まんがタイムきらら×遊戯王 神と悪魔のラグナロク   作:SOD

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ええ。ええ。やっぱりデュエルまでは長いです。

つい書き込みすぎてしまう。


序章 神と悪魔の第一手 Ⅱ

キラキラ輝く夜空を学校の屋上から眺める小さな少女が1人。明日になれば、この学校を()()しなければならない。その事実に後ろ髪を引かれ、少女は屋上に来ていた。

雷が落ちて電力の供給はコレまで通りには行かなくなってしまった。

 

「あしたは卒業式だよ……めぐねえ。」

 

少女が、もう隣には()()()()恩師に語りかけていると、空から大量の光が降り注ぐのが見えた。

 

「うわぁ~綺麗!流れ星がたくさん!!」

 

その1つが、少女に落ちたことで、この舞台。

がっこうぐらし!の運命が、変わり始めたのだった……。

 

 

 

 

NEWGAMEの舞台で青葉が桃色の少女と邂逅を果たした後、『学園生活部』の4人の少女達は()()()()で車に乗って進んでいた。

 

くるみ「どこまで進んでも、変わんないな……」

 

くるみが呟いたのは、ドコまでも続くガードレールやコーナーのことでは無い。

その横で時々見かける、人で無くなったモノについてだ。

彼女たちは、突如起きたパンデミックで、学校の友達や仲間、先輩後輩の殆どを一度に失った……いや、ゾンビにされた。

原因が分からないまま学校での籠城を余儀なくされた少女達だったが、暮らしていた学校が焼けてしまい、パンデミックの原因究明の一助になるとある大学へ向かう過程を、卒業旅行と呼ぶことにした。

 

みーくん「そうですね……私たち以外の人が、まだ残っているといいんでけど」

 

りーさん「そうね……世界中に私たちしかいないわけじゃないとは思うけど……」

 

 

皆が横目で、一番小柄なピンクの髪の少女を見る。

 

 

ゆき「…………。」

 

 

丈槍祐紀(たけやゆき)。小学生と見紛う小柄な少女。

性格も元気な子どもそのもので、人懐っこく、表情もコロコロ変わる、愛される少女………なのだが…。

 

 

みーくん「あの、先輩。さっきからずっと静かですけど、具合が悪いんですか?」

 

 

隣に座る一年下の後輩、直樹美紀が心配そうに声をかける。

その声に反応して、窓の外を眺めていたゆきは、美紀に向き直った。

 

 

ゆき「ううん。私は元気だよ。ありがとう、みーくん。」

 

落ち着いた雰囲気で、しかしいつもの通りに笑うゆき。

違和感はあるが、やはりその声も、表情も、愛称もいつもの通り。

違和感があるのに自分の中で説明出来ない先輩に

 

みーくん「…………みーくんは、止めて下さい。」

 

あだ名を咎めることしか出来なかった美紀の目の前で、唐突にゆきが表情を変えた。

 

ゆき「くるみちゃん。車を止めて。」

 

くるみ「ん~?何だトイレか?」

 

ゆき「地震が来るんだよ。このまま走ってたらみんな死んじゃうって」

 

くるみ「は?」

 

りーさん「え!?」

 

みーくん「せ…先輩…??もしかしてまた先生の幻覚が……?」

 

 

ゆき「ーー信じて!!!」

 

 

真剣な目線が、バックミラー越しにぐるみの瞳を射抜く。

 

くるみ「…………。」

 

その表情にただ事では無いと感じ、くるみはブレーキを踏み、サイドブレーキを引いた。

 

するとゆきは、すぐに車からおりる。

 

 

ゆき「みんな!!こっちに来て!こっちこっち!屈んで」

 

 

何故か道のど真ん中に集められ、荷物で頭を庇って屈む姿勢を取る。

 

 

その直後、巨大な地震が起きた。

 

みーくん「じ、地震!?」

くるみ「で、デカいぞ!!」

りーさん「っっっ!??」

ゆき「動いちゃダメだよ!大きな岩が降ってくるから!!」

くるみ「何でそんなこと分かるんだよ!?」

 

ゆきの宣言通り、彼女たちの居る場所スレスレに巨岩がいくつも落ちてくる。

地震の影響で土砂が崩れ、道が見る見る砂に埋まっていく。

下の方に建っている民家は完全に潰れている。

 

くるみ「くっ、くそっ!!」

りーさん「きゃあああああーー!!!」

みーくん「せ、先輩っ!!」

 

あまりの恐怖に、美紀がゆきにしがみつく。

 

ゆき「みーくん。ヨシヨシ。大丈夫だよ……もうすぐ終わるからね」

 

みーくん「せ、先輩……??」

 

これだけの災害に直撃されながら、ゆきだけは平静そのものだった。

 

そして、ゆきの言ったとおりに、地震は治まっていった。

 

 

ゆき「………………。」

 

美紀が落ち着いたのを見てゆっくりと立ち上がり、周囲を見渡す。

 

土砂は、4人の居る位置だけを完全に避けていた。

 

ゆき「……………やっぱり、本当なんだね…………」

 

ポツリと呟いて自分の髪留めに触れる。

クマの髪留めの上の、それまで付けていなかった犬の髪留めに。

 

くるみ「いったい、どうなってるんだよ……」

 

りーさん「生きてる……?私達生きてるの…??」

 

みーくん「……ハァ。ハァ…。」

 

 

土砂の恐怖に精神的に追い詰められた三人は既に限界に達している。

だが……

 

 

「オオオオオ………!!!!」

「ヴァアアアア……!!!!」

 

追い討ちをかけるように、ゾンビが二体、現れた。

 

みーくん「う、うそ……なんで!?さっきまであんなに土砂が流れてきてたのに、何で急にゾンビが現れるの!?」

 

くるみ「車も土砂で埋まっちまった……マズいぞ」

 

りーさん「ああ……あああああ……!!!!」

 

現状、くるみの愛用するスコップ以外にはゾンビに対する攻撃手段が無い。敵は二体。

 

それも、一体だけでも後ろからの不意打ちで倒すのがセオリーの相手に、正面から二体。これは絶望的な状況だ。

 

 

ゆき「みんな!頑張って!!もう少しだよ!!」

 

くるみ「もう少し?何がだ?」

 

ゆき「もう少しで、来るの。

私たちの仲間が、来てくれるの。だから逃げて!!諦めないで!!

まだ私達はここにいる!!ここにはまだ、希望があるの!!」

 

くるみ「仲間……さっきからお前は何を言ってるんだよ!?」

 

みーくん「くるみ先輩!!どっちにしたってこのままじゃみんな噛まれます!まずは逃げましょう!!」

 

ゆき「りーさん!逃げるよ!!」

 

りーさん「あ……ああ……!!」

 

みーくん「先輩、手伝います。2人で運びましょう!!

くるみ先輩!サポートお願いします!」

 

くるみ「ああ、分かった!」

 

 

ゆき(助けが来るまで……なんとか持って、りーさん!!)

 

 




次回はごちうさ次元

好きな作品は何ですか?今後の出演キャラクターの参考と、物語のシリアスorギャグのどちらに寄るかの指針になります。

  • ひだまりスケッチ
  • けいおん!
  • きんいろモザイク
  • ブレンド・S
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