
ロッコがリトを呼んだ時には、すでに確認を始めていた。
「はい!・・・右舷に被弾!砲門の約30%が使用不能ですッ!」
「クロードっ!このままじゃまずい!」
「わかってる!ロッコ艦長!」
「はいっ!」
「今から外に出て俺がヤツを引き寄せる!その間に左舷砲門の準備をっ!」
「分かりましたッ!」
ロッコが急いで指示を出す!
「親父!シズナ陛下とミウ大公を!」
「分かった!」
レナードがシズナとマリナ、シーザーがミウを連れて艦橋を出る!
「クロードッ!」
マリナが扉を出る前にクロードに話しかける。
「マリナ早く行くんだ!」
「わかっています!ですが、言いたいことが!」
マリナが必死の顔で一言・・・・
「必ず!・・・必ず帰ってきてくださいッ!」
マリナの言葉にハッとするクロード・・・そして、クロードが答える。
「待ってろッ!すぐに戻ってくる!」
ニッとクロードが笑顔を見せると、マリナは笑顔になり踵を返して艦橋を後にする!
「お袋!カーラ婦人!怪我は!?」
「大丈夫よ!」
「こちらも大丈夫だ!」
「よしっ!」
クロードが艦橋から外に出る扉を開く!
ガチャンッ!
「クロードくんっ!」
出ようとすると、後ろからはやてに呼び止められる。
「どうした!?」
「うちらも出るよっ!」
クロードが振り向くと、すでにセットアップを済ませた全員がいた。
「・・・分かった!だが、俺の指示に従ってもらうぞ!」
『うんッ!』
なのは・はやて・フェイトが頷く・・・
「お袋!カーラ婦人!後方援護を!」
「分かった!」
「任せろ!」
「なのはたちは、俺と奴の戦闘で周りに被害が拡大しないようにしてくれっ!」
『はいっ!』
三人の答えを聞くと、クロードが扉からギガース甲壱改を見据える・・・・・
愚 「さて、2話投稿させてもらいましたが、また次の話がいつになることやら・・・・」
クロ 「堂々と言ってんじゃねーよ!」
愚 「しょうがねーじゃんか・・・今は難しい時期なんだよ!」
クロ 「はいはい・・・」
愚 「なんだ、その態度は・・・」
クロ 「お、おい・・・・」
愚 「そういえば、さっきは長々と誰かさんに喋らされたっけなー」
クロ 「ま、待て・・・」
愚 「今日はオチがついてねーなぁーっフッフッフッ・・・」
クロ 「や、やめ・・・」
愚 「じゃあ、落ちろ」
パッ・・・ヒュウゥゥゥゥン!
クロ 「本当におとすなぁぁぁぁぁぁ・・・・」
愚 「よし、オチが付いた。それではみなさま」
クロ 「感想よろしくぅぅぅぅぅ・・・・」