今日は八月七日、バナナの日だ。
前回姉さんが決戦兵器を作ったが、紗夜先輩によって世に放たれることはなくなった。しかし、今度は母さんがやらかした。
バナナシェイクを試作で出したのだ。しかし、問題はその時の表情だ。なんでも、恨みを込めてたと気絶から復帰した姉さんが言ってたようだ。
「アオ君、真衣さん何かあったの?」
「僕に言われてもわからないよ。というかつぐ、いつからいたの?」
「え?開店前からいたけど、駄目だった?」
いてくれるのは嬉しいけど、もしかして姉さんの仕業か?姉さんには感謝しないといけないな。そしてつぐが僕のことをアオ君と呼んでいるが、これはつい最近のことだ。
まさかつぐが僕のことを渾名で呼ぶなんて誰が予想したか。いや、僕も予想出来なかったけどね。
「真衣さん、顔怖いんだけど……」
「何のことかしら?私は至って普通ですよ?」
――いや、普通じゃないからね!?
どうしよう、今日は休みだからいいけど、こんな顔お客さんには見せられないよ。あ、姉さんがなんか言ってる。何だろう?
「葵、ここは私が何とかするからつぐみちゃんと出掛けて来ていいよ」
「いいの?姉さん一人で何とかなる?」
「その時は深雪呼ぶから問題なし!」
うわぁ、この人こんなことのために深雪さん呼ぶんだ。深雪さん、うちの
僕はつぐを連れて出掛けることにした。姉さん、本当にごめん!あとは頼んだよ!
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よし、葵は出掛けたね。あとは深雪を呼ぶだけ、深雪とお父さんで止める、ホントに大丈夫かな?こんな所に葵とつぐみちゃんがいては二人の恋路を邪魔してるも同然だ。
二人はお互い渾名で呼び合っている、ということは距離は近い。そんな状態でここにいては駄目だ。私は祈っている、二人が結ばれるって信じてる。
「もしもし深雪?頼みたいことあるんだけどいいかな?」
「何?また起きたの?真衣さんバナナの日嫌いだったっけ?」
そう、お母さんはバナナの日が嫌いなのだ。それは何故かというと……。
――胸が小さいからだ。
色々とヤバイ理由だが、お母さんはそれが原因でバナナの日を嫌っていた。最近ではタピオカチャレンジなるものが流行っているが、そのチャレンジがお母さんのバナナの日嫌いを悪化させた。
要するに、巨乳に恨みがあるというわけだ。だがお父さんはあまり気にしていないようだ。
しばらくして深雪が店に入ってきた。深雪、本当にごめんね。私は心の中で深雪に謝った。
「休みの中本当に済まない深雪君」
「いえいえ大丈夫ですよ滋さん。澪から報酬があるって聞きましたから!」
そう、今回お母さんを止めるということには報酬がある。その報酬は美咲ちゃんの盗撮写真だ。
盗撮写真の内容はテニスをしている所や授業を受けている姿、その他諸々だ。こんなこと紗夜にバレたらおしまいだけど、それに関しては弦巻さんが協力してくれたから問題ない。証拠は隠滅してあるから大丈夫だ。
「ありがとね澪。奥沢さんが妹になってくれないのなら写真だけでも充分よ!」
「深雪、あんた美咲ちゃんのこと好きすぎるでしょ?さすがに引くんだけど……」
なんだろう、深雪を呼んだのはまずかったかもしれない。下手したら深雪が暴走するかもしれないし、はぁこなことなら美咲ちゃんを盗撮しなきゃよかった。美咲ちゃん、ごめんね。
お父さんはなんかバリツやろうとしてるし、それってシャーロックホームズだよね?いつまで紳士と思い込んでるの?いい年した大人が何をやってるのやら……。
とまあこんな混沌とした状況、お母さんはニコニコした顔で半ギレ状態、深雪は暴走寸前、お父さんはバリツしようとしてる。私はどうしたらいいんだろう。
――はぁ、もう滅茶苦茶だよ……。
意味不明な回になってしまった
投げやりですが、私にはここまでしか書けません
次は葵とつぐみメインですのでお楽しみに