遂に原作に介入
sideヴィット
「サッカーの試合の応援?」
「はい。士郎さんが監督をしている小学生のサッカーチームの試合が明日の土曜日にあって私やなのはちゃん、アリサちゃんにすずかちゃんも応援に行くのでよければヴィットさんもいかがかな?と思いまして。」
「いや、遠慮しておくよ。俺、サッカー興味ないから、いつも通り翠屋でコーヒーのんでるよ。何かあったら翠屋に来てね。」
「分かりました。私たちもサッカーの試合が終わったら軽く私たちで打ち上げを翠屋でするつもりなので後で合流します。」
「了解」
翌日
「うーん、美味しいけど士郎さんの淹れたコーヒーにはまだまだ及ばないね。恭弥君これからも精進してね。」
「毎日、仕事にも行かず此処にたむろってるニートに上から目線で言われても素直に受け取れん。」
「ニート!?今、俺の事ニートって言った!?えっ!?ずっとそう思ってたの!?」
最近は週2どころか毎日の如く翠屋に通い舞ちゃんが帰って来る時間までいる事が多くなっている。
スマホを取り出して株式市場のアプリを起動して株の値段の上下を確認する。
「言っておくけどニートじゃないから。ニートなら毎日翠屋に来れないでしょ?これでもお金は稼いでるよ。」
「へぇ、なら何をして稼いでるんだよ?」
「恭弥君、君俺に敬語とうとう使わなくなったね。まぁ、いいけど。株をやって稼いでるんだよ。これでも頭はいいからね?外国語も5ヶ国語ぐらいは話せるよ。」
スマホの株式市場アプリを見せながら言うと、
「なるほど、ニートと呼ぶのは勘弁しよう。それで、株って儲かるものなのか?」
「ん?まぁ、俺もガチでやってるわけじゃないけど普通に暮らせるぐらいは儲かるよ。」
その時、翠屋に置いてある壁時計がゴーン!ゴーン!となった。見てみるともう5時になっていた。
「もうそろそろサッカーの試合が終わる頃か、それじゃ仕事に戻るな。」
「バイバイ。」
窓から外を見ると夕日が沈み始めオレンジ色の光が差し込んでいた。
視線を戻しコーヒーを口に運ぶと魔力の波動が溢れ出したのが感じられた。魔力の波動がした方向を見るとサッカーの試合が行われていた場所の方角から感じられた。まぁ、偶然だろうと思ったら魔力の波動が一瞬で収まった。
少し考えて舞ちゃんに何かあったらスマホ持たせてあるし連絡来るでしょ。放置しておこう、面倒だし。と考えに至った。
放置を決め込んだ時、スマホが振動を始めた。舞ちゃんからの着信だ。
「もしもし、舞ちゃん?どうかした?」
『ヴィットさん!助けてぇ〜!』
ドスン!地響きが聞こえたと思ったら着信が途切れた。
残りのコーヒーを一気飲みをしてテーブルに代金を置いて、恭弥君に声をかける。
「恭弥君、少し急ぐから代金此処に置いておくよ。ご馳走さま。」
翠屋から出るとスカイを起動して、インビシブルとサイレン、ブーストを発動させる。
「さてと。行きますか。」
全速力で走り出した。
sideヴィットend
side舞
私は今、なのはちゃん達とサッカーの試合の応援に来ています。なのはちゃんのお父さん、士郎さんが監督をしているチームでライバル的なチームとの戦いらしいです。ヴィットさんも誘ったのに興味ないからと断られてしまい少し寂しく感じてしまったのは誰にも秘密です。
それで、試合が始まってから盛り上がったかといったらそういう訳ではありません。今まで、サッカーはプロの試合をテレビで見るだけで詳しくは知りませんでしたから、それを基準にして見ていたのですが動きは遅く拙い。無駄に声を出したりして煩い。はっきりと言って上手いとは言えないと感じました。やはり、プロはお金を貰えるぐらい上手いんだと初めて感じました。ただ、私やなのはちゃん達、女の子4人が応援しに来てくれたのが嬉しいのか、士郎さんのチームの士気はとても高かったです。そのおかげで2対1で勝利を手に入れていました。
試合が終わり打ち上げに行こうと翠屋に向かう途中なのはちゃんが忘れ物をしたと言って走って行ってしまいました。心配になった私は皆んなに先に行ってと言ってなのはちゃんを追いかけました。
しばらく走るとなのはちゃんが小学校ぐらいの男の子と女の子のカップルがいる方に何かを言いながら走って向かっているのが見えました。しかし、次の瞬間、魔力の強い波動がカップルの男の子方から発せられ視界が一瞬ホワイトアウトしました。辺りを見るとカップルの姿がなく代わりに巨大な樹木が大きな根を振り回しながら周辺を壊し成長を続けているのが見えた。危険だと思いなのはちゃんに逃げようと話しかけようと近づこうとしたら、なのはちゃんが赤い宝石を取り出して何か呪文を唱えて、小学校の制服に似た白い服に魔法の杖のような物を持った姿に変身していました。それと同時になのはちゃんのペットのユーノ君が喋り、周りが別の空間に置き換えられたように感じられた。
「なのはちゃん!?その姿は!?それにあの木は!?どういう事なの!?」
「舞ちゃん!?なんで此処に!?すぐどうにかするからそこを動かないでなの!」
なのはちゃんは私がいることに驚いた様子で急いで樹木をどうにかしようと杖を樹木に向け桃色のビームを放ち攻撃を行い始めました。しかし、根は消すことに成功してはいるものの樹木自体は無傷に近い状態が続いていた。なのはちゃんは上手く根による攻撃は躱したりバリア?で防いだして傷は受けていないけど攻撃が効いていないことは私にも分かりました。このままではなのはちゃんも私も危ないと思いヴィットさんにスマホで電話を掛けた。すぐにヴィットさんに繋がった。
『もしもし、舞ちゃん?どうかした?』
「ヴィットさん!助けてぇ〜!」
続きを言おうとしたら樹木の根の1本が私の方に振り下ろされて来た。慌てて横に飛び転がるようにして躱したが根が振り下ろされた場所からドン!という音と共にバキィ!と何かがヒビ割れる音が響いた。手に持っていたスマホが見当たらないことからスマホが潰されたのだと理解できた。これで助けが呼べないと分かり放心状態に陥った私に再び根が振り下ろされた。気付いた時にはもう躱す余裕は無いところまで迫っていた。なのはちゃんが何か叫んでいる声が聞こえてくる。なのはちゃんの助けは間に合わないようだ。もうダメだと目を閉じてこれから死ぬことから少しでも逃避する私。最後にヴィットさんにゴメンね。ありがとうと心の中で呟きこれから来る痛みに備える私。
次の瞬間、バリン!ガラスが割れるような音が響きズゴン!と何かが抉られる音と地響きが感じられた。そして、トス!と誰かが私の前に降り立った音が聞こえた。痛みが来ないことや誰が前にいるのか気になり目を開ける私。そこには、私より圧倒的に高い背で黒いスーツを着て背中を私に向けて顔を半分こちらに向けて気だるそうな雰囲気で見つめるヴィットさんがいた。
「ギリギリセーフかな?大丈夫?舞ちゃん。」
その声を聞いたら涙が目から溢れ出してきた。
「ヴィ、ヴィットさぁ〜ん!」
side舞end
sideヴィット
さてとなんとか舞ちゃんは守ることができたけどなのはちゃんが持っている杖、あれはデバイスだね。なら、あの服はビリアジャケットで放っているビームは魔法という訳だけどなのはちゃんが魔導師なのはわかった。しかし、いつから魔導師に?士郎さん達からは魔力は感じなかったから産まれてからすぐということはないよね。
考え事をしていると樹木から今度は3本同時に根が上と左右から迫ってくる。冷静に両手に持ったスカイを向けてマシンガンのような連射される弾丸をイメージして引き金を引く。
ドドドドドドドドッ!と黄色い魔力弾が放たれて根に命中すると根を抉り削り根を消滅させる。
「まぁ、なのはちゃんに終わったら聞けばいいか。それよりも今はこれをどうにかしなきゃね。じゃあ、舞ちゃん行ってくるね。」
「は、はい!」
さてと、根をいくら倒しても効果がないのは見てわかった。なら、あのデカイ木が本体であれをどうにかしないと倒せないんだろうなぁと予想できるけど、今の俺の武装で倒せるか不明だね。なら、スカイ・ヴィッターになれば解決なんだけどジャンクが無く、グリッドマンが居ない状態で慣れるのかというのが問題だけど、
「考えても仕方がないよね。何事も挑戦だ。」
目を閉じてリラックスして集中する。魔力を最大出力で使用するために全身に魔力を巡らす。限界まで溜まったら目を開けて穏やかな口調で、
「アクセスコード。スカイ・ヴィッター。」
と呟いた瞬間、目の前に雪の結晶のような淡い水色の魔法陣が現れて俺は小さい光になり魔法陣の中に入って行った。魔法陣の中で身体が切り替わる感覚に包まれる。いつもの感じだ。このまま成功するのかと期待が高まる。魔法陣と同じ色の光のトンネルの中を突き進み出口から白い光が溢れ出しているのが見えた。無事、トンネル内でスカイ・ヴィッターに変化しいける!と思いトンネルを機体の半分が通過した瞬間、急に止まった。更に機体にノイズが走りババババッ!と音が鳴り元の小さな光に戻ってしまいトンネルの中に戻って、元の位置に魔法陣から出されてしまった。
トス!と綺麗に着地し、尻餅をつくなどカッコ悪いところを見せずに済んだところを少し安心して、原因として考えられることを考える。感覚的には何かエネルギーが足りなくてトンネルの外の世界で機体を維持できないと感じた。多分、足りないのは魔力だろうと仮説を立て変化できないならなのはちゃんと協力しようと思い走り出す。
「まずは、なのはちゃんの近くの根どう何かしようかな!ブラスト!」
二丁拳銃の銃身の先に桃色の魔法陣が展開され魔力が蓄積され十分に溜まったことを確認して引き金を引く。太い桃色の光線が放たれてなのはちゃんを襲う根を貫通して吹き飛ばすだけにとどまらず本体の樹木にまで命中した。しかし、樹木は樹皮が割れ、禿げるだけにとどまった。
「なんなの!?」
なのはちゃんが驚いているようだ。俺がいることに気づいていないのかな?そんななのはちゃんのそばに降り立ち声をかけた。
「こんばんは、なのはちゃん。しかし、さっきの攻撃は今出せる最大火力だったんだけどなのはちゃんはどうにかする方法何かある?」
「ヴィットさん!?どうして此処に!?それに手に持ってるのはデバイスですか!?」
「あ、うん。デバイスで当ってるし、同じ魔導師だよ。細かい説明は後でね。それよりこれをどうにかできる?」
「あ、はい。時間をかけてチャージすればなんとか。」
「なら、チャージの間、君に危害を与えられないように時間稼ぐからよろしく。じゃっ」
樹木に向けて全速力で走り出す俺。俺をどうにかしようと複数の根が振り下ろされるがブーストで強化された身体能力で躱しながらマシンガンの様に黄色い魔力弾を放ちながら進む。
前から5本の根が迫るが真ん中と右のね、3本を魔力弾で消し飛ばしてスペースの空いた右に進みすれ違いながら残りの2本を対処する。次は、3本右から来た。3本までなら対処できるため躱さず消し飛ばして進む。これを5分ほど繰り返すとなのはちゃんから声がかけられた。
「ヴィットさん!終わりました!退避してください!」
なのはちゃんの言葉に従い退避する俺。俺が退避したのを確認したなのはちゃんは技の名前?を叫びながら魔法を発動した。杖の先から俺の光線とは比べものにならないほどの太さの桃色の光線が放たれた。なんとか止めようと根を複数重ねて盾のようにして身を守る樹木。しかし、なのはちゃんの光線はそれすらを吹き飛ばし樹木を光線で包み込んだ。光線が止んだ後には青黒い宝石が残っていた。それをなのはちゃんは杖の中に収納してこの事件は終結した。
なのはちゃんが魔導師になった理由を簡単にまとめた。
ペットのユーノ君は魔法がある異世界から来た。さっきの宝石はユーノ君が遺跡から発掘した危険なもので異世界の警察?に運ぶ途中で何者かに襲われて地球に落ちてしまう。そして、その宝石が回収する前に暴走してしまいどうにかしようとしたがユーノ君の魔力が足りず負けてしまいなのはちゃんに協力を頼み今に至るらしい。俺にも協力を求めて来たが積極的に回収するつもりはないが近くで暴走したら回収を手伝うと約束した。
そして、今日の打ち上げは参加せずなのはちゃんに士郎さん達へ今日は帰るという伝言を頼んだ。疲れた、今日はよく寝れそうだね舞ちゃん?
続きを書くべきか?
-
書くべき
-
書かなくていい
-
リメイクしろ