悪いな、お前ら。俺は、人生の勝ち組ポックルに転生していたらしいぜ。 作:モゾモゾ
文字を打つ速度が追い付けません。
この作品は、ゆっくりと、でもエタらずに投稿したいと思います。
だれか、代打で打ってくれないかな。
俺は、近所の友達に頼まれ木に登って果物を取っていた。
味は美味しいが木のてっぺん付近にしかならない特殊な実で、いつも遊ぶメンバーの中で一番動ける俺が取ることになっている。
そんないつもの光景だったが、生憎、前日が雨だったこともあり滑って木から落ちた。
見る景色が次々と変わる中、体に近い枝で速度を落とそうとしたが手が弾かれ、頭から落ちる。
友達は、医者を呼んだり体を休ませようと横にさせたりとてんやわんやしている。
そんなことを虚ろな目で見ていて、ふと思い出した。
あれ?似たような経験したことあるぞと。
確か、俺が晩御飯の材料を買いに近所のスーパーに向かっていると、横断歩道の真ん中で、ヒールが折れてるお姉さんがいた。
俺は、もちろん助けにいったさ。
走って救出しに向かう所を、女性を避けるためにハンドルを急に曲げた車にぶつかったがな。
俺の周りが血溜まりになっている中、お姉さんは、いなくなるわ。車は、逃げ出すわ。
助けを求めることもできずにそのまま俺の意識がなくなったはず…
俺死んだんじゃないのか?
あの時と違って、今は友達が救助を呼んでくれている。
あの時?あの時っていつだ?
車に轢かれるどころか、車を見ることすら珍しい森の中だぞ。
それに店もこじんまりした店が多く、思い出みたいな大きい建物なんかもない。
痛みを堪えながら、考えがまとまらず目を閉じていると
「おい!ポックル。大丈夫か?今医者呼んできたからな。悪かったよ…おれが、甘いもの食べたいって言ったせいで。腕も折れちまっているし」
ポックル。俺の名か?もっと、ごちゃごちゃした名前じゃなかったか?
いや、その名前に聞き覚えがあるぞ。
あれは、確か。
「せっかく、弓を練習し始めたって喜んでたのに、水を差すようなことしてしまって。後で、殴ってもいいから、目を開けろ」
弓。ポックル。なんか引っかかる。何かもう一押しあれば思い出せるのに。
「っち。大丈夫だから落ち着け。自分のミスだから別に、殴らねえよ。それより、声が頭に響くから抑えろ」
「わりぃ。って、ほら来てくれたぞ。もう安心だからな」
「おい、悪ガキども。あれだけ、危ないから登るなよってハンターの人に言われてただろうが。さっさと直してやるから、場所移動するぞ」
ハンター。
そうハンターだ。全部つながった。何か聞き覚えのある名前や職業。
ここは、ハンターハンターの世界だ。
「先生!ポックルが気絶した!!」
「お、こいつは、やべぇな。急ぐぞ!」
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あの後、医者から右腕骨折と頭部を強く打ったせいで軽い記憶喪失といわれた。
たんこぶもあるが、それは勝手に治るだろう。
現在は、親に怒られた後で部屋でゆっくり休んでいる。
友達も謝りに来たが、平気だから安心しろと伝えると笑顔になって帰っていった。
彼も後で怒られるのだろう。
それは、さておき完全に思い出したぞ。
ここは、ジャンプ屈指の死亡率を誇るハンターハンターの世界ではなかろうか。
この血生臭い世界にはある意味、ワンピースよりも現実味のあるお宝や秘宝がある。
それにハンターには、ロマンがある。
ハンターとは怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求することに生涯をかける人々の総称。
ハンター自体は自称であるが、プロハンターの資格を有さない者はアマチュアとみなされる。
プロのハンターの資格を得るには、数百万分の一の難関と言われるハンター試験を突破しなければならない。
しかし、この試験に合格してもさらに念能力を試す裏試験があり、これも突破しなければ一人前のハンターとはされない。ハンター試験に合格したプロハンターは全員がハンター協会の会員となる。現在の会員数は660名ほど。
一口にハンターと言っても、世界の財宝発掘を専門とする財宝ハンターやブラックリストに載っている犯罪者を捕らえることを専門とする賞金首ハンターといったように専門分野の違いによって様々に分かれている。ただし、これはハンターになった後本人がどういう仕事を重点的に行うかによる俗称であり、ハンター資格に種類があるわけではない。
この世界においてハンター協会は国境を超えて信頼性を持ち、そこに属するプロハンターはライセンスの持つ絶対的特権もあって莫大な富と名声を得られる。この世界での長者番付上位10名のうち6名がプロハンターであるなど「世界一儲かる」「世界一気高い」仕事であるとされる。
ハンター協会により「ハンター十ヶ条」が定められており、プロハンターの選出方法、プロとなったものの行動指針、ハンター協会の会長や参謀の選出方法など協会の運営方法などが規定されている。
前世の俺についてそこそこ思い出したが、あまりいい生活はできていなかった。
やりたいことを進んでやるには、規則が厳しすぎた。
金やコネ等、足りない物が多かった。
楽しくもない仕事、達成感のない仕事。
奴隷のようにただ、流されるままに生きてきた。
だが、あの生活はお終いだ。
ハンターになれば、全てが叶う。
俺は、生まれ変わった。
なんなら、この世界について、アドバンテージがあるんだ。
本で読んだ俺の姿は確か、幻獣ハンターを名乗っていた。第287期ハンター試験合格者。
三白眼で帽子をかぶった小柄な青年。
弓を使った狩猟が得意で、しびれ薬も併用しており同期のゴンにハンターとしての見本っぽいのを魅せた。
夢を追うひたむきな性格。ただ血気にはやりやすいのが玉に瑕。
戦いに関しては他の最終試験に残った受験生に一歩劣っているが、ハンターとしての素質は高く評価されていた。二回戦でハンゾーとの圧倒的な力量差を前に降参するも、キルアの失格に伴い合格する。
そのあとに登場したのがキメラアント編でポンズら仲間と共にNGLで活動していた。
そこでキメラアントの調査・討伐に当たっていたが、ザザン隊の蟻に見つかってしまい、仲間を全て殺され自分も生け捕りにされる。
その後、運ばれた先の巣から脱出しようとするが、ネフェルピトーの「円」で発見されてしまう。最期は頭蓋骨をひっぺがされ、剥き出しとなった脳に物理的刺激を与え自白を引き出すと言う猟奇的な方法で念能力の知識を絞り出された後、屠畜され女王の糧となった。
糧となるのか…
記憶が戻らなかった方が良いのか悪いのか。
いや、結局のところ努力をしなければ人間大成しないんだ。
才能の有る人間に生まれたんだ。後はそれを活かすだけ。
今の目標は、ハンター試験に合格できる程の実力をつけること。
人生の目標は、キメラアントにくちゅくちゅされないこと!
今からなら、時間もある。
俺は強くなれるんだ。
俺のハンターとしての旅路はこれからだ!
黙っておとなしくしてろ、と親に怒られたのでふて寝した。
まずは、腕を治してからかな。
現段階で、既に次回作まで考えています。
ただ、そこまで行くのに時間はかかりますので
ぜひとも、感想、評価、お気に入りで
作者のやる気を維持してもらえるよう頼んます。