うちは一族に憑依   作:だめねこ

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フラグが歩いてやってきた。

あの後陸路を歩いて行き、ただいま小船で移動ナウ

 

周りを見渡すとあら不思議

 

普段なら絶景が見れるだろう景色も今じゃあ霧でな~んにも見えません。

 

そんな中元気に野次を飛ばすタズナのじじい

 

「こら、ちゃんと漕げガキども!これじゃあ岸にいつ着くか分からねぇぞー」

 

このじじい、こっちは何時再不斬の野郎が来るかドキドキしているのにデケェ声出すんじゃねーよ。

 

俺がそんな思いを込めてタズナのじじいを睨むと一瞬で黙り始めた。

 

ふん、最初から静かにしていればいいものを

 

「か、カカシ先生!?タズナさんが白目むいてますよ」

 

「ちょ・・・カブキ何やってんだ!!!!!タズナさーん起きてください!!!!」

 

慌てるカカシとサクラ

 

「おお、タズナのじいちゃんがカブキの睨みで白眼発動しているってばよ」

 

「ナルト・・・間違いでは無いけどそれは違うからな」

 

「さすがウスラトンカチ斜め上の回答してくれるぜ」

 

ボケるナルト、突っ込むカカシ、それを見て笑うサスケつーか、ナルトお前スレてたんじゃないのかよ!?

 

そんなこんなで霧の中を無事に突破した俺たちは今度はうって変わって木々が隣接している道を歩いている。

 

そろそろ、野生の再不斬が出て来てもおかしくないので持ってきたおにぎり(おかか、稲荷寿司、鮭)でも食い、水でも飲んでいた。

 

「あ、カブキおかかもらうぜ」

 

サスケは俺の返事を聞く前に取っていた。

 

「貰うも何ももう取ってるやん」

 

「俺もなんか欲しいってばよ」

 

「じゃあ、これやるよ」

 

俺はナルトに稲荷寿司を渡した。

 

「なんで稲荷寿司???まー良いけどとりあえずカブキありがとうだってばよ」

 

そういうとナルトはおいしそうに稲荷寿司を食べる。

 

うむ、作ってきた甲斐があったぜ。

 

それから一時間後

 

「ところでタズナさん。結構歩きましたけどまだ町は見えないんですか?」

 

「もう少し行けば見えてくるじゃろう。町に着いたらわしの家で休んでいけばいい!疲れが取れなかったら、一晩でも二晩でも休んで行っていいぞ!ガハハハハっ」

 

このじじいほんとに狙われてるのか?

 

そんなことを考えているとようやく前方に町が見えてきた。

 

「カカシ先生何か見えてきたってばよ」

 

「ん?町が見えてき……ッ!皆、伏せろっ!!」

 

カカシがそういうと鉄の塊というか首切り包丁がグルんグルん回ってこっちに飛んできていた。

 

タズナさんはカカシ引っ張り、サスケ、ナルト、サクラ、俺も伏せてそれを躱した。

 

首切り包丁はそのまま俺たちを通過すると後ろの木を二、三本なぎ倒しようやく止まった。

 

 そして、首切り包丁の幅広の刃の上には痩身だけど引き締まっていて、上半身裸の怪しげな男。というか「桃地再不斬」が腕を組んでこっちを睨んでいた。

 

なるほど、これが霧隠れの鬼人ですか、なかなか迫力のある顔ですな~。

 

「へぇ~これはこれは霧隠れの上忍、桃地再不斬君じゃないですか」

 

お、カカシが再不斬を見て油断していない。まー試験の時もこれぐらい真面目だったらよかったのに・・・全く残念な男だよ。

 

そんな余計な事を考えていると再不斬が殺気を飛ばしてきやがった。

 

舐めんじゃねーぞ、こちとら生きるか死ぬかの瀬戸際なんだ。殺気程度でビビってられっかよ

 

「誰にメンチ切ってんだコラ!!!!」

 

「ふざけた野郎だ。俺が相手になってやる」

 

「そんな子供騙しが通用するわけないってばよ」

 

サスケもナルトも再不斬の殺気を正面から受け止めている

 

というかサスケに至っては殺る気満々だった。

 

というかこの班でビビっている奴なんて・・・タズナさんは一般人だからしょうがないけどサクラお前何震えてんだよ!!!そんなんじゃあ大蛇丸が来たとき何にもできなくなるぞ。

 

てなことを考えていると

 

「下ってろよお前達、こいつはさっきの奴らとは桁が違う。こいつが相手だと、俺もこのままじゃちょっとキツいな……」

 

なるほど、写輪眼を使うんですねわかります。

 

「写輪眼のカカシか………悪いがお前に用はない。そこのじじいを渡してもらおうか」

 

「お前達、卍の陣でタズナさんとサクラを守れ。それからサスケにナルトにカブキ……お前等が強いのは分かっているが、こればっかりはお前等にはまだ早い。ここは俺に任せておけ」

 

「それでは見せてもらおうか忍の戦闘というものを・・・」

 

「まぁーこの前の醜態の挽回にはちょうど良いしな」

 

「楽が出来るならちょうど良いってばよ。」

 

上から順にカブキ、サスケ、ナルトはすでに寛ぎモードに入っている。

 

「それは出来ない相談だ。…再不斬、まずは俺と戦え」

 

「……渡す気はないようだな。だが、噂の写輪眼をこの目で見れるなら幸運だと思っておくか」

 

再不斬はそういうと凄まじい笑顔になった。

 

それは子供が見たらショック死するレベルのもの

 

そんな再不斬はほっといて、カカシは斜めに掛けていた額当てを水平に戻し、隠していた左目を曝け出しゆっくりと開いた。

 

俺はサクラがあわあわしているのに見とれカカシがなんか言っているのを聞き逃してしまった。

 

「今カカシは何話していたの?」

 

「写輪眼の事を説明していた。」

 

「あ、そうなの。なら、問題ないな」

 

そして、再不斬の方を向くと、再不斬は首切り包丁から降りていた

 

「話はこれくらいでいいか。俺はさっさとそこのじじいを殺らなくちゃなんねぇからよ」

 

木の上から川の上に飛び降りて、桃地が印を組んでいく。行使される術は≪霧隠れの術≫。

 

「……あいつがまず最初に狙うのは俺だろう。だが桃地再不斬、こいつは霧隠れの暗部で無音殺人術の達人として知られた男だ。気がついたらあの世だったなんてことになりかねない……。俺も写輪眼を全て上手く使いこなせるわけじゃない。お前たちも気を抜くな!」

 

『八か所だ』

 

『咽頭、脊柱、頚動脈に鎖骨下動脈。腎臓、心臓……さて、どの急所がいい?ククク……』

 

それを聞いてビビるサクラ

 

「サクラ安心しろ。お前達は俺が死んでも守ってやる」

 

「俺の仲間は絶対に殺させやしない」

 

普段からこれくらいやる気出してくれれいいのに・・・

 

『それは、どうかな……』

 

と、そんなこんなしてる間に、カカシが桃地の持つ首切り包丁によって斜めに斬り裂かれた。

 

その光景を間近で見ていたサクラ、おっさんの2人は怯えと驚愕の入り混じった表情を顔に浮かべている。

 

「終わりだ、カカシ……何!?」

 

しかし、再不斬が切ったのはカカシの水分身であり、それは切られたことにより水に戻った。

 

「水分身の術だと……まさか霧隠れの術の時には既にコピーしてたってのか!」

 

「動くな……これで終わりだ」

 

「さっすがカカシ先生っ!先生ならやってくれるって信じてたッ!」

 

全然終わってねーよ。忍が相手を無力化するか息の根を止めるまで安心してんじゃねーよ。

 

「ククク……終わりだと?分かってねぇなカカシ。猿真似如きじゃあこの俺様は倒せない……絶対になッ!しかし、やるじゃねぇか。分身の方に如何にもらしい台詞を喋らせる事で俺の注意を完全にそっちに引きつけ、本体はそこの藪の中に隠れて俺の動きを窺っていたって寸法か」

 

「けどな……俺もそう甘かねぇんだよっ!」

 

さっきのカカシと同じように桃地も水となって虚空に消える。そして今度は桃地がカカシの後ろに回り込み、首斬り包丁を横に薙いだ。

 

「ック……」

 

カカシはそれを自身の本能で、しゃがんで避ける。だがそこに桃地の蹴りが襲いかかり、体勢が崩れているカカシにそれを避ける事は出来る筈もなく、両手をクロスさせてそれを防ぎはしたが、衝撃を殺すことは出来ずにそのまま水の中に吹き飛んでいった。

 

「しまった!?」

 

「…ハマったな。脱出不可能の特製牢獄だ……お前に動かれるとやりにくいんでな」

 

≪水分身の術≫

 

「カカシ、お前との決着は後回しだ。まずはあいつらを片付けさせてもらうぜ」

 

再不斬はそういうと水分身はこっちに向かって来た。

 

「額当てまでつけて忍者気取りか?だがな、本当の忍者ってのはいくつもの死線を乗り越えた奴の事を言うんだよ。つまり、俺様の手配書に載る程度になって初めて忍者と呼べる。お前らみたいのは忍者とは言わねぇよ」

 

水分身の再不斬はそれだけ言うと瞬身の術で俺に近づき、切り裂こうとする。

 

しかし、俺はそれより速く刀を抜刀して水分身を切った。

 

「だったらその手配書は古いんじゃねーか?何せ俺の名前が乗ってないんだからな」

 

「ほぅ・・・お前名前はなんて言うんだ?」

 

「俺か?俺は・・・木の葉一の伊達男うちはカブキ様たぁ俺のことでぇい」

 

「「「「(なぜ歌舞伎役者みたいなポーズを取っているんだ?(ってばよ)」」」」

 

この時サスケ・サクラ・ナルト・カカシ・タズナは疑問には思ったが決して声には出さなかった。

 

「ふざけた餓鬼だが実力は確かなようだな。再不斬私も混ぜてもらうぜ」

 

その時声がした方向に目を向けるとそこには林檎雨由利が雷刀“牙”を構えていた。

 

「うるせぇーこいつは俺の獲物だ。邪魔すんじゃねぇ林檎」

 

「とは言っても再不斬あんた今動けないでしょ?そこで指を銜えて黙って見てな」

 

そういうと林檎雨由利は雷刀“牙”をカブキに向かって振り落とそうとする

 

しかし、それを雷遁チャクラを纏ってサスケが腕を掴んで止めていた。

 

「カブキは今再不斬と闘っているんだ。暇なら俺が相手になってやる。」

 

「あたしの相手をしてくれるってのかい?うれしいねぇ~。うれしすぎてあんたの事を殺してやりたくなっちゃったよ。」

 

「出来るもんならやってみろよ。」

 

林檎雨由利の凄惨な笑顔に対してサスケも自身の口をまるで三日月のようにしてたのしそうに挑発する。

 

「サスケ俺も加勢するってば「そうはさせない」おっとっと誰だってばよ!?」

 

ナルトがサスケの所に飛び込もうとした時ナルトの頭に向かってクナイが飛んできた。

 

しかし、ナルトはそれを首を傾げて避けた。

 

そして、投げた先を見るとそこには仮面を着けた人物がそこに居た。

 

「俺か?俺は・・・うちはマダラだ。」

 

そのときタズナとサクラとナルト以外全員の動きが止まった。

 

「そんなことより、うちはカブキお前に聞きたいことがある」

 

「奇遇だな。俺も丁度お前に聞かれたいことがあるんだよ。」

 

カブキはそういうと再不斬から目を離してマダラを見る

 

「何故お前が生きているんだ(・・・・・・)?あの日殺したはずなのに・・・」

 

 

 

 

 

 




うちはマダラ出現


そしてカブキは第一話で死んでいたが、憑依したことにより蘇りました。
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