タイトル名がダサいのは許してね!
今回は葵視点とつぐみ視点でお送りします
では本編です
まさかまた一緒に寝るなんて思わなかった。てかどうしてこうなった!
「葵君まだ起きてる?」
「お...起きてるよ」
つぐみちゃん顔近いって!今度は腕に抱きついてるし...なんか当たってるし...。つぐみちゃんに腕に抱きついていい?って言われたから断れなかった。明日までどうしようかなこれ...正直言うと耐えられる自信がないよ。それとつぐみちゃんと僕は布団の中で顔は出していない。これモカちゃんだと絶対に録音してそうだよね。やりかねない...。
「ね、ねえ葵君」
「な、何...?」
「今回の旅行どうだった?」
今回の旅行か...。なんていうか色々あったよな。主につぐみちゃんに関しては色々ありすぎた。つぐみちゃんの想いを知ったり、積極的に攻めて来たり...。ホントに旅行なのか?っていうくらいに色々あった。まさかつぐみちゃんが僕のことを好きだったなんて思わなかった。
けど僕がつぐみちゃんのことを好きだってことはまだ知らないはず。今ここで言ってしまえばどれだけ楽になるか...。会って1ヵ月で付き合う、そんなの漫画とかでよくあることだ。けど僕はそれで結ばれるっていうのはちょっとあれかなって思ってしまう。つぐみちゃんには申し訳ないけれど、僕にはまだそんな勇気がない。ここで告白をして関係が崩れてしまったら僕は生きていけるか?
「葵君?どうしたの?」
「ん?ああごめん。考え事してたよ。旅行のことだよね。まあ楽しかったよ。色々あったけどね...」
「よかった。葵君を誘ってよかったよ」
「ありがとう。誘ってくれて」
つぐみちゃんの想いを知ってしまった以上、もう戻れない。今はこの関係を保っていたい。もっとつぐみちゃんのことを知って、それから結論を出していこう。これからのことを姉さんに相談してみようかな?姉さんは恋愛相談を何十回も受けてきたからあれでも相談事には慣れている。
「ねえ葵君」
「何?」
「さっきの温泉入ってる時のことなんだけど...」
「?」
「私の声って聞こえてた?」
え?いきなり何!?ていうかごめんつぐみちゃん!盗み聞きしてました。盗み聞きして好きな人の想いを知るって...ラノベじゃあるまいし。これが現実に起きるっていうのはおかしいとしか思えない。自分で言うのもなんだけど...。
「何のこと...?」
「あれ、聞いてなかったの?」
「僕は先に出てたからわからないよ」
「そ、そう...」
危なかった。ごめんつぐみちゃんまた嘘ついちゃったね。でもバレたらホントに生きていける自信がない。つぐみちゃんってたまにとんでもないこと聞くから怖いな。将来この子の尻に敷かれそうだな...。そうならないようにしないと。
「そういえばつぐみちゃんは残りの連休はどうするの?」
「私?残りは宿題とか終わらせないといけないかな。あと、お店の手伝いもあるからね」
「僕と同じだね。店の手伝いもあるから帰ってから忙しくなるよね」
「言われてみれば一緒だ。なんか私達って似た者同士だね」
「っ!?」
またなんか言ってきたよこの子!好きな人から似た者同士って言われるとは思わなかった...。なんか嬉しいなこれって。いい土産話ができたかなこれは...。土産話って言うのはおかしいけど父さん達に相談してみようかな...。
▼▼▼▼
なんで私あんなこと言っちゃったのかな?昨日の夜葵君のところに間違えて寝ちゃって寝心地いいからもう一回寝たいなんて言えないよ!葵君の腕抱き心地いいなあ。葵君起きてるかな...。
「葵君まだ起きてる?」
「お...起きてるよ」
起きてんだ。無理もないよね、私があんなこと言っちゃったから眠れないよね。なに話そうかな...。旅行のこと聞いてみようかな?うん聞いてみよう。緊張するなぁ...。
「ね、ねえ葵君」
「な、何...?」
「今回の旅行どうだった?」
どうだったかな?今回の旅行...。私なりにすっごく頑張ったと思うし、むしろやり過ぎたくらいに頑張ってしまった。蘭ちゃん達にからかわれちゃったことはあったけど、それでもこの旅行は楽しかった。あのくじ引きを受けてよかったなって思ってる。
あれ...葵君どうしちゃったのかな?もしかして寝ちゃったかな?でも少し眠そうにしてる。私も無理矢理すぎたかな?葵君無理してないかな?
「葵君?どうしたの?」
「ん?ああごめん。考え事してたよ。旅行のことだよね。まあ楽しかったよ。色々あったけどね...」
確かに色々あったね。主に私達のことでね...。
「よかった。葵君を誘ってよかったよ」
「ありがとう。誘ってくれて」
誘ってよかった。ありがとうって言ってくれただけでも嬉しい。私も勇気を出して電話してよかった。葵君に名前で呼び合おうって言ってからここまで頑張った。会ってまだ1ヵ月しか経ってないけどね。
そういえばさっき私は温泉であんなこと言っちゃったけど、葵君に聞こえてないかな?蘭ちゃん達だけだったからよかったけど、他の人がいたら穴に入りたいくらいに恥ずかしい思いをしてしまう。一回聞いてみよう。
「ねえ葵君」
「何?」
「さっきの温泉入ってる時のことなんだけど...」
「?」
「私の声って聞こえてた?」
うわあ聞いちゃったよ!聞いちゃったよ私!もし聞こえてたらホントに生きていけない。葵君のことが好きだなんてここで言っちゃうと私達ってどうなるのかな?関係が崩れる?それとも付き合う?どうなるかわからないなあ。でも私には告白する勇気がない。
葵君のことをもっと知りたい。もっと知ってそれからどうするかを考えよう。蘭ちゃん達にも相談してみようかな?私一人じゃ難しいと思う。それにしても...。
――葵君聞こえてたかな?
「何のこと...?」
「あれ、聞いてなかったの?」
「僕は先に出てたからわからないよ」
「そ、そう...」
よかった。聞こえてなかった。先に出てたんだ。なんとかなった...かな?
「そういえばつぐみちゃんは残りの連休はどうするの?」
あ、そうか明日含めたら3日残ってるんだ。あと宿題もあるんだったっけ?
「私?残りは宿題とか終わらせないといけないかな。あと、お店の手伝いもあるからね」
「僕と同じだね。店の手伝いもあるから帰ってから忙しくなるよね」
そうだ。葵君の家は喫茶店だった。忙しいんだな。それに宿題も終わってない。蘭ちゃん達は終わってるのかな?
でも私と葵君はお店の手伝いもある。これだけあるとなんか一緒ていうのが嬉しいな。
「言われてみれば一緒だ。なんか私達って似た者同士だね」
「っ!?」
あ、赤くなってる。私も自分で言っただけなのになんか顔が熱い。恥ずかしいななんか...。ホントに旅行に行ってる間の私はやりすぎたっていうくらいに積極的だった。葵君は私のことどう思ってるのかな?
――もう寝ようかな。
私は葵君の腕に力を入れた。離れたくない。今日だけでも一緒に寝ていたい。
「おやすみ葵君。もう寝るね」
「うん、おやすみ。つぐみちゃん」
私達は眠りについた。そして朝起きてからはまたしても蘭ちゃんたちに質問攻めを受けた。そうだよね。あんなことをしたんだから...。
――告白するのはまだ待とう。私はまだこの関係でいたい。葵君のことをもっと知りたい。休み明けからまた頑張ろう!
これにて連休回は終了です
次の更新ですが大幅に遅れるということを伝えておきます
では次にお会いしましょう
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