歩『よし!いくぞ!』
歩は自分の掛け声と共に妖怪の元へ走った
すると、妖怪は前足の爪を使い攻撃を仕掛けてきた
それを左に回避し木の棒で叩く
だが、歩の攻撃は全く効かなかった
歩『おいおい、まじかよ、かすり傷一つついてないぞ』
妖怪『グルルルルルル、ガウ!』
妖怪は歩の方に走り飛びかかってきた
歩は飛びかかってくる妖怪をよけた
が、すぐに妖怪は尻尾で歩に攻撃した
歩は尻尾の攻撃を避けることが出来ずにあたってしまい数十メートル先の大きな岩に叩きつけられた
歩『がはっ!』
歩は岩に叩きつけられた衝撃で吐血し、重力にそってその場で倒れた
倒れた歩を妖怪は前足で抑え大きく口を開いた
妖怪は大きな牙を輝かせながら歩を食べようとした
歩は意識が遠い力を振り絞り押さえつけられながら妖怪に右ストレートを当てた
すると、妖怪は歩に殴られた衝撃により飛ばされ妖怪の背後にある木に激突した
歩『な、なにがおこったんだ・・・』
歩は今目の前で起こっていることが理解できなかった
力量に大きな差がある妖怪と人間で人間の普通の右ストレートで妖怪が吹っ飛ぶことなどどう考えてもありえない
だが、そのような考えをゆっくりしている暇はない
吹っ飛ばした妖怪が起きてゆっくりと立ち始めた
歩は目の前の状況をみて自分の死を覚悟した
妖怪は完全に起き上がり牙をむき出しにし爪を鋭くたて先程よりも速い速度で飛びかかってきた
歩『あはは、しょーもない人生だったな・・・』
その言葉を最後に歩は意識を手放した
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~霊夢、魔理沙、文side~
魔理沙『おいおい、歩のやつ森に入ったきりでてこないぞ』
文『ここらへんは低級妖怪もいて危険ですし心配ですね』
里の人間『はぁはぁはぁはぁはぁ』
魔理沙『人里の人が出てきたぞ、おん?なんか不審だな』
文『ええ、あんなに息もあらげて、まるで何かから逃げてきたような』
里の人間『逃げきった』
魔理沙、文『!?』
霊夢『逃げきったってどう言うことよ!森の中で何があったの!』
里の人間『あっ、どうも巫女さま、森の中で妖怪に出くわしてここまで逃げてきました』
文『どうやって逃げてきたんですか?普通なら逃げきるのは不可能なはずですよ』
里の人間『奴隷を餌に(魔『はぁ!?お前ら正気か!?』
その瞬間霊夢は里の人間が走って逃げてきたであろう方向にものすごいスピードで飛んでいった
その後に続いて、魔理沙、文も飛んで追い掛けた
魔理沙『ちょっ霊夢のやつ速すぎないか?』
文『あやや、森の中であのスピードは流石の私でも面食らいましたね』
霊夢(嫌な予感がする)
霊夢たちが森の中を進んでいると今にも獲物に飛びかかりそうな妖怪を見つけた
そしてその妖怪の目線の先には岩の壁を背にもたれかかって座っている歩がいた
霊夢『あ、歩!』
妖怪はこちらの存在に気づいた
だが、妖怪はお構い無しに歩に飛びかかった
三人ともとっさに構えスペルカードを発動した
霊夢『霊符『夢想封印』
魔理沙『恋符『マスタースパーク』
文『疾風『風神少女』
三人のスペルは見事に妖怪に当たりギリギリ歩は妖怪に飛びかかられずにすんだ
魔理沙『おい、歩!おい!駄目だ
霊夢、文、永遠亭に連れてくぞ!』
霊夢『ええ!わかったわ!』
文『任せてください!超特急で運びますよ!』
文が歩を抱きかかえ、霊夢と魔理沙はそれに続き孟スピードで永遠亭に向かった
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~歩side~
歩『う、うーん、うん?何処だここは?』
歩が目を覚ました場所は
博麗神社と同じで和風の天井、壁、襖
博麗神社にはなかったふかふかの感触のベッド
そして、そのベッドの横にある正方形の机
どこか病室の一角を思わせる
歩『てか、俺って妖怪に襲われて死んだんじゃなかったのか?それともあれか、既にここが天国であるとかそういうオチか?』
?『ここは天国じゃありません、貴方は生きてますよ』
この部屋と恐らく廊下を繋ぐ襖の入り口に一人の見知らぬ女性が立っていた
身長は少し低めで
学生時代を思い出させる制服を着ており
ポロシャツにネクタイミニスカートを履いている
足元までのびる薄紫色の髪
その薄紫色の髪の頭にうさぎの耳がはえている
うさみみつけてなかったら普通に高校生やってそう
歩『だ、だれ?』
うどんげ『私は鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせんうどんげいんいなば)と言います
ここ永遠亭の診療所の医師の八意永琳の弟子です』
歩『神埼歩です、宜しくお願いします
質問なんだけど今どういう状況なの?俺は妖怪に襲われて死んだはずじゃ・・・』
うどんげ『あぁその事ですか、それは今から来る人にでも質問してください』
歩『え?』
魔理沙『お~い、大丈夫かぁ?』
魔理沙の心配する声が聞こえた
霊夢もいるのだが何故か黙ったまま魔理沙の斜め後ろに立っていた
鈴仙の言う人というのは恐らく魔理沙と霊夢であろう
歩『おお、魔理沙に霊夢』
魔理沙『なんだ元気そうじゃねぇか良かったぜ』
歩『すまんな心配かけて』
うどんげ『それじゃ私は師匠に報告してきますね』
鈴仙は襖を開けて部屋からでていった
そこからしばらくの間無言が続いた
魔理沙『なぁ、霊夢からも何か言ってやったらどうだ?さっきから黙りっぱなしだぞ』
霊夢は歩の方に歩きだし歩のベッドの横で止まった
歩『どうしたんだ?大丈夫か霊夢?』
すると霊夢は右手を大きく振りかぶり
パシッ!
その右手で歩の頬を平手打ちした
歩と魔理沙は唖然とした
霊夢『ふぅ、スッキリした』
魔理沙『おいおい、霊夢いきなり叩くとかどうした?』
霊夢『あ?イライラしたから』
魔理沙『今のじゃただの危ないやつだぜ?』
歩『いいんだよ魔理沙、心配かけたしこのくらい』
魔理沙『まぁ、お前がいいならそれでいいんだけどよ』
歩『ごめんな霊夢心配かけて、そして助けてくれてありがとう』
霊夢『まぁ、知り合いが妖怪に殺られるのはもう見たくないしね』
魔理沙『霊夢のやつスゴかったんだぜ、孟スピードで森の中飛んでいくから追いかけるのに苦労したもんだぜ、歩のこと滅茶苦茶心配だったみたいだぜ』
霊夢『魔理沙、それ以上いらないこと話したらどうなるかわかるわよね?』
魔理沙『お、おう』
魔理沙は少しためらいながら答えた
?『あらあら、仲がいいのね』
霊夢『ああ?なによ永琳』
月明かりに輝く長い銀髪を三つ編みにしており
上下で赤と青の配色が逆のツートーンカラーの特殊な服を着ており
頭には服と同じようにツートーンの真ん中に赤十字の入っているナース帽を被っている
永琳『診察しに来たのよ、目が覚めたと聞いてね』
歩『よろしく頼みます先生』
永琳『永琳でいいわよ、それにそんなにかしこまらなくてもいいのよ?』
歩『わかった、ありがとう永琳』
永琳『聞き分けがよくて助かるわ、はい診察も終わりよ』
歩『ありがとう』
霊夢『それでどうなの?』
永琳『ええ、怪我ももう完治してるしもう退院しても大丈夫よ』
歩『そうか、ありがとう永琳助かった』
永琳『ええ、なにか以上があったらまたおいでじっくりと看病してあげるわよ、そこにいるうどんげがね』
うどんげ『わ、私がですか!?まぁ看病なら任せてください』歩『また体に何か以上があったら頼む』
そういい残すと歩、霊夢、魔理沙は永々亭を後にした
次回作は早めに投稿できるように最善を尽くしまする