死憶の異世界傾国姫 ~ねぇ、はやく、わたしを、殺して~   作:ぎむねま

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明日は休む。月曜日とても眠い。


五章の設定語り

 四章の設定語り忘れた。

 ただ、もう余り設定も露呈してるので控え目に。

 

【田中】

 

 なろう版ではユマ姫視点と交互に挟んで、ザッピングシステム的に

 田中が馬車に細工する→ユマ姫が馬車に轢かれずに済む。

 みたいに進んでいく仕掛けでしたが、読みづらいのと田中の生死をボカしたくなって5章に一気に纏めてしまいました。

 ユマ姫視点で物語を書くとなれば、その方が良いかなって思って。

 

【破戒騎士団 ローグ隊長】

 

 本当に地味ながら、刀を持つ前の田中よりも強い設定です。見返してもかなり頑張っている。

 ユマ姫に関わったのが運の尽き。馬に突っ込まれて死んでしまいました。

 

【グリフォン】

 

 なんだかんだ、現れて助けてくれたり邪魔をしたりする。

 二章からずっと出てたけど、遂に爆発四散。

 妖獣とは複数の魔獣の特性が混じった存在なのですが、大昔には殆ど存在しなかったとか。

 誰だろうね、こんなのを世にはなった奴は!

 

【ファーモス爺とモルガン爺】

 

 個人的には好きだった爺さん達。ファーモス爺さんはユマ姫も田中も救っているし、モルガン爺は田中以上に空気読めない希有な存在。

 

 鍛冶についてですが、石炭が取れない大森林だからこそ、木炭で製鉄を行うしか無く、鍛造が発達したと言う背景があります。

 一方で人間界では石炭からコークスをつくって製鉄しています。完全に鉄を溶かせる高温となるので、鋳造で大量生産も実現しています。水車を使った高炉法ですね。

 エルフも近年は反射炉の様な、高炉よりも先進的な炉を作ったりもしているのですが、結局鉄が貴重なので、モルガン爺みたいな人が昔ながらの方法で鍛造した方が性能が良いために普及が進んでいません。

 

【日本刀】

 

 モルガン爺が、魔剣に負けない切れ味の鉄の剣を求めて辿りついた境地。

 高温で柔らかくなった鉄を鍛造しながら魔力を流して、余計な不純物を魔術的に取り除いたりもしています。

 ファーモス爺の炭も炭素として入って、特殊合金的な強度を誇っています。

 

【魔剣】

 

 極小の粒子がチェーンソーの様に高速運動をして、どんなモノでも手応えを感じさせずに切り裂きます。

 貴重な物質を材料に必要とするので量産出来ません。極小の粒子と言えど、世界で一番固い物質で無くては、カーボン級の硬度を誇る魔獣を切り裂く事が出来ないからです。

 

 具体的には六方晶ダイヤモンドを魔力で飽和させたモノ。遺跡でたまに見つかるぐらいです。

 

【ノエルとソルン】

 

 銀髪の怪しい青年達。

 双子と見紛う二人ですが、性格は真逆。ノエルは粗暴で、ソルンは知的。

 怪しいですね。

 

【コウシンケン】

 

 更新権です。『参照権』があるのだから更新権もある。

 黒峰さんは一体神に何を望んだのか?

 

【謎のベールの男】

 

 なんか突然出て来た。

 その正体は、次章で明らかになる!

 

 あ、次章では普通にユマ姫が出るから……お待たせしました。

 

 田中も思い入れがあるんだけど、5章の受けは悪い……

 全部コイツが空気読めないのが悪い。多分、きっと。


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