【休載中】転生したら不思議なことが起こった件 作:鉄血のブリュンヒルデ
正直おふざけです。反省はしてる。だが後悔はしていない。(と言いつつも足はガタガタ震えてる)
何となく書いてるので、更新は非常に遅めかもしれませんが、どうかよろしくお願いします!
「ん?」
違和感に気が付いたのは、その時だった。
「ここ、何処だ?」
俺は確か、渋谷で………そうだ。刺殺事件の犯人を取り押さえていたんだ。その時に、道路に轢かれそうな女の子を見つけて、飛び出して………轢かれた。
そうだ。トラックだ。トラックに跳ねられたんだ。俺生きていたのか?
〈そう。その通り。彼、瀧 光太郎は、車に轢かれその命を落としたのだった〉
ん?なんだ?頭に声が、聞こえる。
〈しかしその時、彼の身に、不思議なことが起こった〉
ちょ、ちょっと待て。一体この声はなんだ。
〈困惑する彼の元に、近付く一つの影があった〉
「っ?!」
困惑しながらも振り返ると、そこにはあからさまに常識から逸脱した生物がいた。
「ワオォォォォォォン!」
「ぐっ!」
耳を劈く様な咆哮。そしてあの見た目。狼か!ていうかデカっ!
「ガルルルルルッ!」
まずいなこりゃ。完全にロックオンされてるぞ。ていうか、なんで俺森にいるんだ?渋谷にこんな森はない筈だ。車の音や工事現場の音。信号の音。何も聞こえない。聞こえるのは、風が草や気を揺らす快適な音と、狼の唸る声だけだ。
〈牙狼に見つかってしまった光太郎!絶対絶命!〉
「うるっせぇな!ちょっと黙ってろよ!」
「グオォォォ!」
「っ?!」
俺が苛立ちを口にした瞬間、あの狼………牙狼が俺を切り裂かんとその凶悪な爪を生やした前足を振り上げた。
「やば!」
〈その時、不思議な事が起こった〉
「え?」
爪が俺の体を引き裂く直前に、俺の下腹部が急に光りだした。
「な、なんだこれ!」
〈光太郎は転生した際に、一つの能力を得ていた〉
「て、転生?」
俺の体は次第に光に包まれていき、徐々に黒く染っていく。
〈今こそ叫ぶのだ。あの言葉を!〉
その時、直感で感じた。俺が叫ぶべき言葉を。
「変身!」
そう叫びながら、構えを取る。そうして、俺の体は異形へと変化……いや、変身した。
「ガルッ?!」
〈その名は〉
「…………俺は………俺は仮面ライダー!BLACK!」
咄嗟に叫んだ名前は、俺が憧れたヒーローの名前だった。
「アオォォォォンッ!」
牙狼も負けじと高らかに吠え、俺に向かって突撃してくる。
「ハアァ!」
俺は構えて、拳を突き出す。
「ギャウゥッ?!」
飛びかかってきた所で、腹をアッパーで突き上げた。牙狼は距離を取り、もう一度、今度は前足を振り上げて飛びかかる。
「キングストーンフラッシュ!」
その掛け声とともに、ベルトの中央のキングストーンから強烈な光が発せられた。
〈今だ!必殺技のチャンス!〉
俺は右足を前に構える。そこにキングストーンのエネルギーが蓄積される。
「行くぞ!」
俺は飛び上がり、空中で飛び蹴りの体制を取って、叫んだ。
「ライダーキック!」
「グオォォォ?!」
ライダーキックが炸裂すると、牙狼は消滅した。
「………………マジかよ」
今更だが、俺の体が異形となっていた事に、愕然とした。
〈戦闘が終わり、仮面ライダーBLACKの体は元の光太郎の体に戻るのであった〉
「この力も、この頭に響く声も………一体なんなんだよぉぉぉぉぉ!」
俺の叫びは、森に吹く風に流され、どこかへと行ってしまった。
俺はこの森で一人、途方に暮れていた。一匹のスライムに出会うまで。
さて、どうだったでしょうか一話目!
ここまで読んでくれた方はお気づきでしょう。そう!私には、文章力が低い!ですが、これからもお付き合い下さい!
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