ゼロの劣等生   作:かんね

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お兄様視点とルイズ視点、どっちに回ってどんな風に書けばいいか分からない(泣

展開が遅すぎますね。すいません。


二話 ルイズと達也の邂逅

契約の口づけを受け入れた達也であるが、契約の魔法の全てを受け入れたわけではない。

契約の効果の1つである、『言語の習得』これのみを残し、他の効果は術式解体《グラムデモリッション》で無効化した。

 

この事実に気付く者はコルベール以外、誰一人としていなかったが、コルベールはかなり動揺していた。

 

 

 

これで使い魔が出来た思っているルイズは、口づけの恥ずかしさも消え、達也に問いかける。

 

「あんたは何者?どこから来たわけ?」

 

ルイズの言う言葉を理解でき、達也は安堵する。

同時に、ルイズの「来たわけ?」と言う言い回しと、『言語の習得』という効果を持つ魔法をかけられた事実から、自分がこの場にいる原因はこの子である事が分かった。

 

「(こんな効果の術式がある事は初めて知ったが、これでやっと意思の疎通が可能になる訳か…)」

 

「司波達也だ。国立魔法大学付属第一高等学校に所属している。日本から来た。」

 

「ん?にほん?どこ、そこ?適当なこと言ってんじゃないわよ!」

 

このルイズの反応にほとんど感情の起伏がない達也も少し戸惑う。

 

「(日本を知らない国か…?明らかに厄介な匂いしかしないのだが)」

 

「なら、一体此処は何処なんだ?」

 

「聞いて驚きなさい?ここはトリステイン王国、トリステイン魔法学院よ!」

 

この聞いたこともない国名を聞いて、達也は珍しく夢であってほしいと思った。

 

そんな達也の思いもつゆ知らず、達也に興味を惹かれたキュルケことキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーは問いかける。

 

「あなたって、平民よね?見たところ貴族って訳でもないだろうし」

 

「括りとしては、平民という事になるのかもしれないな(平民?階級制度があるのか?)」

 

達也がそう反応する事で、達也とルイズのやり取りを静かに見ていた生徒たちは、再びルイズに野次を飛ばす。

 

「平民を召喚するなんて、さすがゼロのルイズ!」

 

「人間の使い魔なんて前代未聞だぞ!」

 

そんな野次に耐えかねたルイズは、逃げるように達也を自分の部屋に連れて行こうとする。

 

「うるさいわね!しばたつや?だったわね?付いて来なさい!」

 

「そうだが、まだ聞きたい事がある。

使い魔とはなんだ?語意的に、余り良い印象を受けないのだが…」

 

当然、達也は「使い魔」という単語から意味は推察できたが、確認のためにも問いかける。

 

「はぁ。いい?よ〜く聴きなさい?

使い魔っていうのは、簡単に言えば私の僕よ!私を守ったり、身の回りの世話をするのよ!光栄に思いなさい?」

 

「断る。俺には自分の為にも守らなければならない人がいる。直ぐに日本に帰らなければならない」

 

達也が即答したため、ルイズも負けじと対抗する。

 

「はい?帰れるわけないでしょ!もう契約の口づけをして、私の使い魔なんだから!」

 

「あぁ、あの口づけをした時の魔法か?『言語の習得』以外の効果は全て消させてもらった。その使い魔というのも、その打ち消した効果の1つだったんだろうな。

恐らく、そこの監督者もその事に気づいている」

 

今度はコルベールに視線が集まるが、コルベールは苦々しい面持ちで黙って頷く。

 

「どういうこと?!何をしたらそんなことが可能なの?!」

 

「じゃあ、試しにもう一度やってみるか?」

 

最初の口づけは、「契約の為」と割り切っていた、ルイズは2度目の達也との口づけを想像すると恥ずかしくなり顔を赤く染める。

 

「そんなのそっちから頼まれてもお断りよ!」

 

達也に明らかにからかわれ、少しイライラし始めるが、同時にルイズは達也がまだ自分の使い魔ではない事を考えると

 

「(こんなやつでも、使い魔になってくれないと進級できないじゃない!)」

 

と、焦るのだった。




書いた後に、大変な矛盾に気づいてしまいました。
気づかなかった事にします(笑)
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