極悪中隊のヒーローアカデミア   作:名無し

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遅れました


VSヴィラン④

フルスロットルでアトラスを動かし、セントラル広場前まで向かう。

 

「到着まで後何分かかる!?」

「約13分です。」

「作戦は?」

「最初は物量で叩き潰そうと考えていたのですが…予想外の事実が発覚しました」

 

「何だね」

「グローバルホークおよび軍事衛星からの観測によると…個性因子の観測数値が異常値に達していることが発覚しました、相手は近接特化、S級の化け物です。」

 

個性因子の機械による計測は長年の我々の課題だったが相澤先生の存在が発覚、個性をコピーできたことによって格段に研究は進んだ

 

欠点としてはあまり多用できない点と観測機器としてはあまりにも曖昧な結果しか出ないことなのだが

 

「ジーザス…計測の手違いの可能性は?」

「誤差が最大だったとしても平均的な数値の2倍いや3倍は余裕です、閣下…」

 

「実弾の使用許可は?」

「出ていません」

 

「…勝率は?」

「5割5分です」

「それは実弾ありだろう…本当の勝率は?」

「…1割5分です」

 

最悪の状況だ

明らかに格上の相手に本気で挑めないとかいうクソゲー

これがゲームだったらカセット抜いてゴミ箱にぶち込んでたね

 

「逃げに徹するか?」

「No、あのワープ個性が逃がしてくれるとは思いません」

 

「閣下の二つ目の個性を使えば」

「No、あれは有能だが万能ではない。そもそも近接特化は一番不得意だ。」

 

「いっそのこと法律を破るのは?」

「No、閣下にはブタ箱には入って欲しくないものですな」

 

「つまり我々は格上の相手に手加減して挑めと、クソが。」

「気持ちはわかりますが我々はそれをしなければならないのです。」

 

仕方がない

 

「とりあえず法律に関しては案がある。相沢先生に戦闘許可を出してもらえばいい。」

 

確かプロヒーロは自分の名の下に戦闘許可を出せたはずだ

 

「そうですな。しかしそれまではどうやって敵を食い止めましょうか」

 

「それに関しても案がある。開発科のやつを使おう」

「開発課のやつというのは…あれですか。あれは確かに一定数ありますが構造に欠陥が…」

 

なんで構造に欠陥があるのに量産するのかは謎である

まあ今回はそれで助かったのだが

 

「仕方がないだろう。使っている動力源のおかげで射撃不能になっても自爆はしない」

「それもそうですな。しかし打撃力は否めませんな」

 

あくまであれは歩兵用しか作っていない

おかしい、大きい方が作るのは簡単なはずなのに

 

だがそれを除いても考えがある

 

「打撃力不足は航空科のあいつでなんとかしよう」

「航空科で火薬を使わないというと…杖ですか」

 

「ああ杖だ。あれは一応火薬は使っていない。だろ?」

「まあ、一応使ってはいませんが」

「そもそもS級近接に友好度を与えられる理不尽などあれしかあるまい」

これで全ての問題は解決した

 

「さてと、これで計画は固まったな。」

「しかし閣下、我々は閣下の身に危険が及びそうになったら通常火器をつかわせていただきますよ」

 

「おいおい、今までの会話はなんだったんだ?全くの無駄か?」

 

俺がおどけたようにいうと参謀長は急に真面目な顔になっていった

 

「確かに閣下、規則を守るのは大切です、規則のために我々が死んでも仕方がない。

 

死ぬというワードに反応する俺を見ながら深呼吸して参謀長は続ける

 

「しかしあなたには生きてもらわねばならないのです。あなたがいればすぐに軍は再興ができる。」

 

「…仕方がない。」

「感謝します。」

 

こうやって喋りながら準備してるとやっと見えてきた

 

セントラル広場だ

 




次はバニルの方を書くので遅れます
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