ランス再び   作:メケネコ

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ある魔人の暗躍

 ランス達がペンシルカウから出る少し前。

 使徒タルゴが木々を駆けていく。

 そして一人の男の元へと嬉しそうに駆け寄る。

「ん? どうした、タルゴ」

 その男は魔人ガルティア、魔王スラルの時代から魔人をやっている古参の魔人だ。

「フォルルルル…」

「何? 気づかれた?」

 使徒の報告にガルティアは珍しく目を見開いて驚く。

「そっか…そいつはまずいな。スラルに知られたら何言われるか分かんねーな」

 そして頭をぽりぽりとかく。

「しっかし変な頼みごとを引き受けちまったな」

 ガルティアがカラーの住まう森の近くに居るのはある理由がある。

 それは同じ魔人であるレイに頼まれたからだ。

 カラーの森の中に例の人間―――ランスが居るから、その動きを見て欲しいという頼みだった。

 ガルティアはあの魔人レイが自分に頼みごとをして来たのに驚き、同時にその頼みを引き受けた。

 レイが頼みごとをしてきたという事もあったが、何よりもガルティアもスラルの事が気になっていた。

「しゃあねえか…こういう時は数だな」

 ガルティアがそう言うと、彼の腹の中から二人の使徒が出てくる。

 使徒ラウネアと使徒サメザン。

 どちらも複数のムシの融合体が使徒となった存在だ。

「じゃあ頼むぜ」

 ガルティアがそう言うと、三体の使徒はそれぞれ散っていく。

 それを見届けると、ガルティアは持って来た弁当を開いてそれを味わう様に食べる。

「うーん、やっぱりケッセルリンクの使徒の作る飯も美味いな。まあ、俺が行ったらちょっと嫌な顔をされたが…」

 魔人ガルティアはケッセルリンクとは仲が良い。

 同じ魔王から魔人となったという共通点も有るが、何よりもガルティアの性格が良いという事も大きいだろう。

「何よりもケッセルリンクに話を聞きたいんだけどな…」

 ガルティアは新たな魔王が誕生した事にも何の感情も持っていない。

 ある意味全てを柔軟に受け止めていると言えるだろう。

 ただ、ケッセルリンクの事はやはり気になっている。

 ジルとケッセルリンクの関係については詳しくは知らないし、聞く事も無かった。

 ただ、魔王がガイに変わった今でもケッセルリンクは姿を消している。

 そこはやはり気にかかっていた。

 その事も有り、ケッセルリンクの城を訪ねたが、使徒達からは『前魔王ジル様の命で出かけております』という言葉しか返ってこない。

 しかし、付き合いが長いのと、ケッセルリンクとも親しかった事も有り、少しだけ教えてくれたこともある。

 そしてガルティアはその事を言いふらすような男では無い。

「まあスラルと一緒に居るってんなら大丈夫なんだろ」

 ガルティアがレイの依頼を受けたのも、本人がスラルとケッセルリンクに会いたいという事もあったからだった。

「しっかしタルゴが見つかるなんてな。相当勘のいい奴も居るもんだな」

 ガルティアはそう言いながら、使徒の帰りを待つのだった。

 

 そしてランス達がペンシルカウを出た事は直ぐにレイへと伝えられた。

「そうか。とうとう動いたって訳か」

 レイはニヤリと笑う。

 とうとうランスの動きを捕捉できた事、そしてこれから来るであろう熱い戦いに闘志を剥き出しにしていた。

「おう。でもよ、いいのか? 魔王の命令があるぜ」

「別にメディウサの奴とやり合おうなんて思っちゃいねーよ。ま、あいつは気に入らないから死んでくれても構わねーけどな」

 ガルティアの言う魔王の命令とは、『魔人同士の殺し合いを禁ずる』というものだ。

 これは魔王ジルの時代、魔人ノスと魔人カミーラが激しくやりあった事から来ている。

 ジルからすれば大したことでは無かったが、この二人が争う事の被害は意外にも大きいものだった。

 それを面倒に思ったジルが下した命令だが、新たな魔王ガイもその命令を続けて出していた。

「まああいつはケッセルリンクからも嫌われていたしな。それに昔、あいつにやられて呪われたんだろ?」

「らしいな。魔人相手にそんな事出来る奴はあいつしかいねーよ。今度はマジで殺しに行くらしいからな」

 魔人メディウサがランスの殺すリストに入ったのは直ぐに分かった。

 曲がりなりにもレイはランスと共に冒険をしていたのだ。

 ランスの性格は少しは知ってるし、何よりも魔人相手でも一歩も退かないのも知っている。

 そしてカラーに対して入れ込んでいるので、そのカラーが狙われたのならば元となる奴を始末に動くのも当然の事だ。

「で、お前はそれを見に行くってか」

「あいつの死に様くらいは見届けてやろうと思ってな。それと下らねー邪魔が入るのも面倒だしな」

「ま、好きにすりゃいいさ。俺もどーでもいいしな」

「お前は来ないのか?」

 レイの言葉にガルティアは目を丸くするが、その後でカラカラと笑う。

「お前からそんな言葉が出るなんてな」

「世話になったしな。それにスラルに用があるんじゃねえのか?」

「別に用があるって事でもねえしな。ま、縁がありゃまた会えるだろ」

 ガルティアはそう言うと、立ち上がって歩いて行く。

「カラーに関しては手を出すなよ。俺はケッセルリンクと喧嘩する気は無いからな」

「俺だってそんな気はねえよ。ま、本気のあいつとやりあってみたいって気持ちは有るが…そのためにカラーに手を出す気はねえよ」

 ガルティアの軽口にレイは少々憮然として答えると、ガルティアとは別の方向に向けて歩き出す。

「さて…とりあえず邪魔する奴等は消しとくか」

 レイはその前髪の奥で目を光らせる。

 退屈な日が続いてきたが、ようやく自分の楽しみが回って来た。

 その邪魔をする奴は、誰であろうとも叩きのめす、それが魔人レイという男だった。

 

 

 

 ランス達がペンシルカウを出てから数日―――旅は順調と言っても良かった。

 今は魔王ジルの時代と違い、モンスターが周囲をうろついているのは珍しくない。

 それにも関わらず、ランス達はモンスターを出会う事は殆ど無かった。

 野良モンスターと遭遇したりするが、それはミートボールやイカマン、グリーンハニーといった雑魚モンスターばかりだ。

 懸念していた魔物兵との遭遇は無かった。

「…順調すぎて不気味ですね」

 流石に今の時代で魔法ハウスを出すのは不用心なので、ランス達はテントの中で休息を取っていた。

 ランスも冒険者生活が長いので、テントでの休憩も別に苦ではない。

 ただ、魔法ハウスが使えないのはやはり不便ではあるが、冒険とはそういうものだとも理解している。

 これもまた幼少期から鍛えられた賜物なのかもしれない。

「何が悪いんだ。順調なのはいい事だろうが」

「そうなのですが…こうも静かだと逆に不気味で…」

 ランスの言葉に日光は少々落ち着かない様子だ。

「確かにそうかもね…魔物兵と一度も遭遇して無いし」

 日光の言葉にシルキィが同意する。

 これまで結構な数の魔軍と遭遇し、倒してきたのだがそれらとの戦いが無いのは確かに不気味だった。

「楽なのはいい事だろうが。気にするな」

「うーん…そんなものなのかなあ。私が心配性なのかな」

 ランスの言葉にシルキィはそう言いつつも、警戒は最大限にしている。

 彼女はランスのように楽観的になる事は出来なかった。

 が、そんなシルキィの心配をよそに、ランス達は順調に…順調すぎる程に魔人メディウサの城へと近づけた。

「…本当に何もありませんでしたね、ランス様」

「だから言っただろうが」

 ジルの言葉にランスは呆れたような声を出す。

 ランスから言わせれば彼女達が心配し過ぎなのだ。

 まあこれは生まれた時代の違いからくるのかもしれない。

 日光とシルキィは魔物が活発な時代に生まれ、ランスはある意味平和な時代に生まれた。

(…まあ何か乗せられているような気もするが)

 ランスは先程の言葉とは裏腹に、少し気がかりな事もあった。

 彼女達の言う通り、確かに順調に行きすぎてる、という思いもランスにはあった。

 これまで数多の魔物、魔人と戦ってきたが、確かに順調過ぎる。

 ただ、これを罠と疑う程でも無い。

 何しろ魔人というのは基本的に人間を見下しており、ランスがカオスを持っていたとしても油断しているため、ランスが付け入る隙があった。

 例外は人間を見下しながらも警戒をしていたザビエルくらいだろう。

 ランスが思案していると、偵察に出ていたベネットが戻って来る。

「どうだった?」

 レンの問いかけにベネットは地図を片手に首を捻る。

「うーん…まさにこの地図の通り。通りでやんすが…」

「何だ。何かあるのか」

「不気味な程に静かなのでやんすよ。だってここは魔人の城でやんすよ? こういう所って魔物兵とかがうろついているものでやんすよね?」

 ベネットの疑問はあまりにも無警戒過ぎるという事だった。

 何しろ魔物兵は殆ど見かけなかったのだ。

 たまに1、2体の魔物兵を見かけたが、完全にだらけきっており、警戒心は皆無だった。

「魔人なんてそんなもんだぞ。無敵結界があるから警戒なんぞしないぞ」

「…今の魔物達には私やカオスの存在が知られていてもおかしくないはずです。それでもですか?」

「それでもだ。あいつ等は最初から人間を見下してるからな」

「…確かにそうかもしれませんが」

 日光としてはランスの言っている事も分からないでもない。

 ただ、日光がこれまで出会った魔人の強者には、魔人ガイや魔人カミーラ、魔人ケッセルリンクが存在していた。

 それらの存在は決して人間相手でも油断はしている様子は無かった。

「だから良いんだろうが。俺様がお前を持ってズバッとやればいちころだ」

「そう上手くいきますかね…」

 ランスの言葉にも日光は不安そうな顔を崩さない。

 が、直ぐに戦士の顔付に変わる。

 この切り替えの早さも彼女が優秀な戦士である証拠だろう。

「ランス様、直ぐに乗り込むんですか?」

「迷ってる暇があったらとっとと乗り込めばいいんだ。ここでグダグダ悩んでも時間を無駄にするだけだ」

「まあそうかもね。こういう決断力は本当に凄いしね、ランスは」

 ランスの言葉にレンは頷き、皆の先頭に立つ。

「ベネット。索敵とかは任せるわよ」

「了解でやんす。じゃあこっちの裏口から潜入するでやんすよ」

 そしてランスは再び魔人メディウサの城へと乗り込む。

 今度こそ魔人メディウサの息の根を止めるために。

 

 

 

「レ、レイ様…ほ、本当にこれでいいんですか?」

「あん? 俺のやる事に文句があるってのか」

「い、いえ! そんな事は!」

 魔物将軍は突如としてやってきた魔人レイに対して頭を下げる。

 その内心は冷や汗が凄く、早く帰ってくれと思っているがそんな事は間違っても口に出せない。

(ううう…なんであの魔人レイがここに…)

 魔人レイ―――怒れる王、という二つ名の通りその気性ゆえに他の魔人ともうち解ける事もなく、いつも一人でいる変わり者扱いをされている。

 話しかけても無視するのは当たり前、魔物兵からすれば恐怖の対象だった。

 それは気に入らなければ誰であろうと喧嘩を吹っ掛けるという気性の荒さからくる。

 そんな魔人が突如として自分の主であるメディウサの城へと入って来た。

(よりにもよってメディウサ様がお楽しみの時に…うう…)

 魔物将軍としては魔人レイの来訪を主であるメディウサに報告したかった。

 だが、今はメディウサのお楽しみの時間であり、そんな中に乗り込んだら間違いなく殺されてしまうだろう。

 まさに前門の虎、後門の狼といった所だ。

「ですが本当にドラゴンが…?」

「あん? 俺の言う事が信じられねえってのか」

 魔物将軍の言葉にレイの言葉が剣呑なものになる。

 その体から小さな雷が弾け出し、魔物将軍は思わずレイから距離を取る。

「い、いえ! め、滅相も有りません!」

「だったら言う事を聞け。俺は別にお前じゃ無くてもいいんだぜ」

 レイの言葉に魔物将軍は震えながら頷く。

 あまりに高圧的だが、これが魔人という存在だ。

 いかに魔物将軍という立場であろうとも、魔人の前ではゴミのようなものだ。

「そ、それにしても本当にムオバクス大将軍が…?」

「ああ、ドラゴンに喧嘩を売ったバカだ。しかもカラーの所にな」

「ううう…」

 レイの言葉に魔物将軍は腹を押さえる。

 あまりの現実に頭がどうにかなりそうで、今にも吐いてしまいたい程だ。

 それ程のプレッシャーが一介の魔物将軍でしかない自分にのしかかってしまったのだ。

(ムオバクス大将軍が戻ってこないのは気になっていたが、まさかドラゴンとは…しかもカラー? どうしてこんな事になってしまったんだ…)

 この魔物将軍は別にムオバクスの部下という訳では無かった。

 本人も思っている通り、本当にただの一介の魔物将軍でしかない。

 魔人メディウサの城に回されたのはただの偶然、別に望んで来た訳では無い。

 ただ、貴重な魔物将軍ではあるので、それなりの地位でそれなりに過ごせればそれで良かった。

 なのに、いきなり魔物大将軍の戦死、そして介入してきたドラゴン、狙っていたのはカラー…何が起きているのかさっぱりだった。

(ああ…カラーに手を出したらケッセルリンク様が黙っていないという噂があるのに…それにドラゴンまで? だからこそ警戒のために兵を外に出してるのだが…)

 魔人レイが言って来たのは本当に突然だった。

『魔物大将軍がドラゴンに倒された、激怒したドラゴンが襲ってくるんじゃねえか』

 その言葉を聞き、魔物将軍は最大限の警戒をせざるを得なかった。

 何しろ相手はドラゴン…魔物兵が束になっても倒せる相手ではない。

 それこそ魔人が出てもおかしくない相手だ。

 それにドラゴンが襲ってくるとなれば、この数の魔物兵では恐らくは防ぎきれない。

 だからと言って、外に援軍を要請する訳にもいかない。

 ドラゴンはまだ姿形も見せていないのだから。

「で、城の中にはどれくらい残ってんだ」

「ま、魔物隊長1部隊だけです。後は全て外に回しました…元々数はそう多くはありませんし…」

「そんなもんか」

「ま、まあ魔人様の城ですから…正直我々のやっている事も雑用でしたので…その中でも大勢の部下がムオバクス将軍に徴兵されてしまいましたし…」

 ムオバクスが何をやるかは全く知らなかったし、興味も無かった。

 部下を取られたと言っても、特に何も変わらないと思い込んでいた。

 だがまさか、戻ってこないばかりかこんな状況になってしまうとは…まさに寝耳に水だった。

(数が元々いねえ…好都合だな)

 魔物将軍の報告を聞いてレイは内心で笑っていた。

 レイはランスに魔人メディウサの所へと行って欲しかった。

 戦いになれば流石に魔物兵達は気づくだろうし、それこそがレイが踏み込む合図となる予定だ。

 だが、そのためにはやはり魔物兵は邪魔な存在だった。

 そしてレイが考えたのが、邪魔な連中を追い出す事だった。

(…気に入らねえが、アイツの言ってた通りか)

 勿論そんな事を頭を使うのが苦手なレイが思いつくはずも無かった。

 使徒も作って無いので、そんな助言をする相手も居ない。

 が、そんなレイでもある程度に付き合いのある魔人は存在は居る。

 それが先に会った魔人アイゼルだ。

 レイの言葉にアイゼルは唇を吊り上げて色々と言ってくれた。

 ただ、最後の言葉の『貸し一つですよ』という言葉だけは少々いただけなかったが。

「ま、後はなるようになるな」

 レイはタハコを吹かすと、熱い戦いを思いながら闘志を燃やしていた。

 そしてそれは意外な程に速く訪れた。

「た、大変です! 侵入者です!」

「な、何!?」

 息を切らせてやってきた魔物兵がやってくる。

「何!? 侵入者だと!?」

「はい! 明らかに外敵に殺されたであろう死体を見つけました! そいつらはメディウサ様の所に向かっています!」

「何だと!? こんな時に…!」

 部下の報告に魔物将軍は驚愕し、それでも何とかしようと頭を巡らせる―――事は出来なかった。

「そうか。じゃあもうお前に用はねえな」

「え? うぎゃああああああ!」

 突如として放たれた言葉に魔物将軍は驚く暇もなく、凄まじい電撃を浴びて黒焦げになる。

「レ、レイ様!?」

 あっという間に魔物将軍を殺した魔人レイに対し、報告に来た魔物兵は驚愕の声を上げる。

「黙れ。騒ぐんじゃねえ」

 レイの鋭い眼光に魔物兵の体が震える。

「な、何を…」

「黙れと言ったぜ。お前も消し炭になりてえか?」

 レイの体から小さな雷が放たれる。

「ひっ…」

 魔物兵はその魔人の気迫に恐怖する。

「メディウサの所へ案内しろ」

「え…メディウサ様の所へですか…? うがっ!?」

「いちいち聞き返すんじゃねえよ。案内しろと言ったらとっとと案内しろ。別にお前じゃなくてもいいんだぜ」

 魔物兵はレイに頭を掴まれ、壁にめり込むのではないかと思うくらいの力で叩きつけられる。

「は、はい…! あ、案内します!」

 そして恐怖に震える声で必死に声を出す。

 レイはそれを聞いて頭から手を離す。

「ああそうだ。この魔物将軍だけどよ…侵入者に殺されて、もうその侵入者は逃げた。そうだな」

「え…?」

「そうだな?」

「は、はいっ!」

 レイの体から再び雷が放たれた事で、魔物兵は恐怖に引きつった声で返事をするしか無い。

 もうこの魔物兵の命運は決まってしまったのだ。

 この魔人の命令を聞く以外には無いのだ。

「さあて…行くか」

 魔人レイはもうその存在感を隠そうともせず、その顔には好戦的な笑みが浮かんでいた。

 そのレイを見て、魔物兵は恐怖に震えるしかなかった。




少し短めになりました
続きは直ぐに投稿出来ればいいなあ…
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