このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
めぐみん「チ、チュウニビョウって何ですか?」
カズマ「いや、なんでもねえ」
俺は目の前にいるめぐみんと名乗る少女に困っていた
本名か?って名前で言われたこともだがこの娘は
変な名前、紅い目 、………まさか
カズマ「なあ、お前って」
アクア「あなた紅魔族ね?」
俺が言おうとした事をアクアが先に言った
めぐみん「はい。私は紅魔族随一の天才にして爆裂魔法を操る者。私がいるだけでクエストの手助けになりますので私を連れて行ってください」
めぐみんが顔をコチラに近づけて言いよってきて少しびっくりした
アクア「爆裂魔法が使えるならすごいわよ。爆発系の魔法の中で最強の魔法だもの。何より、あなたいくつ?」
めぐみん「えっと、13歳、今年で14歳になります」
アクア「この年で爆裂魔法を使える時点で天才なのもうなずけるわよ」
アクアが自信満々で言うなら本当だろうな
カズマ「で、本音は?」
めぐみん「え?」
カズマ「そんなすごい魔法を使えるやつが付いてきて手助けするのが目的ではないと思うんだが?」
俺の言葉に少しうろたえためぐみんは
めぐみん「はい、あなたの言うとおり手助けするのが目的ではなくその…、実はまだ、どこのパーティーにも所属してないのでクエストについていって」
カズマ「役に立ってパーティーに加入しようとしたんだな?」
めぐみん「はい」
正直に答えたが最後の所を先に俺が言った
カズマ「パーティーは俺とそこのやつで2人だが、最終判断は俺がするがそれでもいいか」
めぐみん「はい!必ずご期待に答えて見せます」
こうしてめぐみんを仮加入させた俺は請ける依頼を選んできた
カズマ「さて、これが人生最初のクエストか」
アクア「ええ、必ず依頼達成させましょう」
めぐみん「お2人は初めて何ですか?私は何度かクエストを請けてます」
俺達は現在街の外にある草原地帯に来ている
クエスト内容は《ジャイアントトード》の討伐
ジャイアントトード
でかいカエル型のモンスターで、その大きさは名前にジャイアントとついてるだけあってとにかくでかい
具体的な大きさはと言うと3〜4メートルはある
駆け出し冒険者でも簡単に倒せるぐらい弱いがこいつの舌に巻き付かれたらそのまま口の中に行ってしまうので
あまり油断はできない
めぐみん「爆裂魔法は最強の魔法である代わりに放つのに時間がかかります。その間お願いします」
カズマ「ああ、任せろ」
アクア「カエル共に私のゴッドブローをおみまいしてやるわ!」
カズマ「一応聞くがゴッドブローって何だ?」
アクア「ゴッドブローは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳、相手は死ぬ」
カズマ「ならやめとけ、無意味だ」
アクア「へ?なんで」
カズマ「ジャイアントトードの皮膚は柔らかいから打撃攻撃は効かないんだよ。あとアイツ等は金属類が苦手だから鎧や胸当てでも着けとけば食われることもないって
ギルドの職員に言われたのを忘れたのか?」
アクア「あ、そうだったわ」
そういえばこいつの知力平均以下だったの忘れてたわ
カズマ「そういうわけだからアクア、これ持っとけ」
アクア「え?これは?」
カズマ「俺の剣だ。これで自分の身を守れ」
俺はアクアに持ってたショートソードを渡した
アクア「でもそれじゃあカズマが戦えなくなるんじゃ」
カズマ「俺は弓と矢があるから問題ない」
めぐみん「それじゃあ今から魔法の詠唱を始めます」
そう言ってめぐみんが詠唱を言い始めた
カズマ「それじゃあ行くかアクア」
アクア「ええ」
俺とアクアが草原地帯を走り始めると
カズマ「出やがったなジャイアントトード」
地面から巨大なカエル、ジャイアントトード3匹が出てきた
カズマ「それじゃあファーストアタックは俺がもらうな」
俺は出てきたジャイアントトードの1匹に近づくと舌を伸ばして攻撃してきた
カズマ「おっと、そう簡単に当たるかよ!」
俺は真っ直ぐ向かってきた舌を右に避けてスキができたジャイアントトードの顔に向かって
カズマ「くらいな」
持ってた矢を放った
まずは1匹
後残りは4匹か
カズマ「アクア、そっちはどう…か…」
俺がアクアのいる方を見ると1匹のジャイアントトードが何かをくわえてる
何か見たことあるブーツとスカートが口からはみ出てる
カズマ「てめえ食われてんじゃねえよ!」
俺は持ってた矢を全部アクアを食ってるジャイアントトードに放った
カズマ「お前なんで食われてんだ。これじゃ剣渡した意味ねえじゃん!」
俺はジャイアントトードに食われたアクアを引っ張り出した
アクア「で、でもちゃんと1匹は倒したわよ、ほら」
そう言ってアクアは自分の後ろの方に指を指した
そこには確かに頭の一部を切られたジャイアントトードが倒れていた
カズマ「まあいいか一応働いてたみたいだしな」
依頼ではジャイアントトードを5匹ほど討伐すれば依頼達成する
まだ地中にジャイアントトードが潜っているがどうしようか
カズマ「どうやって残りを誘き出そうか」
俺がそんな事を言うと
アクア「それなら私に任せて『フォルスファイア』!」
アクアが何か魔法を使った
アクアの右手に青白い炎が灯つと
地面からジャイアントトードが出てきた
……何か10匹以上出てきてるが
カズマ「おい!後2匹だけなのになんで余計な数増やしているんだお前は」
アクア「だ、だってカズマがどう誘き出そうかって言ってたから」
カズマ「言ったがここまでなんて言ってねえよ」
まずいな、こいつらの強さ自体は大したことないがこのまま戦うとなるとこっちが負けるな
カズマ「くそ、逃げるぞアク!?」
俺はアクアに呼びかけて逃げようとしたが
急に周囲の空気が変わったように感じた
俺が周りを見るとめぐみんの持つ杖の先に光が灯ったのが見えた
めぐみん「これが、我の最強にして最高の究極魔法」
めぐみんが何かを言ってるが距離があるためここからじゃ聞こえない
だが、なぜか俺の本能がここにいるのはまずいと言っているのを感じる
カズマ「走るぞアクア、なるべく遠くへ」
アクア「ええ!?」
俺はアクアの右手を握って急いで走った、なるべく遠くへ
俺達が走って8秒ほどした時
めぐみん「『エクスプロージョン』ッ!」
めぐみんの杖から大きな光が放たれ俺達を追いかけてたジャイアントトードの群れに当たると、その瞬間直射できないほど強い光と大きな爆発音がかかった
爆発の衝撃で俺達が立ってる場所が大きく揺れるほどの強い衝撃だった
アクア「す、すごい威力だったわねカズマ、……カズマ?」
アクアが魔法の威力に驚いてるが俺は違うことに驚いてた
この衝撃音と震動には身に覚えがあった
俺達がこの街に来た頃から毎日のように聞いて感じたやつだった
カズマ「めぐみん。お前だったのか」
投稿ペース激遅状態が続いて本当に申し訳ないです