頑張って書いていこうと思います!
ベルの騒動のあの日から2日後、«豊穣の女主人»はいつも以上の忙しさだった
それは今日入ってきた新人の影響だ…
「ベルさーん!こっちお願いします!」
「は、はーい!」
ベルと呼ばれた少女は白い髪に
「ベルさんが手伝ってくれるので助かります!」
「ま、まぁー約束ですからね…」
そんなふうに言ったのは銀髪の
「ふふふ…」
「ははは…」
いい笑顔で笑うシルとは対照的な乾いた笑顔で笑うベル…
こうなったのは2日前に遡る
あの騒動の翌日ベルはシルに弁当箱を返すために朝早くに«豊穣の女主人»を訪ねていた
だがベルは今自分がどんな状態なのかをうっかり忘れていたのである
入口から奥を覗くと、働くシルの姿が見えた
(今忙しそうだけど…)
ベルはそんな事を思い背を向けた時に後ろから声が聞こえた
「シル〜、あれ白髪頭じゃないかニャ?」
ビクーーッ!!!
「あれ?ホントだ」
「でも、なんか違和感があるような?」
働いていたウェイトレス達からそんな声が聞こえてきて流石のベルも自分の状態を思い出したのである
(あ、僕今
流石にマズいと思いホームに帰ろうとした時後ろから「ベルさん?」と声が聞こえたので止まるざるえなかったのであった
「ベルさん…ですよね?」
「……」
(ヤバイヤバイヤバイ)
冷や汗が滝のように落ち、頭の中では警鐘が鳴り響いていた
「ベルさーん?」
返事をしないベルに対し、不審に思ったのかシルは声をかけた
(ここは
「べ…」
「……っ!!」
ダッと走り出したベルに流石のシルも驚愕した
(すいませんシルさん…)
心の中で白い兎が土下座しながら謝っていると「待ちなさい」とガシッと肩を掴まれたので止まってしまった
捕まえている方に顔を向けるとそこには
エルフの特徴である尖った耳、ベルを見る綺麗な蒼色の瞳
リュー・リオンであった
「貴方?どこかで見たことが?」
怪訝そうな顔をするリューに対し、
「そ、そうですかね?初めてなのではー…?」
と嘘をつく白い兎ことベル
そんな2人を遠くから眺めるシル
そんな3人の様子を遠くから眺める住民や、冒険者達…
何だかよく分からない雰囲気くらいなのはベルも感じているわけで、
「あ、あ〜そろそろ家に帰らないと〜…」
と、白々しい嘘をつく兎はもう既に涙を目に溜めていたのは想像できた
「そ、そろそろ肩を離していただけると嬉しいのですが〜…」
「すいません…」
と、掴んでいる手を離しベルに謝るリュー
「いや、いいんです!こちらもお仕事の邪魔をしてしまったので!」
と逆に謝るベル
「ところでそれはシルの弁当箱では?」
ギクーーーッ!!!
「え、えーとー」
リューのそんな問いかけにベルはどうしたもんかとアワアワし出すと後ろから、
「ベル様〜!!」
(リリ!?)
ベルを呼ぶリリの声が、
「ベル?」
リューはベルの顔をじっと眺めて頭上に?を浮かべた
そんな間に、
「ベル様!探したんですよ!早く行きましょう!」
「ちょ、リリ落ち着いて」
そんな2人のやり取りを見てリューは、
「クラネルさん!?」
と驚きの声をあげるのだった
上手くまとめれなかった