イナズマイレブンIN王牙 転生者の記憶   作:Balu

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 こんにちは。はじめまして。
 数あるイナズマイレブンの二次創作からこの作品を選んでくださりありがとうございます。
 元々私は王牙学園のキャラが好き(詳しいとは言ってない)で今回の小説を書かせていただきました。
 楽しんで頂けると幸いです。
 それでは本編の始まりです。どうぞ。


Memory1 王牙学園入学まで
第一話:始まり


 目覚めるとそこは真っ白な世界だった。

 

 真っ白と言うなら雪景色と想像する人はいるかもしれないが雪じゃない。

 

 ただただ真っ白。純白。無色。上も下も前後左右もだ。

 

「ここどこだ?」

 

「…ここは生と死の狭間だ」

 

「っ!誰だ!?」

 

 振り向くとそこには一人、少年が立っていた。明るい色のバンダナを頭に巻いており、サッカーのユニフォームを着ている。

 

 なぜサッカーのユニフォームと分かるか…それはソイツの格好がある人物とメチャクチャ似ていたからだ。

 

「円堂…守…?」

 

 ソイツは一瞬キョトンとした顔になるがすぐに何かを察したようだった。

 

「あぁ。君には僕がそう見えるのか。だが間違いだ。僕は円堂守じゃない」

 

 ソイツは一息おいて続ける。

 

「僕は神だ」

 

「…そうか。じゃあ俺は…」

 

「察しがいいな。そう。君は死んだ」

 

 水晶玉が目の前の空中に出現する。そこに映っていたのは俺の葬式の景色だった。クラスメイトや親戚が集まっている。と、水晶玉はそれを見せるという役目を終えると同時に消えた。

 

「死を実感させるために見せたが気分を害したならすまない。だが、基本ここに来る人間には自身の死を理解させなければならない決まりでね」

 

「いや、別に大丈夫だ」

 

「さて…本題に入ろう」

 

 再び神は間をおいてから言った。

 

「君は異世界転生の権利を得た」

 

「…待ってくれ。異世界転生ってあの異世界転生か?」

 

「逆に聞くが他の異世界転生があるかい?」

 

「いや、でもなんで俺に?」

 

 しばらくの沈黙。神はそのまま下を向いた。

 

「…世の中には知っちゃいけないことがあるんだよ。少年」

 

「…まさか、あんたの手違いで俺死んだ?」

 

「ま、まさかー。ソンナコトナイデスヨ」

 

 マジかこのヤロウ。というか手違いからの転生とかテンプレすぎィ!

 

「はぁ。…もういい。分かった。…で、転生先はどこだ?」

 

「おや、思ったよりあっさりした反応だね。普通ならキレると思うが」

 

「もう起きたことは仕方がないだろ。まぁ、この世にあまり未練はないしここでお前にどうこう言っても俺は生き返らないだろ?だったら認めるしかないさ。ところで質問に答えろ。転生先はどこだ?」

 

「逆に君はどこに転生したい?」

 

 どうしよう。モン●ンの世界とか言いたいけど神様(どこからどう見ても円堂守にしか見えない)の姿が言っている。イナズマイレブンにしろと。

 

 …とりあえずモン●ンって言ってみるか。

 

「モン●ンで」

 

「…すまない。耳が遠くてね。聞こえなかった。で、どこに転生したいかな?」

 

「モン●ンのせか「あぁ。ごめんごめん。耳が遠くてね。で、どこに転生したいかな?」…」

 

「ブラッドボ「どこに転生したいんだい?」…イナズマイレブンで」

 

「よしよし。奇遇だね。僕もイナズマイレブンがいいと思ってたんだ」

 

 ブチ●ろすぞ…と心の中で叫ぶ俺を気にせず神はにこにこと笑っている。

 

「君はイナズマイレブンについてどこまで知ってるかな?」

 

「イナズマイレブン3までは知ってる」

 

「そうか。じゃあ好きな作品は?ファイア?ブリザード?それともスパ「ジ・オーガだ」…マジ?」

 

 神は突然怪訝な顔つきになる。

 

「君は本当にジ・オーガが好きなのか?」

 

「…ええ」

 

 神は後ろを向くとしばらくブツブツとまるで誰かとひそひそ話でもするかのように何かをしゃべっていた。

 

 …何かおかしいのか。別にジ・オーガが好きな人多いと思うんだけど。だって映画までやってたんだぞ。円堂めっちゃかっこよかったぞ。正直あそこで雷門メンバーとともに王牙学園と戦って見たいぞ。

 

 神はしばらくしてからこちらを向いた。

 

「いいよ。君をイナズマイレブンの世界に送ろう」

 

 と同時に俺の体が少しずつ薄くなっていく。このままスーッて消えるのか。意識も霞んでき始める。

 

 イナズマイレブンの世界に転生か…。

 

 円堂や豪炎寺、風丸、壁山…彼らと語り合えるのか。

 

 きっと沢山の戦いが待っているだろう。

 

 世宇子、ジェネシス、リトルギガントとか色々。

 

 まぁ、言えることは一つだけだ。

 

「…やったぜ」

 

 そして、俺は意識を手放した。




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