秘封倶楽部に入部した少年が幻想入りする話   作:博麗のナル

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三連休の中祝日出勤中の電車内で小説書いてるものです
さぁ!今回も誤字、脱字が多々あると思いますが
暖かい目でみていってください!


第五話『襲撃』

魔理沙と俺は箒に乗って人里を後にした

 

魔理沙『歩ちょっといいか?』

歩『なんだ?』

魔理沙『さっき、なんでいきなりあの子を助けにいったんだ?』

歩『ああ、あのことか、まぁ昔いろいろあってな、あんな糞みたいな集団いじめは見てると虫酸がはしるんだよ』

魔理沙『へぇー、そうなのか』

 

魔理沙はそれ以上聞いてこなかった

多分だが魔理沙は魔理沙なりに気を使ってくれたのだろう

だが、その気遣いが嬉しい、俺もあのことは話したくないし思い出したくもない

そんなことを考えていると俺たちの横100mくらい離れたところから

 

?『お~い!魔理沙さーん!』

 

と声が聞こえた

魔理沙『おっ!文じゃねぇか、あいつに絡まれるとちと面倒なんだよな、歩!速度あげるから振り落とされないようにしっかりと捕まっておくんだぜ!』

歩『え?あっ!おい!』

 

俺の返答も無しに魔理沙はスピードをあげた

このスピードを例えるなら一般道を走る車から新幹線のスピードくらいだろう

俺は振り落とされないようしっかりと捕まる

捕まるのだが恐怖からの手汗やら掴む手に力が入らず手が滑りそうになるので魔理沙の体に飛び付いた

 

魔理沙『ひゃっ!』

 

うん?なんだ今の可愛い声は?まぁいいかと思いながら

後ろの状況が気になるので振り返ってみるとまだついてきている魔理沙のこのスピードについてくるとは少し驚きだったが今はそんのこと気にしてられない少しでも気を抜いたら落ちる

 

☆彡

☆彡

☆彡

☆彡

☆彡

 

今俺は博麗神社にいる

 

歩『はぁはぁ、し、しぬかと思った』

魔理沙『あはははは、すまんすまん』

霊夢『何やってんのよ』

?『そうですよ!魔理沙さん!逃げるなんて酷いですよ!』

 

声のする方に目をやるとそこには

髪は肩にかかるかかからないかセミロングで艶やかな黒髪

頭にはおもわず天狗を思わす頭襟を被っており

服は白いフォーマルなシャツ、黒にフリルのついたミニスカート

そして、シャツを着ていても強く強調している豊満な胸、ミニスカートということもあり豊満な胸と同じくらい強調しているふともも・・・

ひとことで片付けるならエロいその言葉しか出てこない

 

歩『そういや、誰?』

文『あやや、そうでした、自己紹介がまだでしたね

私は射命丸 文といいます!気軽にあやとお呼びください!因みに新聞記者をやってる鴉天狗です!』

歩『俺は 神埼 歩 よろしく、紫さんが出口を探してくれている間、幻想卿に滞在するこになった者だ』

文『あや!?もしやと思って魔理沙さんを追いかけて正解でした!』

魔理沙『どういうことだ?』

文『何か特ダネがないか飛び回ってたときに魔理沙さんを見つけたんですよ、すると見慣れない姿をした方がいたんで取材をとね』

歩『俺に、取材?なんでまた俺なんだ?』

文『おいしそうな臭いがぷんぷんするからです、記者としての感がそういってます!』

魔理沙『なぁ、話に割って入って悪いんだがなんか下が騒がしくないか?』

 

確かに魔理沙の言う通り騒がしい

正確に言うなら博麗神社の石段の下である

 

歩『どこかで聞いたことあるような?』

霊夢『このままじゃ、らちがあかないから見に行くわよ』

一同『りょうかーい』

 

霊夢を先導に鳥居をくぐり石段の上から下を覗くとそこにはびっくりするような光景があった

なんと、槍や斧、弓などの武器を持った里の人間がいた

数は30人程度であろうか

 

歩『な、なんだありゃ・・・』

里の人間B『出たな、奴隷を庇う奴隷が』

霊夢『なんなのよあれ』

里の人間A『博麗の巫女さま!その奴隷からお離れください!そして、共にその奴隷に成敗したしましょう!』

霊夢『は?歩が奴隷?歩は奴隷なんかじゃないでしょ』

里の人間C『くそ!あの奴隷め!我々の味方の巫女さまを洗脳しやがって!待っていてください、その奴隷から解放してあげます!』

歩『なんか、言ってること滅茶苦茶だな』

霊夢『言っとくけど私は里の内揉め事に関しては関与しないからね、でも、友達が絡まれてるとなると話は別だけどね』

里の人間A『お前ら!行くぞ!』

 

その掛け声と共に里の人間がこちらに攻撃を仕掛けてきた

 

歩『仕掛けてきたな、魔理沙、霊夢、文、お前ら手を出すんじゃないぞ』

魔理沙『お、おいお前正気か?あんだけの数私たちならまだしもただの人間のお前が一人で相手するのか?』

歩『あぁ、そうだ

へたにお前らが攻撃して奴隷扱い受けるのは俺がいやなんでね・・・

だからよろしく頼むよ』

 

その言葉を最後に歩は交戦に行った

 

~霊夢、魔理沙、文~side

 

文『あやや~行っちゃいましたね』

魔理沙『私たちに気を使ってくれたのは嬉しいが少々・・・

いやかっこつけすぎたぜ、な霊夢』

霊夢『・・・』

魔理沙『おい霊夢、大丈夫か?』

霊夢『魔理沙!文!行くわよ!空から見るわよ!』

魔理沙『あっ、おい!いきなりどうしたんだよ!』

文『しかたないですねー、いきますよ魔理沙さん!』

魔理沙『まったく、仕方ないやつだぜ霊夢のやろう』

 

そうして、霊夢、魔理沙、文は飛んで空から歩のことを見守ることになった

 

~歩~side

 

歩『この兵力差どうやって埋めようか・・・

考えるだけ無駄か流石に明白すぎる、とりあえず平地じゃ分が悪い、森の中に逃げ込むか』

 

歩はやることを口にしながら敵を引き付けながら森に逃げ込んだ

 

里の人間B『おいおい、この兵力差を前に怖じけ付いたのか?

だが、森に逃げたぐらいで逃げ切れると思うなよ?お前ら!追いかけるぞ!』

里の人間達『おー!』

 

掛け声を合図に里の人達も森の中にかけていった

歩や里の人間達はこの先に起こる不幸をまだ知るよしもなかった・・・

 

☆彡

☆彡

☆彡

 

里の人間『くそっ!あの野郎何処に逃げやがった!』

 

現在里の人間達は歩のことを見失っている

歩の行動は正解だったみたいだ

 

里の人間『うっ、』

歩『ふぅ、これで3人目、全体の1/10といったところかな』

 

歩は草の茂みに隠れて一人になる隙を伺い一人一人落ちていた木で気絶させていた

 

里の人間『うぁぁぁぁぁぁ!』

歩『なんだ?なんかあったのか?気になるし少し見に行ってみるか』

 

歩は好奇心にかられて悲鳴のあった方向へ歩き向かった

すると、悲鳴のあった場所から里の人間数人と妖怪が出くわし危機的状況にあった

その妖怪は見た感じ狼のような感じなのだが狼よりも大きく鋭い牙を持っていた

 

里の人間W『くそったれ、どうする・・・』

里の人間がY『おい、俺らの後ろに奴隷がいるぞ、あいつを囮にしよう』

里の人間H『何か策があるのか?』

里の人間Y『任せろ、だから3秒数えたらあいつのいる方向に走れ』

里の人間『わかった、頼んだぞ』

歩『あいつら何ヒソヒソ話してんだ?』

 

里の人間が逃げる覚悟を決めている中

歩は聞こえない会話を眺め続けるしかなかった

 

里の人間Y『いくぞ!3、2、1、走れ!』

 

掛け声にあわせて三人同時に歩のいる方向に走り出した

 

歩『え?は?おい!なんでこっちにくるんだよ!』

里の人間Y『そんなのお前を囮にするためだよ!』

 

そう言い里の人間は歩の足に足をかけ転ばせた

走っていること、妖怪に気をとられていたこともあり足を掛けられることに気づけなかった

 

歩『うわっ!』

里の人間Y『まぁせいぜい頑張ってくれや奴隷さんよ!はっはっはっ!』

歩『あの野郎!糞がぁぁぁ!』

妖怪『グルルルルルル』

 

妖怪は目の前にいる、見た感じ低級の妖怪だろうが、それでも人間の俺からしたらかなりの脅威だ

あの、大きな牙、爪で攻撃されたら即死だろう・・・

だが逃げようとして逃げられるような相手ではない

俺は覚悟を決めるしかないと悟った

 

歩『はぁ俺も男だ、ここで何もせずに殺られる訳にはいかない、足掻くだけ足掻いてやる!』

 

歩は生きるために妖怪と戦う覚悟を決めた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここからの歩さんの展開が気になりますよね
そうだと嬉しいです
変な言葉を使いとかあったら申し訳ないです

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