「うーん、やっぱり成功率はどう計算しても100にはならないか」
一人の少年が机の前で唸っている。
だが、その机が普通の素材ではない。
この世界の何処にも無いような素材で出来た机を前に、少年は再び計算を始める。
しかしどう考えても100になる事は無い。
「このプランでいくしかないのかな…でも不安定な要素は出来るだけ排除したいんだけどね」
少年は一つの書類を取り出す。
最初の方に考えていたプランだが、やはりこれが一番成功率が高いと言う結論に達した。
「姉さんを助けるためにはこうするしかない…そのためならば、ボクはどんな事でもするよ…姉さん」
少年―――パイアール・アリは、今はもう動くことも喋る事もままならない姉、ルート・アリを治すためにはあらゆる手段を講じる覚悟がある。
カスケード、姉のかかった病気は天才であるパイアールの手を持ってしても、治す事は出来なかった。
パイアールの出した結論は、時間が足りないというものだった。
そして姉を助ける手段の一つとして、あらゆる発明をした。
今、パイアールの部屋にあるカプセルのような物も、姉を助けるために自分が開発したものだ。
(この中に入ればとりあえず姉さんの病気が進行する事は無い…後はボクが姉さんを助けるだけだ)
パイアールには姉を助ける道筋は見えている。
後はそのために計画を実行するだけ…なのだが、その計画の実行が中々上手くいかない。
パイアールの目的とは、魔人を捕らえて自分が魔人となり、姉を助ける事…これが全てである。
永遠の命や、世界の支配などパイアールにとってはどうでもいい事であり、全てが姉が基準となっている。
「だけど全てが計算通りにとはいかないものだね」
パイアールはため息をつくが、それを埋めるために己の頭脳をフル回転させる。
(魔人ケッセルリンクを狙うのは得策ではない…いや、目的のためにはケッセルリンクを動かさない事が前提条件だ。いくらボクのPAでも、あのケッセルリンクには敵わない…)
魔人ケッセルリンク…それは魔人カミーラ、魔人ザビエルと並び人間にも広く名前が知られる魔人達だ。
パイアールは魔人の捕獲を目的としていたが、流石に魔人四天王級を捕らえられると思うほど自惚れては居ない。
狙うのであれば、頭が悪く、力押しを主としている魔人の方が都合がいい。
その点ケッセルリンクはまさに最悪の存在であり、彼女を動かさない事がパイアールの絶対条件なのだ。
「困ったね…なんでよりにもよって、魔人ケッセルリンクがこちらの方に現れるかな」
魔人は思い出したように人間を蹂躙し、そして去っていく。
今パイアール達の所にも1体の魔人が現れており、その魔人の捕獲が目的なのだが、何故か魔人ケッセルリンクまでこちらの方に現れているとの報告があった。
「囮が必要なんだけど…その囮に必要以上の戦力を割く事は出来ない。そうなったら魔人の捕獲に支障が出てしまう…かといって、これ以上PAを作っても姉さんが持たないかもしれない」
パイアールは必死で考えるが、結論としてはやはり賭けに出る必要が出てくるという事だ。
本来そんな運が絡む要素は入れたくないのだが、魔人が2体となるとどうしてもその必要が出てきてしまう。
唯一の希望は、魔人ケッセルリンクは無意味な殺しは行わないという伝聞なのだが、所詮は伝聞でしかないため、それをあてにする事は危険すぎる。
パイアールが頭を悩ませていた時、
「大変です! パイアールさん!」
「今考え事をしている最中だから入らないで欲しいね」
「そんな事より大変なんです! 物凄い強い奴らが襲ってきたんです! もしかしたら新たな魔人かもしれません!」
「…まさか」
パイアールはその言葉を否定するが、
「もう何人も倒されました! 本当に強い奴等なんです!」
「…PAを倒したのか」
報告を聞き、流石のパイアールもそれには驚く。
PAを身に着けた人間は、才能に関係なく魔物と渡り合う事が出来る。
それこそが、パイアールが開発したPAという脅威の鎧の力なのだ。
魔人と何回か戦っているが、それでも大きな被害というのは出ていない程なのだ。
(まさか魔人四天王級が来た…? いや、この時期はトッポスも動いている時期だ。いくらなんでも四天王級が2体も派遣されるとは思えない。でも確率はゼロじゃないか…)
「仕方ない、ボクも行くか」
(これの出番が来るか)
これこそ対魔人用に開発した、魔人キャッチャーだ。
これさえあれば、計算上では魔人を捕らえることも可能なはずだ。
「じゃあ行こうか」
「ハイ!」
(待っててよ、姉さん)
パイアールは魔人を捕らえるために、自らが動き始めた。
「がはははは! とーーーーっ!」
「ぎゃーーーー!」
ランスの一撃でPAを装備した人間があっさりとその鎧ごと斬られる。
「ふん、やはりザコはザコだな」
「いや、ランス。これどう見ても人間じゃない?」
レダは倒れている死体を見るが、これはどう見ても人間にしか見えない。
「どこからどう見てもザコだろうが。あそこにザコアメイジングもいるではないか」
「うーん…そうかもしれないけど」
ピンクっぽいPAをつけた人間を指差し、ランスは笑う。
確かにモンスターであるザコ、そしてザコアメイジングに似ているかもしれないが、どう見てもランスが斬ったのは人間だ。
「それにいきなり襲ってきたのはこいつらだ。俺様に襲い掛かってきた身の程知らずがどうなろうが知った事か」
「まあそうね。襲い掛かってきたのは向こうだしね」
レダも考えるのをやめると、その剣を向ける。
「うーん…この素材何かしら? 見た事無いわね」
スラルはと言うと、倒れているPAを興味深そうに見る。
魔王であるスラルも見た事の無い素材であり、どうやって作られているのかさっぱり分からなかった。
「あ、パレロアは下がっててね。こいつら結構強いから」
「はい」
レダはパレロアを守るように前に出る。
こいつらはレダも驚くほどの強さを持っており、数も多い。
それに奇妙な物体が魔法のような光線を放ってきた事もあり、レダも気が抜けない。
ランスが剣を構えて前に出るのを見て、人間達は無意識に下がる。
これ程の緊張感を持つのは、魔人の前に出た時以来だった。
「…魔人かと思ったら、人間じゃないか」
そこに顔色が悪い少年―――少年にしては随分と老けて見える―――が出てくる。
少年―――パイアールは目の前の人間を見て、がっかりしたように、そして安心したようにため息をつく。
「へえ…PAを倒したんだ。しかもそんな剣だけで」
パイアールは倒れている人間を見て感心したようにランスを見る。
無論PAとて無敵でも万能でもないが、上位の魔物にすら対抗できる性能を持っているが、目の前の男はそれをまるで紙のように切り裂く。
「なんだお前は。随分と老けたガキだな」
「うーん…でもこれだけ強いのならいけるかな」
パイアールはランスの言葉が聞こえていないかのように呟くと、
「パイアールさん?」
「戦うのは止めてね。相手は只の人間だから」
そしてそのまま真っ直ぐにランスを見る。
「どうかな。少し話せないかな」
「うーむ、何だここは」
「これって何なのかしらね…私も見た事が無いわ」
ランスとレダはパイアールに案内され、彼が使っている一室へと入る。
これまで通ってきた通路も、そしてこの部屋も見た事の無い素材で作られている。
ランスも長い間冒険をしているが、こんな物は見た事が無かった。
闘神都市が近いが、それとも違っているのはランスにも分かる。
(これ…バランスブレイカーよね、明らかに)
レダはエンジェルナイトとして、この技術が明らかに人の範疇を超えている事を理解する。
ランスもまたバランスブレイカーの人間だが、この技術は明らかにランスよりもまずい領域なのが分かる。
「うーん…全く理解出来ないわね…どうやったらこんなのが作れるのかしら」
スラルは興味深げに周囲を見渡す。
そこに置かれている全ての物が、スラルにとっては興味の対象だ。
パレロアも珍しそうに辺りを見渡している。
「待たせたね」
そこにやたらと老けた子供…パイアールが入ってくる。
「おう、待ってやったぞ」
普通の人間ならばランスの態度に「偉そうだ」だの何だのと思いそうだが、パイアールは特に何も感じてはいない。
自分の姉以外への関心が殆ど無いため、相手を見下しこそすれど不快に思うことは無い。
「で、俺様に話とは何だ」
「それなんだけどね…ボクの依頼を受けてもらいんだ」
パイアールが考えたこと…それは、ランス達を自分の作戦の為に雇うという事だった。
相手の強さは嫌でも理解させられた…まさかPAとPBといった自分の発明品をその力で破るとは思っても居なかったからだ。
(彼らの力があれば、作戦は限りなく100に近づく)
パイアールはそう確信していた。
最悪、魔人ケッセルリンクへの囮として利用してもいい…そう考えていた。
「ことわ」
「何でしょうか」
ランスは何時ものように「断る」と言おうとしたのを、パレロアが遮る。
パイアールは老けてはいるがまだまだ子供…そう思ったパレロアは、思わずランスの声を遮り言葉を発していた。
「簡単…ではないかな。魔人の捕獲を手伝って欲しいのさ」
「あん?」
その言葉にはランスも少し驚く。
魔人を倒す、というのであれば何度も聞いたことがある。
実際にカオスからも「魔人を倒すためにこの姿になった」と何度も聞かされている。
だが「魔人を捕らえる」と聞いたのは初めてだ。
魔人と何度も戦った事があるが故に、逆にパイアールの言葉に少し興味を持ってしまった。
「魔人を捕らえるだと」
「そうだよ。魔人を倒すことは出来ない。でも捕らえる事なら出来る」
「ふーん…」
ランスが考えていると、
「パイアール…この人達は?」
「おおっ!」
奥から一人の女性が出てくる。
そこから現れたのは、水色の髪をした素晴らしいスタイル(ランス眼)をした女性だった。
「姉さん! 駄目だよ!」
「今日はまだ大丈夫よ…それよりもこの人達はパイアールの新しい仲間なの?」
「がはははは! その通りだ! 俺様が協力してやるからにはもう安心だ!」
急に手の平を返すランスに、レダとスラルは呆れた顔をする。
パレロアだけは良かったと言わんばかりに微笑んでいるが。
姉に対して好色な視線を向けることにパイアールは内心では不愉快だが、この男無しではもう作戦が上手くいくことは無いと考え自重する。
実際に、姉に残された時間はもう少ないのだ。
「大丈夫ですか?」
パレロアが女性の体を支える。
「ええ…有難うございます。私はルート・アリ。この子の姉です」
「ほーう…姉か」
素晴らしいスタイルと容姿を持つ女性の登場にランスに一気に上機嫌となるが、
「それにしても顔色が悪いな。病気か何かか」
「はい…私はカスケードという病気でして…もう何時までもつかという所まで…」
「何と…それはもったいない。おいレダ、何とかならんのか」
「病気には神魔法は無意味よ。そこまで万能じゃないわ」
(正確にはそこまで万能にしなかった、が正しいのかしらね)
レダの言葉を聞いて、ランスは今度はスラルに視線を向ける。
その視線を察し、スラルも難しい顔をする。
「カスケード…私も知らない病気ね。恐らくは私が死んだ後に生まれた病気よ」
スラルも多大な知識を持つが、カスケードという病は聞いたことが無かった。
「姉さんはボクが助けるんだ…そのためにはどうしても魔人を捕らえなくてはいけない」
「姉ちゃんを助けるためか。まあ俺様に任せておけ。俺様ならば余裕だ余裕」
「あ、それはそうと…」
ランスが何時ものように笑っている中、スラルがパイアールに話しかける。
「うし車が何かは無いかしら? 出来れば今回の報酬として纏まったお金か物が欲しくてね」
「うし車? そんな物は無いよ。ああ…でも一応アレがあるか…」
パイアールは少し悩んでいる様子だったが、別に構わないかと思い席を立つ。
「使えるなら持って行ってもいいよ。勿論全てが終わった後だけどね」
―――ケッセルリンクの城―――
ランス達がパイアールと出会う少し前…ケッセルリンクは優雅に夜の月を見ながらワインを飲んでいた。
「ケッセルリンク様。終わりました」
「ああ…ご苦労、シャロン」
使徒シャロンがケッセルリンクの部屋へと入ってくる。
こうして使徒となって100年以上経つが、彼女もメイドとして随分と板についてきたと思う。
「シャロン…今更かもしれないが、本当に私について来て良かったのか?」
「はい…後悔なんてしていません。私はケッセルリンク様の使徒となった事を嬉しく思います」
「…ランスの事はいいのか?」
ケッセルリンクの言葉にシャロンは少し困った顔をする。
「それは言わないで下さい。それにランスさんはもう…」
ランスと分かれてからもう100年以上がたつ。
本来であればランスはもう寿命で死んでいてもおかしくは無い。
そんなシャロンにケッセルリンクは笑ってみせる。
「私も以前お前と同じ感想を持った。だが、セラクロラスの力で再び出会えた…ならば、もう一度出会えるさ…だからこそ、カミーラも全く諦めていないのだろう」
魔人カミーラもランスを見逃したが、再びランスを探すべく色々と行動をし始めたようだ。
動いているのは勿論七星だが、魔王ナイチサによって相変わらず自由には動かせてもらえないようだが、使徒であれば自由であるらしかった。
それに比べれば自分は大分…いや、ほぼ自由の身と言ってもいいだろう。
(どちらかと言えば私に興味が無い…そんな感じだがな)
まあ自分もあんな魔王に目をつけられるよりは、無関心でいられた方がいいとも思う。
「ケッセルリンク様、あの少女を助ける事は出来ないのでしょうか」
シャロンが自分に縋るような視線を向けているのを見て、ケッセルリンクも表情を険しくする。
「レッドアイか…」
シャロンの言う少女とは、レッドアイに囚われてる少女の事だ。
「助けてやりたいのだが…魔王は魔人同士で争うのを許さぬ。魔王が許さぬのであれば、魔人の私が出来ることは無い」
レッドアイは常では無いが、一人の少女を連れている。
その少女に子を産ませ、その母親を焼いてその娘に食わせる…常軌を逸した行動と思考回路だが、そこが魔王のお気に入りらしく、レッドアイもまた自由に人間を殺しまわっている。
「レッドアイとは会話にならないからな…奴は全てが狂っている。あの少女を助けるためには、レッドアイを殺す以外にあるまい」
あのレッドアイを殺す…その言葉にシャロンも難しい顔をする。
以前にランス達と共にレッドアイと戦ったが、あの時よりもレッドアイはパワーアップしている。
それに魔人となった今、魔人同士の攻撃でしかレッドアイを傷つけることは出来ない。
「何とかしたいが、どうにも出来ない…魔人というのも不便なものだな。カラーであったままなら、ランスと共に助けていたのかもしれないな」
「ケッセルリンク様…」
ケッセルリンクが魔人となった経緯は直接主から教えられた。
彼女もまた、自分と同じように魔王によって命を救われた存在なのだ。
「ケッセルリンク、いるか」
その時突如として部屋にカミーラが入ってくる。
「カミーラか。お前が私の所に来るとは珍しいな」
シャロンはカミーラに一礼すると、手際よくグラスを取り出し、ケッセルリンクが飲んでいるものと同じワイン注いでカミーラへと差し出す。
カミーラはそれを素直に受け取ると、ケッセルリンクと向かい合わせになるように椅子に座り、ワインを飲み干す。
「ナイチサもそこまで私に干渉してくる訳ではない…自由には動けぬが、こうしてお前と会うことまでは咎めぬだろう」
「それもそうか…して、私を訪ねてきた訳は」
「そう急くな…」
カミーラは自らの手でワインを注ぐと、再びそれを飲み干す。
「ナイチサが新たな動きを見せそうでな…最近、新たな魔人が現れたのは知っているか」
「噂程度だがな。魔王が直接作った魔人ではなく、魔血魂を飲み込んだ事で魔人となった存在だとな」
「そうだ…だが、ナイチサはそれに魔人を派遣するらしい…とな。真実はまだ分からぬ。トッポスが暴れだす時期でもあるからな」
「トッポスか…」
トッポスという存在は、ケッセルリンクも魔王の領地に戻ってきて始めて知った存在だ。
あれほど無茶苦茶な生命体をケッセルリンクは初めて知った。
一度ケッセルリンクも戦ったが、まさに次元が違うと言わざるを得ない。
もし無敵結界が無ければ、今の自分でも太刀打ちする事は出来ないだろう。
いや、そもそもアレを倒すことが出来る存在が居るのかどうかも怪しい。
「しかしそれを私に振ると言う事は…」
「ああ…今度はお前が動くのはどうかと思ってな」
カミーラにしては珍しい言葉にケッセルリンクは眼を丸くする。
「どういう風の吹き回しだ。お前が私にそう言うとは…」
「フッ…気まぐれ…とも違うか。私の勘だがな…そろそろランスが現れる予感がしてな」
「ならば尚更だ。お前が動くべきだろう」
ケッセルリンクの言葉にカミーラは苦笑する。
「いいや…時期が悪い。レッドアイの時は私しか居なかった故に私に回ってきたが、今回はトッポスもそこまで暴れているわけでは無い。それに…奴とはもっと大きな舞台で出会う事になる…そんな気がしてな」
「ふむ…」
以前にカミーラと再会した時の事を聞いたが、カミーラはあの時の騒動にランスが関わっていると確信し動いたとの事だ。
もしかしたら、ランスとカミーラの間には奇妙で強い縁があるのかもしれない。
そしてそれは自分にも。
「ならば動くのもいいかもしれないな。私も少々退屈していた所だからな」
「もしランスと出会えば…お前の好きにすると良い。お前と共に居ようが、あの男とは再び会う事になるだろうからな」
「…一応は教えるさ。だが、あいつの考えは変わらぬと思うがな」
こうしたやり取りがあり数日…ケッセルリンクは森の中で休息をとっていた。
カラーであるケッセルリンクはやはり森の中の方が安心できた。
「しかし…あの奇妙な物体は何だったのだろうな」
今まで見た事の無い物を破壊したが、その妙な感触にはケッセルリンクも首を傾げた。
「さて…新たな魔人とは一体何者なのか…この付近にいるとの事なのだがな」
折角外に来たのだから、一度カラーの森にも寄ろうかとも思ったが、やはり魔人である自分が行ってもいい事は無いだろうとやめていた。
まだ存続しているのは素直に嬉しかったが、やや排他的になってしまったとも聞く。
自分の世代も人間とは協力的とは言い難かったが、それでも敵対したり排除したりという事は無かった。
「それと黒髪のカラー…噂には聞いているが、一度会って見たいものだな」
自分も知らない黒髪のカラー…存在だけは知っていたが、生憎と自分は会ったことは無かった。
それ故に興味が湧いたが、生憎と縁が無いようで今でも会った事は無い。
そしてもう会えぬであろう自分の仲間達の事を思い出し、過去を思い出す。
同時にランスと共に過ごした時間と冒険…今となっても良い思い出だ。
「さて…私も自分の運命を信じてみるか。あの時ランスと再び出会えたように」
ケッセルリンクは日の当たらぬ場所で眠りながら、これからの事に思いを馳せた。
パイアール関係は本当に難しい
でもそれでも何とかしたいです