悪いな、お前ら。俺は、人生の勝ち組ポックルに転生していたらしいぜ。 作:モゾモゾ
嬉しい反面、急かされている気がしてなりません。(笑)
今回の話はちょっとした、お遊びです。
次回から、もう少しまじめに書きます。
あれから、数日が経ち体調がよくなってきた。
俺は、腕を吊るしながら情報収集、この前の事故の時の友達と歩いている。
彼の名は、ヨシュア。
顔立ちが、女性のようで体つきも、華奢。
生まれてきた性別が、違う男の娘筆頭だ。
以前、苛められていたところを助けた記憶がある。
この村で数少ない同年代のやつで、近所に住んでいる。
彼の、両親は片親らしく、しかも村長で忙しい。
遊び相手のいない閑散とした村で俺ぐらいしか、同期の友達がいないそうだ。
そんな彼と話をしていた。
「俺って、何歳くらいに見える?」
「同年代の僕から見ても、幼く見えるよ。ポックルは身長が小さいからね」
俺が気にしていることを躊躇もせずに言う。
しかし、こいつは、不思議なやつだ。
ここ3年、一緒に遊んだり、馬鹿やったりするが一人称がころころ変わる。
焦ったり、緊急時だと俺になり、普段落ち着いているときは、僕。
この間ゴキブリを見たときは私になっていた。多重人格者か?
「でも、8歳なんだから、みんなそんなものだって。お医者さんが言っていたよ」
「俺の知っている8歳って俺より背の高いやつしかいないんだけど」
「ふふふ。でも、いきなりどうして歳のことを?」
「子供と思われて、やりたい作業もできないし、できることも少ない。身長があった方が、なにかと便利だしな。だから今のうちに身長は伸びて欲しいな。やりたいことがあるから、体が資本だし」
「ポックルは、何になりたいの?猟師?お父さんがそうだしね」
「俺、ハンターになりたいんだよ。その為にも、もっと鍛えぬかないとな。ってどうした?立ち止まって」
彼の顔が、青ざめていく。
なんか変なこといったか?
「ダ、ダメだよ!危ないよ!死んじゃうよ。この村で一緒に過ごそうよ」
「い、いきなり、どうした?いいじゃないか。ハンター。夢もロマンもある。金も稼げるし、俺の趣味の動物ともたくさん触れ合える」
「ポックルは、優しいとこがあるから動物に襲われて死んじゃいそうでダメだよ!」
「えらい、具体的だな。でも、なると決めたんだ。今から、体を鍛えて一流のハンターになる」
そう言うと、ため息をつきながら、やっぱりこうなるかと呟いていた。
やっぱり?
今まで話したことなかったはずなのに。何故?
「なら、僕も目指すよ。ハンター。ポックル一人だけだと心配だしね」
「いや、お前運動苦手だろ。それこそ、むりなんじゃないのか?」
「なら、あそこの木まで勝負する?だいたい、50メートルでしょ。僕が、勝ったら反対しないでよ」
「まぁ、いいけど。本気で行くぞ。この枝が落ちたらスタートな」
ヨシュアは頷き、俺は空高く枝を投げる。
彼には悪いが、危ない目にあって欲しくないので、全力でいかせてもらう。
そして、いざスタートを切ろうとした瞬間
全身に寒気を感じた。今まで味わったことのない悪寒。
スタートを切ろうとする体がただただ、前のめりになるだけで足は前に進まない。
彼は、大丈夫だろうかと思い横を見ると、笑っていた。
「どうしたの?枝は、もう落ちたよ?あぁ、やっぱり、考え直してわざと止まってくれていたんだね」
ヨシュアは、笑う。
なんの裏もないキレイな顔でまっすぐ俺の瞳を見つめていた。
「それじゃあ先にいかせてもらうよ」
「ま、まて」
なんとか、声を絞り出して向かおうとするが、その時には、既にゴール地点には彼がいた。地面にくっきりと踏みつけた後を残して。
ヨシュア。おまえは、いったい何者なんだ。
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あの後、体の震えが止まった俺にヨシュアが近づいてきた。
「僕の勝ちだね。文句は聞かないよ」
「あぁ。だが、いったい何をしたんだ。体が動かなくなったぞ」
「あれは、念といってね。ハンターになるんだったら絶対に必要な能力さ」
念。知っている。だがなぜ、それをヨシュアが知ってるんだろう。
「僕が、付きっきりで教えて上げる。念のことも他のことも」
体を舐め回すように見てくる。
俺の気のせいなんだろうか。
それとも、体調を気にして見てくれているんだろうか。
先程の念のせいでまともな思考のできない俺であった。
お気に入り、評価、感想ありがとうございました。
今回は、あまりにもたくさんの人に評価されてたみたいなので、ちょっとした内容を緊急で仕上げました。
次回から、これの2倍くらいの量で投稿していきたいと思います。
彼?彼女?にもしっかりとした設定があります。
皆さんは、いくつ当てることができるのか
楽しみにしながら、投稿していきたいと思います。
こっちの作品は、短くできるだけ早めに
メインのドラゴンクエストをゆっくり長めにで
進めてもいいかもしれませんね。
色々、試しながら書いていきたいと思います。
作者の今の目標は、
多機能フォームを起動して念能力をそれっぽくかきたいんですよね。