憑依転生くいな   作:ジジュー

3 / 8
3話、アーロン襲撃

嫌な予感は当たってしまった。村はだいぶ荒れていた。

 

病院にはケガ人が、多くいた。

 

くいなは急ぎ丘上の家に向かう・・・・家の周りには・・・・血の跡が生々しく残っている。

 

原作ではベルメールが・・・家の中に入るとベルメールが寝かされている。そばにノジコが座ってみている。

 

 

「ノジコ、何があったの??」

 

「‥‥魚人が来て‥‥お金‥‥ベルメールさんが‥‥で‥‥ナミが連れていかれた‥…」

 

 

大体はわかる。でもベルメールさんが死んでいない!

 

あ!お金が人数分払えたから??わからない事も多い、

 

 

「‥‥ゲンゾウさんの所に行って、詳しく聞いてくる。ベルメールさんは大丈夫よね?ノジコ一人でも大丈夫?」

 

「う、うん」

 

 

くいなは急ぎ、町に戻りゲンゾウを探し話を聞に行く。

 

 

  ________________________________

 

 

 

一日前アーロン襲撃

 

ココヤシ村、普通の一日が始まるはずだった。

 

港に海賊旗を立てた船が入ってきた。乗っていたのは、この東の海では珍しく怖い存在の魚人だ。

 

鳴り物入りで町を徘徊する魚人達。宣言もした。

 

 

「俺がアーロンだ!!コノミ諸島を俺の支配下に置く!!さあ~奉貢の時間だ!!シャハハハハ‥‥自分の命を俺から買うんだ!大人一匹10万ベリー!ガキ一匹5万ベリー!払えね~奴は殺す!!」

 

 

恐怖で町の全員が金を払う。回収が終わり引き上げようとした時、町外れから煙が見つかり、ベルメールの家がバレた。

 

アーロン一味全員で、その煙の出所まで取り立てに・・・家の前まで来た一見。

 

くいなとの訓練で、気配が少しだが読めるようになっていた。

 

ベルメールも異変に気が付き、反撃体制に、家に入ってきたアーロンを蹴り飛ばし、馬乗り状態になり口の中に銃口を突きつけた。

 

しかし、魚人のアーロン銃口事かみ砕いてしまった!ベルメールもこれには驚いたがすぐに体制を整えた。

 

今のベルメールは銃よりも刀の方が、実力を発揮できるが斬れない刀だ・・刃が無い訓練用だった。

 

それに向かい合う魚人達。木刀で戦う用なもの、普通の相手だったら勝てたはずだった。

 

幹部らしき二人と、兵を半分ぐらい意識を刈る事は出来たが、体力の限界で、後は殴る蹴るのサンドバック状態になってしまった。

 

ゲンゾウと大勢の村人が到着する頃には、ベルメールはひどい状態だ、かろうじて意識を保っている。

 

それを見たゲンゾウは、止めに入り、ベルメールに今は素直に金を払えと忠告し保管場所を聞き、代わりに取りに行き払った。

 

金を払わせたが仲間がやられたこの現状、アーロンは腹の虫がおさまらない!

 

ベルメールを蹴り飛ばし、そこで意識を手放した。今度はそれに我慢がならないゲンゾウや村人。

 

乱闘になる・・・普通の人は魚人の相手などなるはずもない。すべて返り討ちにあってしまった。

 

これでいくらか留飲を下げたアーロンだ。これで帰るはずだった。

 

心配になったノジコとナミが、ベルメールのそばに駆け寄り逆上したナミは、魚人に突っかかて行き軽く振り払われ気絶してしまった。

 

ナミのポケットから一枚の紙が落ち、タコのような魚人が拾い、見ようとしたところ…ノジコが『ナミが書いた海図』をと言ってしまう。

 

腹の虫がまだ完全に収まっていないアーロン、二度と逆らう事が出来ないよう、ナミを人質に連れて行く。

 

 

    __________________________________

 

 

 

昨日から意識も戻っていないベルメール、町の住民の怪我、ナミを人質にされている。

 

海図の事もある、人質と言う名の傀儡と同等だ。

 

 

 

私がいたとしても、アーロン一味に勝てたかどうかはわからない。まだ初期なので原作とこの世界の感覚は別なものだとわかる。

 

ベルメールやノジコには悪いけど、意識を取り戻しても助けに行こうなどと考えないでほしい。

 

序盤から原作を大きく外れると、どうなるのかわからなくなってしまう・・・ここでもしアーロンを倒してしまったら、泥棒ネコ、ナミは居なくなるかもしれない…

 

ルフィのクルーに航海士がいないと・・・詰みそう。本来はベルメールもここに居ない方がいいはず・・・

 

 

「ノジコ、心配なのはわかるけど、私が見ているから少し休みなよ。起きたら知らせるからさ」

 

「・・・・・」

 

 

ノジコも限界だったのだろう、横になるとすぐに寝入ってしまった。

 

 

ベルメールの意識が戻ったのは次の日の夕方だった。

 

意識が戻っただけで、怪我の方はまだまだ全快するには時間が必要。

 

 

「く、くいな‥‥みんな無事?」

 

「ノジコは怪我も無いけど、ナミは連れ去られたみたい‥‥」

 

「何処に!!」

 

「わからないよ‥‥私は昨日戻って来たら‥‥こんな事になっていた‥‥」

 

 

ベルメールは起きようよするが、怪我の影響があり思うように身体を動かせない。

 

そこにノジコが急ぎ駆け寄ってきた。今までの不安が溜まっていただろう?ベルメールが起きているのを見ると大泣きしながら抱きついた。

 

 

「ノジコ、怪我はないようね?安心した」

 

「う・うん、でもナミが‥‥」

 

「大丈夫!…私が必ず‥‥助ける」

 

「ベルメールさん、まだ動ける状態じゃないんですから無理せず休んで‥‥」

 

 

ベルメールに水分を取ってもらい、また寝かせると数分とかからずまた寝入ってしまう。まだまだ身体が弱っている。

 

 

 

 

アーロン襲撃から3日後、ナミがココヤシ村に現れた。

 

くいな、ベルメール、ノジコがいない中で起こった事。

 

ナミは手に持っていた札束を、村人に投げつけながら、驚愕な言葉を言い放った。

 

 

「私はアーロン一味に入った!お金も好きなだけもらえる!‥‥次からは‥‥回収する側になる、払えない人は殺します!!」

 

「「「「「!!!!!!!」」」」」

 

 

村人は驚き驚愕する中、一人の男が

 

 

「ナミ何を言ってるんだ!!ベルメールが悲しむぞー!!」

 

「あの人たちに未練なんか無いわ‥‥立場が違うもの!会ったら伝えておいて‥‥『いい暮らしをしたいから邪魔しないで』って。それと支払いは必ず守って、本当に殺すから‥‥そのお金は私からのお情けよ」

 

「「「村から出て行けーー!!」」」

 

 

村人から色々な罵声を浴びせられたナミ、付き添いの魚人が数名現れ、帰って行った。

 

 

 

くいな達にも、ナミの事は知らされた。

 

ベルメール、一週間はベッドから出る事は出来なかった。動けるようになった頃には、怪我の方もある程度は回復しているが、全開にはまだまだ。

 

ナミの事を考えるベルメール、『私が弱かったから?』などと自分を責めるように自問自答を繰り返していた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。