シスコン弟とAqoursの日常   作:ふらんどる

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今回は長くなるのでお伝えしたいことは皆後書きに書きました。

それでは早速本編をどうぞ!


かな姉の怖いもの

「ここでこうステップ、⋯⋯そしてここでターン!どうかな?」

 

 Aqoursの振り付け担当であるかな姉は、今日もアイデアノートに書いた事を実演してみせる。なんとも見事だ素晴らしい。

 かな姉はダンスに関してはAqoursの中で一番だと思っている。

 かな姉はすごい、やっぱりすごい。

 

「やっぱり果南ちゃんは格好いいずら~!」

 

「やはりこのヨハネがリトルデーモンにふさわしいと見込んだだけのことはあるわ!」

 

「何を言うんだ二人とも、こんなの当然さ!だってかな姉だもん!」

 

 善子ちゃんが言うリトルデーモンにふさわしいかは置いておいて、二人が誉めた通りかな姉はカッコいい。小さい頃からいつも僕を守ってくれた。

 ファンの間ではAqoursの中でも一二を争うカッコよさだと評判らしい。この前も沼津の駅前を歩いていたら女子高生にサインを求められたと言っていた。

 こんなに多くの魅力を持つかな姉は僕の自慢の姉だ。

 

「あはは、二人とも大袈裟だなぁ。でも、ありがと」

 

 そう言ってかな姉は二人の頭を撫でる。

 

「じょっ、浄化されてしまいそうだわ」

 

「果南ちゃんに撫でられると落ち着くずら~」

 

 こういう周りを包み込むような自然な優しさも、かな姉が皆から好かれる理由の一つだ。

 

「あ~ら、そんな cool な果南にも week point があるのよ!」

 

 すると僕の後ろからひょっこり現れた鞠莉姉が割って入ってきた。そしてなぜか僕に後ろから抱きつく。

 

「ちょっ、鞠莉姉、いきなり抱きつかないでください」

 

「いいじゃないの、別に減るもんじゃないんだし♪ ハグハグ~♪」

 

「うう⋯⋯、かな姉⋯⋯」

 

 しばらくの間抱きつかれた後、僕は一瞬の隙をついて逃げ出すことに成功した。

 

「たしかに、果南ちゃんの弱点なんて見たこともないずら」

 

 それにしてもかな姉の弱点とは一体なんのことであろうか? 弟の僕でもピンとくるものがない。

 

「こら鞠莉、変なこと言わないで」

 

「あら、だって本当の事じなゃいの。そうやって強がっちゃnon nonよ!」

 

「かな姉の弱点?何のことです?」

 

「あら玲士、あなたもよ~く知ってるはずよ!」

 

 僕もよく知ってる?鞠莉姉に言われて再度考えるが見当がつかない。

 

「だから私にそんな弱点なんてないってば」

 

 当の本人は腕を組んで少し怒った様子を見せる。

 

「隠し事はよくないわ、リトルデーモン」

 

「よ、善子ちゃん!?」

 

 予想してなかったのか、善子ちゃんに詰め寄られてかな姉はたじろぐ。

 

「来るべき究極なる神々の黄昏(アルティメットラグナロク)に向けてリトルデーモン達を預かる堕天使ヨハネが知っておく必要があるわ!さぁ、教えなさい!リトルデーモン果南!!」

 

 それにしても、かな姉は善子ちゃんには弱い気がするのは僕の気のせいだろうか? たしかこの前も同じように迫られてゴスロリ風衣装を着せられていた。もちろんバッチリ写真に納めて保存済みだ。でかしたぞ善子。

 

 もしかして鞠莉姉が言っているのはこの事なのだろうか? 

 いやそんなはずはないだろう。

 

「たしかにマルもちょっと興味あるずら」

 

「えぇ!?は、花丸ちゃんまで」

 

「ほ~ら、かわいい後輩もそう言ってることだし、認めちゃいなさい!」

 

 回りを囲まれて困惑するかな姉に、鞠莉姉はさらに詰め寄る。

 

「ええっ、そう言われても本当に思い当たるものがないよ……」

 

「じゃあ、マリーが教えてあげるわ!今度の土曜日にホテルに集合デース!!」

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 そして土曜日、僕たちは鞠莉姉の家であるホテルオハラに集められた。

 

「それで、結局かな姉の弱点ってなんなんです?」

 

 皆が到着して僕は開口一番鞠莉姉に尋ねた。

 

「よくぞ聞いてくれマーシタ!」

 

 その質問を待っていたかのようにわざとらしく大袈裟に答える鞠莉姉。

 

「果南の弱点とは⋯⋯これデース!」

 

 そう言って鞠莉姉が取り出したのは一つのDVD。そのパッケージを見て僕はすべてを悟った。かな姉が苦手とするホラー映画だったのだ。

 

「ひぃっ!」

 

「鞠莉姉!まさか!」

 

 かな姉はそれを見て小さく悲鳴をあげ、僕はとっさに身構え鞠莉姉の方を睨む。

 たとえ鞠莉姉であっても、かな姉を傷つけたり泣かせたりするようなことはこの僕が許さない。

 

「玲士ったら、そんなに怖い顔しちゃcuteな顔が台無しよ!」

 

 そんな僕の警戒心にもかかわらず、鞠莉姉はニヤニヤしながらゆっくりと近づいてきて僕の横に密着する。

 

ホントは玲士も見たいんじゃないの? いつも cool な果南が怖がって仔猫みたいに可愛くなってるところ

 

「ふぇっ!?」

 

 突然耳元で予想もしなかったことを囁かれ、調子を狂わされてしまう。

 

「べ、別にそんな事思ってるわけないじゃないですか、第一僕は⋯⋯」

 

「あら? ホントかしら?」

 

 その瞬間、鞠莉姉は僕の耳にふうっ、と息を吹き掛ける。

 

「ひゃぁ!」

 

 しまった! と思ったときにはもう遅かった。一瞬にして身体中にしびれるような感覚が走り、思わず変な声も出てしまった。

 

「やっぱり玲士も果南と同じで耳がweek pointなのね♪ あぁん、やっぱり玲士はかわいいわ♪」

 

 そう言ってなれた手つきで僕の頭を撫でる。

 

「ま、鞠莉姉ぇ⋯⋯」

 

「ついでに顎の下もナデナデ~♪」

 

「にゃぅ~」

 

 ダメだ、体から力が抜けてしまい、立ってるのもやっとな状態だ。

 昔からなのだが、僕はどうしても鞠莉姉に勝てない。いつもこうやって丸め込まれてしまうのだ。

 

「いとも簡単に解きほぐされたわね」

 

「まるでペットみたいずら」

 

「うう⋯⋯」

 

 なんとも屈辱的な事を言われたが残念ながら認めるしかない。

 しばらく鞠莉姉に弄ばれた後、体勢を立て直しかな姉の背中に逃げ帰った。

 

「ルールはとってもeasy、これを見て果南が最後まで泣かなかったら果南の勝ち、も~し少しでも泣いちゃったらマリーの勝ち」

 

「そ、そんなことして

 なんのメリットがあるんですか。第一かな姉がそんな勝負受けるわけ……」

 

 当然断るだろうとかな姉の方を見る。

 

「いいよその勝負、受けてたとうじゃない」

 

「かな姉!?」

 

 

「べ、別に、ここ怖くなんかないからね!こんなのぜ、全然平気だし!」

 

 

 そうは言うものの目が泳いでいたり、落ち着きのないしぐさを見せていることからものすごく動揺していることがわかる。

 

「そ、その気になれば一人で見れるから!」

 

「あら、それなら果南には特別に個室を用意するわ♪」

 

「こ、個室!?」

 

 さらに顔と声がひきつる。

 

 

「かな姉無理しないで、ここは大人しく……」

 

「だ、大丈夫だよ! 映画なんて、ぜ、全部作り物なんだし。だから怖くなんかないからね!」

 

「でも……」

 

「いいの!私が勝負を受るって言ったんだし!」

 

 いつもは女神のように優しいかな姉だが、こうやって時に頑固で意地っ張りな一面を見せる。こうなってしまうと僕にもどうしようもできないのだ。

 

「花丸ちゃんと善子ちゃんはお化けとかって怖くないの?」

 

 話が急に進みすぎて若干ついていけてない二人に大丈夫か聞いてみる。

 

「たしかにオラも昔は怖がってたけど、色んな本を読んでいる内に幽霊もただ人を怖がらせるために現れるんじゃなくて、何か伝えたいことがあるからこの世に現れるんだな、って思ったずら。だから無条件に怖がるんじゃなくてまずは話を聞いてあげて、

 そうすれば安心して成仏できると思うずら」

 

「す、凄いね……」

 

 さすが文学少女でお寺の娘なだけのこともある。ここまで深く考えているとは驚いた。

 

「善子ちゃんは?」

 

「ま、魔界を見てきたヨハネにとって、こ、このような下界の作り物など、恐ろしくもなんともないわ!」

 

 しかし善子ちゃんもかな姉と同様に目が泳いでる。

 

「あれ~そういえば幼稚園のころ、お化けの話をするといっつも怖がって隠れてた子がいたような~」

 

 善子ちゃんの方を見て言っていることから、どうやら彼女のことようだ。

 

「う、うるさい!堕天使に怖いものなんかないんだからね!」

 

 どうやら善子ちゃんもかな姉と同じみたいだ。

 

「じゃあそろそろ始めるわよ」

 

「かな姉本当に大丈夫?」

 

「だ、大丈夫だよ!映画なんて、ぜ、全部作り物なんだし」

 

「寝られなくなっても知らないわよ! みんな準備はいいわね、Let's start!」

 

 鞠莉姉がリモコンの再生し、いよいよ映画の上映が始まった。

 

 作品は外国製のホラー映画で、後々から考えるとずいぶんとベタなシーンが多いようだが、それでも怖い。

 

「あーあー、そんな空き家に入るなよ」

 

「懐中電灯の電池ぐらい代えておきなさいよ!」

 

 

 鞠莉姉は映画よりもこちらを見てニヤニヤいる。

 花丸ちゃんはどうかと様子を見てみると、怖がる様子もなく美味しそうにポップコーンを食べている。

 

 よく食べるなぁ、と思い油断し画面に目を向けると運悪くちょうどお化けが出てきたところだ。

 驚いてビクッと体を震わせた次の瞬間、いきなりからだに衝撃が走る。

 

「ひいっ!」

「ハグゥ!」

 

 左にいるかな姉と右にいる善子ちゃんが驚いて僕に抱きついてきたのだ。いつもならかな姉に抱きつかれるのは嬉しいが、今回ばかりは心臓が止まるかと思った。

 

「あらあら玲士ったら、両手にflowerね」

 

「絶対寿命が縮みましたよ⋯⋯」

 

 その後どんどん話が進んでいき。いよいよ話の山場の一番怖いシーンに入った。

 

 かな姉も怯えているのか先程より僕に抱きつく力が強くなる。顔は僕のかたに埋めていて見えないが、今にも泣きそうなのだろう。

 

「大丈夫、僕がいるから安心して。もう少しの辛抱だから」

 

 そう耳元で囁き、抱きついている手を握る。そして、映画が終わるまでその手を離さなかった。

 

 

 

 

 

「ふぅ~、面白かったわ~」

 

「ポップコーンおいしかったずら~!」

 

「ほらかな姉、映画は終わったからもう大丈夫だよ。顔あげて」

 

「うん……」

 

 皆が注目する中、かな姉は顔をあげる。

 

 

 その瞳は濡れておらず、ずっと顔を埋めていた僕の肩にもその跡はついていない。

 

「あら、果南も成長したわね。マリーの敗けを認めるわ」

 

「だって、よかったねかな姉」

 

 かな姉は何も言わずにウンウンと頷くだけだ。本当によく頑張ったと思う。

 

「それにしても善子も怖がりなんて……あら? 果南、善子どうしてそんな顔してるの?」

 

 かな姉も善子ちゃんも、険しい表情で鞠莉姉に迫っている。理由は言うまでもないだろう。

 

「Oh、こ、これはちょーっとピンチみたいね……。玲士help……」

 

「嫌です」

 

「ほら!さっき撮った二人の写真あげるから!」

 

「「まぁ~りぃ~!!!」」

 

「し、see you!」

 

「「まぁてぇー!!」」

 

 鞠莉姉は部屋から逃げ出して、かな姉と善子ちゃんはその後を追いかける。

 

「まったく……、三人とも元気なんだから……」

 

「あっ、玲士さん」

 

 僕も部屋からで抵抗とすると花丸ちゃんに呼び止められた。

 

 そして優しくゆっくりと背中をさすれる。

 

「玲士さんもよく頑張ったずら」

 

「あ、ありがとう……」

 

「早く三人を追いかけるずら。あの調子だと鞠莉ちゃんが何されちゃうかわからないし……」

 

「あはは……」

 

 ~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 目が覚める。まだ部屋は暗い。

 

 うっすら見える時計の短針はまだ1と2の間にある。

 

 もう一度目を瞑り眠ろうとするが、困ったことになかなか寝付けない。

 しかも悪いことに深夜だからか、昼間見た映画のことを思い出してしまう。

 

 実は僕、松浦玲士はかな姉ほどではないが怖がりなのである。昼間はかな姉達にカッコ悪いところは見せまいと必死に耐えていたのだ。花丸ちゃんにはばれてたみたいだけどね。

 

 しばらくしていると、寝ぼけ眼にうっすらとだがなにかが動いているのが見える。

 

 部屋のドアが音もなくゆっくりと開いているのだ。

 目凝らしてみるが、見間違いではない。確かにドアが開いている。

 そして、その奥に何やら怪しく動く黒い影。

 

(⋯⋯なんだあれ?)

 

 そしてそれはゆっくりとこちらに近づいてくる。

 

(もしかして⋯⋯)

 

 そう考えた途端に急に怖くなり、頭から毛布と掛け布団のなかに隠れるようにくるまり、寝ようとする。

 

 しかし皮肉なことに、頭の中で寝よう寝ようと意識すればするほど頭の中に恐しいイメージが浮かんでしまう。

 

(眠れ眠れ眠れ眠れ眠れ眠れ)

 

 強く目を瞑り念じるが、体の震えが止まらない。

 

 そして「何か」の気配は徐々に近づいてきて、ついに僕のベッドのすぐ脇までやって来た。

 

 僕は布団の中で息を殺して恐怖に耐える。体の震えも一層強くなる。

 

 そしてついに「何か」は僕がくるまっている布団に手をかけた。

 

「ひゃぁう!?!」

 

「ハグゥ!?!」

 

 僕はとうとう恐怖に耐えかねて思わず変な声を出してとび起きてしまった。

 

 するとその「何か」も叫び声を出してベッドの前から逃げ去った。

 

 え??「ハグゥ」?? 

 

 僕は恐る恐る移動して机の上のスタンドをつける。

 

「ひゃっ!」

 

 灯りが着いた瞬間に小さな叫び声がした。

 方を見てみると、薄明かりの中に照らし出されたのは部屋の隅でイルカのぬいぐるみを抱き締めながら体を震わせているかな姉であった。

 よく見ると今にも泣きそうな顔だ。

 

「か、かな姉!?!?」

 

「れ、玲士!?おっ、起きてたんだったら言ってよ!!」

 

「か、かな姉だってどうしてこんな夜中に⋯⋯」

 

 途中まで言ったところでかな姉が部屋に来た意味がわかった。かな姉も僕も同じで映画のことを思い出して怖かったのだろう。

 昔は僕の方が一人で眠れなくなってかな姉の所に行っていたが、まさかそれが逆の立場になるとは驚いた。

 

「やっぱり、鞠莉姉の言った通りになったじゃないか、一人で眠れなくなるよって。何であんなに無理して強がったりするのさ」

 

「だって、鞠莉があんなに言うから⋯⋯」

 

 かな姉は恥ずかしそうに僕から目をそらす。

 

「まったく⋯⋯、これからは無理に強がったりしないでよ」

 

「はーい」

 

 かな姉は少し拗ねた様子で答える。それもかわいい。

 

「それで、どうするの?」

 

「ええと……、このまま玲士のところで寝てもいい?」

 

「えっ!?!? で、でも一緒だと狭いし⋯⋯」

 

 いつもなら飛び上がって喜ぶことだが、なんだか急に恥ずかしくなってそう答えてしまう。

 

「昔いっつも私の布団に潜り込んでたのはどこの誰かなん?」

 

「僕です」

 

 この話を持ち出されると僕も弱い。

 だって仕方ないじゃないか、かな姉の布団気持ちいいんだもん。

 

「それにしても本当によく潜り込まれたなぁ。朝になってビックリしたんだから」

 

 そう言ってかな姉はベットの上に寝そべり、僕もそれに続く。

 

 思い出してみるとかな姉と一緒に寝るなんて久しぶりだ。

 

「ふふっ、玲士は暖かいなぁ、ハグッ!」

 

「ふにゃぁ!」

 

 かな姉にハグされると何とも言えない素晴らしい香りが鼻孔をくすぐり、この上なく暖かな気分になる。

 

「玲士、今日はありがとね。頼もしかったよ」

 

「か、かな姉のためなら当然だよ……」

 

 その柔らかい声に、匂いと眠気が合わさって言い様のない心地よさに包まれる。ああ⋯⋯体がとろけてしまいそうだ。

 

「おやすみかな姉」

 

「ふふっ、おやすみ」

 

 その声を聞いて、これ以上に内幸福感に包まれながら僕は眠りについたのであった。




皆様お久しぶりです。ふらんどるです。
まず、更新が遅くなり大変申し訳ありません。
Twitterでのご感想も多くいただき、いつの間にか評価バーに色もついていました。皆様本当にありがとうございます。
前回の後書きには「次回は二年生編」と書きましたが、まだ構成が整っておらず、連載にもう少し時間がかかりそうです。ご了承下さい。

感想、評価、文字の誤脱等の報告お願いします。

今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

姉にするなら誰がいいですか?

  • 果南お姉ちゃん
  • 鞠莉お姉ちゃん
  • ダイヤお姉ちゃん
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