このふたりの男女に祝福を!   作:大トロ

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これが…最後の1ページです←(劇場版仮面ライダージオウOverQuartzer引用)

何か終わりを感じる言葉だったから書きました。

そして上記の通り遂にこのすばが終わる。

個人的にはまだまだ続けてほしいと思う作品です。自分がここまでハマる作品はキングダムハーツ以外だとこのすばだけでした。終わるのはとても悲しいですが、このすばに変わってまたハマるラノベ小説が出てくる事を期待します!!
あ、最終話と書いておりますがあくまでifですのでこの小説の投稿はまだまだ続けていきます。


IF このふたりの男女に祝福を!
if 最終話 このふたりの男女に祝福を!


《屋敷の居間》

 

カズマ「……」

アクア「……」

 

カズマ「……なあアクア」

 

アクア「……何?」

 

カズマ「あんまりそう引っ付かれると作業し辛いんだが…」

 

もうすぐ昼をすぎる時間

屋敷の居間で俺は商品開発の作業を進めている

俺の後ろにいるアクアは俺を後ろから抱きしめる形で居座り続けている

 

アクア「良いじゃない、せっかくふたりっきりだって言うのに仕事ばかりするんだから。何処かに行かないならせめてこのままで居させてよ」

 

と、アクアが頬を膨らませて俺を抱きしめている腕に力を込めた

 

 

魔王を倒した俺達はその後、それぞれの道を進んだ

 

そして魔王を倒して変わったことが3つある

 

1つ目は

ダクネスは実家を継ぎ、大臣になり国を支えている

 

魔王を倒した辺りから大量の見合い話を持ちかけられていて、一時期実家に立て籠もり、見合い話を持ってきた使者を迎え撃っていた

 

ダクネスの親父さんからやめるよう言ってくれないかと言われたが、ほっといた方が面白いと思った俺は放置した

 

2つ目は

世界最強のアークウィザードになっためぐみんはその後、さらなる強さを手に入れる為、爆裂魔法を更に進化させる旅に出ていった

 

エリス様曰く現状のめぐみんの爆裂魔法は世界の壁を破壊出来るほどだとか

このまま行くと神を殺せるレベルに到達する、下手したら世界の破壊者にもなりかねないのだとか

 

まあ万が一そんな事に成りそうになったら俺とアクアで止めると伝えたら安心した様子をしていた

 

そこまで俺達を信頼してるって事か

 

そして3つ目は

 

カズマ「俺にしがみついても良いが作業の邪魔だけはするなよ」

              ・・  

アクア「冷たいわね、せっかく恋人がこうしてくっついているのにそんな態度取るなんて」

 

アクアとは

仲間/相棒/家族の関係から恋人の関係に変わった

 

元々アクアの事は一緒にいると安心するというか、一緒に居ることが当たり前というか、一緒にいるのが楽しい、そんな存在だって思っていた

 

けど魔王討伐前、アクセルから居なくなって、ようやく俺の中のアクアの存在に気がついた

互いに傷つきあった過去を持ち、それを慰め、癒やす、そんな存在だったと、そして俺はアクアが本気で好きだったとようやく分かった

 

魔王を討伐したあと、俺はアクアに俺の胸の内を全て伝えた

そしたらアクアも俺に伝えたい事があると言った

なんとアクアも俺と同じ事を言ってきた

アクアの中でも俺に対して思っていた事は一緒だった

 

アクセルから、出ていって離れ離れになってようやく気づいた、そう言った

 

そしたら俺とアクアはお互い笑った

 

本当に俺達はつくづく似ているな

そう俺達は思った  

 

まあそれから色々あって、今はこの屋敷にふたりで住んでいる

 

カズマ「お前に抱きしめられるのは嫌いじゃないが時と場合を少し考えろ」

 

アクア「あら、今朝は先に起きた挙句私が起きても1時間近く抱きしめ続けてたくせに」

 

カズマ「いやどちらかというと、俺は抱きしめられるよりも抱きしめたい派なんだよ。……後、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前の寝顔が可愛い過ぎるんだよ」

 

アクア「///ほんっとうにアンタはそういうハッキリと言う所は付き合う前から変わらないわよね!!」

 

カズマ「元々俺は思った事はハッキリと言うんだよ。ああもう!やめだ!」

 

俺は作業をしていた手を止めた

 

カズマ「これ以上やってたら本気でどうにかなるわい!!おいアクア!準備しろ、出かけるぞ」

 

アクア「え?急にどうしたのよ」

 

カズマ「最近仕事ばかりしていてそろそろ精神的にも限界だ。ちょっと外をまわってくるぞ」

 

アクア「ね、ねえ。それってデートしょうって事?」

 

カズマ「デートっていうか、単に気分転換のつもりだ。まあどう取ってもいいが」

 

アクア「すぐ出かける準備してくるわ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「……遅いな」

 

俺は屋敷の入り口で座ってアクアを待っている

出かける準備するって言ってまだ来ないのか

 

よくよく考えたらあいつ普段出かける時そんなに準備とかしてなかったな

 

アクア「お待たせ、カズマ」

 

カズマ「遅いぞアクアって、お前…」

 

準備を終えたアクアが来て俺はその姿を見たが何というか

 

カズマ「大して準備して来てねえじゃん」

 

アクア「何言ってんのよ、よく見なさい。ほら、今日は新しいブーツでしょ」

 

カズマ「いややっぱ大して準備して来てねえじゃん…もういいや、とにかく行くぞ」

 

俺はそう言って立ち上がる

 

カズマ「ん」

 

俺はアクアの隣に立って手を出す

 

アクア「フフッ」

 

アクアは俺の出してきた手を握る

 

今俺とアクアの手のつなぎ方は俗に言う恋人つなぎって奴だ

 

アクア「えへへ、恋人らしい事してるわね私達」

 

カズマ「今までは普通の手繋ぎだったからな、ほら行くぞ」

 

こうして俺達は屋敷を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「ようウィズ」

 

アクア「こんにちはウィズ」

 

ウィズ「あ、カズマさんにアクア様、いらっしゃい」

 

カズマ「最近仕事尽くめだったから気分直しにちょっとな…バニルはいるか?」

 

ウィズ「バニルさんなら今でて居るので、あ、噂をすれば」

 

バニル「これはこれは、ハーレム街道まっしぐらだったものの、発光女神を選ぶというハズレを引いた小僧にアレだけ小僧はない小僧はないと言っていた癖に結局小僧に好意を寄せていることに気づいて気持ちを伝えた狂犬女神ではないか」

 

アクア「ねえカズマ、こいつ殺っちゃって良い?」

 

カズマ「ああ、ウィズ…悪いがこいつ殺ってもいいよな?」

 

ウィズ「待って下さい!!おふたりとも落ち着いて下さい。バニルさんもそうおふたりを挑発する様な事言わないで下さい!」

 

バニル「我輩はただ悪感情を得ようとしたかっただけなのだが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィズ「もう魔王さんを倒してもう1年も経ったんですね」

 

カズマ「ああ…あの時はお前らの力もあって倒せたな」

 

ウィズ「それから色々と変わりましたね。ゆんゆんさんとダストさんは結婚して紅魔の里に住むようになりましたし、ダクネスさんは若くして大臣になりましたし、めぐみんさんも更に魔法を極める旅に出ていかれましたし………皆さん、段々この街から離れて行きましたね」

 

ウィズはそう、寂しそうに呟く

 

ウィズ「今はこうして皆さん生きていますけど、このまま行くと、私のお知り合いの皆さんはどんどん亡くなって言って……最後は私だけになるんでしょうか」

 

バニル「おい貧乏店主、我輩を忘れてないか?人類が滅んでも少なくとも我輩はいるぞ。まだダンジョンを作るという契約を果たしておらんからな」

 

ウィズ「それじゃあ私がダンジョンを作らなければバニルさんはこのまま一緒に居てくれるんですか?」

 

バニル「よし今後の予定を貧乏店主からこの店の権利を剥奪する方針で行こう」

 

ウィズ「ああ!!待って下さい。冗談ですからやめてください!!」

 

カズマ「フッ」

アクア「フフフ」

 

ふたりのやり取りに思わず俺達は笑ってしまう

 

カズマ「……なあウィズ、それならさ。俺と一つ約束してくれないか?」

 

ウィズ「約束ですか?」

 

カズマ「ああ……この先、俺とアクアの間に子供が生まれたら…」

 

ウィズ「ええ!!お、おふたりに子供が生まれるんですか!?」

 

アクア「ええ!?」

 

カズマ「馬鹿かお前ら、例え話だ、それにアクア、お前が一番驚くな………生まれたらさ、そいつと友達になってくれないか?俺たちみたいにさ」

 

ウィズ「え…」

 

カズマ「そして俺達の子供が結婚して子供を生んだらそいつとも友達になってやれ」

 

ウィズ「……」

 

カズマ「そしてその子供が生まれる度、友達になってくれ。そしたら人類が滅ぶまで俺達との繋がりは途絶えることもないし、お前が一人になる事は決して無いから」

 

ウィズ「!」

 

アクア「カズマ……アンタ随分と気の長くなる話をするわね」

 

カズマ「いやリッチーのウィズにお前やバニルからしたら気の長くなる話でもないだろ?」

 

ウィズ「フフッ」

 

と、ウィズが笑った

 

ウィズ「全く、カズマさんは…いえ……私のお弟子さんはいつも予想外の事言って来ますね。そんなの、約束するしかないじゃないですか!!」

 

カズマ「どうせならバニル、お前も俺の子孫を見守ってくれないか?俺の子孫だ。退屈しないと思うぞ」

 

バニル「フッ、我輩は悪魔だ。人間が一人増える度喜ぶが、小僧の子孫ともなれば、かなり深い繋がりになるだろうな……半分そこの発光女神の血が混じっているだろうが」

 

アクア「なあに?私の未来の子孫に何か文句でもあるわけ?」

 

カズマ「とにかくだ。俺の子や子孫ができたら、頼むぞ、師匠」

 

ウィズ「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「ここか」

 

俺達は今ある家の前に来ている

 

カズマ「……」コンコン(ノック音)

 

???「は〜い」

 

扉を開けた者は

 

ゆんゆん「ああ!カズマさんにアクアさん。いらっしゃい!」

 

俺達の友人であり、俺の兄弟分のカミさんでもあり、めぐみんのライバル兼親友のゆんゆんだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダスト「よお久しぶりじゃねえか」

 

カズマ「久しぶりだなダスト」

 

アクア「久しぶりダスト」

 

家の中では、ダストが皿を洗っていた

 

ゆんゆん「ああダストさん!皿は洗いますから」

 

ダスト「いやいい、お前は座ってろ」

 

アクア「え?」

 

……このダストが家事をしているという景色にアクアは違和感を感じた様だ

実は俺も

 

カズマ「………!」

 

俺はゆんゆんの方を見て確信する

 

ゆんゆん「おふたりは今日どのような要件で…」

 

カズマ「いや、ちょっと散歩だ」

 

ゆんゆん「いえ散歩で紅魔の里まで来られても…」

 

ここは紅魔の里にあるダストとゆんゆんの新居だ

 

初めてくるがすぐに分かった

 

カズマ「テレポートは便利だな。結構魔力は喰うが…」

 

アクア「それにしてもあのダストが家事してるなんてね」

 

ゆんゆん「え、えっと、最近から家事をやるようになって実はほとんど私家事してないんですよね」

 

そう言ってゆんゆんは苦笑する

            ・・・・・

カズマ「……まあそりゃあ腹に赤ん坊がいるカミさんを働かせたくないんだろうな」

 

アクア「ええ!?」

 

ゆんゆん「え?」

 

俺の発言にアクアとゆんゆんが驚く

 

ゆんゆん 「……やっぱり、カズマさんには分かっちゃいましたか」

 

アクア「ええ!?い、今の本当なのゆんゆん!?」

 

ゆんゆん「……はい。もう三ヶ月半に入ります」

 

魔力読みでゆんゆんの身体の中……主にお腹に流れている魔力を読んだ

ゆんゆんの腹からゆんゆんのとは違う別の魔力があった

具体的にはダストとゆんゆんの魔力が合わさったような

後ゆんゆんの腹が少し膨らんでいる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「お前子供出来るならさっさと言えよな」

 

ダスト「本当はもう少ししてから知らせるつもりだったがバレちまったか」

 

アクア「……それにしてもダスト……アンタって意外と家庭的ね」

 

アクアはさっきの事をダストに言った

 

ダスト「ああ、俺は自分の両親には恵まれなかったからな……その俺がもうすぐ親になるんだ。生まれてくるガキの為にもちゃんと父親でいる様にしたいと思ってな」

 

ゆんゆん「ダストさん///」

 

カズマ「フッ…なら、しっかりやれよ……兄弟」

 

ダスト「ああ……お前達も速くガキ作れよ…兄弟」

 

アクア「なッ!!」

 

カズマ「それはアクア次第だな」

 

アクア「ちょ!私次第ってどう言うことよ!」

 

カズマ「アクア……子供を産むのは俺ではなくお前だ。だから子供が欲しいか欲しくないかはお前が決めろ」

 

アクア「……カ…カズマは……どうなのよ…」

 

カズマ「……俺は欲しいな……お前との子………アクアはどうだ?……欲しくないのか?」

 

アクア「やっ………欲しいに決まってるじゃないの!」

 

よし言質はとったな

 

カズマ「よし、帰ったらお前覚悟しておけよ!お前がやめたいと言ってもやめねえからな!」

 

ダスト「おい…」

 

そこで俺達は気がついた

 

ダスト「その……ガキを作るかどうかは勝手だが……ここでその話するか?普通…」

 

ゆんゆん「………」プルプル←顔を赤らめて両手で顔を隠している

 

ここ、人ん家だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイリス「お兄様!それにお義姉様!!お久しぶりです!」

 

カズマ「久しぶりアイリス」

 

アクア「久しぶりねアイリス」

 

ダスゆんの家を後にした俺達は今度は王都にある城の一室に来ている  

 

いま話しているこの少女は元ベルセルクの王女で現女王になったアイリスだ

 

俺の事を実の兄の様に慕ってくれる子だ

 

カズマ「どうだ?国のトップに立って政治活動をした感想は」

 

アイリス「はい。とても大変です……ですがやりがいがありますし、私の事を支えてくれる人達が居ますので、やっていけそうです」

 

カズマ「そうか…偉いな、アイリスは」

 

俺はそう言って、アイリスの頭を撫でる

 

アイリス「えへへ」

 

アイリスは嬉しそうに笑う

 

アクア「……国のトップといえど…この娘はまだまだ子供ね…」

 

と、アクアもアイリスの頭をくすぐるように撫でる

 

アイリス「えへへ、くすぐったいですよお義姉様」

 

アクア「ねえアイリス、なんで私の事をお義姉様って呼ぶの?」

 

アイリス「え?だってお兄様の恋人で将来結婚するって事は、私のお義姉様になるって事ですよね……あの、駄目ですか?」 

 

アクア「ううん、そうじゃなくてね、呼ばれた事なかったから少し違和感感じただけよ。アイリスの好きな様に呼んでね」

 

アイリス「はい!お義姉様!!」

 

アクア「……ねえカズマ…お兄様って呼ばれる事が嬉しいって言うアンタの気持ち……今分かったわ」

 

カズマ「……ようやく分かったか」

 

アイリス「それにしても…女神様と恋人になるなんて……流石はお兄様ですね!」

 

カズマ「俺はこいつの事を女神とは余り思ってねえけどな」

 

アクア「なんですって!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「さて、これで夕食は出来たな」

 

アクア「カズマ、食器は並べたわよ。夕食持ってきて」

 

カズマ「おう」

 

俺はそう言って、夕食を居間に運んだ

 

居間のテーブルには

俺とアクア以外に

・・・

ふたり分の食器も並べていた

 

ダスゆんの家を出るとき

ゆんゆんから数日前にめぐみんが里に来て、アクセルに帰ったと報告を受けた、そして今日頃にはつく筈だとも言っていた

 

家に帰るため城から出て行くときアイリスが

書類の仕事を片付けたダクネスにしばらく休暇を与えたから多分アクセルに帰ってくるとも言っていた

 

だから俺達は帰ってくるふたりの為にいつもより多めの夕食と食器を用意した

 

 

 

 

 

 

 

ふたりが屋敷を出て行く時、俺はふたりに言った

 

カズマ『例えお前達が離れても……俺とアクアはこの屋敷にいるぞ。何時でも帰って来い!ここはお前達の第二の家でもあるんだ!そして、何か困ったら事があったらいつでも俺達に頼れ!飛んで駆けつけるぞ!……だって俺達は仲間であると同時に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家族でもあるんだからな!!』

 

俺の言葉を聞いてふたりが泣いていたのが印象深かったな

 

……俺はふたりの俺への気持ちには気づいていた

だが俺はアクアを選んだ

アイツらには悪いとは思うが、俺は自分の選択が間違っていたとは決して思わない

だが、あいつらとの関係はこの先ずっと変わらないままでいたい

 

……俺達はずっと家族だ

 

カズマ「もうそろそろ来る頃だな」

 

アクア「ええ、久しぶりに会えると思うと私も嬉しいわ」

 

本当にそうだな

 

アクア「……ねえ、カズマ」

 

カズマ「なんだ?」

 

アクア「あのね……私、まだ恋人らしい事したいわ」

 

カズマ「だから?」

 

アクア「………キス……しよう?」

 

カズマ「……分かった…こっち向けよ」

 

俺はアクアの方に顔を向ける

 

至近距離の正面から見るアクアの顔はとても美しく奇麗だ

 

アクア「…ん」

 

もう少しでアクアの唇に届きそうになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコンコン

 

が、邪魔が入った

 

カズマ「……うん…分かっていた」

 

アクア「なんでよ!!なんでこんな時に邪魔が入る訳!!」

 

カズマ「諦めろ、そういう運命なんだろ」

 

俺とアクアは玄関に向かった

 

そこで俺とアクアは互いの顔を見合わせた

 

互いに笑みを浮かべていた

 

そしてふたりで玄関の扉を開いた

 

玄関に居たのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めぐみん・ダクネス「「カズマ!アクア!ただいま!!」」

 

俺達の大事で愛すべき仲間、いや家族の姿があった

 

それを見た俺達は満面の笑みを浮かべて

 

カズマ・アクア「「おかえり!!めぐみん!ダクネス!」」

 

ふたりを迎えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリス「フフッ、やっと揃いましたね」

 

私は天界から地上の…あの人達を見ていた

 

皆バラバラになっても結局戻ってくる

 

あの人達は皆、生まれや育ちや血が違えど、紛れもなく家族ですよ

 

 

 

どうか

 

 

 

エリス「あの人達がこれからもずっと……」

 

 

 

あなた達が守ったこの世界を自由に、好きに、楽しく過ごせる様に 

 

 

私は心の底から彼らに祈りを捧げた

 

 

 

エリス「『祝福を』!」

 

 

 




はい。これで『このふたりの男女に祝福を!』は終わりました。

まあ嘘ですけど。このすばが完結することに便乗してついやっちゃったんですよ。

所で皆さんはこのすばで好きなカップリングって何ですか?

私は断然カズアクです。

元々二次小説投稿を始めたのもカズアクが原因です。

もう本当にこのふたりの関係や距離感につい興奮してしまうんですよもう。

だからカズアク信者が増える事は私にとっても喜びですよほんとに。

もう原作が完結しましたがこれからも投稿を続けていきます。

そしてこれからもどうか、本編『このふたりの男女に祝福を!』をよろしくお願いします。

そして最後に







このすば ありがとう

私がラノベを好きになるきっかけを与えてくれて。
そしてまたいつか必ず会おう。

この素晴らしい世界に祝福を!

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