ランスが聖刀日光でモンスターを斬る。
相変わらずの剣の腕前に日光は惚れ惚れする。
やはりランスという男の剣の腕前は素晴らしく、魔人ですらもあっさりと斬り裂く。
刀の扱いには慣れていないランスだが、日光の指導と、ランスが過去に刀も使った事がある事もありその腕前を上達させていった。
最初は経験値が大きく減っていたが、それも今は大きく緩和されている。
「流石だな。一つのキッカケがあればもうモノにするか」
「がはははは! 俺様に不可能は無い!」
ランスは日光を片手に高笑いする。
「私も耐えられるようになってきました。これもランス殿の技に磨きがかかって来たからなのでしょうか」
日光もランスの技に耐えられるようになっており、刀身にヒビが入る事もなくなった。
(ただ…私がランス殿に抱かれていると力が増している気がするのが気がかりですが)
自分の力が強くなってきたのは自分自身が強くなったからだと思ったが、最近ランスとエッチをしているから強くなっているのではと思って来た。
気のせいだと自分に言い聞かせてはいたが、ランスに調教という名のエッチを始めてから更に強くなったのではないかという思いを何とか振り払う。
「だが刀でしか使えないのも不思議じゃな」
「剣と刀の違いなのかもしれないね」
お町とブリティシュはランスの剣を見て感心しているが、同時に刀でしか技が出ない事に首を傾げる。
ブリティシュは剣も優れているので、ランスがどれ程難しい事をしているのかは分かるが、何がどうなってあの技を出しているのか全く理解が出来なかった。
勿論ランスのやっている事など理解できるのは世界に誰もいない。
それこそがLV3技能という技なのだ。
「それにしてもサイゼルの事はいいの? アレから結構時間経ってるけど」
「そういえばそうだな。お前らしくないと言えばそれまでだが」
レンの言葉にスラルも同意する。
メガラスと戦ってから数日は経過しているが、ランスは大陸に行く気配は無い。
毎日のように必殺技を試すのと、毎夜毎夜日光を調教したり、レンとエッチをしたりと普段通りの生活をしている。
「もうそこにいないんじゃない?」
レンの言葉をランスは鼻で笑う。
「フン、俺様を探してもう100年くらいは経ってるんだろ。だったら少し待つくらい問題無いだろ」
「…まあそれもそうだな。魔人には永遠の時間があるからな」
ランスの言葉にスラルは同意する。
その言葉通り、魔人は魔王に与えられた血により不老不死に近い力が与えられている。
寿命が有る人間や魔物とは根本的に違う生命体だ。
「そこに居なかったら居なかったでハウゼルとケッセルリンクに協力させればいい。そうすれば俺に有利な戦いの場を作るだけだからな」
「もうその辺りが僕達とは違うよね…」
ランスの言葉にブリティシュは苦笑する。
「まあ…ランス殿はそういう方ですから」
日光も同意するように声を出す。
ランスにとっては真正面から戦うなど愚行で有り、不意打ち奇襲騙し討ち何でもありだ。
むしろ正面から戦ってくる奴を馬鹿にしている傾向すらある。
騎士道や武士道とはかけ離れてはいるが、ランスの目的は『勝つ』という事だけだ。
そのためならどんな手段でも平然とやってのける。
それが一部の者には不評なのだが、ランスの言葉は『勝てば官軍』との事だ。
ランスは負ける戦いはしない。
ただ、ランスにもどうしようもない時はあるので、真正面から挑んでいく事も多いが。
「サイゼルとは以前に交戦経験があるからな。対策は出来るだろう」
「がはははは! まあその前に俺にはやる事はあるがな!」
ランスは日光を手にニヤリと笑う。
日光は刀なので表情も何も無いが、もし人間の姿だったら顔を真っ赤に染めていただろう。
「じゃあランス。僕と打ち合ってみないか?」
「お前がか?」
ブリティシュの言葉にランスは嫌な顔をする。
ただ、ランスは基本的に男は嫌いだし、誰かと特訓というのも面倒なので仕方が無い。
「レンでいいだろ。お前より遥かに強いし」
「まあそうなんだけど…僕は今の君と打ち合ってみたいんだよね」
「いいんじゃない? 怪我なら私が治してあげるし」
二人の男の言葉にレンは少し薄く笑う。
レンとしても今のランスの腕前に興味があった。
それを客観的に見れれば、ランスを守りやすくなるというものだ。
「ランス殿、私からもお願いします」
「フン、まあいい。せめて少しくらいは耐えるんだな」
女に頼まれればNOとは言わないのがランスだ。
それに自分の技をモンスターでは無く、それなりの力を持っているであろう人間にぶつけるのも悪くは無い。
ランスは日光を構える。
ブリティシュも剣と盾を構え、二人は対峙する。
ランスは一度刀を鞘に納め、居合の構えを取ろうとした時―――それを待っていたかのようにブリティシュがランスに突っ込んでいく。
「何だと!?」
その行動にはランスも驚く。
流石にこのタイミングで空間を斬る必殺技を使用出来ない。
ブリティシュもそんなランスの必殺技の弱点を分かった上で、それを封じるべくランスに突っ込んで行ったのだ。
しかもブリティシュの動きは非常に速い。
それこそランスも予想外の、それもランスも認める強い男であるリックに匹敵するくらいの速さだ。
だが、ランスもその程度で狼狽える程甘い男では無い。
直ぐに背中に背負った剣に手を伸ばすと、ブリティシュの剣を受け止める。
宝剣イングランドと魔剣ハデスがぶつかり合う。
二人の英雄と呼ばれる存在が火花を散らす。
「君とは本気でやり合ってみたいと思っていたんだよ。魔人をも倒せる君の力を身をもって知りたくてね」
「男が俺に視線を向けるな。気持ち悪い」
ランスは心底げんなりした様子でブリティシュを押し始める。
やはり単純な腕力ではランスの方に分がある。
「でもブリティシュには盾がある」
レンの言葉通り、ブリティシュはランスの剣を一度受け流すと、今度は盾を使ってランスの攻撃を防ぐ。
「む」
ランスは盾を使わない。
一応ランスを育ててくれた女戦士に教わりはしたが、結局は面倒くさくなって使わなくなった。
盾を使うのは人間ならば普通に兵士も使うし、モンスターの中でもサイクロナイト等が盾を装備している。
そんな相手ならば今のランスならば相手にならない。
だが、ブリティシュはそれらの有象無象の者とは一味も二味も違う。
凄まじい威力のランスの攻撃を見事に受け流し、そしてその剣でランスを攻撃する。
(相変わらず見事…まさに攻防一体。剣ならばランス殿が上ですが、防御に関してはブリティシュが一つも二つも上回っている)
日光は相変わらずのブリティシュの動きに感心する。
自分達のリーダーはやはり素晴らしく強い。
ランスも強いが、ブリティシュもその安定感と力強さは今見ても素晴らしいと感じる。
「ぬぐ…」
ブリティシュは攻撃と防御を組み合わせながら矢継ぎにランスを攻撃する。
その手数はあのリックに勝るとも劣らない。
いや、防御技術がリックよりも上な事も有り間違いなくリックよりもやり辛い相手だ。
カラーの里でこの男のリハビリに少し付き合ってやったが、その時よりも遥かにレベルが上がっているようだ。
その時ほどこの男を簡単にあしらう事が出来なくなっていた。
「やっぱり強い」
自分とここまで打ち合えるランスを見てブリティシュも感心する。
ランスの剣は相変わらず滅茶苦茶なように見えて非常に受け辛い。
意識を集中させ、ランスの剣の動きを見切ろうとするが、そんな暇は無いくらいだ。
ブリティシュも何とか盾で受け流してはいるが、剣だけでぶつかれば間違いなく自分はあっさりと負けているだろう。
ブリティシュがランスに食らいつけるのはやはりその卓越した盾の技術だ。
それを使ってランスを翻弄し、相手にペースを渡さない戦い方を心掛けている。
「フン! 少しはやるようだが俺様の敵では無いわ!」
だが、ランスもまた卓越した力と技の持ち主だ。
ブリティシュの動きが読めているかのようにその動きが変わる。
「とーーーーーっ!」
「!!」
ランスの剣を盾で受け止める。
その重さで腕が震えるが、その直後に違った角度から別の一撃が飛んできた。
右手でハデスを振るったかと思うと、すぐさま逆の手で日光を抜いて斬り上げる。
刀と盾がぶつかった音とは思えない音がしてブリティシュはバランスを崩しそうなる。
何とか耐えるが、すぐさま日光が振り下ろされる。
それを盾で防ぐが、その直後にまたハデスに持ち替えて続けざまに攻撃される。
そんな攻撃が凄まじい速度と威力でブリティシュを襲っていた。
「…ランスが何をやっているのか全く分からんな」
「分からなくてもいいわよ。多分分かるのは誰も居ないでしょうし」
お町はランスが何をやっているのか全く理解出来ない。
まるで2つの異なる武器を一つの武器のように扱っているとしか言いようが無い。
それほどまでにランスの動きはお町から見て異質だった。
レンもそんなランスの動きに感心していた。
自分を倒した時も人間なのに異常に強いと思っていたが、今のランスはその時を遥かに超越している。
自分も神としての格も上がったが、流石にランスと真正面からぶつかり合いたいとはもう思わない。
「がはははは!」
ランスは高笑いをしながら攻撃の手は緩めない。
防戦一方になっていたブリティシュは痺れる手を何とか誤魔化しながら、ランスの一瞬の隙を狙う。
もうそれ以外に自分には勝ち目は無いとブリティシュは確信していた。
(二つの異なる剣をここまで使いこなすのか…!)
なんとランスは二本の手でそれぞれの剣を持って攻撃してくるのではなく、剣と刀を交互に使い分けながら攻撃をしてくるのだ。
しかもそれぞれが正に達人級という剣なので、ブリティシュはまるで二人の異なる剣士と戦っているような錯覚に陥る。
この剣を受け続ければ間違いなく自分の剣と盾が壊されるだろう。
ランスは少し調子に乗って来たのか、攻撃が少しだけ雑になる。
その瞬間をブリティシュは見逃さない。
「もらう!」
「むっ!」
ブリティシュは盾を使って、ランスの持っていた剣を弾き飛ばす。
これこそ盾LV2を持つブリティシュの技だ。
相手の武器すらも壊しかねないその防御技術は大陸1かもしれない。
それでいて剣の腕も世界有数、更にはその強い意志を考えれば正に英雄と言っても過言ではない力を持っている。
ブリティシュは更に踏み込もうとした時、
「甘いわ!」
「くっ!?」
ランスの蹴りがブリティシュの膝に突き刺さる。
その事でブリティシュの体のバランスが崩れてしまう。
「とどめだ!」
そしてランスは腰に差してあった日光で居合の構えを取る。
「死ねーーーーーっ!!」
ランスの刀が凄まじい速度で抜き放たれ、ブリティシュは自分の死を覚悟する。
「いや、死ねじゃ無いでしょ」
その時ブリティシュの襟首が掴まれ、強制的にランスから距離を取らされる。
ランスの剣が空を斬った―――と思ったが、そこから目に見えない何かがブリティシュに襲い掛かる。
「全く! 本気でやってんじゃ無いわよ!」
レンもその見えない何かを感じ取り、全力で魔法バリアを放つ。
すると魔法バリアと見えない何かが衝突し、その衝撃でブリティシュとレンの体は吹き飛ばされる。
「む」
「む、では無いでしょう! 殺す気ですか!?」
日光が人の姿を取り、慌てた様子で吹き飛ばされた二人の元へと向かう。
「大丈夫ですか!? ブリティシュ! レン殿!」
「衝撃で吹き飛ばされただけ。怪我なんてして無いわよ」
危なかったけど、と小声で言いながらレンはブリティシュと共に立ち上がる。
「いや…手も足も出なかったね。やっぱりレベル89ってとんでもないね」
ブリティシュも苦笑しながら頬をかく。
勝てるとは思っていなかったが、まさかここまでの差が出てしまうとは思わなかった。
「それにしても奇妙な剣じゃったのう。両の手で剣を持ちながらも、あそこまでの速度で斬りつけるとはの」
お町は感心したようにランスを見る。
「そうか? 簡単だったぞ」
「お前の簡単を一般の人間に当てはめるな。だが、確かにお前の新たなスタイルを確立出来たのかもしれんな」
ランスは弾き飛ばされた剣を呼び寄せる。
手に戻った剣の中からスラルも感心したように声を出す。
「両手で剣を使っていたと思ったら即座に刀に持ち替える。誰もやろうと思わないだろうし、お前くらいにしか出来ないだろうな」
「俺様なら余裕だ余裕。そろそろ行くか」
ランスはニヤリと笑うと天満橋のある方向を見る。
「まだ未完成だと思うがいいのか?」
「構わん。サイゼルならまあ何とかなるだろ」
魔人サイゼルはゼスでも戦っているがその時は油断しまくりだったので何とかなった。
今の時代で同じようにいくかは分からないが、ランスはやれるとも思っていた。
「その前に景気づけといかなければならんがな」
日光はそんなランスの顔を見て、とうとうこの日が来たと息をのんだ。
同時に言いようの無い期待が自分の中に駆け巡ったのを、必死で否定していた。
その夜―――食事を終えたランスは既に自分の部屋に戻っている。
残された日光は少し憂鬱な表情をしていた。
「日光…その、大丈夫なのかい? 本当に辛いなら僕から彼に言ってもいいんだけど…」
「いえ…大丈夫です。元々は私の口から出た事ですので…」
ブリティシュの言葉に日光は弱弱しい口を開く。
日光が何をされているかは当然のように知れ渡っている。
ただ、それは勿論本人同士のやり取りなので第三者が口に出すような事では無い。
無いのだが、自分の仲間が日々顔色が悪くなっていってはそうも言ってられない。
「君の姿を見ているとそうも言ってられない」
「本当に大丈夫ですから」
ブリティシュの言葉に日光は気丈に答える。
それでもブリティシュは何かを答えようとするが、
「野暮な事言うものでは無いと思うぞ。日光は別に嫌がってはおらんだろう」
お町の言葉に日光は顔を赤くする。
それを見てブリティシュは「ああ…」と言葉を続けた。
やはり自分はそういう男女の機微には疎いと思う。
「と、とにかく私は行きます! 明日は魔人に挑むみたいなので体調をきちんと整えて下さいね!」
日光はそのまま駆けて行ってしまった。
それを見届けてブリティシュも真剣な顔をする。
「魔人か…前の時は散々だったからね。レベルも60になったし、足手纏いにならないようにしないと」
「まあ大丈夫でしょ。少なくとも足手纏いにはならないわよ。足手纏いにはね」
レンはそう言うと自分の部屋へと戻っていく。
レンの言葉にブリティシュは苦い顔をする。
何しろレンはブリティシュよりも遥かに強い。
その上、彼女とは役割が被っているのだが、彼女は魔法も神魔法も使える凄まじい才能の持ち主だ。
その彼女が言うのであれば本当にそう思ってくれてはいるのだろう―――若干上から目線な気がするが。
「スラルが居ないのがどれくらい響くか、じゃな」
お町の言葉にブリティシュも悩ましい顔をする。
「そうだね…彼女ほどの魔法使いなんてそうそう居ないしね」
(こういう時にホ・ラガが居てくれれば何かいい考えを思い浮かんでくれていたんだろうけど…日光以外の皆はどうなったのだろう)
自分を除いた皆は神に願いを叶えて貰ったのは聞いている。
だが、今再会できたのは日光だけだ。
もしかしたら他の皆は死んでしまったのかもしれない…そんな考えがブリティシュの脳裏には浮かんでいた。
「まあ我が少しくらいは援護をしてやる。流石にスラル程上手くはいかんだろうがな」
「期待しているよ。いや、何としても倒さないといけないんだけどね」
ランスの部屋―――そこにランスは非常に上機嫌でベッドに座っていた。
そして日光は恥じらいから顔を真っ赤にして軽くランスを睨んでいる。
「ちゃんと俺の用意した物を着てきたんだろうな」
「…ええ」
日光は自分が何時も来ている服を脱いでいく。
その着物を脱いだ所には、普段の彼女ならば絶対につけないであろう卑猥な下着が身につけられていた。
下着と言いながらも大事なところが一切隠れていない、エッチをする事を前提にした下着だ。
ランスはこの手の物を大量に所持している。
それも全てはあのハニーキングから手に入れたアイテムで有り、カイズで戦った時の一番の報酬とも言えた。
何しろこの時代には存在しえないようないエログッズを大量に渡されたのだから。
ランスは卑猥な下着を身に着けた日光の全身を舐めまわすように見る。
相変わらず見事としか言いようの無いスタイルだ。
その見事なスタイルをよりエロく見せる下着を身に纏っているのだから、当然の事ながらランスのハイパー兵器は反応している。
「こっちにこい」
「はい…」
日光は素直にランスの元へと行く。
恥じらいながらも日光はランスに寄り添うように隣に座る。
「…変ではありませんか?」
「ん? 何でだ?」
「いえ…私みたいな無骨な女がこんな格好をしても楽しく無いかと…」
自分の容姿を卑下するような言葉を発する日光に対し、ランスはがはははと笑う。
「俺は楽しいから問題無い。大体、お前みたいないい女を抱きたいと思わん奴は頭がおかしいぞ」
ランスは日光の素晴らしい肉体を堪能する。
日光の身に纏う黒いレースの下着は当然下着の意味をなしていない。
その先端を強調するような作りになっており、ランスはその先端を摘まみながら笑う。
「ん…」
日光は既に何度もランスに抱かれているので体は敏感になってしまっている。
簡単な愛撫だけで既に体の準備が出来てしまうほど、日光の体は開発されてしまっていた。
まずは簡単な愛撫を中心に、キスも交えて日光の体を解していく。
ベッドに押し倒された日光の体はピンクに染まっており、悩ましい顔で愛撫を受け入れている。
それがどれくらい続いたか、日光は既に体の力が入らないといった感じで四肢をぐったりさせている。
「よーし、そろそろいくか」
ランスはぐったりとしている日光の足を持ち上げようとし、
「おっと、それよりも用意するか」
これから何をするかを思い出し準備をする。
流石に準備をしなければコッチを使う訳にもいかない。
日光をうつ伏せにしたランスは、この数日の調教で既に柔らかくなっているそこに液体を挿入する。
日光自身もまた準備をしていたので、すんなりと入っていく。
その感触に日光は小さく震える。
覚悟はしていたが、まさか自分がそんなアブノーマルなプレイをする事になるなんて思ってもいなかった。
「こんなもんでいいな」
液体を自分のハイパー兵器に塗り、準備が出来た所でランスはそのまま貫こうとし途中でやめる。
覚悟を決めていた日光はまだ来ない刺激に心臓をバクバクさせながらも不思議に思っていると、その体が仰向けに寝かされる。
「やっぱお前の顔を見ながらの方がいいな」
「え…そ、そんな」
日光は本気で驚愕し、体を反転させようとするが快感で体が上手いように動かせない。
せめて顔だけは見られたくないと思っていたが、ランスはそれすらも許してくれないようだった。
そして日光の弱弱しい拒否の言葉を無視して、とうとうランスは日光の全てを奪った。
「お、想像以上にすんなりと入っていくな。これも数日かけて準備した結果だな」
「んんん!! あ、あああああああ!」
自分のソコは何の抵抗も無くランスのハイパー兵器を受け入れてしまった。
一気に奥深くにまで貫かれ、日光は絶頂を迎えてしまった。
突然の事にランスは少し驚くも、蕩け切った日光の顔を見て満足そうに唇に笑みを浮かべる。
ランスがちょっぴり苦手なお姉さんタイプの日光の全てを奪った事に、ランスは充実感を覚えていた。
しかも初めての後ろだというのに、日光は既に快感を感じておりその体は非常に色っぽい。
凛とした普段の態度と違い、セックスのために作られた衣装を身に着け、本来とは違う所を犯され蕩けている。
ランスが満足するのは至極当然だった。
しかも初めての後ろだというのに、日光は一度貫かれただけで絶頂に達した。
これはランスと日光の体の相性が相当に良いという事だろう。
「がはははは! 最初からここまでやれるなら、少し激しくしても大丈夫だな」
ランスはそう言って笑うが、日光は荒い息を突きながら快感に必死に耐えるしかない。
言葉通り少しだけ激しくなる動きに日光は少しづつだが慣れてはいく。
(私は…こんな…初めてなのに…)
ここまで敏感な自分の体が少し恨めしく思う。
同時に、自分の全てがランスに奪われてしまった事に嬉しさも感じてしまう。
そして何度も突かれると小さな絶頂が体を襲い、日光はそれだけでも体も心も満足してしまっていた。
だが、ランスはそれだけでは足りないと言わんばかりに更に腰を使う。
日光の腕を掴むと、柔らかくなったそこを蹂躙するように激しく刺激する。
「んんっ!」
突然の動きに日光は強く唇を噛んでその快感に耐えようとする。
しかしそんな抵抗など何の意味も無く、甘美な刺激が全身に走る。
自分の体はもう完全に受け入れてしまっており、後はもうランスの絶頂を受け入れるだけになってしまっている。
ランスもそれを察したのか、動きがどんどんと激しくなり、最奥までハイパー兵器を埋め込む。
「とーーーーーっ!」
「んん! あ、あああ…」
ハイパー兵器から放たれる皇帝液に日光が小さく声を出す。
その目じりからは少し涙が流れ落ちるが、それは悲しみでは無い。
全身が快感で震えていると、挿入されていたハイパー兵器が体の中から抜けていく。
その事で自分の体から出たとは信じられない音に日光の顔が羞恥に染まる。
「あーーーー、えがった」
ランスの声に日光は何も答えられない。
初めてにも関わらず、自分も絶頂を迎えさせられてしまった。
「ランス殿…」
「良かっただろ、日光」
「…聞かないでください」
ランスの言葉に日光は顔をそむける。
こんなだらしのない顔をランスに見られたくなかった。
「ほれ」
ランスはそんな自分に覆いかぶさると、そのまま日光の唇を奪う。
日光もそれを当然のように受け入れ、二人の間で唾液の橋が出来る。
当然のようにまだまだ元気なハイパー兵器だが、このままでは出来ない。
「よーし、風呂に行くぞ」
なのでランスは日光を抱き上げる。
「風呂で体を洗ったらまだまだやるからな」
「………はい」
ランスの言葉に日光はそう言う以外に無かった。
それでも日光は自分でも信じられないくらいに満足をしていた。
そして天満橋の中心にその魔人は居た。
「………随分と遅かったわね」
青い髪をし、ハウゼルと同じような武器を持った魔人は額に怒りのマークを浮かべながら睨んできた。
「おー、サイゼル。久しぶりだな」
ランスは特に何も感じていないように声をかける。
「どんだけ待たせるのよ! メガラスから話聞いたのは一週間以上前よ!」
「そんなのは知らん。あいつからお前が待っていると聞いたが、直ぐに行くなんて俺は言って無いぞ」
「そ、それはそうだけど…」
あの無口魔人にそんな気遣いが出来る訳が無いとサイゼルも分かっている。
ただ、魔人である自分が人間に待たされたという事に腹が立っているだけなのだ。
「そ、それよりも…よくもハウゼルに…妹に酷い事をしてくれたわね。覚悟しなさい!」
そう言うサイゼルの目からは青い炎のような光が浮かぶ。
最初から魔人サイゼルは本気で戦いを挑んできたのであった。
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
…本当はもっと早くに投稿したかったのですが、まさかの新年から病気にかかるというね
幸先から調子が悪いなあ…