クロードが左腕を前にかざし言葉を紡ぐ・・・それを見守るなのは達。
「なんだろ?アレ」
「分からない・・・だけど、レリック並みの魔力よ!」
スバルが問いかけ、答えるティア
「フェイト隊長、4年前・・・スバルを救出したときの事を覚えてる?」
「ああ、あの大火災のときのことか・・・」
「そう・・・あの時、私が撮ってきた映像覚えてる?」
「ああ・・・うん?・・・まさか!」
「そう、あの人だよ・・・」
なのはに4年前のことを教えられ驚くフェイト!
「古の剣を携えし白き勇者ウィゼルよ・・・」
腰から短剣を引き抜くクロード・・・
「我に力を!」
短剣をアークに差し込む!
「変身!」
その瞬間!眩い閃光がクロードを包み込む!
「くっ!」
「うぁっ!」
「うっ!・・・」
それぞれ、目を覆うなのは達・・・次第に光が収まるのを確認し、腕を下ろすと・・・・
「やっぱり!そうだっ!あの人だっ!」
スバルが叫び
「やっと会えた・・・」
なのはが感極まる声を出す・・・
「「「「すごい・・・」」」」
キャロ、リィン、フェイト、ティアが声をそろえる・・・
全員の前には・・・青いマントを纏い、巨大な盾と剣を持つ巨大な白銀の騎士が立っ
ていた・・・
ジャキンッ!
白騎士・・・クロードが剣を敵に向かい構える!
「グオォォォォッ!」
片腕を切り落とされたギガースがクロードに向かって飛びついてくる!
「だあぁぁぁぁっ!」
飛びながら迫ってくるギガースが白騎士に触れる瞬間!白騎士はしゃがみこみな
がら、剣を水平に構え・・・迫りくるギガースの腹部目掛け横なぎに切りつける!
ズバンッ!
「グギャアァァァァァッ!」
腹部から大量の緑色の血液を吹き上げながら地面に倒れる!
ドドオォォーンッ!
地面をえぐりながら倒れるギガース!それを確認した後に剣についた血を振り払
う白騎士・・・
ブンッ!・・・・
「「「「「「・・・・・」」」」」」
唖然とするなのは達・・・・
「グワワワァァァァァッ!!」
残りの3体のギガースが怒り、それぞれ白騎士に向かって突撃する!
「グオオォォォォ!」
最初の一体目が、剣を振り上げ大薙ぎに薙ぎ払って来る!
ビュゥン!・・・・ガギイィィィィン!!
凄まじい金切り音を上げて盾と剣がぶつかる!
「だぁぁぁぁっ!」
盾で剣を防いだまま、ギガースに向かい剣を突きつける!
ドスッ!
「ガアァァァァッ!」
ギガースがそのまま息絶える・・・が!まだ剣が刺さったまま、横から違うギガース
が切りつけてくる!
(クソッ!)
ダンッ!
剣が刺さったギガースを蹴り飛ばして後ろに跳び下がる!
ビュウンッ!
剣が空振りすると同時に地面を蹴り上げ、一回転をしながら胴体目掛け一気に叩
き切る!
ダンッ!・・・・・・ズバンッ!
見事にギガースの上半身と下半身が離れ、息絶える・・・
「グ、グググッ!グウオオォォォォォオオオオッ!」
最後のギガースが物凄い音圧の咆哮を上げる!・・・その瞬間!なのは達の方を向い
て前面に巨大な高圧縮した魔力球が現れる!
「すごい魔力・・・仕掛けてくるよっ!」
「くっ!この魔力!」
「みなさんっ!逃げてくださいッ!」
だが、スバルとティアはあまりの魔力の大きさと魔力波に中てられ腰を抜かす!
「クッ!クソッ!動けよッ!私!」
「む、無理よっ!あんなの避けれるわけないじゃないっ!」
その時であった、突如上のほうから白騎士がなのは達とギガースの間に飛び込ん
できた!
「<フォートレスガード!>」
白騎士が盾を構え自分となのは達を覆うように青白い膜を発生させる!
「グアアァァァァァッ!」
ドオォォォォォォンッ!
ギガースの巨大な咆哮が響いた瞬間!それを合図に魔力の塊がクロード達に向か
って発射される!
ドゴォォォォォンッ!
青白い膜にぶつかった瞬間、あたりからものすごい勢いで砂煙が上がった・・・
「ッ!……あれ?」
スバル達の前に出ていたなのはが閉じていた瞼を恐る恐る開く・・・
「うそ!」
そこには、白騎士がたてを構えているとこを中心としてなのはたちの周りだけ地
面がえぐれていた・・・・
「次はこっちの番だっ!」
白騎士が構えなおすと一気に最後のギガースに向かって剣技を揮う!
「<雷帝剣!>」
白騎士が巨大な剣を天空に掲げると物凄い勢いで雷が当たる!雷を纏った剣に変
化する!
「だあぁぁぁぁぁっ!」
ズバンッ!
「グオォォォォォォッ!!!」
雷を纏った一撃に耐え切れず全身から血を噴出しながら息絶えるギガース!
ビュゥン!
剣を払い変身を解除する・・・
「大丈夫だったか?」
クロードは、後ろにいる少女達に向き直り話しかける。
「は、はい、大丈夫です」
代表してなのはが受け答える
「赤い髪の子は、数日くらいで治ると思うから、寝かしておいてくれ」
キャロに向かってクロードが注意をするとコクリとうなづくキャロ
「それにしても、すごいですね!あの怪物を全て一太刀で片付けるなんて・・・
」
「そうでもないよ、俺には、白騎士があるからな」
「白騎士?」
「ああ、これのことだよ・・・」
クロードは、片腕に白騎士のアークを装備する・・・
「凄い魔力・・・」
なのはは、アークからの魔力に驚く
「まあ、これのおかげさ」
「あっ!あの!」
その時、スバルが横から話に入る
「よ、四年前は、ありがとうございましたっ!」
そのまま深く礼をするが、クロードは首をかしげる
「四年前?・・・何の話だ?」
「えっ!・・・え~と、あの火災から助けてくれた時の話ですけど・・・」
「火災?・・・さっき、女の子なら助けたが、四年前は知らないぞ」
クロードの回答に戸惑うスバル。
「さっき・・・・そうか!」
なのはが何かに気づいた時、無線が入る
「なのはちゃん!無事か!」
「うん!だいじょうぶだよ、一応報告するね・・・今からレリックを回収して本
部に戻るから・・・それと、次元漂流者を一人保護したから、つれて戻るね」
「漂流者やて?」
「うん、恐らく・・・」
「わかった、気おつけてな」
「わかった」
なのはがハヤテとの通信を終了させると
「ここでの話も何なので・・・」
「ああ、分かった」
なのはは、無線でヘリを呼ぶとクロードをヘリへ招こうとすると・・・
ドクン!
「クッ!・・・ガッ!ハァッ!・・・」
ドサッ!
「ちょ!ちょっと!」
激しい頭痛に一気に意識を落とすクロード!
(くっ!・・・落ちる!)
「大丈夫ですかっ!・・・あのっ!」
目の前で鉢巻をした少女が揺さぶってくるが、そのまま意識を落とすクロードだ
った・・・