死憶の異世界傾国姫 ~ねぇ、はやく、わたしを、殺して~   作:ぎむねま

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二回目の十六歳

 呪いの姫君。

 

 ユマ姫の噂は、止まる所を知らない。

 噂を否定しようとした皇帝が、命をもって呪いの存在を証明してしまった。

 

 呪いも、畏れも、(おぞ)ましさですら、裏返れば神性に至る。噂は神話に変わる。

 もう誰も、彼女をただの少女と思わない。皇帝ではなく、彼女こそが本当の現人神だと理解した。

 市民が抱くユマ姫への畏れはあまりに深く、世は乱れ、帝都は荒れた。

 

 それもそのはず、自然災害にも等しい怪獣の死骸はスールーンに山と積み上がり、溶け出したグリフォンの死骸は帝都からほど近い丘の上に祀られている。

 

 これで畏れるなと言うのは無理な話だ。

 

 大森林を攻略した皇帝の功績は、ユマ姫の恐怖で裏返る。

 どうして神を怒らせたのか? このままでは帝都は呪われてしまう。

 人々はユマ姫の怒りを鎮める手段を求めてしまった。

 

 ユマ姫が祝福する戦乙女ミニエールを皇帝に据えるしかないと、市民が考えるのも当然の流れ。

 

 しかし、ミニエールは皇帝の血を引かない。帝国貴族ゆえ何代か遡れば血は繋がるが、即位するにはあまりにも薄く、反対する者も多く残った。

 

 それでも、だ。

 白だけの玉座に、白に溶け出しそうな少女が天から舞い降りて、地上のミニエールに戴冠する姿を見れば、反対派すら黙らざるを得なかった。

 

 ここに、本当の王権神授が成立してしまった。

 その瞬間は一枚の絵画に残され、長く語り継がれる事となる。

 

 こうして、平和が訪れた。

 そのハズだった。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 それから数ヶ月後、冬。

 ユマ姫は帝都にて、十六歳を迎えようとしていた。

 

「なんでこうなったんですかー」

「なんでこうなってしまったんだぁ-」

 

 帝城の奥まった一室で、皇帝と邪神はぐだぐだと寝転がる。

 彼女達は、軽々に出歩くことも難しくなってしまった。

 

「それもこれも、ミニエールさんが皇帝になんてなるからじゃないですかー」

「元を正せば、ユマ姫が呪いの姫君なんて名乗るのが悪い」

 

 お互いに責任をなすりつける。

 

「そんなの、自分で名乗った事ないんですけど!」

「私だって戦乙女など名乗っていない、乙女だと? 私が幾つだと思ってる!」

 

 二人して、同じように睨み合う。うんざりとため息まで重なった。

 ミニエールはすっかりと似たもの同士になってしまったユマ姫の頬を抓る。

 

「痛い痛い!」

「本当に、呪いなどあるのだろうか? 不死とは一体?」

「知りませんよそんなの! ほっぺを抓られれば痛いです」

「むぅ」

「なんで不思議そうな顔をするんですかぁ! 何度も言いましたけど、覚えてませんよ」

 

 ユマ姫は調停式で撃たれた時の事をまるで覚えていなかった。

 本当に、ユマ姫は不死なのか?? あの後ネルネに聞いてみれば、ジッとしてれば殺せない事もない。と言う答え。

 何故そんなに死なないのか尋ねても、ネルネだってそんな事は知らないと言うばかり。

 しかし、こうして間近で見ても、まるきり普通の少女に見える。これは一体どういうカラクリだ?

 

 ――まぁいいか、解るわけないし。

 

 ミニエールは面倒になって考えるのをやめた。

 そんな時だ。

 

「あ、またココに居た! 二人とも、大変ですよぉ!」

 

 そのネルネが、小部屋に踏み込んできたのだ。ここでも二人は揃って顔を顰める。

 

「あー、もう! 面倒な挨拶はヨソで頼む」

「私も! 変な格好で思わせぶりなセリフを言わされるのはもう嫌ですー」

 

 二人はなにかと怪しげな行事に連れ出される事に嫌気が差していた。

 しかし、だ。今回はそんな甘い報告ではなかった。ネルネは青筋を立てる。

 

「またダラけて! 違いますよ! 本当にヤバいんです」

 

 そう言われて、何度、自称大物貴族と挨拶させられたか解らない。

 

「もう動かないもんねー」

「ねー」

 

 再び顔を見合わせ、変顔で睨み合う二人。しかし、今日のネルネはひと味違った。

 

 ――パァン!

 

 見つめ合う二人の鼻先に弾丸を撃ち込んだのだ。

 

「……な、なんでしょうか? ネルネさん」

「私達、お仕事頑張りますよ?」

「良いから付いて来て!」

 

 今日のネルネは機嫌が悪い。二人はキョトンと三度(みたび)見つめ合うといよいよ何事とネルネの後を追いかけた。

 

「ドコに行くんですか?」

「こっちはバルコニーしかないぞ」

「いいから急いで!」

 

 そうして城の裏、バルコニーに顔を出した二人は信じられないモノを見てしまう。

 

「な、何だあれは!」

「山が、動いてます」

 

 朝日に照らされたのは蠢く山脈。いや……

 

「星獣!」

 

 かの星獣が何十匹も連なり、帝都に向けて進撃してくる地獄の光景だったのだ。

 

「なんで? いつの間に?」

「あんなのが押し寄せたらひとたまりもないぞ! 帝都はパニックになる」

 

 驚きおののく二人であるが、今度はネルネがため息を漏らす番。

 

「言っておきますけど、帝都は既にパニックです! 一番最後ですよ、あなたたち二人が」

「…………」

「…………」

 

 どうやらダラけ過ぎていた。またまた見つめ合うユマ姫とミニエール、どうして良いかも解らずに、揃って肩を竦めるのだった。

 

 訪れたのは終末の刻。今回も、やはり世界は滅びに向かっている。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

「我々は、エルフとの共同戦線を展開する」

 

 ミニエールは、エルフとの同盟を宣言。人里離れた北の平原で敵を迎え撃つ準備を始めた。しかし、今回はユマ姫の誕生日として、世界中から人を呼んでいない。

 王国軍やプラヴァスの協力は得られず、軍も召集していない。

 市民はユマ姫の美しさに魅了されておらず、国民皆兵で戦おうともしないだろう。

 自然、軍の規模はあの時を大きく下回る。

 

 しかし、それで構わない。

 

 有象無象の兵隊など、怪獣を相手には足止めと肉壁にしかならない。今回は遙かに強力な駒が揃っている。

 

 その筆頭、一人の少女がズルズルと格納庫を引き摺られていく。

 

「ちょっと待って下さい! なんで? 私はもう必要ないと思います」

 

 ネルネだ。邪神ユマ姫と皇帝ミニエールに活を入れ、仕事は終わったと引っ込もうとするところを捕まった。

 

「いえ、あの? あなた以外に誰が必要かって位ですよ?」

 

 木村はネルネを見つけると、帝城の格納庫に連れ去った。そこにあの時の龍のオブジェは存在しない。

 代わりにデンと鎮座していたのは、主砲を備えた魔導車である。それもとびきり大きい一台。

 

「なんですか、このデッカイの!」

「戦車です! あいつらは最後の一台、とっておきを残していた。コイツの装甲ならちょっとやそっとの攻撃じゃビクともしませんよ、帝国で最も安全な場所だと私が保証します」

 

 自信満々な木村の顔。しかし、ネルネは騙されない。

 

「嘘だぁ! コレ、怪獣に踏み潰されてたじゃないですかぁー」

「まぁまぁ」

 

 木村はネルネをなだめ、操縦席に乗る。ネルネは無理矢理砲座に座らされた。

 

 大半の戦車は怪獣映画よろしく星獣に踏み潰されて消え去った。ところが、皇帝専用機と言える一台が、最後の最後に残されていた。

 

 その戦車に、ネルネが乗り込む。

 

 ()()()は違った。最後の最後、女王ヨルミはネルネの射撃に非凡な才能を見出したが、装甲車の上で身を晒すネルネは、最期には魔導兵器に殺されてしまった。

 

 それが、今回のネルネは戦車に乗り込む事になる。

 戦車を作ったのは、あの時はグリフォンに殺されたギデムッド老。

 今回はあの場を生き残った事で、魔女と協力して戦車を完成させてから、星獣に踏まれて死んだ。

 

 幾つかのズレがうねりとなって、大きく歴史を変えようとしている。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 同時刻、古代人の襲撃を誰よりも予見していた者たちは、最後の瞬間をワインを片手に見守る気でいた。

 

「どう言うつもりかしら?」

 

 魔女だ。それに古代人であるソルンもいる。ここは彼らの研究所。

 魔女はアレから生かされた。持っている情報があまりにも重要だったから。

 

 彼女らはこの日、襲撃が有ることを知っていた。しかし、追い詰められた古代人たちは、もはや止めようが無かった。

 最後だからこそ、ゆったりとした死を望む。そこに今、単身乗り込んだ男が一人。

 

「今までの事、チャラにするから働けとよ」

 

 田中だ、彼はたった一人、彼女らの屋敷に乗り込んだ。

 

「そう言われても、知ってるでしょ? 正真正銘ロクな戦力が残ってないの」

 

 気怠げに魔女が嘯くと、構わず田中はソルンに訊ねる。

 

「あるんだろ? 出せよソルスティスを」

「ッ! どこで、ソレを!?」

 

 田中から出るハズのない名前が出た。これには魔女もソルンも腰を浮かせる。

 ソルスティス、それは古代文明の粋を集めた最強の自律小型兵器。俗に言う黒い蜘蛛。ソルンも魔女も、発掘したことは、今の今まで誰にも話していない。

 停戦し全ての戦力を手放したフリをして、全てのコンピューターを解放したフリをして、ソルスティスだけは地下深くで温存されていた。

 コンピューターでロックされた情報は、ソルン以外にはアクセス出来ないハズなのだ。

 木村はこの世界の人間と比較して、圧倒的なまでに魔導コンピューターを使いこなしてみせるが、専門家であるソルンを欺く事など出来るはずがない。

 

 ましてや田中が知っているなどあり得ない。

 

「わかんねぇんだよ、俺だって」

 

 しかし、田中はガリガリと頭を掻く。

 

「最近、俺じゃない俺の記憶が流れ込んでくる」

 

 彼の記憶は混濁し始めていた、夢と現実が混じり合い、あの時の記憶が混じり合う。

 

「あなた、何言ってるの?」

「お前の洗脳能力に近いな、誰かにデータを書き込まれたみたいな感覚だ」

「それって、高橋君?」

 

 黒峰は、居るハズがないクラスメイトの名前を口にした。彼らがこの世界に来て既に十六年が過ぎている。

 『高橋敬一』がこの世界に転生していたとして、何も起こらないハズがない。いや現に今、起きている。世界は滅びに向かっている。あの男が関わっていないハズが無い。

 

「解らねぇよ、とにかくソルスティスを起動しろ」

「無理よ、魔力の密度が……電圧みたいなモノね、魔石が幾らあってもダメなモノはダメ」

「だろうな、ほらよ使え」

 

 そう言って、田中がバックパックから取り出したのは、青く輝く巨大な魔石。あまりにも大きく、黒峰は抱えきれず転げそうになる、ソレほどの大きさ。慌てて駆け寄ったソルンが黒峰を支える。

 

「何これ? ドコからこんなの?」

「これは……まさか星獣の!?」

「おまえら、仲が良いな」

「うるさいわね……」

 

 照れたように拗ねたように黒峰は視線を外す。

 

「悪くねぇよ、今のお前は悪くねぇ、それで、出せるか?」

「やってみるさ」

 

 魔女の代わりに、ソルンが答える。全てを諦めた割に、どこか幸せそうな顔をしていた。

 

「でもね、幾らソルスティスが強くても、とても星獣には敵わない」

「大丈夫だ、そっちはアテがある」

 

 苦々しげに田中は言った。星獣を倒すのが自分でないことが残念でならない様子だった。

 

「それは俗に言う、ユマ姫の呪いってヤツだね?」

「あら、見物ね、ソレ」

 

 一方で星獣を倒した方法、ソルンはもちろん魔女にだって興味があった。

 しかし、田中は肩を竦める。

 

「それだけじゃねぇ、アテは二つある」

「二つ? まさか星獣を倒す方法が二つあると言うのか?」

「へぇ、益々面白いわね」

 

 世捨て人同然の黒峰は、この世界(ゲーム)を最後まで観戦するつもりでいた。

 盤面から降りた今の方が、ずっと世界を楽しめていた。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 そして、大森林の西部では、もう一人の鍵となる少女が既に星獣の群れを臨む位置に居た。

 

「うわぁぁ、一杯いるぅ!」

 

 それは、空! 風吹き荒ぶ上空二千メートル。

 この世界で唯一、彼女だけが生身で空を飛べるのだ。

 

「コレ、効くかなぁ」

 

 少女が魔法で生み出したのは、風の刃。それがどんどん大きくなった。

 身の丈よりも、家よりも、城より大きく、星獣よりも更に大きい、風の刃。

 魔法の常識を越える、絶対にありえないハズの大きさ。

 

 それもそのはず、なにせ、彼女の魔力値は完全なる規格外。

 より濃密な魔力が存在した古代の世界でも、これほどの魔力の持ち主はいなかった。真祖のエルフでも魔力値は千が精々、あの時のユマ姫ですら1600がやっと。

 

 しかし、しかし……だ。

 

 信じられない事に、少女の魔力値は2200。

 これは星獣すらも上回る。

 

 セレナだ、セレナは報せを聞いて、地下遺跡から飛び出した。彼女ほどの魔法使いが戦場に与える影響は如何ほどか?

 

 魔法の強さは、指数関数的に上がっていく。

 2200の魔力から全力で出される魔法は、前代未聞の威力となった。

 

 今、巨大過ぎる風の刃が星獣に降り注ぐ。

 

 ――ガガガガガガッ

 

 まるで星ごと切り取るようだ。押しつぶされた星獣が、真っ二つに千切れていく。星獣が誇る無敵の回復能力がまるで追いつかない。

 星獣が力なく倒れた後は、大きく地形が変わってしまった。斬り裂かれた星獣の死骸が山となり、斬り裂かれた断裂が河となって血が流れる。この世の地獄が一人の少女によって作られた。

 

 地上に群れる緑色の猿が、上空のセレナを指差してギャアギャアと騒ぎ。古代人の操る無数のドローンが雷雲のようにセレナに群がる。

 

「もう、邪魔!」

 

 魔法のひと薙ぎで無数のドローンが墜落していく。誰もセレナに触れない。誰も彼女を傷つけられない。まさに無敵。

 

「はぁ、疲れたぁ……」

 

 ただしセレナは燃費が悪い。生きていくのに大量の魔力を必要とする。

 彼女だけでは、戦線を維持出来ない。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 愛しの妹が待つ戦場に、ユマ姫は行かないとは言えなかった。ミニエールと一緒に装甲車に乗り込み、戦場へと向かう。

 

「ずいぶんと用意周到ですけど、これってあらかじめ解ってたんですか? 私聞いてませんよ!」

「私もだ」

 

 二人して拗ねている。ちなみに、木村はミニエールに何度となく説明したのだが、めんどくさいと無視されていたりする。

 難しくて面倒な事ばかり言うので、ミニエールは木村が苦手だった。

 

「資料は渡されたが、私にはサッパリだ、読むか?」

「……読みます」

 

 駄目な大人だなぁと思いながら、ユマ姫は木村が書いた資料を受けとった。

 

「どれどれ?」

 

 ――魔力に満ちた古代世界、人々は大量の魔力を星から採取して生きていた。健康値の膜に守られながら。

 しかし、あるとき健康値が毒へと変わってしまう。原因は星から魔力を吸い出す新しいプラント。魔力を吸い出す古代人を、星が排除するべき異物と認識してしまった。

 魔力も健康値も毒となれば、古代人はどちらもない場所に逃げ込むしかなかった。

 外の世界とは、シガイセン? が降り注ぐ地獄の土地である。外は外で別の毒が満ちていた。

 我々が世界の全てだと思っている場所は、惑星ザイアのほんの一部でしか無い。

 そんな彼らが、世界を取り戻す為に侵攻を計画している。

 

「うぅー難しいよ」

 

 ひどい殴り書き、それに話も荒唐無稽でユマ姫には理解が追いつかない。

 ユマ姫は理解の追いつかぬままページをめくる。

 

 ――一部の古代人は眠りについて自らを保存した。それが魔女のお供であるソルンとノエルの二人。彼ら以外の個体は全て睡眠中に死に絶えている。

 彼らは人工的に作り上げた強い肉体を持っていて、古代人でありながら魔力にも健康値にも耐性がある。

 この肉体が完成するまで、彼らは千年以上も眠っていた。

 この肉体が完成したからこそ、古代人は侵攻を開始した。

 

「千年も眠れるモノなんですね」

 

 コールドスリープなど知らないユマ姫は、ズレた所に感心した。まして脳みそだけ保管して新しい体に移植したなど知る道理もない。

 解らないままにページをめくる。

 

 ――近年、吹き出す魔力の量が増えている。エルフも土地を守り切れずに遷都するほどに魔力が濃くなっている。

 プラントが暴走しかかっている。古代人はプラントの破壊を急いだ。

 それらの情報は、通信塔を修理したソルンが、外の古代人から直接手に入れたモノである。

 しかし、通信が回復したことでもっと恐ろしい事実が判明する。

 

 プラントの中にはまだ古代人の生き残りが居たのだ。

 

 プラントの破壊などとんでもない。彼女が中で制御しているから、ギリギリのところ爆発を免れている。破壊などしたら、今度こそ世界は終わる。古代人はソレを信じていない。どうしても、信じたくないのだ。

 

 そして、木村の資料には、ミニエールにも解るように最後に一行

 

 <<古代人の侵攻を食い止めなければ、世界は滅びます!>>

 

 ソレだけがデカデカと書いてある。

 

「えぇ~!」

 

 あんまりな結論に、ユマ姫は仰け反った。

 

「まぁ、なるようになるだろう。駄目ならどうしようもないし」

 

 ミニエールは投げやりに答えるだけだった。


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