この小説を読むにあたって、カップリングなどは作者の完全に好みです。ご了承ください
全ての始まりは善子ちゃんの儀式だった
あの日は、確か夏休みで、いつもより暑かったかな?夜なのに…まあ、夏だから夜も暑いのは当たり前なんだけど…とにかく暑くて…お姉ちゃんのアイスも食べてしまいました…
その日の夜、私こと、黒澤ルビィは善子ち…ヨハネちゃんのライブ配信を見ていたんだ…
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ルビィ「今日は善子ちゃんのライブ配信日だよね」ポチ
ヨハネ『フフ♪リトルデーモン達よ、今日も新たな能力会得のため…儀式を執り行う!!』ギラン
ヨハネちゃんは最近、新しい能力が欲しい!って言って、家や学校で黒魔術の本を読み漁っては、動画でその儀式をやっているようで…ルビィはただただ見守ることしか出来ませんでした…ははは…
ヨハネ『今回、会得しようと考えているのは……これよ!!』
でも、その能力の説明を聞いた時、ちょっとだけ魅力的に感じたんです
ヨハネ『"今と未来の時を繋ぐ能力"』
今と未来…未来っていうことは、ルビィ達が未来で何をしているのか、見れるってことかな?それとも自分達が未来に行けるとか?凄く楽しそうだな…と思った反面、
ルビィ「学校は救えたのかな……」
統廃合の事もあったので、ちょっと怖かったです…
ルビィやリスナーさんが見守る中、ヨハネちゃんの儀式は順調に進み、最後の仕上げ?まで来た時でした
ヨハネ『呪文は全て唱えました…あとはろうそくの火を全て消すのみ…』
まさか、あんなことが起きるなんて
ルビィ「……あれ?善子ちゃんのローブが……」
ヨハネ『ん?なんか焦げ臭いわね…』
『ヨハネーーー!!www』 『炎上不可避』
『燃えてる!ローブが!』
『ヨハネ、炎の身体』『これヤバくない?』
ヨハネ『え?ローブ?』
ヨハネちゃんは書き込まれたコメントを見て、何が起きているのか把握しようとしていたのですが…なかなか…気づかなくて…
ルビィ「善子ちゃん!大変だよ!」カタカタカタ
『善子ちゃん!ローブ燃えてる!!』
ヨハネ『え……嘘!!!?』
その時、急いでたのでヨハネちゃんではなく、善子ちゃんと名前を書いてしまって…でも、そんなこと気にしている場合じゃないですよね?だって…
ヨハネ『あちちち!!!? ホントに燃えてる!?』
ルビィ「あわわわわわ……」
ヨハネ『嘘でしょ?早く火を消さないと、いやいやローブを脱ぐのがさき……きゃ!?』ツルッ
ルビィ「あ…」
ヨハネちゃん…出したものはすぐに片付けろって、あれほどお姉ちゃんに怒られていたのに…出しっぱなしにしていた本を、踏んで滑ってそのまま…
ヨハネ『いやー!?』ドスン!バシャーン!ガラガラ!
ルビィ「」
バケツをひっくり返して、ものは倒れてきて、床はぐちゃぐちゃ…これはもう…
ヨハネ『最悪よ…』チーン
放送事故確定だったので、見なかったことにしようと思い、パソコンの電源を切ろうとした…その時でした
パァァァァァ!!!!!!
ルビィ「え?」
ヨハネ『な、何?眩しい!?』
ルビィ「魔法陣が…光ってる?」
信じられませんでした…火や水でぐちゃぐちゃになった魔法陣が、急に光出したんです
ヨハネ『ま…眩しい…』ブツッ
ルビィ「あ、」
ヨハネちゃんの配信はそこで切れてしまいました…でも、ルビィは思いました
何かが起きる予感がすると
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ー 翌日 浦の星前バス停 ー
皆さんおはようございます!黒澤ルビィです。あのあと、善子ちゃんにメールを送ってみたんですが、反応がなくて…とても心配です。それと…
ルビィ「あの光、何だったんだろう…」
ダイヤ「ルビィ?何か言いましたか?」
ルビィ「ううん。何でもないよ!」
今日は浦の星女学院で1日練習することになっています。地区予選が迫ってきているので、毎日練習、頑張っています! ただ…暑くて…ルビィ、溶けちゃいそうです
ダイヤ「ルビィ、部室に行きますわよ」
ルビィ「うん!」
ダイヤ「それと、今日、家に帰ったらお話があります」
ルビィ「え?お話って?」
ダイヤ「言わなくてもわかるでしょう?」
あれ?お姉ちゃんの目が笑ってない…まさか…
ルビィ「お姉ちゃんのアイス…」
ダイヤ「やはり、ルビィでしたか…覚悟していてくださいね」
あぁ、急に家に帰りたくなくなりました…あれ?
千歌「あ!ルビィちゃんとダイヤさん来た!」
ダイヤ「おはようございます。千歌さん」
ルビィ「おはようございます!」
曜「これで全員かな?」
花丸「まだ善子ちゃんが来ていないずら」
梨子「昨日、大変だったものね…」
果南「え?昨日何かあったの?」
善子ちゃん以外のメンバーがすでに部室に来ていました。でも、なんでだろう…?
鞠莉「ルビィ?どうかしたの?」
ルビィ「あの…屋上には行かないんですか?」
もうすぐ練習が始まる時間です。いつもだったら、先に屋上へ行っている筈なのに…
曜「あー…それがね?」
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ルビィ達は屋上へ出るための階段の前で、立ち止まっていました。理由は…
「行きますわよ!」
「ワン・ツー・スリー・フォー」
「もっと腕を大きく振って!」
曜「ね?」
ダイヤ「誰ですの?屋上を使っているのは…」
なんと、ルビィ達よりも先に屋上を使っている人達がいるようで…
梨子「実は…まだ、誰が屋上を使っているのか見てなくて…」
ダイヤ「何故ですか?」
千歌「ダイヤさん達が来てから、みんなで行こう!って事になって…」
ダイヤ「鞠莉さんがいるではないですか」
鞠莉「えー?ダイヤが言ってよー。めんどくさいもん」
ダイヤ「あなた…この学校の理事長ですよね?」
でも、誰なんだろう…なんか、ルビィ達の練習と似ているような…
ダイヤ「仕方ありません…生徒会として私が行ってきますわ」
鞠莉「ダイヤ、ファイト!」
ダイヤ「……」
お姉ちゃんが鞠莉ちゃんを睨みながら屋上へ…お姉ちゃん、がんばルビィ!
ダイヤ「あなた達…」
「は、はい…」
ダイヤ「ここで何をしているのですか?」
「え…何って練習ですが…」
ダイヤ「練習?なんのですか?」
「スクールアイドルの」
Aqours「スクールアイドル!!!?」
ルビィ達は"スクールアイドル"と聞いて、いてもたってもいられずに、屋上へ飛び出しました!だって、スクールアイドルですよ!?
「うわ!? たくさん来た…」
ダイヤ「スクールアイドル? 部活ですよね?」
「え…そうですが…」
ダイヤ「部活申請書は?」
「とっくの昔に提出したんですが…」
お姉ちゃんは鞠莉ちゃんにアイコンタクトで、部活申請書がAqours以外に出されたか確認を取ります。でも、鞠莉ちゃんからの答えは
ダイヤ「あの?部活申請書、提出されてないんですが?」
「え!?そんなこと…」
ダイヤ「その前に、浦の星にはすでに、Aqoursというグループがいることはご存知ですわよね?」
「え?Aqours?」
「Aqoursって……」
「20年ぐらい前のスクールアイドルですよ
ね?」
ダイヤ「はい?」
20年前……ルビィには心当たりがあります。いや、心当たりしかありません…多分、昨日の善子ちゃんの…
ダイヤ「何をわけのわからないことを…名前はなんというのですか?」
「え?わたくしですか?」
「わたくしの名前は…」
「黒澤琥珀(こはく)ですが…」
Aqours「黒澤????」
温かく見守って頂ければ