悪いな、お前ら。俺は、人生の勝ち組ポックルに転生していたらしいぜ。   作:モゾモゾ

4 / 4
申告の影響もあったのか、書き方を忘れかけてます。
多分こんな感じだったような気が…。
違和感を感じてしまったら申し訳ありません。
今回もまた、会話のとこを修正させてもらいます。

人によって、会話の行間取ったり取らなかったり。
こっちの方が見やすい気がすると思いましたのでササっと直します。
前の方がいいと思う方は、感想で教えてください。

試しに全部変えときます。


才能の片鱗

あの後、一旦家に帰り作戦を立てる。

やはりこの世界はハンターハンターの世界なんだと改めて実感した。

目には、見えない不思議な力。

原作では、ポックルも念能力を使っていたことで俺自身も使える可能性があるということが分かっている。

記憶を取り戻してから、試そうとしたがいまいちこの世界が本物か偽物か心のどこかで考えていたんだ。

偶々、ポックルという名前の少年になったんではないか?

ハンターって言っても、ちょっとした獣とか害獣くらいしか倒してないのでは?

似たような設定の違う世界に行ったのでは?

気持ちの整理が中々できていなかったんだろう。

 

ヨシュアの行動が、言動がくしくも本当にハンターハンターの世界に来たんだと体に思い知らされた。

あの時初めて受けた念への恐怖。

使い手次第では、武器にも凶器にもなる力。

俺は本当にこの力を使えるのか。

瞑想なんて、ガラじゃないがやってみる。

 

 

全然集中できない。

興奮していることもあり落ち着くことができないんだろう。

今日だけでも様々なことが起きた。

それを飲み込むにも時間のかかる作業だと思うし、はっきり言って瞑想は俺自身苦手なんだろうと思う。

なので、一番最初にすることは自分の集中できることを探すことから始めるべきなのではと考えた。

 

俺が得意なこと。集中できること。

ゲーム、漫画、前世の俺は好きなことに集中できる奴だった。

宿題や課題は苦手で夏休みの宿題なんか最後まで残すタイプ。

そんな俺が、現在はまっていること。部屋中を探し回る。

ダーツや、軍議があったが面白いだけでそこまで持たない。

どうしようかと壁を見る。

そこには、親父から貰った子供用の弓が立てかけてあった。

骨折してから全く触れていなかったが、弓に触っている時だけは時間を忘れられた。

楽しかった。的に当たる。当たらない関係なしに夢中になれたんだ。

 

 

俺は片手で弓を抱え、家から少し離れた丘に登った。

少し離れたとこにある丘では、周りの山の風景も見える絶景スポットだ。

片手では、弓を番えることはできないが構わない。

構えた状態から見える世界は俺を虜にすることができた。

 

 

多分これが、一番集中できる態勢なのだろう。

周りには、数多くの動物が生息し代わり映えしない世界なんてない。

世界は生きている。俺は、ただただ構えた状態で観察していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

ランサーside

 

(あいつ、伸びるな。)

 

あの歳で、しっかり自分の長所を見つけてやがる。

いいハンターになるだろう。

うちのマスターにも、爪の垢を煎じて飲ましてやりてぇよ。

喜ぶかもしれねぇけどな。

才能に胡坐かいて、鍛えることもあまりしないマスターより強くなるセンスがある。

集中の仕方も並じゃねぇ。

試しに坊主の周辺に音の小さそうな小石を投げてみたが音がした瞬間にしっかりと構えやがる。

坊主なりの瞑想の仕方だろうが悪くねぇな。

後は、重さに耐えきり念を習得できるかの勝負だろう。

俺は、アドバイスはできねぇけど陰ながら応援してるぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

結局この日は、何の成果も得られなかった。

いや、集中できる態勢を覚えた。

後は、適度に運動しながら今日の続きを繰り返してみよう。

少しずつでいい。確実に成長しているのが実感できた。

 

 

 

 

 

 

修行2日目

 

残念ながら、悠長なことは言えなくなった。

今朝起きると明らかに全身に重さを感じたので体重計で測る。

俺の昨日の体重が32㎏。今朝測ると40㎏。

昨日より、8㎏増えている。

明らかに重くなった。この念具の能力だろう。

甘く見過ぎた。

一日1㎏程度と考えていた俺は、心臓の動悸を隠せられなかった。

もしこの念具が外れなかったことを考えると怖くて仕方がない。

ヨシュアにああ言ったものの、本当に習得ないし重量を耐えきれるだろうか。

重い体を動かしながら今日も昨日と同じ場所へ向かう。

狙いは、まだ気にする程ずれはしないが疲労による負担が昨日よりも大きい。

ある程度集中できたが、前日に比べるとあまり効率は良くないように感じた。

明日への恐怖が日に日に増していく時間を過ごしあまり眠れない日だった。

 

 

修行3日目

 

今日で体重半分の16㎏プラスされた。

現在、悩んでいる。

 

 

このまま念の修行に励むべきか、体を本格的に苛め抜くか。

 

 

このまま、念の修行をしていけばなにかを掴みそうな気がする。

だが、体が持つか分からない。

重さの影響で集中力が持たないのだ。

足の負担。

腕が保てない。

立ちくらみがする。

疲労の抜けないこの体。

正直舐めていた。

自分ならいけるんじゃないのか。

主人公達の化け物っぷりが改めてわかる。

昨夜、夢うつつのなかずっと考えていた。

下手な意地を張らずギブアップって言って彼に教えてもらった方がよかったんではないか。

 

 

どうしようもない、弱い自分がいた。

そんな自分が嫌いにもなりそうだった。

 

 

涙がほほを伝う。

枕に染みを作り冷たさが不快感を生む。

自分の心の弱さが染みだしているみたいだ。

これでは、前世の俺となにも変わらない。

俺は、歯を食いしばってベッドから起き上がり丘へと走り出した。

 

 

修行4日目

 

昨日の様な弱い自分は未だに心に燻っている。

時間は有限なので、とにかく体を動かす。

この日は疲労により意識を途中でなくした。

だが、気絶から覚めると地面に書置きと少しだけ体が軽くなっていた。

地面には、『頑張れよ。』その一言だけだった。

親父が近くを通ったのだろうか…

 

 

 

修行5日目

 

身体は疲労とストレスで、できている。

血潮は、鉛で。間接は油の切れた、機械のようにギシギシ響く。

だが、今日で体重が2ポックルになった。

なんなら、修行後で飯を無理やり食ったから、体重が増えている。

まだ俺はやれる。やれている。

なら、いつものように丘を目指し走りこむだけだ。

自分の限界を決めつけない。

諦めたくない。

その執念で今日も体を動かす。

 

 

修行6日目

 

今日も気絶した。

疲労も溜まっている。当然だ。

気絶する頻度も増えてはいるが、体の動き自体はまだぎこちなさはあれどキレはある。

体重が増えたことで親父が作ったであろう椅子もとうとう壊してしまった。

ベッドも子供用だ、いつまで持つのだろう。

ベッドの悲鳴を聞きながら疲れの取れない体を少しでも楽にするため今日も横になる。

 

 

修行7日目

 

1週間経った。

明らかに身体は力を増している。

疲労もインフレ状態だ。

常に最高の状態を維持している。

ストップ高を更新している。

鍛えていくたびに賢さが下がっていく気分だ。

だが、今日は久々にヨシュアの顔を見た。

俺の様子を探りに来たんだろうか。

彼は、俺の調子を聞きに来てギブアップするかと聞いてきた。

彼からその言葉が出てきたとき俺の弱音が悲鳴をあげかけた。

やめたい。つらい。俺の負けだ。

俺の顔は、どうなっているだろう。

歪んでいたのは間違いないだろうな。

俺は、口を噛みしめて血が出るのを構わず断った。

 

 

「ヨシュアには気を使わせて悪いが案外このトレーニング気に入っているんだ。まだまだ余裕だから心配すんな」

 

急いで、彼から離れる。

あそこに留まっていると気が狂いそうになったからだ。

唖然としたヨシュアを後にして、丘へと走り出す。

もう、賽は投げられた。

 

 

俺は、まだあきらめたくはない。

 

 

まだ、何も成し遂げていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****

 

 

ヨシュアside

 

 

「何で…どうして、そこまで頑張れるの?もう限界のはずなのに…こんなはずじゃなかった」

 

最後に見た彼の表情が忘れられない。

ランサーからも報告を聞いた感じだと、何回も気絶しているそうだ。

区切りの良い1週間。

やめるには、丁度いいタイミング。

体の芯もぶれて、足が上がり切っていないのかつまずきそうになっている。

私自身が仮に試したときはすぐにやめた。

常にストレスが溜まって仕方がないからだ。

その時よりも強めの念に設定したのに。

なのに、なぜ…。

 

 

「マスターには、分からんかもしれないけど男には意地があんだよ。体は立てなくとも、心は死んでない。心が死なない限り、地を這ってでも動き続けるもんさ」

 

「僕の体は、男だけど分からないよ。彼には、早く楽になってほしい。あの顔を見たら、念具なんかあげなきゃよかったと思ってしまうくらいに」

 

「そりゃ、マスターの心が女だからだろ。いいから、坊主のことは俺に任せとけ。マスターは、力の出る差し入れなんか作って送ってやればいいんだよ。頑張ってとか言ってな。あんな、質の悪い念具なんか使わなくても男なんて単純なんだから、ころっと好きになってくれるぜ。俺の叔父貴なんて、女性に気を使われただけで求婚するからな」

 

「そうかな…分かった。一先ず、体に優しそうなの作って差し入れ送ってみるよ。あと、人の作った念具を質の悪いって言ったランサーは隣の島まで買い出ししててね」

 

「うげっ。照れ隠しでやる内容じゃないだろ。何日かかると思ってんだ」

 

「さっさと行け!!」

 

ランサーを呼び出したはいいが、あまり言うことを聞かない。

だが、彼が言っていることも確かなんだろう。

あまりポックルの気持ちを考えてなかったのかもしれない。

反省としてランサーがいない間は、()が支えてあげる。

頑張ってほしい気持ちはもちろんあるが、諦めて早く僕の物になってほしいこの気持ちはおかしいのだろうか。

僕は、悶々とした気持ちのまま一旦家に帰り準備に取り掛かる。

甘いもの食べてくれるかな…。

 

 

 

 

 

 




修行回に入りました。

作者は、一時期筋トレにはまって学生の時全身に重りを付けて行動していれば勝手に筋肉増えるんじゃね?と考えて行動していました。

手に巻いたり、足に付けたりと体にたくさん巻いてサッカーで遊んでいるとボールを蹴った瞬間に重りが飛んでいきガラスをぶち破った苦い記憶があります。

ロック・リーを目指したあの頃が懐かしいです。

友人に今こそ重りを外す時だといわれましたが、怒られて没収なんだからそんなの当たり前なので、笑おうにも笑えませんでした。

もっと、カッコいい時に外したかった。
そんな苦い高校2年の青春を思い出しました。

ガイ先生に、申し訳なかったです。

すごい、どうでもいいことでした。
内容を濃く書きたいんですが、そうするとなかなか先に進まないジレンマ。
やっぱり物書きは難しい。

次回は、ゲームの周回で少し時間かかるかも…

誤字、脱字、ありましたらこっそり教えてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。