「がはははは! お楽しみターイム!」
ランスは早速カラーの空き家に入ると、用意されていたベッドにルシラを下ろす。
「クッ、下衆が…」
ルシラはベッドの上でランスを睨む。
相手の言ったこととはいえ、それを呑んだのは自分だ。
今更それを反故にするような卑怯な真似はする気は無かった。
「フン、負け犬の遠吠えだな」
だが、そんな態度もランスにとっては何時もの事だ。
ランスは倒した女はオシオキと称してセックスをしてきた。
なので当然罵倒されるのも当たり前だし、ランスとしても慣れたものだ。
「お前みたいな奴に慰み物にされるジルも哀れだな」
「………」
その言葉にランスも無言になる。
それを好機と見たのか、ルシラの罵倒はどんどんと激しくなる。
「どうせセックスだって下手くそなんだろ。お前みたいな奴は女と見ればモノ扱いしかしないだろうからな。その独りよがりのセックスで女に呆れられてきたんだろ」
ランスに対して蔑むかのような口ぶりにはランスも当然のように腹が立つ。
(うーむ、こいつを黙らせるのは簡単だ。だが、それでは俺様の気が済まんぞ)
今にして思えば何でこいつにジルの事を言われなければならんのだと。
そもそもランスがジルを手に入れた後、セックスをするためにどれだけの苦労をした事か。
無敵結界を持っている魔人を、カオスと日光も無しに倒すほど苦労したのだ。
別にそんな事を言いふらしはしないが、それでも他人にこう言われる筋合いは無かった。
そうなるとどうやってもこの女をセックスでひんひん言わせたいと思う。
ただ犯すだけなら簡単だが、こういう相手をセックスで嬌声を上げさせる方が面白い。
それを思うとランスは楽しくなってきた。
(だがこいつは間違いなく処女だろうしなあ)
流石に経験が無いと痛みが先に来るだろう。
これから何度もヤれるのならばいいが、ここから先この女とセックスがあるかどうか分からない。
その中でこの女をひんひん言わせるのであれば、特別な状況が必要だ。
(媚薬…なんて都合のいいモンは無いからな)
その手の薬があれば楽しめるが、それだと面白く無いし、そもそも持っていない物を考えるだけ無駄だ。
(この女は潔癖…というタイプでも無いな。セックスに嫌悪感を持ってるって感じも無いしな。単純に俺様が気に食わんだけだな)
ランスも成長しているので、相手の事を一応は考える事は出来る。
そうした上で、どうすればこの女にセックスを懇願させられるか―――それを考えた時、ランスは思いついた。
(ぐふふふふ…これならより楽しめそうだからな。そうとなれば早速やるか)
「おいジル! ロープを持ってこい!」
ランスがそう言うと、ジルが部屋に入って来る。
その手にはランスが言った通り、頑丈なロープが握られていた。
「あの…ランス様。持ってきましたけど…」
「うむ、お前もそこに居ろ」
「え? あ、はい」
ランスの言葉にジルは意外そうな顔をする。
「き、貴様! 何のつもりだ!?」
驚愕の表情を浮かべるルシラにランスはニヤリと笑いながら近づいて行く。
「あ、こら! 何をする!?」
ランスはそのままルシラの服を強引に脱がして全裸にする。
そこにはジル程では無いが中々の裸体がある。
当然ランスのハイパー兵器は反応し、もう既に大きくなっている。
そのままランスはロープを使ってルシラの体を拘束していく。
「な…お、お前! こういう事をしないと女を抱けないのか!? この変態!」
「やかましい。俺がお前をどうやろうが俺の勝手だ」
大股開きで拘束し、手は後ろ手に縛っておく。
ランスもそういうプレイは嫌いじゃ無いので、ロープで縛るのもお手のものだ。
「…縄が食い込んで痛い」
ルシラはきゃんきゃん吠えていたが、体が少し動くとそれだけロープが肌に食い込んでいく。
それに痛みを感じ、ルシラはとうとう大声を出すのを止める。
ランスはルシラの体を見るが、当然男を受け入れる準備なんて出来ていない。
勿論そんな事は予想の範囲内なので、ここからが本番だ。
「よし、ジル。こっちにこい」
「え…え!?」
ランスの言葉にジルは驚きの声を上げる。
「聞こえなかったのか。とっとと来い」
「え…あ…その…」
ランスが何のために自分を呼んだのか、それが分からないジルではない。
だが、まさかルシラが…ランスの仲間以外の者達が居る状態で呼ばれるとは思っても居なかった。
ゴクリとジルは唾を飲み込むが、ランスの言葉には逆らえない。
おずおずとベッドの上に上がって来る。
「な…お前まさか!?」
ルシラがこれから何が起きるのか想像出来てしまい、声を荒げる。
それを証明するかのように、ランスはジルの服を脱がせてしまう。
「あ…」
その女としても見事な、そして素晴らしい体を見てルシラは息を呑む。
ジルのスタイルの良さは分かっていたし、同性としてジルの素晴らしい体を羨ましいとも思った事も有る。
シミ一つない白い肌に、美しく長い髪、そして身長とは不釣り合いと思うくらいに大きな胸。
ただ、その右手と右足が二の腕、そして太股を覆う包帯が気になった。
ジルが右手と右足に包帯を巻いていたのは知っていたが、ルシラはそれを追求出来なかった。
誰だって人に言いたくない事は有るだろうし、過去に酷い目にあって大きな傷や火傷の痕があるのではないかと思って何も言えなかった。
「あ、あの…ランス様…」
「がはははは! さーて、やるか」
ランスは本気で楽しそうに笑いながら自分も全裸になる。
そこにはもう既に準備万端で天を向いているハイパー兵器がある。
それが目に入り、ルシラは顔を歪める。
ルシラからすれば、ソレは汚いものであり、決して目に入れたいものでは無い。
「あ、ランス様…だ、駄目です! ルシラが…」
「見せてやろうと言ってるんだ。お前は俺の奴隷だろうが。逆らうな」
ランスの強い言葉にジルは背筋を震わせる。
ジルは自分でも自覚は薄かったが、Mっ気がある。
魔王であった時は倒錯的なセックスを好んでいた。
ランスもそれを知っていたし、人間だった頃もランスに少々いじめられるのも喜んでいた節がある。
なのでランスの強い言葉だけでジルはもう顔が真っ赤に染まっていた。
「ほれ」
「あん…」
ランスはジルをベッドに座らせると、そのまま背後からその大きな胸を揉む。
その大きな胸はランスの手で形を変え、ジルは体全体が桜色に染まっていく。
ランスはジルの足を開かせ、女性器も全てがルシラの前に晒させる。
「ちょ…ジル!? あ、あんたね! どういうつもり!?」
ランスの行動にルシラは怒りの声を上げる。
そんな彼女に対しランスは鼻で笑いながらジルの乳首を軽くひねる。
「お前は俺がセックスが下手とか言ってたからな。だったら俺様の腕をお前に見せてやろうと思ってな」
「な、何を言っている!? そ、そんなものを見せるな!」
ルシラは顔を真っ赤にして怒鳴るが、体が拘束されているため口を出す事しか出来ない。
「ラ、ランス様…だ、駄目です…」
ジルは口ではそう言いながらも、されるがままで全く抵抗しない。
「ほれほれ。もうこんなになってるではないか」
「だ、だってランス様が…」
「俺のせいにするとはとんでもない奴隷だ」
ニヤニヤと笑いながらランスはジルの体に愛撫をしていく。
既に硬くなっている乳首を摘んだり軽く引っ張ったりする。
そしてジルの下半身にランスの手がゆっくりと伸ばされる。
その光景を見て、ルシラは思わず息を呑んでしまった。
ランスはそれを見逃さず、心の中でほくそ笑む。
そのままジルの性器に手を伸ばすと、その中に指を侵入させる。
これまでの愛撫で既に準備が出来ているジルのソコはランスの指を簡単に飲み込んでいく。
それを見ていたルシラはあのジルがそういう事をされている事に頭が真っ白になると同時に、動かない体が少し震える。
(わ、私の体が…こ、こんな)
それは確かな下半身の疼きだ。
ジルが愛撫されているのを見て、ルシラはこの異常な光景にも関わらず女として刺激されてしまっていた。
(だ、だってジルが…)
ルシラにとってはジルは友人だった。
壁があるのは分かっていたが、それでも一緒に師の元で学び、共に生活をしてきた仲だ。
他愛の無い話だってした事もあるし、時には自分達ではない者達の色恋についてもちょっとだけ話したりもした。
ジルからすれば自分に合わせていてくれていただけなのかもしれないが、それでもジルはルシラにとっては大切な友達なのだ。
その友達が目の前に居る明らかに卑劣そうな男に好き勝手されている。
そしてジルはそれを嫌がってはいない。
恥ずかしがっているのは、目の前に自分が居るからであって、行為そのものは受け入れているのが分かる。
(ジル…こんな顔をするんだ…)
それは魔法学院では見た事の無いジルの顔だった。
ジルは魔法学院ではクールな女性として知れ渡っていた。
勉強熱心で、色々な術法を試していた。
あのルーンと対等の魔力を持っているとも言われているが、ルーン同様にそれを鼻にかけることは無かった。
それでいて女性としても魅力的であり、魔法学院でもファンが多い女性だった。
そのジルが、男に愛撫されて蕩けた顔をしている。
「ランス様…」
ジルは背後から愛撫しているランスの顔を見る。
ランスはジルが何をねだっているのか察し、ルシラを見てニヤリと笑う。
その笑いに嫌な予感がするが、その予感はそのすぐ後に当たる事になる。
二人はルシラの目の前で濃厚なキスをする。
ルシラが知っているフレンチなキスではなく、濃厚なセックスのためのディープなキスだ。
二人の舌が絡み合っているのがルシラからでも嫌という程分かる。
そして二人は唇を離すと、ランスはジルの太ももを掴んでを軽々と持ち上げる。
「あっ…」
ジルはランスに背中を預かる形になる。
そしてハイパー兵器がジルの女性器に触れる。
「………」
ルシラはその光景に目を離せなかった。
そして自分のお腹が熱くなるのを嫌でも感じ取ってしまう。
「クックック。お前も何だかんだ言っても興味があるんだな」
「な、何言ってるのよ! わ、私はジルがアンタみたいな下衆に…」
ルシラは何かを言おうとするが、先程の光景が頭から離れない。
もし本当にジルが嫌がっているなら、ジルはこんな顔をしない。
そう、ルシラはジルにとっても友人なのだ。
長い付き合いもあり、互いに互いをある程度理解している仲なのだ。
そのジルがこの男に対してこんな顔を見せている。
それが分からない程、ルシラは鈍感でも無かった。
「ほれほれ。どうだジル」
「ラ、ランス様…」
ハイパー兵器がジルの女性器を入るか入らないかと所で刺激をしている。
そのもどかしさにジルは体を動かしてハイパー兵器を迎え入れようとしている。
が、ランスはジルの太ももを動かし、入りそうで入らない微妙な位置で刺激を与えている。
「ジル…」
ルシラはジルを見る。
顔どころか全身を桜色に染め、男を向か入れる準備が出来ている性器からは蜜がとめどなく溢れる。
「ランス様ぁ…」
せつなそうな声を出すジルに、ランスは何時ものように『がはは』と笑う。
ランスはあえてジルを辱めるようなプレイをしている。
勿論それはルシラに対してセックスを見せつけるための行為だ。
ジル越しにルシラを見て、ランスは確信した。
(間違い無い、こいつは絶対セックスに興味津々だ。もうちょいだな)
ランスはハイパー兵器をジルの陰唇にこすりつけながらジルの耳元で囁く。
「俺様のハイパー兵器が欲しいか?」
「…ラ、ランス様」
その言葉にジルはびくりと体を震わせる。
ランスが何を意図しているか、聡明なジルは当然気づいている。
だからこうして態とじらしていやらしい言葉を引き出そうとしているのだ。
普段から女の子を軽く辱めるようなプレイはするが、基本的に女が嫌がるような事はしない。
本気で拒否すればランスは意外とすんなりと引き下がる。
相手が敵ならば話は別だが、自分の女や敵じゃない女に対しては意外と普通だ。
過去には確かに女の子を襲っていたりしたが、一応はランスも成長しているという事だろう。
それはともかく、ジルはランスのやろうとしている事は当然拒否しない。
シィルやシーラとはタイプは違うが、ジルもランスの奴隷なのだ。
「い、入れて下さい…」
「んん~? 聞こえんなぁ」
絞り出すようなジルの言葉にランスはあえて言い放つ。
勿論それはルシラを煽るためだ。
「入れて下さい! わ、私のアソコをランス様ので…思いっきりかきまわして下さい!」
「がはははは! そんなに欲しいなら存分にくれてやる! とーーーーっ!」
ジルが卑猥な言葉を上げると共にランスのハイパー兵器がジルの中に挿入される。
「ジ、ジル…」
ルシラはジルがこんな言葉を放つなんて考えてもいない。
その顔はトロトロに蕩けきっている。
ルシラはもうそれで全てを理解してしまった。
ジルはこの男の奴隷と言っているが、事実はジルはこの男の事が好きなのだと。
そうで無いとあんなに嬉しそうな顔は出来ない。
それを理解すると共に、ルシラの下半身がうずいてきてしまう。
これがランスによるジルの凌辱ならば、ルシラは義憤に駆られて怒りで頭がいっぱいになっていただろう。
だが、これは普通の合意の上のセックスなのだ。
流石にそれではルシラはランスに対して本当の意味で怒りを持つ事は出来なかった。
(こ、これがセックス…)
ルシラは当然の事ながら他人のセックスなんて見た事も無い。
処女なのだから、当然のようにしたことも無い。
ただ、現代においては魔法使いはそれこそ奴隷のように扱われ、女の魔法使いならば悲惨な目に合っているのは当然だ。
それ故に、こうした性行為は男が女を良いように扱う行為としか思っていなかった。
だが、目の前で行われているのは全く別の光景だった。
自分の友達であるジルは完全に安心しきった感じでセックスを楽しんでいるようにしか見えない。
何よりも、ジルの顔は蕩けており、男を見る目は温かくそして愛情すらも感じさせる。
(ジル…本当にこの男の事が好きなの? じゃあなんで奴隷だなんて…)
事情を知らなければ無理も無いが、ルシラの頭は混乱する。
だが、混乱した頭でもその体は正直だった。
(私…濡れてる…)
もう嫌でも自覚してしまう。
ベッドのシーツに水気を感じ、自分を縛っている縄が汗を吸ってその体をきつく締める。
そして二人の行為がとうとう最高潮に達したのか、ジルは嬌声を上げた後でぐったりと力が抜ける。
同時にランスがハイパー兵器を引き抜くと、そこから大量の精液が零れてくる。
(あ…)
それが何を意味するかは分かっている。
ジルが絶頂を迎えたのは明らかであり、その顔も幸せそうだ。
「こらジル。お前ので汚れてしまったではないか。しっかりと綺麗にしろ」
ランスはルシラに見せつけるようにして立ち上がる。
「は、はい…」
ジルは絶頂の余韻に浸る事も出来ず、のろのろと体を動かして膝立ちになる。
そして躊躇う事無く、ハイパー兵器に舌を這わせる。
丁寧に、そして愛おしそうに舌で綺麗にすると、その大きなハイパー兵器を口に含む。
粘液が絡み合う音がルシラの耳を刺激し、頭がどうにかなりそうになる。
そして完全に汚れを舐めとったのか、ジルはハイパー兵器から口を離すと、その口内にあった皇帝液と自分の愛液が混ざった液体を嚥下する。
「き、綺麗になりました…」
「うむ、良かったぞ。さーて、次はと」
ランスはニヤニヤと笑いながらルシラの元へと向かう。
「ひっ」
ルシラは先程までの威勢の良い態度が消え去り、怯えた様に体を震わせる。
ランスが恐ろしいのではなく、これから自分が何をされるかの事、そして自分がどうなってしまうのか、それが分からなくて恐ろしいのだ。
「お前も結構準備が出来てるではないか。体は正直だな」
「あ、ダメ!」
ルシラはランスを制止しようとするが、縄で縛られた体は動かない。
だからランスの指を止める事が出来ず、今まで誰にも触れさせた事の無い場所に容赦なく入って来る。
「流石にまだ硬いな。ま、処女ならそんなもんか」
「ま、待って…お願い、止めて…」
ルシラの拒否などお構いなしにランスは指をかきまわす。
勿論手加減しているので、ジルの時よりも優しくはしてやる。
「っ…や、止めて」
体が動かないので口で拒否するしかない。
が、勿論そんなものではランスが止まるはずが無い。
(何で私…か、感じてる…の)
この男は嫌いだ。
ジルを奴隷として扱い、その上で自分を犯そうとしている。
それなのに、自分は最初は威勢よく吠えていたのに、今では弱弱しい言葉を発するだけだ。
しかもこうして最低な事をされているというのに、自分の女の部分は刺激に応えてしまっている。
そんな自分に対して嫌悪感すらも覚える。
「ラ、ランス様…あ、あんまり乱暴なのは…」
「フン、今更何言っている。こいつから絡んできたんだろうが。戦いの結果俺様が勝った。こいつもその結果が分かった上で受けたんだ」
「そ、そうですけど…」
ランスはジルを見てニヤリと笑う。
それを見てジルはちょっと嫌な予感がする。
そしてそういう予感は当たってしまうのが世の常だ。
「じゃあお前も来い」
「え…あ…」
ランスはジルの手を引き、そのままベッドに仰向けで寝かせる。
「え、何を…」
そしてルシラを掴むと、その体を縛っていた縄を解く。
ようやく自由になったルシラだが、もう体に力が入らないのかされるがままだ。
そのままルシラをジルの上に重ねるようにすると、ハイパー兵器をルシラに押し当てる。
「がはははは! こうすればお前も満足だろ!」
「ちょ、何を…!?」
まさかこんな事になるとは考えてもいなかったルシラは流石に狼狽する。
何しろ自分のすぐ下にはジルが居るのだ。
体に力が入らないので、自分の下にいるジルに体重を預ける形になる。
ランスが意図していたかは分からないが、丁度二人の胸が合わさる形になり、ルシラはジルの胸の大きさと柔らかさを味わってしまう。
「負けたお前が悪い! お前ももう準備が出来てきてるからな。とーーーーーっ!」
「きゃああああ! い、痛いわよ、このバカ!」
そしてハイパー兵器が容赦なく挿入される。
「あん? 初めてなのに血が出て無いな…あ、激しい動きで破れるって聞いた事もあるな」
「そういうデリカシーの無い事を口にするんじゃ無いわよ! というか大きすぎる…!」
初めての刺激は当然ながら痛みが勝つ。
その異物感にルシラは動く事すらもままならない。
「ちょっと痛いから動かないでよ!」
「がはははは! お前に命令する権利など無いわ!」
ランスはそう言って容赦なく動く。
初めてではあるが、先程のランスとジルとのプレイを見て興奮してきたのも有るのだろう、処女とは思えない程に動きやすい。
ただ、ランスも本当にいきなり容赦なく動くのではなく、そこそこ手加減をして動いている。
相手の感じる所を刺激するようにハイパー兵器を動かす。
「んんっ!」
「おっ、ここか?」
一部を擦った所でルシラの体が震えるのをランスは見逃さない。
「な、何…? 何なのよ、もう!」
「がはははは! しっかりと気持ち良くしてやるからな。ジル、よく見てやれよ」
「え…あ…は、はい…」
「ちょ、ちょっとジル! み、見ないで…!」
ランスにあおられて、ルシラは自分の下にいるジルを思い出す。
ジルも顔を真っ赤にして、ランスに言われるままにルシラを見ている。
そしてランスが腰を動かすたびにルシラの胸がジルの胸と擦れる。
その刺激がルシラから理性を飛ばしそうになってしまう。
「ん…」
ジルもその刺激に感じているのか、シーツを握りしめて刺激に耐えている。
「さーて、たっぷり愉しませてもらうからな」
「ちょ、ちょっと止めなさい…や、止めてー!」
ルシラの悲鳴はその日響き渡るのだった。
「………もうやだ」
その夜―――ようやく解放されたルシラはぐったりとした様子でベッドに寝転がっている。
隣にはその原因になった男が眠っているが、もうランスに手を出す余裕すら無い。
散々抱かれた証に、ルシラにはキスマークが複数つけられ、皇帝液も散々流し込まれた。
「あはは…だ、大丈夫?」
「大丈夫じゃない…しんどい」
自分と同じようにランスに抱かれていたジルだが、自分よりも遥かに余裕そうな所を見てルシラはため息をつく。
「…本当に洗脳とかされてないのね」
「最初からそう言ってるんですけど…」
「まあ…それが洗脳系の魔法だからね…いや、先生がそういうのを疑わなかった時点で分かってたのかもしれないけどね…」
その代償は高くついたなとルシラは心の中で後悔する。
「それでルシラ…私はあなた達とは…」
「あー…もういい。私が悪かったわ。私、本当にこの男があなたの思考を奪ってるって思ってたからさ…今日でそうじゃないの分かったし…」
ランスとセックスをしている姿を見てルシラも分かってしまった。
この男はジルを奴隷と言っているが、ジルはその境遇を悲観していないし、何よりもこの男が好きなのが分かってしまった。
ならば他人がどうこう言うのはそれこそ余計なお世話なのだ。
「それにしても…」
(これが…セックスか。とんでもない目にあわされたわ…)
最後にはルシラも絶頂を迎えるまでにヤられてしまった。
途中からはジルもおっかなびっくりという感じで参加し、胸を吸われたり結合部を舐められたりととんでもない目にあった。
そこら辺から頭が真っ白で、自分が何を言ったのかももう覚えていない。
「最悪…」
思い出したくも無いが、それでも体に刻まれた快楽は当分は忘れられないだろう。
「ま、いいか…これからの未来、こういう展開もあり得たかもしれないし…そう思えばまだマシか」
恐らくはこれからは激闘になるのは想像に難くない。
その中で命を落とす仲間もいるかもしれない。
そして相手に捕らわれ、こういう目にあう女も生まれるだろう。
それが戦争というものだ。
その悲惨さに比べれば、この男はまだ温い方なのだろう。
「二度とこんな目にはあいたく無いわ」
そう言ってルシラは眠る以外に無かった。