ケッセルリンクは悩んでいた。
それはスラルに言われた事で、本当にどうするべきか…それを決めかねていた。
今魔王の呪いにより氷漬けになっている本当の自分の体を前に、ケッセルリンクはスラルの言葉を思い返していた。
『ランスの相手をするのはお前だ』
その言葉がケッセルリンクの本来の体であったなら、迷う事無くそうしていた。
だが、今のこの体の本来の持ち主はメイトリクスなのだ。
そしてメイの体は間違いなくカラー最強…カラー時代の自分よりも遥かに優れた素晴らしい肉体だ。
その肉体を傷つけて良いのか…自分の欲望でメイに迷惑をかけるのは本意では無い。
「だが…ランスをどうにかしたい。ランスがレッドアイから呪いを受けたのも私のせいなのだ…」
ランスがこの戦争に関わって居るのは、魔王ジルから受けた呪いを解除するためだ。
本来であればランスがこんな死闘を繰り広げる必要性は無いのだ。
最初に魔人の脅威から逃れた時点でランスはこの時代の戦争とは無関係になれたのだ。
そしてセラクロラスが現れれば、ランスはこの脅威を安全に乗り切れるはずだった。
「私は…どうすればいいのか」
モノ言わぬ自分の体を前にケッセルリンクは唇を噛む。
「何を迷う必要が有ります、ケッセルリンク様」
「…!」
突如として放たれた声にケッセルリンクは驚く。
魔人四天王であるケッセルリンクが全く気付けなかった事と、その声の主に二重に驚いた。
「メイ…!」
「それこそ迷う必要など無いでしょう。ランスは人間の英雄…それこそこの俺の肉体でその力を戻せるというのであれば、それこそ人類の、そしてカラーの未来のためとなりましょう」
そこに居たのはメイだが、その体は薄く透けている。
透けては居ても、その見事な均整の取れた肉体美は健在だ。
「メイ…いや、それより君はどうして…?」
「フ…俺もあの剣の中で修行を積みました。そしてこのカラーの力である霊体の力を身に着けた。ただそれだけの事」
「…やれやれ、君は本当に凄いな。君こそまさにカラーの英雄だよ」
自力でこの現世に現れた事にケッセルリンクは驚きを隠せない。
「それよりもケッセルリンク様。この俺にそのような恐れは無用。それに俺とて何れは子を成しカラー血筋を残すのは当然の事。故に遠慮など無用…いや、むしろそれはこの俺の肉体への侮辱!」
力強い漢らしい言葉にケッセルリンクは思わず絶句する。
「だから遠慮なくその身でランスを抱けばいい。それに体を返してもらった時に、俺の体に影響が出てもそれはその時、今を乗り切れなければ未来など無いのですから」
「………フッ、どうやら私は君の事を見くびっていたようだ」
あまりに強い意思を宿した言葉にケッセルリンクは苦笑するしかない。
「君の言葉で迷いは晴れた。私の体でランスが戻るのであれば…どうなろうが構わぬ。私にはその覚悟が有る事を忘れる所だった。君の体を良い訳にしてな」
「それでこそカラーの英雄ケッセルリンク様。それでこそです」
「君の体…有難く使わせて貰う。そしてカラーの未来を守ろう」
そう言ってケッセルリンクは強い意思を宿して己の肉体に背を向ける。
「ご武運を。ケッセルリンク様」
「ああ」
そう言って―――メイはランスとセックスに赴くケッセルリンクの背中を見送った。
それを見届け、メイは少し恥ずかしそうに頬を染める。
「…セックスするために向かうだけなのに、何やら大袈裟な事を言ってしまったな。別に戦いに行く訳でも無いというのにな」
ランスは一人眠れぬ夜を過ごしていた。
「…うーむ」
その理由は一つ―――この場所には非常に魅力的な女が多いという事だ。
カラーが美人なのは言わずもがな、ジルもレンもハウゼルもお町もそしてシルキィも皆魅力的な女性だ。
そしてこの年齢でプレイボーイとして複数股をしていたランスとしては、当然性的な魅力を彼女達に感じていた。
「だがあいつら皆強いぞ…」
ランスとしてもその性をぶつけたかったが、力で敵う訳も無かった。
それに、何よりもその女戦士から女性への接し方を力で教えられていた事もある。
ランスにとってはその女戦士は師匠であり、ランスを見捨てなかった大人でもあった。
当然最初は色々と甘えようとしたのだが、それを許されなかった事も有り、大人しく従っていた。
そしてランスは彼女から女性の事についても色々と教えられていた。
それがセックスの結果は妊娠する事であり、ランスとしてもそれは結構重く伸し掛かった。
そんな事など考えていなかったランスだが、女戦士の教えは後々にもランスへの影響を残していた。
この時代のランスは大人になった頃程無鉄砲では無く、この世界の常識を力ずくで教えられている最中だったのだ。
「入るぞ、ランス」
その時、一人のカラーが部屋に入って来る。
「お前は…確かケッセルリンクとか言ったな」
「ああ。お前に忘れられているというのは寂しいものだがな」
明かりをつけたケッセルリンクはネグリジェ姿でランスが居るベッドに上がって来る。
そこには確かな大人の色気が有り、当然のようにランスのハイパー兵器は反応する。
「だから私はお前の記憶のため…いや、違うな。私は私の意思でこうするためにお前に会いに来た」
「あん? どういう意味…むがっ」
ランスが言葉を言い切る前に、ケッセルリンクはランスを押し倒すとその唇に己の唇を合わせる。
そして躊躇う事無くその唇に舌を入れ、自分がランスにそうされてきたようにその口内を蹂躙し始める。
そんな様子にランスは目を白黒させるしかない。
確かにランスはプレイボーイ的な存在ではあったが、それが原因でゴモラタウンから追放され女戦士と共に居た。
その間はランスはやりたい放題が出来ず、自然と女性とのセックスからも遠ざかってしまっていた。
それなのにランスは突然絶世の美女であるカラー…それも明らかにランスより年上であろう女性に押し倒されるという初めての経験をしている。
何よりも、ランスよりも明らかに年上の大人の女性とそういう行為をするのは初めてだった。
「フフ…お前らしくない態度に私は興奮している。それに…元のお前には言えない事も言える。かわいいな…ランス」
ケッセルリンクはそう言ってランスを抱き起すと、そのまま力強く抱きしめて再びキスをする。
今度は舌を絡めるキスでは無く、純粋に唇を重ねるだけの優しいキスだ。
「まだ少年のお前に対してこういう行為をするな…いけない事なのだが、興奮してしまう。今の時期でしか味わえない事だ。私も存分に堪能させて貰うぞ」
そう言って蠱惑的な笑みを浮かべ、ケッセルリンクはその大きな胸でランスの顔を挟み込む。
これまでランスが付き合って来た少女たちとは比べ物にならない大きな胸にランスは興奮を隠せない。
同世代との女性とのセックスは今の時期でも経験していたが、明らかなお姉さんなタイプの女性とは経験が無かった。
そして何よりも、今の時期はランスは大人の時ほどセックスの経験は無い。
「う…」
「フフ…お前がそんな顔をするなんてな…奴の呪いは確かに厄介だが、楽しみもくれた。そこだけは感謝してやるか」
ランスの頭を撫でながらケッセルリンクは微笑む。
「…いいんだぞ。私の胸、気になるのだろう」
「な…ば、バカを言うな。この俺が…」
口ごもるランスだが、明らかにその視線はケッセルリンクの綺麗で形の良い大きな胸にくぎ付けになっている。
まさに完璧な美貌の肉体、それがケッセルリンクの体だった。
「いいんだ。遠慮はいらない。私の体を好きにする権利がお前にはあるんだからな」
その言葉にランスはケッセルリンクの大きな胸に手を伸ばす。
柔らかくも張りが有り、まさに完璧に感触。
ランスにとっての同世代ではあり得ない感触にランスは思わず唾を飲み込む。
「フフ…いいんだぞ。私の胸を好きにしていい」
記憶の年齢とランスの今の外見年齢は若干釣り合っていない。
まだ少年とも言うべきその体にケッセルリンクは明らかに興奮していた。
普段のランスと愛し合うのとは違った感覚、何かいけない事をしているような背徳感。
それがケッセルリンクを興奮させ、その体が自然と火照っている。
ランスはケッセルリンクを押し倒すと、その大きな乳房に吸い付く。
「んんっ…そうだ。そうしてくれていい。こうしてお前に求められるのは女としての喜びだ」
夢中で大きな胸にむしゃぶりついてくるランスの頭を優しく抱きしめる。
それが少し恥と感じたのか、ランスがケッセルリンクを睨む。
「どうした? 子供扱いされるのが不満か?」
そんな表情を読み、ケッセルリンクは優しく微笑む。
「…いや、お前みたいな奴は初めてだから」
「…そうか、初めてか」
ケッセルリンクは表情には出さないが、ランスが決して恵まれた生を受けた訳では無い事を察する。
自分の使徒達は皆不幸な生い立ちを持っているが、生まれはまちまちだ。
シャロンとエルシールは良い所の生まれだし、加奈代も生まれに関しては不満を持っている様子は無い。
その後で不幸な事になっていたが…親からの愛を受けていたのは間違い無いだろう―――少なくとも幼い時は。
(ランスは…そんな事を微塵も感じさせなかったな。本人が生まれを不幸だと思ってなかったとう事もあったのだろう。そしてランスは過去ではなく現在と未来を見て生きてきたのだな)
ランスの生まれはケッセルリンクの想像でしかないが、間違っては居ないとも思っている。
ケッセルリンクは自分の胸を揉んでいるランスの体を自分の顔に持ってきて、そのままキスをしたまま体を入れ替える。
そのまま大きくなっているハイパー兵器に手を伸ばすと、既に大きくなっているソレを優しく握る。
(昔から大きかったのだな)
ランスのハイパー兵器はやはり大きい。
特別巨根という事は無いが、それでも一般に比べれば十分すぎる程の大きさだ。
今は少年の体格だが、それでも同年代の少年よりも遥かに大きいのは想像に難くない。
「さて…私の胸、好きにして良いと言っただろう?」
ケッセルリンクは微笑みながら、自分の大きな胸をランスの顔に寄せる。
その大きな胸の迫力にランスは思わず唾を飲み込む。
これまで同世代が少し上の少女を相手にしていたランスではあったが、ケッセルリンクのような大人の女性とはまだ経験が無かった。
女戦士とはそういう関係ではなく、ましてやこうしてリードされたことも無かった。
初めての経験に、ランスもまだどうして良いか分からなかった。
ランスもまだまだ少年だった時期があったのだ。
「さあ、いいぞ。私の胸…思う存分吸ってくれていい」
そう言われて拒否する男なんて存在しない―――そう思わせる見事な程に大きくて形の良い胸だ。
ランスも当然のようにその大きな胸に吸い付き、逆側の胸に手を伸ばす。
「ん…はぁ」
その刺激に心地よい顔を浮かべながらケッセルリンクはハイパー兵器を愛撫する。
先端からはカウパーが溢れ、それを潤滑油代わりにして優しく愛撫する。
ビクビクとハイパー兵器が震える度にケッセルリンクも興奮していく。
夢中になるかのように自分の乳房に吸い付き、そして自分の手で興奮しているランス。
大人のランスに愛される事も大好きだし、そんなランスを愛するのも勿論大好きだ。
だが、今こうして少年の姿のランスを愛するというのも今しか出来ない強烈な刺激だった。
(…いけない事をしているのは間違い無いのにな)
まだ少年の姿のランスとセックスをするという背徳感、そして自分がランスをリードしているという事にケッセルリンクも興奮が高まって来る。
既に蜜が溢れ、ハイパー兵器を包んであげたいという衝動を何とか押さえる。
まずはランスを自分が絶頂に導きたい、そんな想いが体中に溢れて止める事が出来なかった。
「いいんだぞ、ランス。お前が一度や二度で終わる訳が無いのは分かっている」
その甘い囁きにランスは我慢できなかった。
成長して自分勝手なセックスをするだけでなく、きちんと女性を絶頂に導く事に出来るようになったランスだったが、今のランスはそれ以前の状態だ。
まだまだ若く、セックスの経験だってそう多く無いし、これまでも自分本位な性交しかしてこなかった。
そんなランスがこうしてお姉さんと言うべき女性に導かれ、直ぐに果ててしまうのは無理も無かった。
ビクビクと体を震わせてケッセルリンクの手の中で皇帝液を吐き出す。
ケッセルリンクはランスに乳首を吸わせたままその手の中で全てを受け止める。
射精が終わるのを確認すると、ケッセルリンクはランスに押し付けるようにしていた胸をその口から離す。
ランスは射精の快感からか、荒い息を吐きながらやや茫然としていた。
「フフ…無理をさせてしまったかな? やはりランスだな…これだけの精液を出すとは」
ケッセルリンクは起き上がると、その手の中にある大量の皇帝液を見る。
相変わらずの量、そして凄い濃い。
ランスの視線を受け、ケッセルリンクは優しく微笑む。
そして躊躇う事無く、その精液を舌で拭ってその口内に納めていく。
それをまだ経験の少ないランスは目を見開いて見ていた。
ケッセルリンクは自分の手の中のランスの皇帝液を余すことなく舌にからめとり、そしてランスに見せつけるようにそれを嚥下する。
その動きだけでランスのハイパー兵器に再び力が戻る。
「…なあ、その、マズくないのか?」
ランスから出た予想外の言葉にケッセルリンクは目を丸くする。
「何故そう思う?」
「いや、だって普通嫌がるだろ」
その言葉にケッセルリンクは嬉しそうに微笑むと、大きくなっているハイパー兵器を口に含むと、まだ残って居る皇帝液を残すことなく吸い出し、嚥下する。
「確かに普通は嫌がるだろうな。だが、それが好きな相手のモノならば嬉しいものだ。少なくとも私にとってはな」
ケッセルリンクは用意してあった水を取り出し、口をゆすぐ。
ランスの皇帝液は全て飲み込んだが、一応その手も綺麗に洗う。
これからもランスとはセックスをするのだから、そのために気遣いだ。
「さあ、今度はお前の方から私を愛してくれ」
ケッセルリンクはランスの体を抱き起し、今度は自分が横になる。
そしてランスに見せつけるように自分の女性器を指で広げて見せる。
「…おいで」
それに導かれるようにランスはケッセルリンクにのしかかった。
元々セックスに嵌りプレイボーイとなった結果、ゴモラタウンを追い出された生粋の女好きだ。
ただ、女戦士との旅では冒険関する事…それよりもこの世界を生きる事を叩きこまれて生きてきた。
その時に色々と教わった結果、女性に対する扱いも一応は教わった―――教わった結果がアレなのだが。
だからこそ、ケッセルリンクの誘いを断るなんてランスにはあり得なかった。
ハイパー兵器に手を添え、挿入しようとするが焦っているせいか失敗してしまう。
「う…」
それを恥だと思ったのか、ランスの動きが一瞬止まる。
そんなランスを見てもケッセルリンクは優しく微笑んでハイパー兵器を優しく導いてくる。
「お、おおお…」
温かく包まれる感触にランスは感動したかのような声を出す。
「まだ経験が少ないようだな…少々意外だよ。だが、気にする事は無い」
ケッセルリンクは手を伸ばしてその体を抱き寄せる。
肌と肌が完全に密着し、その優しい笑顔がランスの間近へと迫る。
「好きなだけ、好きなようにしてくれていいんだ」
ランスに好きにさせるために力を抜く。
当然ランスはそこで殆ど存在しなかった理性が無くなる。
大人になって成長したテクニックなど存在しない、ただただセックスを覚えた時のような乱暴な動き。
だが、それでもケッセルリンクには十分すぎた。
ランスの側に居ても、その体に触れられずただただランスがセックスをするのを見せつけられてきた。
メイの肉体を借りてこうして触れるようになったが、それでもこれはメイの体だからと言い訳を重ねてきた。
だから、メイの言葉を受けた事でケッセルリンクの理性が限界を迎えるのも自明の理だった。
「あ…くっ…いい、ぞ。ランス」
蕩けた甘い声を出し、そのまま好きにさせる。
それはセックスを覚えたての少年のようなテクニックが見についていないやや乱暴なセックス。
大人となり、女性を喜ばせる事を覚えたランスとは大きく違うが、それもまた新たな刺激となっている。
ランスもまた豊満な肉体を持つ女性との初めてのセックスに夢中になっていた。
ただただ自分が気持ち良くなるために腰を動かしているだけ―――まだ女性の反応を見る余裕が無いのだ。
「もっと奥まで愛してくれていいんだぞ」
「え、でも痛くないのか…?」
「フフフ…私の体はそんな柔な体では無いぞ。それに、私の体はお前を求めているんだ。しかし…お前の口からそういう言葉が出てくると調子が狂うな。でも、お前にそんな時代があったのかと思うと感慨深い。だからこそ…」
「何だよ」
「…いや、何でも無い。それよりも、共に気持ち良くなろう」
だからこそ自分の色に染めたくなる―――という言葉をケッセルリンクは飲み込んだ。
ここで自分がランスを染め上げたとしてもいい結果にはならない。
ランスはランスだからこそ、恐らくは過酷であろう人生を歩んできたからこそ、自分が知っているランスがあるのだ。
自分という小さなスケールでランスを囲いたくない、それがケッセルリンクの偽らざる本音だ。
そんな事よりも、今を二人で楽しみたい、その想いがどんどんと強くなっていく。
ランスは腰を動かしてるが、その動きはやはりまだぎこちない。
そんなランスを導くように、ケッセルリンクも軽く腰を動かして迎え入れる。
「ん…」
とうとうランスのハイパー兵器がケッセルリンクの最も大切な所に届き、ケッセルリンクが甘い吐息を放つ。
ランスも新たな刺激に快感を感じたのか、同じ快感を再び得ようと試みている。
それが嬉しいのかケッセルリンクもその動きに合わせるように体を動かす。
ただ、その動きにまだランスの肉体がついて来なかった。
「あっ」
思わず漏らしてしまったランスの言葉にケッセルリンクもまた自分の大切な所に精液が放たれるのを感じる。
「…どうした? ランス」
茫然としているというか、マズい事をしたと思っているようなランスの顔にケッセルリンクは不思議そうな顔をする。
「いや…だって中に出したら子供が…」
大人のランスからは考えられない言葉が出てきた事にケッセルリンクは目を丸くする。
が、直ぐに目を細めて薄く笑うと、ランスの体を抱きしめる。
「大丈夫だよ。避妊魔法はかけさせてもらっている。私としてはお前の子供が欲しいが、生憎とそれは今じゃない」
「う…」
自分の子供が欲しい、という彼女の言葉にランスも思わず言葉に詰まる。
女戦士からは避妊の事に関しても強く教えられた。
避妊魔法をシィルにかけさせてからはそんな事を気にせずにセックスをしていたが。
シィルが居ない期間に沢山の女性がランスの子供を妊娠していたが、その時にはもうランスは気にしなくなっていた。
そもそもランスの子供を妊娠した事を不幸だと思っているのは―――フェリスくらいしかいない。
ただ、今のランスは妊娠の危険性を女戦士から言われていた時代なので、その辺りは色々と考えさせられていた。
「それよりも…まだまだ出来るだろう? もっと私にお前を刻み付けてくれ」
「ぐ…こ、この…調子に乗るなよ!」
余裕の大人の表情を見せるケッセルリンクにランスはムキになる。
まだ若い少年特有の体力と精力で腰を動かす。
二人はその日夜通しで交わり続けた。
自分の胸の中で眠るランスの頭を撫でながらケッセルリンクは穏やかな笑みを浮かべる。
何度も何度もセックスをし、胸も口も全てでランスを味わった。
もう最後にはランスが打ち止めになるくらいに体全体で愛し、愛される事が出来た。
魔人となってからも何度もしているが、こうしてカラーの体でランスとここまでセックスをした事は無かった。
その後直ぐに魔人になってしまった事も有り、カラーとしてここまで愛して貰う期間が無かったからだ。
本来のランスでは無いかもしれないが、それでもケッセルリンクにとっては充実した時間だった。
「やれやれ…子供の頃から底なしだったのだな、お前は」
若干呆れが混じった苦笑を漏らすケッセルリンクだが、その声に反応したようにランスの手がケッセルリンクの大きな胸を揉む。
「フン、当たり前だろうが」
「…ランス?」
「ケッセルリンク、お前俺に対してこうしたいという欲望があったんだな」
「記憶が…戻ったのか?」
「よく分からん。だが、お前の事はなんか思い出したぞ」
その言葉にケッセルリンクはランスを強く抱きしめる。
「良かった…ランス」
「それよりも」
抱きしめられながらもランスはケッセルリンクの体に手を這わせる。
「随分と好き勝手やってくれたな」
「フフフ…お前への愛が抑えきれなかったんだ。勿論今からでも応えられるが…流石にお前は無理だろう?」
「ぐ…」
ランスは言葉に詰まる。
体力が少ないせいか、体を動かすのも怠い。
そんなランスを見てケッセルリンクはランスに軽くキスをする。
「ジルも皆もお前を待っている。早く行ってやらなければ」
「ジル? 誰だそりゃ」
その言葉にケッセルリンクは目を見開くが、ランスがふざけているようには見えない。
「…成程、そう簡単に解ける呪いでは無いという事か」
完全に趣味に走った回
色々と書いてたけどやっぱりランスの過去が非常に気になる
もう明かされる事は無いというのが残念です…
職場でインフルが流行ったせいか私もかかってダウン
何か呪われてるのか…ライブも無くなったし…