ヴェアヴォルフ~ヘルシングの大尉が転生~   作:忙忙忙ー忙・忙ー忙忙

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今オリジナルとか二次創作とか色々書いているけど中々進まないんですよね〜・・・仕事忙しいし。
ちなみに今回もグダグダです。


第36話 厄介事の始まり

翌日

 

「は?命を狙われてる?今更なに言ってんのよ」

 

「・・・だから、俺の兄貴がお前の命を狙ってるんだって・・・」

 

早朝、朝からうちに来ている神崎に昨日あったことの概要を大まかに伝える。が、神崎に中々伝わらない。

 

「大体あんたのお兄さんって優秀な武偵なんでしょ?何であたしの命を狙うのよ?まさか寝返ったの?」

 

「・・・うーん、その辺はよくわからん・・・だが危険なのは間違いない・・・」

 

「そんなの何時ものことよ。」

 

・・・アカン、こいつ危険な状況に慣れすぎて危機管理能力がおかしくなってる・・・もうその時にならんとわからんだろうな、これは・・・

 

「ほら、そんな事より早く学校に行くわよ。そうだ!あたしの新しい自転車を漕ぎなさい!」

 

「・・・はぁ、もういいや・・・」

 

・・・大尉の気苦労は続く。

 

 

 

 

 

 

「・・・そう言えば、お前のお母さんの裁判はどうなったんだ?・・・」

 

自転車を漕ぎつつ神崎に質問する。

 

「まだ知らなかったの?呆れた」

 

「・・・教えてもらってもないのにわかるか・・・俺はエスパーじゃないんだぞ・・・」

 

「ふふふっ、実は差し戻し審が理子の証言で確実になったのよ!」

 

「・・・ほう・・・よかったな・・・」

 

そんな事を言いつつ自転車を駐輪場に止め、教室へと向かう・・・と、途中で連絡掲示板に人だかりが出来ているのを見つけた。

 

「・・・そうか、もうそんな時期か・・・」

 

「そんな時期って?」

 

「・・・あれは単位不足者の発表だ・・・まあ、俺たちにはあまり関係がないがな・・・お?」

 

「どうしたの?」

 

「・・・あそこにいるのジャンヌじゃないか?・・・」

 

そう言って大尉が指を指す。

そのジャンヌはと言うと遠くから見ても元気がないのが一目でわかるぐらい落ち込んでいた。

 

「・・・おい、ジャンヌどうした?・・・」

 

とりあえず大尉が声を掛ける。

 

「・・・おお、遠山、聞いてくれ。シュレディンガーが大怪我を負ったのだ・・・」

 

「・・・え?そんな話聞いてないぞ・・・」

 

・・・どう言う事だ?確かに昨日いないからおかしいとは思っていたが・・・

 

「・・・昨日の帰り道に二人で帰っていたら、虫が飛んで来てな。私がそれを避けたら横の側溝に足を取られてしまってな。」

 

「・・・」

 

「で、私がバスに引かれた。」

 

「・・・そう言う割には無傷じゃないか・・・」

 

一見しても怪我をした様な様子はなく、バスにはねられたくせに絆創膏もつけてないのだ。

 

 

「シュレディンガーがわたしが引かれる寸前、わたしの中に入ってバスのダメージを肩代わりしたのだ。」

 

・・・何それ、そんなスタンドみたいな事出来たのか?ダイバーダウンかよ・・・本当にあいつ便利だな・・・

 

「・・・でシュレディンガーは?どこにいるんだ?・・・」

 

「ここだ。ダメージが大きいからこの中で休むと言っていた。」

 

そう言ってジャンヌはおもむろにポケットからスマホを取り出した。

 

「ちょっとジャンヌ。ふざけてるの?ジャンヌの中にシュレディンガーが入っただけでも信じられないのに携帯の中に入ってるなんてありえないわ。」

 

「・・・」

 

・・・ごめん、まだ説明してなかった・・・出来ます、こいつなら・・・前に警察のスパコンに侵入させました・・・

 

「信じないのならそれでも構わん。わたしでさえ信じられないのだからな。遠山、シュレディンガーとの連絡はこれで行える。」

 

そう言ってジャンヌがシュレディンガーが入っていると言う携帯を開きメール画面を見せる。

 

 

『( ̄ω ̄)スヤァ・・・』

 

「・・・」

 

・・・こいつ事もあろうに、本当に携帯の中で寝てやがる、しかも彼女の・・・顔とか映らないから顔文字で表現して来ている・・・

 

「・・・」ブンブン!

 

とりあえず携帯をシェイクしてシュレディンガーを叩き起こす。

 

『はっ!?じ、地震!?Σ(・ω・;)』

 

「・・・起きろ・・・昨日の話の続きだ・・・」

 

『なーんだ大尉ですか〜、じゃあいいや。zzz・・・』

 

「・・・」

 

 

この後無茶苦茶振り回した。

 

 

 

 

 

 

 

 

『お、おえっ・・・まさか携帯の中でジェットコースター気分が味わえるとは・・・てか僕怪我人なんですけど。足グキッてるんですけど。』

 

「・・・話をしろ、そしたら好きなだけ寝ろ・・・昨日兄貴にあったんだよ・・・」

 

『マジっすか!?元気そうでした?』

 

「・・・ああ、元気に神崎の殺害予告をしに来た・・・」

 

『えぇー・・・ま、大尉がいればどうにかなるでしょ。えーっとですね、話たいことって言うのはお兄さんの事なんですよ。実はお兄さん、イ・ウーに行ってからかなり犯罪を犯したみたいなんですよ。』

 

・・・やはりか、犯罪組織に入ったらものだからやらないわけにはいかないだろうが・・・兄貴も堕ちたな・・・

 

「・・・どんな事をしたんだ・・・兄貴は・・・」

 

『大尉の身近だと間宮本家襲撃事件に関わってますね』

 

「!?」

 

・・・ま、間宮って、あの間宮?・・・神崎のアミカの?・・・前に実家が襲撃されて散り散りになったって話は神崎から聞いたが・・・まさか兄貴が関わってたのか・・・

 

「・・・今度謝りに行かないと・・・他にはないか?・・・」

 

「あとは大尉が謝れる相手じゃないからいいです。」

 

・・・国家権力を敵に回してないだろうな・・・

 

「ちょっと!何してるのよ!見せなさいよ!」ピョンピョン!

 

大尉とシュレディンガーの会話が気になったのか神崎が飛び跳ねて携帯の画面を見ようとする。が、大尉の背が高すぎて胸の辺りまでが精一杯・・・現実は非情であった。

 

 

 

 

 

 

 

シュレディンガーとの話を終えて携帯をジャンヌに返す。と・・・

 

「・・・そうだ、さっき掲示板に緊急任務が貼ってあったぞ。お金のないお前にぴったりな仕事がな。」

 

「・・・本当か?どれどれ・・・」

 

・・・昨日は理子に騙されて一銭の収入もなかったからな・・・高額ならそれに越したことはない・・・最悪、探し物が報酬より高かったら、なくしたことにして売っちゃえば・・・

 

 

『港区 大規模"砂金"盗難事件の調査』

 

 

「素晴らしい、これにしよう(ゲス顔)」

 

 

「・・・あんた、砂金を紛失したとか言ってこっそり売っぱらうきじゃない?」

 

ビクぅ!!

 

「・・・な、何をそんな事するわけないだろ?(汗・・・」

 

「ずいぶん焦ってるわね・・・はあ、別の仕事にしなさいよ。例えば・・・これとか。」

 

そう言うと神崎が掲示板に貼ってあるクエストを一枚とる。

 

 

『港区 カジノ「ピラミッディオン台場」私服警備』

 

 

・・・えーーー、砂金売った方が儲かるのに・・・でもバレたらやばいし、カジノだったらトバルカイン使ってトランプでもやればいいか、それにあいつギャンブルイカサマなしでバカ勝ちするし・・・

 

「・・・じゃあそれにするか・・・神崎もやるだろ?・・・」

 

「あたし?うーん、まあ、別にすることもないし・・・そうね、やるわ。」

 

「・・・決まりだな・・・じゃあ先生に申請して来るか・・・」

 

 

しかしこの時、大尉は自分が見事に敵の術中にはまり込んでいるのにまるで気がついていなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

 

3時間目は体育で久しぶりのプールだった。武偵高のプールは温水なので泳ぎたい時にいつでも泳げて、しかも学生は使いたい放題だ

 

・・・まあ、使う奴が使う奴なのでプールで銃撃戦やらかしたりして所々ボロボロなんだが・・・

 

と、そんな事を考えているとプールの方が騒がしくなる。

 

 

 

「よし!人払いは済んだな!急いで運ぶぞ!」

 

「むとー君!すぐ浮かべて!時間がないのだ!」

 

「暖機運転しなくていいのか?」

 

「もう改造済みなのだ!人間に不可能はないのだ!」

 

なんか大きな潜水艦の模型を持ってきた男子達が、プールへと着水させている。男子達には武藤が指示している様だ。

 

「よっしゃ!いいぞ平賀!」

 

「準備完了!さっそく発射なのだ!」ポチッ

 

リモコンを持っている平賀さんがボタンを押すと、潜水艦のハッチが開き・・・

 

バシュバシュバシュ!

 

「「「おー!」」」

 

ミサイルに見立てたロケット花火が打ち上げられる。それを見てクラスのみんなが武藤と平賀さんに拍手を送る。

 

・・・平賀さん、いいもん作ってくれるけどたまに変なもの作るんだよな・・・「遠山君は人に扱えない様な武器を使えるから作ってて楽しいのだ!」とか言って、この前はアサルトライフルぐらいまでショートバレルにしたM82の射撃実験させられたし・・・まあ、反応は良かったけど・・・そう言えば今はもっとすごいもの開発中だったな・・・

 

と、そんな考えごとをしていると・・・

 

「おぉ!キンジ!見ろよこれ!ロシアの超アクラ級原子力潜水艦「ボストーク」だぜ!」

 

俺を見つけた武藤がプールから上がってくる。

 

「・・・知ってる・・・」

 

・・・武藤、残念だが俺、それの写真見たから。しかもつい最近のをな・・・

 

「ボストークは悲劇の原潜なんだ。類を見ない巨大潜水艦だったんだけど進水直後に行方不明になっちまったんだ。」

 

「・・・テスラコイルでも積んでたんじゃね・・・」

 

「それはエルドリッチだ。今作ってるからまた今度な。」

 

「・・・そんなもん作るな・・・」

 

・・・お前、あれ確か乗ってた奴が自然発火したり壁貫通したりゼリー状になったりかなりやばい船じゃん・・・

 

「・・・でだ、その潜水艦を俺と平賀さんが現代に蘇らせたってわけよ!どうだキンジ!感動するだろ?」

 

「・・・へー、すごいね(棒・・・」

 

「もっと感動しろよ!まったく、キンジには感動が足りない!今度原潜で引いてやる!」

 

「・・・こっちのセリフだ・・・」

 

そう言って物騒な台詞を吐いてプールの方へと戻って行った・・・と、それも入れ替えで不知火がこっちに来る。

 

「あはっ、プール追い出されちゃった。」

 

「・・・そりゃ残念だったな・・・」

 

「雑談してもいいかい?」

 

「・・・ご勝手に・・・」

 

「ちょっと、良くない話だけど聞く?」

 

・・・やめてくださいよ、不知火まで・・・なんで俺の知り合いは俺の胃をストレスでマッハにするんだ・・・

 

「さっき2時間目が休講だっただろ?」

 

「・・・ああ、寝てたから良く覚えてない・・・」

 

「そうなんだ・・・で、その時僕、ちょっと強襲科に顔を出したんだけど、神崎さんも来てたんだよ。」

 

「・・・また何かやらかしたのか?あいつ・・・」

 

「いや、そんなんじゃないよ・・・神崎さんって彼氏いるの?」

 

「・・・なんだ、お前ああ言うのがタイプなのか?・・・なんなら紹介してやるぞ・・・」

 

「ははっ、それなら遠山君のライバルになっちゃうよ。」

 

「・・・まったく、お前もか・・・なんで俺の知り合いは俺と神崎をくっつけたがるんだ・・・」

 

「これは神崎さんも大変だな・・・で、彼氏っているの?」

 

「・・・知らんな・・・あいつは良くウチに来るが毎日来るわけじゃない・・・」

 

・・・俺はあまりやらないが、トバルカインとか隣のドクがギャルゲー(Rー18)をやってて、見るたんびに顔を真っ赤にして帰って行くからな・・・

 

「・・・実は神崎が手帳にメモしている時、偶然見えちゃったんだけど・・・手帳に男の写真が入ってたんだよね。」

 

「・・・ほほう、どんな感じの男だ?・・・」

 

「おっ、食いついたね遠山君。せっかくの夏だよ?ここで関係をしっかり進展させなきゃね。神崎さん、一部の男子に人気だから取られないようにしないと。」

 

「・・・はぁ、前から言ってるが俺はもっと・・・」

 

その一瞬大尉が下を向いた瞬間、不知火が大尉の携帯を掠め取る。

 

「あ」

 

「そう言えば神崎さんから聞いたけど、今度カジノの警備やるんだよね?混雑地の警備って事で、一緒に緋川神社のお祭りに行って見たらどう?それにあそこは縁結びの神社で有名だし。ね、武藤君」

 

ポイッ、と不知火が武藤に大尉の携帯を投げ渡す。

 

「おお!そりゃいい!お誘いメールは俺が書いてやるよ!」

 

それをキャッチした武藤は大尉の携帯で何やらメールを打ち始めた。

 

「・・・おい、武藤何して・・・」

 

ガシッ

 

「いやー、神崎さんと遠山君の関係ってはたから見てると焦れったくてね。ライバルもいるみたいだし、背中を押してあげようって事になったんだよね、さっき武藤君と。」

 

武藤から携帯を取り返そうとするが不知火に背後から羽交い締めにされる。

 

・・・くっ!こいつかけるのうまい!動けん!・・・

 

「お?キンジ〜、ダメだろ?メルアドの名前神崎で登録しちゃあ。ついでにアリアにしといてやるよ。えーっと、『親愛なるアリアへ。カジノ警備の練習がてら、2人っきりで七夕祭りに行かないか?7日の7時に上野駅ジャイアントパンダ前で待ち合わせだ。かわいい浴衣着て来いよ?』・・・完璧だな!どうです遠山先生!」ポチッ

 

武藤が送信ボタンを押してこちらを振り向く。満面の笑顔でだ。この時ほどこいつに殺意が沸いたことはなかっただろう。

 

 

 

 

プチッ

 

その時、大尉のキレてはいけない物が切れた。

 

「・・・ちょっと2人とも、話がある・・・更衣室に来い・・・」( #^ω^ )ビキビキッ

 

「お、おいキンジ、冗だ「更衣室に来い」・・・はい」

 

「あはっ、怒っちゃっみたいだね。それじゃ!」プウゥゥン!

 

そう言うと不知火がものすごい速度で逃げ出す。もう追いつけない・・・

 

・・・面白い奴だ、殺すのは最後にしてやる・・・

 

「あ!不知火!待て!逃げんなぁ!」

 

「人の事気にしてる暇あんのか?おお?」

 

「いや!さっき言ったじゃん!俺らはお前らの関係をよくしようとしてだな」

 

「・・・御託はいい・・・とりあえずこの前習った陰陽殺の実験からだ・・・」

 

「はあ!?そんなん食らったら死んじゃうじゃないですかー!?」

 

「・・・ちなみにその後は48の殺人技フルコースだ・・・」ガシッ

 

「うわぁぁぁぁぁ!離せぇぇぇ!誰かぁぁぁ!」ズルズル・・・

 

 

 

 

 

 

 

ギャァァァァァァァァァァァァァァァ!!

 

悲鳴は授業が終わるまで続いたと言う・・・

 




そう言えば自分、結構マニアックなネタ使ってるよな・・・
皆さん北斗の拳でどのキャラが一番好きですか?ちなみに作者はジャギ様です。

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