このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
さて今回初投稿するのは私が一番好きな小説の
[この素晴らしい世界に祝福を]です。
ずっと小説の投稿したくてこの時を待っていました。
原作寄りですがオリジナルの展開や話しをはさみながら
やっていきます。
プロローグ 終わりと出会い
「お母さん私暇〜」
「俺も暇〜」
外は雨
外に遊びに行けない二人の男女がソファーに座りながら言っていた
「我慢して、暇なら本でも読んでて」
そんな二人に洗濯物をたたんでいた私は言った
「もうみんな読んで飽きたんだよ〜」
「わたしも〜」
二人はそう言い返した
「お父さんいつ帰ってくるの?」
「王都まで仕事に行ってるから1週間は帰って来ないわ」
二人はそれを聞いてがっかりとした表情になった
「お父さんがいればいつも楽しい事をしてくれるのに」
「今日王都に行ったから後1週間は帰って来ないんだ」
二人ともお父さんが好きねえと内心思った私は
「そうだ、じゃあお父さんが帰ってくるまでお母さんがお話を聞かせてあげるわ」
二人はそれを聞いて
「どんなお話?」
「面白い話?」
くいついてきた
「そうね、面白いお話でもあって、長いお話でもあるわ。今から話しても今日明日で終われないくらい長い話よ。それでも聞きたい?」
私は二人に問いかけてみた
「「聞きたい聞きたい!」」
と即答してきた
そんな二人を見て
「そうね、これはある一人の冒険者の話」
私は話始めた
△△△△
あ〜あ
俺、死んだんだなあ〜
まさか俺も交通事故で死ぬなんてなあ
何か縁があるのかなあ〜
俺は床は白、周りは黒の部屋にいた
いや、部屋というより空間っていうべきなのだろうか
多分ここが死後の世界ってところなんだろうな
俺の人生何だったんだろうなあ
孤独だけの人生だった
みんな俺の前からいなくなる
もう疲れた
このまま永遠の眠りにつくのもいいのかもな
……なさい
このまま眠り続ければいつか家族が起こしに来るのだろうか
…きなさい
出来れば来世は楽しい人生を送りたいなあ
「起きなさいよ!」
何だよこれからの事を考えてるのに邪魔しやがって
「何なんだよ、俺に何かよう…か…!」
俺はそこで言葉が詰まった
もしも女神というものが本当に存在するなら、目の前の相手の事を言うのだろう
人間離れした美貌
透き通った水色の長い髪
見た目からして年は俺と同じ
抜群なプロポーション
羽衣のようなものを身にまとっている
俺の事を呼んだその娘はすこし怒ったような顔をして俺を見て
「私はアクア。日本において、若くして死んだ人間を導く女神よ。そして佐藤和真さん、あなたは不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなたの生は終わってしまったのです。あなたは歩道に向かって来たトラックにひかれてなくなったのです」
俺にそう告げたアクアと名乗る少女を見て、俺佐藤和真は改めて自分の死を実感した