このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
カズマ「まずいな。あいつらこのままだと殺されるな」
ここからじゃ戦ってる冒険者の正確の数は分からないが
ひとりの冒険者から炎やら稲妻が出てるところを見るとさっきの稲妻はあの冒険者が打ったのは分かった
魔法を打ち続け優勢に見えるが決定打が欠けている
このままだと先に魔力切れになって負けてしまう
カズマ「これはギルドに救援要請しに行った方がいいか」
そう言って俺はギルドに走ろうとしたが
カズマ「……最後の矢…」
俺は持ってた最後の矢を持って弓に収めた
何考えてんだ俺
当てられるか分からない事をするくらいならさっさとギルドに行くべきだろ
弱職の俺に出来ることなんて限られてるだろ
カズマ「当たれよ」
俺は最後の矢を悪魔のいる方に放った
カズマ「さて、急いでギルドに戻ろう」
俺は最後の矢を放った方を一瞥し、ギルドに戻った
カズマ「はあ、はあ、はあ、ギルドはまだか」
俺は街の中を急いで走った
カズマ「はあ、はあ、あそこにいるのは」
俺が走ってる方角に見覚えのある青髪がいた
カズマ「アクア!」
俺の呼び声にアクア振り向く
アクア「カズマ!?何かあったの!?」
慌ててる俺を見て何かあったと察してたアクアが聞いてきた
カズマ「はあ、はあ、はあ、今、草原に!?」
俺が続けて言おうとした言葉は大きな震動と衝撃音にかき消された
カズマ「この震動と衝撃音、またか」
俺達がアクセルに来た日からたびたび今のような震動が鳴り響いく
いい加減慣れてはきたもののアレの正体が分からない
カズマ「そうだ、今はアレを気にしてる場合じゃない、今草原に、……アクア?」
俺はさっき伝えようとした事を言おうとしたが、アクアが草原のある方角を見ていた
カズマ「どうしたアクア」
アクア「……消えた…」
カズマ「え?」
アクア「あっちの方角に感じた強い力が消えた」
カズマ「消えたって、そんな事わかるのか」
アクア「私を誰だと思ってるの?私は女神よ。地上に降りて本来の力の何割かなくなったとはいえ、これくらいのことはわかるわ」
カズマ「じゃあ、あの悪魔は倒されたのか?」
アクア「そうなるわね」
アクアの答えを聞いて俺は足の力が抜けて地面に背を向けるように倒れた
アクア「でも私が倒したかったなあ、街の壁外に近づいた時に完全に息の根を止めればよかったわねえ」
なんか聞き捨てならない事を言ってたがあえて聞かなかったことにした
あの悪魔が倒されて2日がたった
昨日はギルドで悪魔討伐の祝いがあった
その祝いの席にアクアが覚えた宴会芸スキルで大きく盛り上がった
……宴会芸スキルって何なんだ
カズマ「さてと、これでようやくはれてクエストを請けることができるな」
アクア「最初だから簡単なのにしない?」
カズマ「賛成」
と、俺達が話を進めていると
???「今、クエストを請けると言いましたか。
私もつれていってください」
後ろから声をかけられ振り返ると、黒マントに黒のローブを着て、トンガリ帽子をかぶった赤い瞳の娘が立っていた
年齢は12〜13ってところだろう
綺麗に整った顔をしていた
カズマ「おまえは?」
俺の問いにその子は
めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、爆裂魔法を操る者」
マントを翻して答えた
カズマ「……何だ、この世界にもいるんだな。
厨二病は」