ランス再び   作:メケネコ

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新たな関係

 日光はランスに押し倒された時覚悟をしていた。

 何をどう言おうと、自分がランスを裏切ってしまった事は変えようがない事実だった。

 最後の最後でランスに協力したが、それでもランスの怒りは収まる事は無いだろうと思っていた。

(結局はランス殿は成し遂げた…誰もが不可能だと思っていた、魔王ジルを取り戻す事を)

 一体何が起きたのか、それは日光には分からない。

 ただ、ランスが自分の信念を曲げなかった事で、大切な者を取り戻したという事に日光は打ちのめされた。

 だから自分が何をされようとも、全てを受け入れる覚悟はあった。

 日光もランスと別れた後で、ブリティシュ達と共に色々と旅をした

 そこでは嬉しい事も悲しい事もあり、そして辛い事もあった。

 中には人間が人間に酷い事をしている事も知った。

 仲間の誰もがそれに憤り、言葉通り精神が壊れてしまった子供も見てきた。

 その人間は少女を商品と呼び、それこそとても口に出せないような事までしてきたようだ。

 ホ・ラガでさえも顔を顰め、カオスも「知る必要はねえよ」と自分とカフェを関わらせなかった。

 そして日光は覚悟を決めていた。

 ランスが自分に何をするのか…それは当然そういう事なのだろうと。

 どれ程ランスが怒っているのか…それは日光にも少し怖い事だった。

 だからと言うか―――ランスが自分にしてくるのを受け、実は少しだけ拍子抜けしてしまっていた。

「今日からお前のここを調教するからな」

 そう言ってランスが触れているのは日光の綺麗なお尻だ。

「…そういう事ですか」

 その意味が分からない程日光は子供ではない。

 ここを性的快楽のために使用するとう事は思い知らされていた。

 ただ、それはホ・ラガが男を好んでいたからというとんでもない理由からだが。

「そうだ。お前の主人が誰なのかしっかりその体に教えてやる」

 調教という言葉を放つ割には、ランスは底抜けに楽しそうな笑みを浮かべている。

(…まあランス殿でしたね)

 日光はそんなランスを見て安心してしまった。

 やはりランスという男は女に対してそんな非道な事を出来るような男では無いのだ。

 確かに乱暴者で、女性を襲うという事をする男だが、その分無意識に防衛本能が働くというべきか、決して一線は超えないという安心感もあった。

「まずは準備だな」

 ランスは予め用意していた道具を取り出す。

 それは日光は見た事の無い道具だが、それを見る事で少し背筋が寒くなると同時に、言いようの無い興奮も襲ってくる。

(私は…期待しているんでしょうか)

 自分はこれからランスに酷い事をされる。

 だが、心のどこかで自分はそうされる事を少し楽しみにしている自分が居るのだ。

「服を脱げ」

「…はい」

 ランスの指示に日光はゆっくりと服を脱いでいく。

 相変わらず誰もが羨むであろう見事なボディが露になる。

 大きな胸に括れた腰、そして安産型の大きな尻…全てが完璧と言っても良い体だ。

「まずは準備から行くぞ。まあお前なら耐えられるだろ」

 日光はランスの手に持った道具を見て背筋を震わせる。

 それが何かが分からない程日光は子供ではない。

 ランスの合図に日光は自ら四つん這いになると、ランスはそのままそれを日光の中へと押し込み始めた。

「あ…く…」

(あう…お腹が…あ、温かい…)

 そこから入って来る溶液は人肌よりも少し温かく、日光はそれが自分の体の中を通る感覚に体を震わせる。

「もう少しで全部入るぞー」

(ま、まだ全部入って…いない…)

 ランスの言葉に軽く衝撃を受ける。

 ランスはまるでじらす様にゆっくりと液体を日光に入れていく。

 そして全部入った時は日光の腹は少し膨れてしまっていた。

「あ…う…」

 日光は自分に襲ってくる感覚に呻く。

 それはとても人には言えない感覚で、もしランスが目の前にいなければ一目散に駆け込んでいただろう。

「おー、流石日光、耐えたな」

 ランスは脂汗を浮かべながらも耐えている日光を素直に称賛する。

(戦姫もそうだったが、JAPANの奴は我慢強いな)

「ラ、ランス殿…」

「限界になったら素直に言えよ。俺様はそういう趣味は無いからな」

(女の子の我慢する姿を見るのは好きだが)

 ランスにはその手の趣味は無いので、粗相をする前にさっさと処理をして欲しいとは思う。

 日光はそんなランスの言葉にも耐える。

 変な所で日光は意地を張ってしまっていた。

 そんな日光を見てランスはニヤリと笑う。

「じゃあもう一本追加するか!」

「な…!」

 ランスの言葉に日光の顔色が青くなる。

 だが、今動く事は出来ないので、ランスが準備をするのを眺めるしかない。

「よーし、行くぞ!」

「あ…そんな…やめ…あ、あああああああっ!」

 再び腹の中に入って来る液体に日光は悲鳴を上げる。

 ランスはあえてゆっくりと液体を流し込んでいく。

 その感覚に日光は気が狂いそうになる。

 日光にとっては恐ろしく長い時間をかけて、液体は日光の体の中に納まる。

「がはははは! 何処まで我慢できるかなー!」

 ランスは日光のお尻を優しく撫でる。

 その刺激に日光の体がビクンと震える。

「や、止めて…触らないで…」

 普段の日光とは思えない弱弱しい声にランスはより興奮する。

 あの凛々しく強い日光からこんな声が聞けるとは思っていなかった。

 ランスは日光の言葉を無視してその体を愛撫する。

 そしてその指が日光の大切な所に入っていく。

 そこは何のためらいもなくランスの指を優しく受け入れた。

「だ、ダメ…もうお願いです…ランス殿…」

 その刺激に日光はとうとう陥落した。

「おう、行ってこい。きちんと綺麗にして来いよ」

 日光はその体に何とか体を起こすと、自分の体の中を綺麗にするために行動を始めた。

 時間が経過した後、日光は少し疲れた様子で戻って来る。

「…最悪な気分です」

 日光はランスを睨む。

 そういうプレイをランスが好まないのは日光にとっては有難かったが、それでも恨み言の一つは言いたかった。

 ただ、その恨み言はランスにとっては全く効果は無いのだが。

 日光はベッドの上に座ると、疲労困憊したように体を投げ出す。

 そんな彼女を見てランスはニヤリと笑う。

「じゃあもう1セット行くか」

「な…!」

 ランスの言葉に日光の顔色が更に青くなる。

「当たり前だ。綺麗にしないと病気になるからな。なーに、お前なら耐えれるって」

 そう言って再び液体を用意するランスに日光は体を震わせるしかなかった。

 

 そして何回目かの行為の末、ようやく日光は普通にベッドに座る事が出来た。

「大丈夫か」

「聞かないで下さい」

 日光は若干憔悴した様子でランスを軽く睨む。

 あんな事をされれば怒るのはやむを得ないだろう。

「じゃあ次はこいつに着替えて貰うか」

 ランスはそう言って楽しそうに笑うと、ベッドの下からケースを取り出す。

 それはハニーキングのマークが描かれている。

 川中島でランスがハニーキングから手に入れた物であり、そこには本来この時代にあるはずの無いアイテムが入っていた。

 ただ、そのアイテムというのが所謂アダルトグッズであり、ランスは迷うことなくこのアイテムを選んだ。

 その中からランスは一つの下着を取り出す。

「うむ、これがいいな」

 日光はランスから渡された下着を受け取る。

「…私にこれを着ろと?」

「文句があるのか。お前は俺に逆らえる立場だと思っているのか」

「………ふぅ」

 日光はちょっと後悔したような様子にため息をつく。

 だが、ランスの言う通り自分は逆らえる立場では無いのだ。

 それにランスとは約束をしたので、それを破る訳にはいかない。

 なので日光は躊躇う事無く服を脱ぐと、そのままランスの用意した下着を身に着ける。

「ほー」

 ランスの遠慮の無い視線に日光は思わず赤面してしまう。

「………何か」

 日光は自分の下着を改めて見て、自分がとんでもない格好をしている事を自覚する。

 下着とは名ばかりの、大切な所を全く隠していない衣装。

 薄く透けている所がより煽情的に自分の体を見せている事だろう。

 そういう服が有るのは知っている。

 娼館という名の人身売買組織を潰した時に、捕らわれた少女たちがこの手の服を身に着けていた。

 その時はその少女たちを哀れに思ったのだが、いざこうして自分が着ると落ち着かない。

「いや、相変わらずエロい体だと思っただけだ」

「ほ、褒めていませんね」

「いや、褒めてるぞ。それだけいい女だって事だ」

 ランスの言葉に日光の顔がより一層赤くなる。

 これまで色々な男にも声をかけられる事はあった。

 だが、ランスにそう言われると不思議と悪い気はしない…いや、むしろ何処か嬉しかった。

「うーむ…そのままの勢いでやろうと思ったが止めた」

 ランスは勢いにまかせて日光の体を味わおうと思っていたが、考えを改める事にした。

 勿論日光の体は調教するし、もう一つの処女も奪うつもりは満々だ。

 しかし、ここまで色っぽい女を前にしては、流石にそれだけでは勿体ないと判断した。

(こいつは滅茶苦茶堅物だからな。ここはじっくりと行くか)

 ランスは作戦を練り直す事にし、自身も服を脱ぐ。

 唯一パンツだけを残し、日光を手招きする。

 日光は素直にランスの元へと向かい、そしてランスは日光の唇を奪う。

「ん…」

 何度も日光の事は抱いているが、日光は相変わらずこの手の事には慣れていない。

 なのでこの初々しい反応はランスとしても楽しみだった。

 そしてそのままその大きな胸を包み込むように揉む。

 リズナ程では無いが、豊かな胸の感触がランスの手を刺激する。

 キスをしながら日光の胸を揉み続け、既に固くなっている先端を軽くひねる事で刺激を与える。

 ランスと舌を絡ませながら、日光は少しだけ体を震えさせる。

 それでも、彼女の口はランスから離れる事は無かった。

 優しいキスで日光の意識が唇に向けられた時、突如としてランスの指が日光のもう一つの穴に触れる。

 それには日光も驚き、ランスから唇を離そうとする。

 しかし、力強いランスの腕に阻まれた事、そして久しぶりのセックスへの期待が日光の体から力を抜けさせた。

 そして全てを出し尽くしたからか、日光のそこは強い抵抗も無くランスの指を受け入れた。

「んんっ」

 流石のその刺激には日光も思わず唇を離した。

「ランス殿…」

「逃げるな。言っただろうが、これはオシオキだと」

 そう言いながらランスも実は本の内容を思い出しながらプレイをしている。

 後ろの穴でも何回かした事はあるが、ランスの性癖は至ってノーマルだ。

 あれだけエロい事をしていたにも関わらず、タマネギに指摘されるまで興味も無かった。

(えーと、確か道具を使うんだったな)

 ハニーキングから貰ったアイテムには色々なエログッズが入っていた。

 その中にはSM用の道具もあったし、後ろの穴専用の道具も沢山入っていた。

 そしてその中には一冊の本が入っていた。

 作者は記載されてなかったが、女性を穴奴隷に調教するための手ほどきが記載されていた本だった。

 その中には後ろの穴を使ったプレイも詳しく記載されていた。

 何度も言うが、ランスは性癖に関してはノーマルだし、ぶっちゃけ穴奴隷なんてのには興味はあまり無かった。

 リズナがそういう調教を受けたとは聞いていたが、ランスにはそんな女を作る気も技術も無い。

 それに何だかんだ言ってランスは優しく、女性を物のように扱うなど到底出来ないのだ。

「動くなよ」

「あ…あっ…あああ」

 ランスは日光を四つん這いにさせると、その後ろの穴に向けてローションを入れていく。

 そしてもう一つの道具をローションにまみれの後ろの穴の中に入れていく。

 流石に抵抗はあったが、それでも日光のソコはその道具をあっさりと飲み込んでいった。

「ラ、ランス殿…これは…」

「うむ、こいつで準備をするからな。えーと、次は」

 日光は未知の感覚に体を震えさせる。

 お尻に力が入らず、足ががくがく震えている。

 それを出したいのに、力が全く入らないのだ。

「んんんんっ!?」

 そんな日光の様子などお構いなしに、ランスは今度は前の穴に容赦なく指を入れてくる。

 前後からの刺激に日光は目を白黒させる。

「おお、凄い濡れてるな。お前も期待してたんだろ」

「そ、そんな…ちが…」

 日光は顔を真っ赤にして否定しようとするが、その体は正直だった。

 ランスは調教していると言っているが、日光にとっては違う。

 何だかんだ言っても、久々のランスとのセックスなのだ―――自分が好いた男との。

「さーて、なじむまでしっかりしてやるからな」

 ランスは日光を仰向けに寝かせると、その豊満な胸にむしゃぶりつく。

 指はそのまま日光の秘所を刺激する。

「あんっ…」

 凄まじい刺激に日光は思わず声を上げる。

 自分が出したとは思えない程の艶やかな声に日光自身が驚いてしまう。

 自分の胸を吸われ、秘所には指が刺激し、後ろには道具が刺激する。

 まさか自分がこんな経験をするとは思ってもいなかった日光は、頭がどうにかなりそうだった。

 あまりの刺激と快楽に成すがままになっている。

(気持ちいい…)

 胸を先端を転がされ、時には歯を立てられる。

 それすらも快感へと変わり、その秘所からは蜜を溢れされる。

 ランスは秘所を刺激していた指を抜くと、体を移動させて今度はそこに舌を這わす。

「ひうっ!」

 日光はその刺激に体を震わせると、思わずランスの頭に手を伸ばす。

 だが、その手はランスを振りほどくような事はせず、ただただ触れるくらいしか出来ない。

 その目尻には涙が浮かぶ。

 そして彼女は既に絶頂に達していた。

 ランスは当然その反応に気づいており、気分を良くして日光の体に刺激を与えていく。

「そろそろいいか」

 ランスは再び日光をうつ伏せにすると、そのお尻に入り込んでいるプラグに手を伸ばす。

「ランス殿…」

「がはははは! もう十分に準備は出来ているな!」

 そしてランスはそのプラグを引き抜く。

 その際に日光の体が一瞬震えるが、日光のソコはランスを誘う様にひくついていた。

「よーし、行くぞ」

「………はい」

 ランスの言葉に日光は覚悟を決める。

 もう受け入れる気はあったが、それでも初めての行為なので怖いものは怖い。

 ローションをハイパー兵器に垂らすと、日光のもう一つの処女穴に向けてハイパー兵器を突き刺す。

「おっ」

 固いかと思っていたが、日光のソコは割とあっさりと先端を咥え込んだ。

 そして先端が入ってしまえば後は簡単に奥まで入っていってしまった。

「おおお。すんなりといったな」

「あっ…くっ…」

 日光は力を抜いてハイパー兵器を受け入れた。

 だが、それでも違和感を感じる事には違いは無い。

 日光からすればあまりに太くて大きなモノが本来は入るべきではない所に入っているのだ。

 しかし、それは不愉快な感覚では無かった。

 むしろ自分の全てを奪われた事に日光の心臓は高鳴っていた。

 ハイパー兵器が引き抜かれる感覚に日光は体を震わせる。

 しかし、全てが引き抜かれる前に再び最奥にまでハイパー兵器が入っていく。

「ん、あああああっ!」

「どうした日光。気持ちいいか」

 ランスはニヤニヤしながら嬌声を上げる日光を見る。

 日光は明らかに感じており、初めてとは思えないくらいに優しくハイパー兵器を包み込んでいた。

 ランスの言葉に日光は必死に首を横に振るだけだ。

 だが、そんなのはランスにとっては子供程度の抵抗にしか過ぎない。

 その大きくて形の良い尻を掴むと、今度は手加減無しにガンガンと突き始める。

「あああああああっ!」

 その刺激に日光は我慢できずに嬌声を上げる。

(うむ、にゅるにゅるのキツキツでグッドだ)

 一方のランスは日光のアナルの具合に満足している。

 想像以上に日光はハイパー兵器を優しく受け止め、彼女自身も間違いなく感じている。

 しばらく彼女に甘い刺激を与えていたランスだが、そろそろ態勢を入れ替える事にする。

「あっ」

 その刺激に日光は甘い声を上げてしまう。

 もう彼女自身理性が焼け焦げそうだった。

 ランスは日光の体を横たえると、そのまま測位のまま彼女のお尻を責め続ける。

 その度に日光の声からは甘い喘ぎ声が放たれる。

 ランスは更に顔所の体に快楽を与えるべく、その胸に手を伸ばす。

「だ、ダメです…」

 日光の拒否の言葉など知った事では無いと言わんばかりに、彼女の巨乳を揉みしだく。

 固くなった先端を摘まみ、時には指で弾いたりしながら刺激を与える。

 耐えるように唇を噛む日光だが、ランスの手が前の方に伸ばされた時、その耐える意思は決壊してしまう。

「そ、そんな二つ同時になんて…だ、ダメです!」

「がはははは! そんなのしらーん!」

 日光の抵抗を無視し、ランスは前の穴にも指を入れる。

 少し乱暴になってしまったが、日光の体はすんなりと受け入れてしまう。

「あ、あああああ…」

 胸を、アソコを、そしてお尻を責められて日光はもう既に理性が崩壊寸前だった。

(気持ちいい…)

 こんな事をされて気持ち良くなるなんて…と、思ってしまうが相手はランスだった。

 昔のような憧れはもう無い、それは自分がランスよりも長い年月を生きてきたからだろう。

 ただ、それでも…今でもランスを尊敬しているし、何よりも昔から日光の想いは変わらない。

(私はやっぱり…)

 時間が全てを解決すると思っていた。

 ランスと別れてから長い年月が経ち、魔王ジルと戦っていた時はその事は忘れていた。

 ジルへの殺意と共に、勇者と共に戦っていた。

 だが、ランスが自分の前に現れた時、そしてランスが自分を手にした時、自分の力がとてつもない程に高まった。

 日光にもカオスと同じように相性というのが有るが、ランスとの相性は別格だ。

 それこそ勇者とは比較にならない。

(そうなんですね…)

 日光は心からそれを受けれいた。

「おっ、おおおお!?」

 その時ランスのハイパー兵器への締め付けがよりきつくなる。

 突然の事にランスは驚くが、日光が手を伸ばしてランスの頭を掴む。

「…お願いです、く、唇を…」

 日光の甘い懇願を直ぐに察したランスは日光の唇を奪う。

 すると日光の方から貪るようなキスをしてくる。

 ランスはそれに合わせて腰の動きを早くする。

「んんんんんん!」

 そして日光はランスに唇を塞がれたまま激しく絶頂を迎える。

 ランスも同時にハイパー兵器から大量の皇帝液を放つ。

 日光の体から力が抜け、その唇が離れる。

「あー、えがった…っておい日光!?」

 ランスは日光を見るが、日光は幸せそうな顔でベッドで眠っていた。

 

「あっ…」

「ようやく目を覚ましたか。失神するくらい気持ち良かったか?」

 日光が目を覚ました時、そこは風呂の中だった。

 全裸にされた日光がランスの手によって丁寧に洗われていた。

 勿論ランスが洗うのだから、普通に洗われる訳も無く、素手でその胸や性器を洗われていた。

「はぁ…」

 日光はため息をつくと、一度ランスから体を離す。

「一ついいですか? ランス殿」

「なんだ」

 日光の視線が鋭くなる。

「あなたは私の事を調教すると言ってました。それがその調教とやらですか?」

「む…」

 日光の鋭い視線に思わずランスは呻く。

 それ程までの迫力が日光にあったのと、その目が何となくランスが苦手とする目だったからだ。

 ランスは過去の経験があったからか、年上のお姉さんタイプの人間にはちょっと弱い傾向があった。

 今の日光はまさにその年上のお姉さんの風格があった。

「あなたは私とセックスをしたいだけですよね」

 日光の厳しい視線にランスはちょっとだけキレた。

「うるさい! 元はと言えばお前が俺様を信じなかったのが悪いんだろうが」

「…はぁ」

 ランスの言葉に日光はため息をつく。

 そしてランスを真剣な目で見る。

「でしたら素直に私を抱きたいと言ってください。別に私は拒否したりはしません」

「当たり前だ。お前は俺様の女だぞ」

「それと…こういう事にかこつける必要は有りません」

「む」

「私はランス殿を拒みませんから」

 それは日光の嘘偽りない本心。

 日光はランスにどんなプレイを要求されようと拒むつもりは無かった。

 事実、ランスはおしおきと理由をつけてこういうプレイを日光に要求していたのだ。

「…ほう、どんなプレイでもか」

「ええ。ランス殿は女性を苦しめるような事はしないという信頼は有りますから」

 そう、ランスは敵に対してはおしおきと称してレ〇プはするが、自分の女に対してはそういう事は基本的にはしない。

 相手が受け入れてくれるのならば、そんな事をする必要は無いと理解もしている。

「あとそれと…お願いがあるのですがいいですか?」

「お前がお願いとは珍しいな。まあ言ってみろ」

「………ランス、と呼んでもいいですか?」

「あん?」

 日光は内心では心臓が早鐘のようになっていた。

 相手を呼び捨てにするのは別に日光にとってはどうという事でも無かった。

 実際ブリティシュ達は呼び捨てにしていた。

 だが、相手がランスとなれば話は話は別だった。

「そんな事か。別に構わんぞ。変な呼び方をしなければ構わん」

「………そう、ですか」

 ランスは至極あっさりとそれを了承する。

 実際ランスはどんな立場の相手だろうと、特に呼ばれ方に拘っている訳ではない。

 舐められるのは論外だが、ランスは堅苦しいのもつまらないという事で嫌っている。

 日光は心の中で安堵する。

「ではいきなりですが…ランス」

 日光はランスに抱き着くと、しかれているマットの上にランスを押し倒した。

「お、随分と積極的だな」

「私にも思う所が有りまして…」

(…ランスと居ると聖刀日光としての力が増す…これは私の業なのでしょうか)

 日光は完全に自覚していた。

 他者に使われるより、ランスに使われた方が遥かに力が増す事を。

 そしてそれはランスとセックスする事でより力が増す事を。

「次は…普通にしてくれますか」

「がはははは! ヤれるならどんな状況だろうと構わん! ま、今度はお前が好きに動いてみろ」

 ランスのハイパー兵器が天を向く。

 日光は顔を赤らめると、それでも少し嬉しそうにハイパー兵器に手を伸ばす。

「…失礼します」

 その日二人は体力の限界までセックスをする事となった。




露骨なエロ会
たまにはこういう話を書きたくなる事がある…暑いし

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