食券イベントみたいな感じです
妖怪王黒部が帝レースに本格的に参加した事で、JAPANは更なる激動の渦に巻き込まれている。
だがしかしそれでも人には絶望は無い。
何故ならそれが終われば、帝による安定が齎されると信じているからだ。
それはJAPAN人の魂に宿った情報なのかもしれない…それほど帝という存在は絶対的なものなのだ。
そしてこれはそんな激動の中の一幕―――
妖怪王の本拠地…ロシナンテから奪ったその場所は、スラルの言うとおり中々に使いやすい場所だった。
大陸に面したその場所には帝レースが開催されているにも関わらずに、人の出入りが激しい。
いや、このJAPANの経済を担っていた一人であるロシナンテが死んだことで、その座を欲する人達によって更なる商売と言う名の争いが繰り広げられている。
だが、そこにあるのはかつてのロシナンテが支配していた地には無い、大きな活気があった。
そして街の中を歩くのは大陸の人間とJAPANの人間だけでは無く、所々に妖怪の姿もある。
最初は恐れらていた妖怪達だが、今は割と当たり前のように受け入れられている。
そんな中を一際目立つのはやはり巨大な体を持ち、このJAPANに妖怪王として知られている帝候補の黒部だ。
その黒部がランスとレダと共に料理店で注文を待っていた。
「なんつーか…目立っとるな」
「お前みたいな奴が目立つのは当たり前だ」
「妖怪が人間が利用する食堂で食事をとれば目立つのは当然でしょ」
人の視線が落ち着かないのか、黒部は少し居心地が悪そうに顔をかく。
ランスはそんな黒部に対して呆れ、レダも同じようにため息をつく。
(うーん…黒部が目立つのは当然だとしても、明らかにJAPANの人間じゃないランスと、凄い美女のレダもいるから余計に目立っているんだと思うけど)
スラルはランスの持つ剣の中でこの三人に対して呆れたようにため息をつく。
「あ、あの…黒部様。本当にこんなものでよろしいのですか?」
店主が恐る恐るといった感じに黒部に頼まれた食事を持ってくる。
「おう、間違ってねえぜ」
「は、はあ…」
黒部の前に出されたのは、どこからどうみても新鮮な野菜が積まれている。
「なかなか美味そうじゃねえか」
その新鮮な野菜を前に黒部は舌なめずりをすると、一際大きいキャベツを丸ごと掴むとそれをばくばくと食べ始める。
「かーっ! やっぱ新鮮なキャベツはたまらねえな!」
キャベツを頬張る黒部はこの上なく幸せそうだ。
そんな黒部をランスはこの上なく呆れた顔で見る。
「何だよ」
「いや、人食いの妖怪王の好物がキャベツだとは誰も思わんだろうからな」
「私達は知ってたけどね…わかるでしょ?」
黒部が周囲を見渡すと、そこには奇妙な顔で黒部がキャベツを食べるのを見ているJAPANの民がいる。
「な、何だよ」
「人食いの妖怪王が実はキャベツが好物だと知って驚いてるんだろ」
「まあ…人食いの妖怪として恐れられていたみたいだしね」
「べ、別にいいだろ。俺はキャベツが好物なんだよ」
そう言いながらも黒部は実に美味そうにキャベツを食べる。
その姿には人食いの妖怪として恐れられていた姿は微塵もない。
「黒部さま野菜好きー?」
「人間は食べないのー?」
黒部を見上げていた子供が不思議そうに首を傾げる。
その子供の両親が慌てて黒部に頭を下げるのを見て、黒部は気にしてないと言わんばかりに今度は芋を口に入れる。
「気にしてねーよ。逆に人間を出されるほうが困るぜ」
「人食いの妖怪なのに?」
「そーだよ。特に俺はキャベツが大好物なんだよ。みずみずしくて美味えな」
黒部は本当に幸せそうに次から次にキャベツを口へと放り込む。
時に別の野菜で味を変えているのか、大量にあった野菜は次々に黒部の胃袋の中へ消えていく。
「これが妖怪王の真実かと思うと少し残念よね…」
レダは最初に出会った妖怪王黒部の事を思い出しため息をつく。
「別にいいだろ。俺の好物なんだからよ」
それからも黒部は本当に幸せそうにキャベツを食べ続けた。
後日―――
「おい…これは何だ」
「何って…どうみてもキャベツでしょ?」
ランス達の目の前には、大量の野菜…それも山のように積まれたキャベツがある。
「何でも黒部さんにだそうです」
「それにしてもこの量は…」
エルシールもこの量には呆れるしかない。
まるで悪徳貴族が買い占めたような大量の食料…それも野菜が届けられたのだ。
「これ…黒部宛だって」
「あん? 俺だと?」
スラルの言葉に黒部が怪訝な顔をする。
「この野菜を沢山食べて、帝になって下さいだって。これ手紙」
レダから手渡された手紙を見て、黒部は思わず顔を綻ばせる。
それは拙いながらも、一生懸命書いたのが分かる手紙だ。
「何をにやけとるか」
「何だよ、ランス」
ランスの蹴りにも黒部はびくともしないが、その顔はやはり少しにやけたままだ。
「そんなにそれが嬉しいか」
「そ、そんな訳ねえだろ!」
黒部は牙を剥き出しにしてランスに詰め寄るが、その目はやはり少し笑っているままだ。
「それにしても…これどうしますか?」
エルシールが山のように積まれている野菜の前に呟く。
「普通に食料として利用するしかないでしょ。いくらなんでも黒部だけでこんなに食べれないでしょ」
「まあ…そうだな。俺が食い尽くす前に腐っちまうな」
巨漢の黒部でも、流石にこれだけの野菜を一人で食べる事などできない。
「た、大変です!」
「なんだ、綾ちゃん」
「また野菜が届きました! 同じくらいの量です!」
「もう食料の提出の受け入れ禁止!」
集まった野菜は結局は保存食として調理されたようだ。
黒部の砦―――そこには妖怪と人が協力し合い黒部を帝にする動きを見せている。
そこでは人と妖怪が互いに忙しなく動き回っている。
勿論今でも少し人と妖怪の間には溝はあるが、人の纏め役であるランスと妖怪の王である黒部の仲は傍目から見れば友人関係にしか見えないため、纏まる事が出来ている。
「ふぅ…」
そんな中、人の中では最も早く黒部の元へ向かい、今は人間の部隊を纏めている武将にまで出世することになった綾がため息をついていた。
まだ慣れない武将という立場だが、彼女にはその才能が有り見事に人を纏めることが出来ていた。
「大丈夫ですか、綾殿」
「足立殿」
そこに現れたのは、かつては借金からロシナンテに仕えていた足立トオトヨが声をかける。
彼はそこで、同じように借金を背負っていた者達の纏め役を務めていたこともあり、武将として働いている。
「ええ…しかしここまで大変だとは思っていませんでした」
「慣れますよ。それにあなたは優秀だ」
トオトヨの言葉に綾は笑ってみせる。
「それにしても…ランス殿は本当に強いですな。本当に人間ですか?」
彼の言葉は恐らくはここに居る全ての人間の持つ疑問だろう。
言葉通り、ランスという男は強すぎるのだ。
あの黒部とも渡り合うどころか、一度黒部に勝っているという噂もある。
「ランスさんの強さは本物ですね。それにレダさんも…とにかく、この二人が居れば何も問題は無いと思いますよ」
(魔人とやりあったという話も聞いたことは有りますが…それは流石に眉唾ですね)
ランスの強さは認めているし、その行動力や人を惹きつける何かがあるのは分かる。
「ですが…もう少し自重して欲しいとも思います」
「それはそうですが…まあ英雄色を好むとも言いますし」
トオトヨは苦しいながらもランスのフォローをするが、その口は少し引きつっている。
ランスを語る上で絶対に切り離せないのが、その強さと行動力、そしてその好色さだ。
「その…綾殿は…」
「声はかけられますけどね。無理矢理襲うみたいな事は無いですから、まくらの事も安心ですけど…」
「まくら殿ですか…」
まくら、とは綾が助けようとしている呪い付きだが。その呪が強固らしくまだ目が覚めていない。
「足立殿の家族はもう?」
「ええ、黒部殿が解除してくれました」
「そうですか…良かったです」
綾は自分の事にように喜ぶ。
呪い付きの苦しみは綾も良く分かる…呪い付きはそれだけで迫害されるのだ。
時には同じ人間によって排除されるという事も珍しくない。
だからこそ、妖怪王黒部の存在は呪い付きの者にとっては救いとなったのだ。
二人が顔を見合わせて笑っていると、そこに二人の女性…いや、男と女現れる。
「綾さん、足立さん」
「…どうも」
「これは与一殿にほのか殿」
そこに居たのは自分達と同じく黒部に仕える与一とほのかだ。
二人ともかつては呪い付きで、これまでまともな人生を送られなかった…との事だ。
しかし与一だけは呪い付きが解除された事を本当に残念に思っている。
「? 何ですか?」
自分に向けられる微妙な視線に与一は首を傾げる。
「いえ…あなたが呪い付きが解除されたのが残念に思っていると聞きましたから」
「そうなんですよ! 僕は呪い付きのままの方がでよかったなーって! それじゃないとランスさんに…」
与一は本気で自分の呪が解かれたことを残念に思っている。
性別が反転する呪いにかかっていた与一だが、その呪がついている時にランスに抱かれ、初めて女の喜びを知り、そして初めて男の強さを思い知った。
しかし呪が解かれてからはランスには邪険に扱われ、近寄ることもままならない。
いや、それどころか与一に手を出したのはランスにとっては汚点のようで、下手をすれば斬り殺されかねない程の殺気が出る事もある。
「ランスさんは本当に女好きですから…」
「いえ、あの方は女しか好きではないのでしょうね…多分私は名前すらも覚えられて無いと思いますから…」
綾とトオトヨは二人そろってため息をつく。
「そういえばほのか殿も呪い付きだったとか…」
「はい。私は窮奇に呪いをかけられてました。今は解除されていますが…ああ…また立ちくらみが…」
ほのかはそう言うと目に見えて顔色が悪くなり、へろへろになって倒れる。
「まだ慣れないですか?」
「い…今まで太陽の下で動けなくて…」
「難儀なものですな…」
窮奇から呪いを受けていたほのかは、今は呪いは解除されて入るが、これまでの呪い付きの生活からか太陽の下で動くと立ちくらみを起こしてしまう。
ただそれでも忍者としては非常に優秀なので、少し休めばまた動く事が出来る。
「綾、少しいいか」
「黒部殿」
そんな時に自分達の主である妖怪王黒部がやってくる。
へろへろのほのかを除き、全員が黒部に一礼する。
「何かありましたか?」
「いや…お前の連れてきた奴の事だけどよ…ちょっと聞きたい事があってな」
「まくらが何か?」
綾は黒部の言葉に不安になる。
黒部の顔が真剣な表情そのものだったからだ。
「お前の連れに呪いをかけた奴だが…もしかして耳の無い猫みたいな奴だったか」
「ええ…その通りです」
「やっぱりな…」
綾の言葉に黒部の顔が苦々しいものに変わる。
「黒部殿! もしかして綾は…」
「あいつはヤバイ奴だ。俺も妖怪王だの何だの呼ばれているが、全ての妖怪を統べていた訳じゃねぇ。その中でも極め付けのな」
「そんな…」
黒部の言葉に綾が崩れ落ちる。
妖怪王黒部の元に行けばまくらは目覚めると思っていた。
実際に黒部は呪いを解き、皆が感謝している。
まくらに呪いをかけた妖怪が姿を見せないため、後回しにされていたが綾は黒部を信頼していた。
それがまさかの言葉に強い衝撃を受けていた。
「妖怪耳なし猫…あいつは例外中の例外だ。俺でもどうにもできねえ奴だ」
「妖怪王であるあなたでも、ですか?」
「人間だって色々な国で争ってるだろ。妖怪だって似たようなもんだ」
「そういうものですか…」
「ではまくらを目覚めさせるためには…」
綾の言葉に黒部は重々しくうなずく。
「ああ。耳なし猫を見つけるしかねえ。と言ってもあの野郎が何処に居るかは俺でも分からねえ」
「そうですか…」
黒部はそんな綾の様子に難しい顔をする。
綾の連れに関しては、呪いが解除できないために少し後回しにしており、綾もそれに納得してくれていた。
しかしその自分が呪いを解除出来ないとなると、彼女がここに居る理由が無くなってしまう。
彼女は非常に優秀な人間であり、何しろ最初から自分について来てくれた人間の一人だ。
だからこそ、彼女にはこのまま協力して欲しい…黒部は純粋にそう思っていた。
「ではあなたが帝になれば問題無いですね。簡単な事です」
「そ、そうだけどよ…いいのか? 帝になればいいってのは相手だって同じだろ」
「違いますよ。黒部殿には分からないかもしれませんが、呪い付きというのは同じ人間からも忌み嫌われるものなのです」
「…そうなのか?」
黒部は呪い付きという言葉は知っているが、呪い付きになった人間がどのような扱いをされているかまでは知らない。
「そういうものです…私が黒部殿の所に来たのもそういう所が嫌だったからです。勿論そんな人間だけではないのも分かってはいるのですが…」
綾の沈痛の表情にほのかもトオトヨも何も言えない。
この二人も呪い付きの事は嫌でも知っている。
ほのかは呪い付きの人間として、トオトヨは呪い付きの家族を持つ者として。
「僕はまだマシな方だったかな…それでも何回か襲われた事はあったけど」
与一の呪い付きは性別の反転だけだが、それ故に男に襲われた事はある。
勿論全て返り討ちにしてきたし、今はもう自分を襲おうとする奴はもういないだろう。
「あなたは特殊です。呪い付きのままの方が良かったという言葉はあなただけでしょう」
綾の言葉に与一は笑ってみせる。
そんな与一に向かって綾も笑う。
彼女も与一がわざとこんな軽口を叩いた事は分かっている。
今の彼女にはそんな気遣いでも有り難かった。
「なんだお前ら。そんな所で集まりおって」
「ランスさん!」
そこに現れたランスに与一は目を輝かせる。
「お前はいらん」
ゲシッ!
「あんっ」
ランスの蹴りを受けて与一は倒れるが、その顔はどこか幸せそうだ。
そんな与一を視界に入れないようにして、綾達はランスに頭を下げる。
「おうランス。綾の連れの事で少しな」
「綾の連れというと…ああ、あのまだ眠ってるまくらの事か」
ランスも綾の連れてきた女性の事は勿論知っている。
美人であったため、ランスも「眠っててもいいか」と考えもしたが、綾を口説くことを考えてやめた。
ただ、いたずらをしようとしたが、中々に面白い事もあり結局は手を出してはいない。
「あいつは面白いな。あいつの抱えているまくらを引っ張るとヨダレも動くからな」
「え、何それは…」
ランスの言葉に綾は絶句する。
一緒に過ごして来たが、そんな事があるなど今まで知らなかった。
「…そいつはまた面妖な話だな。まあそれはそれとしてよ。結局は俺でもあいつの呪いは解除出来なくてな」
「何だお前、妖怪王とか言われている割にはそんな事も出来んのか」
「そう言うな。呪いをかけた奴が奴だけにな…正直俺でもどうにも出来ない奴だからな」
黒部の言葉を聞いてランスは逆に興味が沸いてくる。
ランスが良く知る正宗もそうだが、その嫁だという妖怪も中々にユニークだった。
勿論中には不快な奴らも居たが、ランスから見ても中々面白い奴らだった。
「で、そいつはどういう奴なんだ」
「名前は耳なし猫…その姿を見ることすら難しい奴だ。奴はどんな願いでも叶えるって話だが…正直俺でも奴にはあまり関わりあいたくねえな」
「ふーん…」
ランスは黒部の言葉を聞いて考える。
(まだ綾とはやれてないからな…うむ、これはチャンスだな)
身持ちの固い綾を抱く事はまだ出来ていない。
これまでに沢山の呪い付きの女性やその家族を味わってきたが(ランス曰く、和姦)、綾だけは別格だった。
彼女が強いという事もあるが、ランスはこれまでの経験から出来るだけ合意の下でHに持ち込もうとしている。
そのためにはどんな事でもやってきた男だが、綾に関しては本人ではなくその友人なのだ。
最初は簡単に出来ると思っていたが、黒部でもまくらの呪いを解除出来ないとなると…
「よーし、綾。黒部が出来ないなら俺様が何とかしてやろう」
「…ランスさん?」
「うむ、俺様は使徒の魔法やカラーの呪い、果てには魔王の魔法すら何とかした事があるからな。うむ、俺様がやれば完璧だ」
過去にレキシントンの使徒であるアトランタの鏡の魔法、パステル・カラーの禁欲モルルン、魔王によって氷付けにされたシィルもランスは何とかしてきた。
「だからやらせろ!」
「………はぁ」
ランスの言葉に綾は頭を抱える。
(こういう人なんですよね…)
英雄色を好むという言葉は知っているが、ランスはその色が強すぎる。
「ランスさん…そんなにあなたは私を抱きたいのですか?」
「当たり前だ」
間髪いれずに言い放つランスに綾は再び頭を抱える。
「…別に私はあなたが嫌いな訳ではありません。あなたが本当にまくらを呪いから開放してくれるのなら…私を好きにしても構いません」
「がはははは! それならば簡単な事だ。俺様に不可能は無いからな」
ランスはそう言うと足取り軽くその場から離れていく。
「いいんですか? ランス様ならば本当に見つけると思いますよ」
ほのかの言葉に綾は頷く。
「それならそれでいいんです。私はまくらを助けたい…そのためにここに来たのですから。それに…あの人なら本当に何とかしてくれる、という気持ちもあります」
こうして妖怪王黒部が帝レースに参戦したこと、そして人と協力する事を選んだのはランスの影響が大きいと聞いている。
不可能かと思われた人間と妖怪の協力は、誰とも知れぬ大陸の人間によって成し遂げられた。
「それに、スラルさんならばいい知恵を授けてくれるのではないかとも思います」
「スラル様は…そうですね」
スラルが自分達に出す指示は的確で、その思慮深さは見ているだけでも分かる。
ただ、自分の知らない事には非常に貪欲であり、そこだけは直して欲しいとも思うが、ランスにセックスを我慢しろというくらい難しい事だろうとも思う。
「俺の方でも探してはおくさ。正直あまり期待は出来ねえけどな」
「ありがとうございます、黒部殿」
「気にすんな。それにランスなら耳なし猫を見つけられるかもしれねえしな」
黒部はそう言うとランスが消えていった方向に歩き出す。
恐らくはこれからの事の相談に行くのだろう。
綾はその方向をただじっと見つめる。
(私のしている事は決して間違ってない…北条の若様には申し訳ありませんが、これが私の選んだ道です)
その脳裏には自分達を気にかけてくれた一人の青年の姿が思い浮かぶ。
藤原石丸の右腕にして、天才的な陰陽師。
何れはぶつかる事になるだろうが、もうその覚悟は出来ている。
(願わくば…これがJAPANの最後の争いになりますように)
本当にかなりの間隔が空いてしまいました
言い訳になりますが本当に厳しい状態にありまして…どうなるのか少し不安になってしまっています
ランス10発売して2周年ですが、そこで織音氏のtwitterで色々と新情報が出ました
そこで色々とプロットの変更点がちょっとずつ出ましたが、まだまだ先の事なので問題は有りませんでした
ただ剣戦闘LV3ってそこまで万能的なものでも無いのね…空間は切れないのが公式の見解ですから
そしてフルスペックザビエルが実は夜ケッセルリンク(LP期)のちょい下辺りとか…本当に強かったんですね
ただそれ以上にメガラス…お前魔人の中でもトップ5に入るくらい強いのか…
そして魔人筆頭だったバークスハムとか、色々と新しい事を知ることが出来ました
何とかスピードを戻していきたいですが、まだ何とも言う事は出来ない状態です
それでもエタる事は無いようにしていきます