憑依転生くいな   作:ジジュー

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2話、お金と鍛錬

居候する場所が決まった。小高い丘の上、大きいとは言えない家、同じ年齢くらいのうるさい子供二人。

 

午前中に手伝いをすれば、午後は自由にしていいらしい。結構楽なものだ。

 

 

「私は、この子達の親代わりのベルメールよ、みかん園をしているわ。あなたはの名前は?」

 

 

2人を連れてきて自己紹介を始めた。

 

 

「くいな、もうすぐ12歳です。船に乗ったらここに着きました、親はいません(本当のことは言えないな)剣豪を目指しています」

 

「ノジコ10歳よ。特にやりたいことはないかな」

 

「ナミ9歳!正確な世界地図を書きたい」

 

 

色々と聞かれ、また逆もしかり。またここに住んでいる3人は血がつながりのない者同士の家族。

 

貧乏だが一人増えた所で大きな問題ではないと。

 

 

 

出来る限り、強くなるための努力を、初めに悪魔の実の能力と無双色の覇気を把握をしたい。

 

先立つ物、お金もどうにかしたい。

 

 

次の日午前中、みかん園の手入れなどを手伝う毎日、午後は訓練だ。

 

ノジコとナミ、午後は町に繰り出し遊びまわっている。

 

 

「ベルメールさん、昔は海兵だったんですよね?剣術の相手をしてもらえません?」

 

「昔、海兵だって何で知ってるのよ!」

 

「誰だったか?話してるのを聞きました」

 

「‥‥そう、でも私剣術は得意ではないわよ、それでもいいかしら?」

 

「1人でするよりも、効率が良いのでお願いしたいです」

 

「いいわよ」

 

 

時間や用がない時、ベルメールが剣術に付き合ってくれることになり、効率は上がったかに思えた。

 

でも、言葉通りベルメールの剣術は弱い・・・子供のくいなから一本も取れないほど・・・

 

逆にくいながベルメールの先生?こんな感じになっている。

 

悪い所など指摘を続ける事一週間後!!

 

 

「くいなは天才??自分でもわかるほど、剣術が上達してるのがわかるわよ!実際の強さはまだわからないけど、数倍は強くなった気がするもの!」

 

「そうですか?あまり変わったようには見えませんけど?」

 

「言いたいことはわかるわ・・・元がどうしようもなかったのよ・・・でもね、くいなに付き合うようになってからは日に日に感じるのよ」

 

「強くなる事は、悪い事じゃないです」

 

「そうよね」

 

 

強くなることの他にもう一つ、お金集めだ。

 

海から『てんぐさ』これを集めて、乾かし、真水で洗い何回か繰り返した。

 

そろそろいい具合になったはず。

 

乾燥したてんぐさを木でたたく、それを水に入れて汚れが落ちるのを待つ、汚れが落ちたころに水から出し、今度は綺麗な水適量とてんぐさを煮る。

 

こした煮汁を冷やせば寒天になる。

 

これでお金を稼いでおこうと計画をした。海を見たらてんぐさが所狭しとあるのを見つけたからだ。

 

 

試作品を4人で食べてみたら、意外なほど好評だ!これは売れそうだ!

 

まだ子供のくいなだけでは信用も無いだろう。村の商店とも顔なじみのベルメールに頼み交渉をしてもらう。

 

結果毎日20個は仕入れてもいいと・・・・う~ん‥思ってたよりも全然お金になりそうもない・・・

 

この町だけで売るからだ!!港に来ている貿易商と取引すればいいのではないか!

 

・・・・お試しで今回は200個は引き取ってもいいと・・次に来た時は売れ行きで数は変動する・・前途多難だ。

 

初めはこんなもの・・・引き取り手が出来ただけでもうまく行った方だと思う。

 

 

 

 

   _____________________________________

 

 

 

約1年後、剣術の鍛錬も成果をもたらせた。

 

くいな、べルメール共に結構な技術を身に着けることになっていたが、教えてくれる者が居なければある程度で止まってしまう

 

強い者、教えてくれる人がこの村にはいないのが残念。

 

 

ゼリーの方も売れ行きがいいらしく、貿易商が一度に1000個買っていくようになったのはありがたい。

 

ココヤシ村の名産になる勢い。みかんもゼリーに使ったりしているので、もう貧乏の枠は外れている。

 

今では村の、一、二位になるくらいまで伸し上っていた。

 

 

みかん園は人を雇うほどに裕福になっていたので、ナミとノジコは、好きな事が出来る時間が多くなった。

 

ナミは近隣周辺の海図の作成を真剣に取り組みだしていた。それを見ていたノジコもやりたいことが無かったのか?対抗心が出たのか?競い合うように書いていたが・・・ノジコには絵の才能がそんなになかった・・・

 

ノジコは書くのがダメなだけで、頭には入っているらしい?

 

 

 

 

私は13歳になり、顔見知りの商人も出来た。

 

結構大きな町の商人との取引のために、ココヤシ村を離れて今はのんびり船の上、お金がないと船も買えないでしょ?

 

グランドラインに行くにも船がないとね・・・・その為に今は頑張らないと。

 

 

約二週間、のプチ旅行気分!!

 

商談もまとまり、大きな町をブラブラと歩いていた。海兵もちらほら見える。

 

海兵を見た途端、ざわつくように嫌な予感が駆け巡る・・・海兵・・・海賊・・・

 

嫌な予感がする!遊んでいる場合じゃない、4日後の船では遅い!今日出る船に飛び乗った。

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