極悪中隊のヒーローアカデミア   作:名無し

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戦闘開始

おはようございます。軍隊統制です。

ただいま、私は東京都内のビジネスホテルで受験の最終確認中です。

 

「準備は出来てるな?参謀長。」

「もちろんです!閣下。」

「ならばいい。ではそろそろ出発するか。」

「はっ、では失礼します。閣下。」

シュタッ

 

よし、ちゃんと準備したし、行くか。

 

 

15分後

 

もうそろそろくると思うんだけど…

 

「あ、統制〜!遅れました〜!」

「相変わらずの遅刻癖だな。おはよう、明。」

 

そういえば、3年かかって、やっとお互いに呼び捨てにするようになったのだ。

だいぶ前世の年齢に近づいてきて少し生活も楽になりました。

 

閑話休題

 

「ここから3つ目の駅だったよな?」

「そうですよ〜。ちゃんと受験票持ってきました?」

「もちろん。ほら。」

「うわぁ〜。あいかわらず目つき悪いですね〜。」

「しょうがないだろ。生まれつきなんだから。」

 

20分後

 

「やっと着いたか…」

「人多すぎですよ〜」

 

さすが雄英、立派な建物だなぁ

 

「じゃあまた後で、頑張れよ〜。」

「統制こそ頑張ってくださいね〜!」

 

さてと、まずは筆記試験か〜

 

3時間後

 

まぁ、余裕ですね。だって、元高校生だし。

逆にできてなかったら問題だよね。

 

さて、次は問題の実技試験だ。

 

 

 

「受験生のリスナー!今日は俺のライブにようこそ!Every bady say "Hey!"‼︎」

 

シーン!!

 

その後の説明をざっくりというと、どうやら実技試験はポイント制、制限時間は10分。それぞれ1点から3点のロボットを倒すと加点されるらしい。そして、それぞれのフィールドには0点のお邪魔ロボがいるらしい。

もちろん、個性の使用は可能。他の受験生への妨害行為は禁止だ。

 

「俺からは以上だ!最後にリスナーへ我が校『校訓』をプレゼントしよう。かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!

 

「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!

 

Plus Ultra!

それでは皆、良い受難を!!」

 

よし、移動するか。

俺は演習会場Fだったな。

 

5分後

 

ここか〜

いっぱい人いるな〜

 

なにあれ!?透明化!?

服と手袋が浮いてる!!

不思議な個性だなぁ

 

 

さてと、メガネの電源も入れたし、準備オッケー!

 

「はい!スタート!」

 

まずはビルを探さなきゃ!

 

「バッドカンパニー!プランアルファーを開始せよ!」

「「「了解!」」」

 

今回の試験のために準備した新兵器は

 

戦闘機 F-15 4機

無人偵察機 グローバルホーク 4機

自走砲 M109A6パラディン 5両

 

の3種だ。

また、狙撃兵の銃も新型の

 

対物ライフル バレット M82

 

になっている。

 

この上で参謀長と戦略科が考えたプランアルファーはこうだ。

 

まずは

歩兵普通科1個小隊

狙撃兵1個小隊

山岳兵1個小隊

砲兵自走砲1両

航空兵

戦闘ヘリ1個小隊

 

 

で1グループ

計第1〜5グループを構成する。

 

その後は戦略科から伝えられるグローバルホークからの偵察情報を元に敵の殲滅を開始。戦力が足りない場合はF-15が支援に入るという計画である。

 

そこ!サボりとかを言わない!!

 

だってしょうがないじゃん!

 

二つ目の個性は秘密だから戦闘に参加できないんだよ!

 

ということでただいま私はビルの屋上で戦略科からの戦果報告を聞いています。

 

「第1グループから入電。追加で1Pヴィランを三体撃破。」

「第3グループから入電。3Pヴィランを2体撃破。」

「ただいま残り時間3分、現在の点数は計126点。」

 

 

「順調だな、参謀長。」

「ええ、おそらく合格は確実でしょう。」

 

しかし、問題は訪れた。

 

 

「第4グループから入電。0Pヴィランに遭遇。歩兵2体が軽傷、その他の隊に被害はないが受験生が何人か負傷しているとのこと。」

 

あのクソロボットが…

俺の部下を傷つけやがってぇぇ

 

 

 

落ち着け、最善を考えろ

 

「全グループ現場に集合!やつを吹き飛ばせ!F-15も向かわせろ!衛生兵も現場に急行、傷ついた兵と受験生を治療しろ!」

 

「全グループから入電。了解。」

 

 

「第1グループから入電。攻撃が効かず、F-15のミサイル一斉射でも足止めが精一杯だそうです。」

 

どうする!どうすればいい!?

ミサイル以上の攻撃力は…

 

あった!

 

「おい。兵器開発科。」

「はっ、なんでしょうか?」

 

やつ(・・)は使えるか?」

 

そして俺はやつを出した…

 

「閣下…それはもしや…」

「ああ、38センチ列車砲「ジークフリート」…推定破壊力が高すぎてまだ実験をしていなかったな。実験許可をやる。あのクソロボットの頭にぶち込んでやれ。だが時間的に1発が精一杯だ。やれるな?」

「もちろんです!我らバッドカンパニーの科学力は世界一ィィィ!!

できないことはございません!!」

 

すぐさま弾頭と装薬が詰め込まれる。

 

「発射準備完了。」

「発射!!」

 

打ち出された弾頭は0Pヴィランの頭に突き刺さり

 

爆散した

 

 

ズバーン!!!

 

ゴォォォォーーー

 

パラパラパラ…

 

 

そして数秒後

 

 

「終了ー!」

 

 

終わりの合図が鳴り響いた。




やっと原作突入しました。
感想お待ちしております。

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